記事一覧:連載4635件
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
JR東海の情報提供は 技術より態度が問題
2018年7月28日号悪天候で新幹線が大幅に遅れるのは、時々あることだ。幸いなことに、私はこれまで、そうした事態に出合うことはなかった。ところが、先日、巻き込まれた。その経験を通じて、東海旅客鉄道(JR東海)の情報提供に疑問を抱いた。それについて以下に述べたい。
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ものつくるひと
「ランドスケープアート」 石原和幸(石原和幸デザイン研究所代表取締役)
2018年7月28日号今年5月、英国ウィンザーは、ヘンリー王子とメーガン妃のロイヤルウエディングで沸き立った。同じころ、「チェルシー・フラワー・ショー」(CFS)が開催される、ロンドンに隣接する都市チェルシーの地に、ランドスケープアーティストの石原和幸は降り立った。
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夢の狭間で
幾多の危機を脱した“野球団” 「SUMIKIN」最後の夏
2018年7月28日号第89回都市対抗野球大会は、7月24日に決勝を行う。グラウンドとスタンドが一体となった12日間はいよいよフィナーレを迎えるわけだが、この大会に特別な思いで臨んだチームがある。茨城県鹿嶋市代表の新日鐵住金鹿島だ。
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ダイヤモンド・オンライン発
スタバとマックの「プラ製ストロー全廃」は本当に環境に優しいか
2018年7月28日号スターバックスコーヒーとマクドナルドが相次いで、プラスチック製のストローを廃止する計画を発表した。段階的に取り組みを進め、近い将来、世界中の店舗で全廃を目指すという。一瞬「なぜ?」と思うニュースだったが、両社が廃止に踏み切った背景と、そのことが環境にどのような効果をもたらすかを、まとめてみたいと思う。
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新日本酒紀行
風の森(KAZENOMORI)/奈良県御所市
2018年7月28日号魏志倭人伝に「日本人は酒を好む」と記されるほど卑弥呼の時代から続く酒の歴史。酒は各地で自然発祥したとされるが、島根と奈良、兵庫がそれぞれの理由で発祥の地を名乗る。「生産量を増やし、遠地への流通を可能にしたのが奈良の菩提山正暦寺(ぼだいせんしょうりゃくじ)」と、油長酒造13代目蔵元の山本嘉彦さん。
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連載小説 『シャッターがなくなる日』
第八章 思惑を超えて [第22回]
2018年7月28日号元同級生の佐田に誘われ、地元で事業を始めることになった瀬戸。事業は順調に成長し、次なる一歩としてスクール形式で他の地域のメンバーに地方再生のノウハウを提供することに。しかし、その取り組みをよく思わない役人の鹿内が、瀬戸たちに露骨な妨害工作を仕掛けてきた。
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シリコンバレーの流儀
学校“起業”がもたらしたもの
2018年7月28日号近年、シリコンバレーでは、中国やインド企業の社員が目覚ましい活躍をしている。一方、日本企業から派遣される社員の多くは、真面目に取り組むが、困難を突破してイノベーションを起こそうという熱量があまり見られない。それはなぜなのだろうか──。
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大人のための最先端理科
【数学】 驚くべき方程式が生み出す 生き物の世界の多様と複雑
2018年7月28日号部屋の中にストーブを置くと、熱が部屋の中に広がり、やがて室内が一定の温度で安定する。このように広がっていく現象を「拡散」という。拡散には水中に垂らしたインクが広がる、空気中に匂いが広がる、などさまざまな現象がある。感染症の拡散などもそうだ。こうした拡散現象は、やがて一様な状態に落ち着くというのが常識だった。
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Key Wordで世界を読む
free trade champion(自由貿易の王者)
2018年7月28日号戦後長らく「自由貿易の王者(free trade champion)」は米国だった。だが、「反グローバル化」を唱えるドナルド・トランプ米大統領誕生によって一気に保護主義(protectionism)へ傾斜し、ここにきて完全に王者の座を降りた格好だ。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
ヒトの知能は低下しつつある? 遺伝要素より環境要因が関係
2018年7月28日号巨大脳を獲得することで独自の進化を遂げてきた人類。従来の仮説では、進化の歩みはとどまらず、人類の知能指数(IQ)は20世紀の間も着実に上昇したといわれている。この現象は世界35カ国の知能検査データを解析し、「人類の知能指数は、上昇し続ける」と結論したニュージーランド・オタゴ大学のJ.フリン教授にちなみ、「フリン効果」と呼ばれている。
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深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
8番アイアンの ハーフスウィングから始めよう
2018年7月28日号ラウンドに向けた練習ではなく、スウィングづくりというテーマの場合は、どのクラブを使うかが重要なポイントです。使用するクラブによって、スウィングの大きさやタイミング、ボールの捉え方が異なるので注意しましょう。
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世界遺産を撮る
フエの建造物群(COMPLEX OF HUE MONUMENTS)
2018年7月28日号フエへはベトナム第二の都市ハノイから夜行バスで向かった。目が覚めるとフエに到着。香江の岸辺は朝日に照らされ、人々は道端のテーブルを囲んで朝食を取っている。私もまねしてビーフンを注文した。見渡すと生き生きとした現地の生活が伝わってくる。
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世界遺産を撮る
古代都市ポロンナルワ(ANCIENT CITY OF POLONNARUWA)
2018年7月21日号国民の幸福度が高い国としてブータン、ラオス、ジョージアなどが知られている。スリランカもその一つ。26年続いた内戦は2009年に終結。1人当たりGDPは日本の10分の1しかないが、日本人の余裕のない表情と違い、町で行き交う人々は皆、ほほ笑みが絶えず心豊かな感じを受けた。
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
AIスコアリングには ビッグデータが不可欠
2018年7月21日号人工知能(AI)の金融業務への応用の一つとして、融資審査に用いる「信用度スコア(クレジットスコア)」が注目されている。この導入によって、さまざまなメリットが期待される。まず、信用度を正確に評価できるようになれば、貸し手の貸し倒れ損失が少なくなる。
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ものつくるひと
「ミラトコット」 中島雅之(ダイハツ工業製品企画部チーフエンジニア)
2018年7月21日号ダイハツ工業のチーフエンジニア(開発責任者)として、主に派生車の開発に数多く携わってきたその経歴から「何でも屋」を自任する。「タント」から派生した「タントエグゼ」(2009年発売)、衝突回避支援システム「スマートアシスト」を搭載した新型「ムーヴ」(12年発売)。ダイハツが誇るヒット車に新たな価値を加え、次々と市場に送り出してきた。
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櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
敵味方の区別つかないトランプ外交で 欧州情勢が激変する可能性に現実味
2018年7月21日号六月上旬、カナダでの先進七カ国首脳会議(G7)に出席したトランプ米大統領は孤立した。「六対一」のサミットと表現されたG7の二日目午後の会合を欠席して、トランプ氏は北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長に会うためにシンガポールに向かった。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
豪雨のさなかに飲み会出席 首相の再優先事項は総裁選対策
2018年7月21日号「東日本大震災、阪神淡路大震災、それに次ぐ平成の時代に入っての大災害という認識が必要だ」公明党の前代表、太田昭宏は西日本豪雨についてこう語る。太田は京都大学工学部土木工学科を卒業した防災の専門家でもある。今回の豪雨で頻繁に登場した「特別警報」も太田が国土交通相時代に法制化、2013年から運用が開始された。
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孫家の教え
【特別対談】 未来の教師の役割とは何か
2018年7月21日号今年5月下旬、エストニアで起業家のカンファレンス「Latitude59(ラティチュード59)」が開かれ、孫泰蔵氏と、現地で教育分野の変革を促す団体Eesti2.0のCEO、Ede Schank Tamkivi(エデ・シャンク・タムキヴィ)氏との対談が行われた。前回に続き、話題は「VIVITA(ヴィヴィータ)」のエストニア進出から未来の教師の役割へと及んだ。
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夢の狭間で
プロ中心の韓国、台湾相手に チームワークを武器に戦う
2018年7月21日号7月13日に第89回都市対抗野球大会が開幕した。出場32チームが日本一を目指して熱戦を繰り広げる舞台裏で、第18回アジア競技大会に出場する日本代表監督の石井章夫をはじめとするコーチ陣は、代表に選出した24人の選手たちのプレーをくまなくチェックしている。
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深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
クラブを2本置いて スクエアな構えを体感しよう
2018年7月21日号ターゲットに対して、いかに「真っすぐ立つ」ことができるか。これがゴルフ上達のキーポイントであり、最重要課題といえるでしょう。それにはターゲットラインに対して、肩、腰、脚のそれぞれのラインを平行にセットする、ゴルフ特有の「スクエアなアドレス」を体で覚えるしかありません。