記事一覧:特集 Part22827件
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特集 Part2
【Column】 高コストからの脱却なるか 新創設「防衛装備庁」の中身
2014年06月21日号日本の防衛産業に非効率性と高コスト体質をもたらしている大きな要因として、調達制度の問題がある。第一に、年度ごとに予算を立てて装備を買う「単年度会計主義」のため、“まとめ買い”で安くすることができない。企業側も長期的な見通しを立てづらい。
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特集 Part2
日本の軍需企業ビッグ10を 徹底解明せよ
2014年06月21日号三菱重工業1884年創業、川崎重工業1878年創業、IHI1853年創業──。日本の防衛産業で中核を成す重工系の企業は、老舗中の老舗ばかりだ。またトップ10の重工系3社では、軍艦の建造が祖業という共通項がある。
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特集 Part2
“武器輸出で大躍進”の幻想 防衛産業が抱える深い病巣
2014年06月21日号これからは、日本製の優秀な兵器が世界の市場を席巻する──。武器輸出への期待が高まっているが、現実は厳しい。自らが抱える問題で、防衛産業はむしろ存亡の瀬戸際にある。
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特集 Part2
【Column】 最新鋭「10式戦車」を解体して判明 兵器生産に関わる意外な大手企業の名前
2014年06月21日号スラローム走行しながら正確無比な射撃を行う、従来の戦車ではあり得ない動きは、各国の国防関係者の度肝を抜いた。10式戦車(ヒトマル式戦車)は2009年から配備が始まった陸上自衛隊の最新鋭装備。日本のハイテクの結晶である。
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特集 Part2
【入門大図解】 知られざるニッポンの軍事産業
2014年06月21日号防衛費でもG7入り──。こう聞くと、日本の軍需産業はさぞ潤っているかと思いきや、そうでもないらしい。なぜか。実は「みんなが思い描く防衛費の使い道は、ごく一部なんです」。そう指摘するのは帝国データバンクの箕輪陽介氏だ。
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特集 Part2
米国に全ての技術が奪われる! 戦闘機開発に残る“不平等条約”
2014年06月21日号緻密かつ高い技術力で、世界の国防関係者から評価されてきた日本の防衛産業。だが、例外がある。“戦闘機”の開発だけは、米国に技術の根幹を握られているのだ。この構造問題を探った。
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特集 Part2
海外の国防関係者が熱視線 輸出兵器の最右翼はこれだ!
2014年06月21日号武器輸出三原則が見直され、にわかに兵器輸出への期待が高まるが、実はすでに海外の国防関係者から熱視線を浴びている国産兵器も少なくない。“有力商品”を徹底予想する。
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特集 Part2
【Column】 1兆個のセンサーをばらまく 地球規模プロジェクトの狙い
2014年06月14日号2023年までに、年間1兆個という大量のセンサーを使う社会をつくる──。米国発で、「トリリオン・センサー」と呼ばれるプロジェクトが進んでいる。提唱者は米国の半導体会社フェアチャイルドセミコンダクター社の副社長であるヤヌス・ブリゼック氏。MEMS(微小電気機械素子)分野の第一人者だ。
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特集 Part2
【シリコンバレー発】 “インターネットの聖地”は今 ハードウェアにシフト中
2014年06月14日号去る5月末、サンフランシスコで風変わりなイベントが開かれた。その名も「SolidCon(ソリッドコン)」。ソリッドとは硬いもの、つまりハードウェアの意味だ。インターネットのサービス会社の起業が続いてきたシリコンバレーでは、これまでスクリーンの中で起こることばかりが取り沙汰されてきた。スクリーンの中で動くソフトウェアの開発にはそれほど創業資金も掛からないので、大学を卒業するかしないかの若者まで皆、2、3人でチームをつくって簡単に起業しようとする。まるでスポーツでもやろうかといった気軽さである。
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特集 Part2
新たな産業革命に 世界中が動き出した
2014年06月14日号グーグルに買われるとは、こういうことか──。ある日本のロボット開発関係者は、「SCHAFT(シャフト)」のウェブサイトで“空クリック”を繰り返しながら実感した。シャフトとは、東京大学の助教だった中西雄飛氏と浦田順一氏による二足歩行のヒト型ロボットの開発企業。2012年5月に2人で大学の研究室を辞め、設立した。起業当初、日本のベンチャーキャピタルからは決して十分な資金は集まらなかったが、意外なところが開発資金を出してくれた。米国防総省である。
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特集 Part2
アトムへの憧れの光と影 日米ロボット・AI開発史
2014年06月14日号ロボットという言葉は1920年、チェコの戯曲家カレル・チャペックが、「R.U.R.(ロッサム万能ロボット会社)」という作品で使用したのが最初といわれる。それ以降、SF作品ではロボットは定番のテーマとなる。日本での代表例は「鉄腕アトム」だ。わが国のロボット研究は、幼いころ「鉄腕アトム」に触れた世代が先導した。人間の心を持った二足歩行ロボット。
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特集 Part2
山本良一(J.フロント リテイリング社長)インタビュー
2014年06月07日号大丸松坂屋百貨店の売上高を見ると、消費増税前の3月は前年同月比36.2%増で、増税後の4月は15.3%減だった。一方、1997年に行われた増税時は3月が26.2%増、4月が17.5%減である。
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特集 Part2
【業態拡大】 スーパーを統合して歩みだす コングロマリット化の道
2014年06月07日号イズミヤの経営統合に阪神梅田本店の建て替え、中国への出店表明と、今年に入って慌ただしい動きを見せるエイチ・ツー・オー リテイリング。その裏に隠された狙いを検証する。
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特集 Part2
椙岡俊一(エイチ・ツー・オー リテイリング会長兼CEO(最高経営責任者))インタビュー
2014年06月07日号われわれは関西ドミナント戦略を掲げて、まずは百貨店として関西で圧倒的な存在になる目標を立てた。阪急うめだ本店の建て替えが終わり、阪神梅田本店の建て替えも決まってその目標にはめどが付いたので、次は関西マーケットを深掘りするために他の業態が必要だった。
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特集 Part2
【脱百貨店】 テナント導入とコスト削減で 進める“不動産業”シフト
2014年06月07日号市場の縮小に合わせ、従来のビジネスモデルから脱却を図る百貨店も出始めた。コスト構造にメスを入れるとともに、若者向けのテナントを誘致し、不動産収入の拡大を図る戦略だ。
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【Column】 外国人に乗っ取られる銀座 売り場改装で争奪戦勃発
2014年06月07日号今年4月、松屋銀座が24年ぶりに実施した食品売り場のリニューアルが、百貨店業界で話題になっている。
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特集 Part2
【Column 出店】 小型店の出店を加速する 三越伊勢丹の深謀遠慮
2014年06月07日号透明感漂う売り場に、高級化粧品や他では手に入らないコスメティック商品がずらりと並ぶ「イセタンミラー」。駅ビルやショッピングセンターで最近、よく目にする店舗だ。
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特集 Part2
【Column】 バーバリーの撤退で深まる 地方百貨店の苦悩
2014年06月07日号今春、あるうわさが百貨店業界を駆け巡った。「三陽商会がバーバリーから契約を打ち切られ、撤退するらしい」。衝撃を受けた地方百貨店の担当者は、すぐさま確認に走った。
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大西 洋(三越伊勢丹ホールディングス社長)インタビュー
2014年06月07日号3月後半に駆け込み需要が急激に増えたが、4月は前年比で10%減、5月は6~7%減で落ち着きそうだ。首都圏の店舗はおそらく7月ごろには前年並みに戻るだろう。アベノミクス効果が少ない地方店の回復は、下期以降となりそうだ。
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特集 Part2
【原点回帰】 接客力と商品力の向上で 百貨店の“王道”を追求
2014年06月07日号違う業態を取り入れたり、自らの事業を変化させたりする百貨店が多い中、三越伊勢丹ホールディングスはあえて原点回帰し、百貨店の“王道”を進む道を選択する。