記事一覧:NEWS2438

  • コンビニ参戦、新ブランド投入ますます熱いコーヒー夏の陣

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    コンビニ参戦、新ブランド投入 ますます熱いコーヒー夏の陣

    2013年6月22日号  

    清涼飲料市場で最大のカテゴリーでもある缶コーヒー。成熟市場での激しいつばぜり合いに、コンビニのカウンターコーヒーという新たなライバルが加わった。“夏のコーヒー戦争”が幕を開ける。

  • 三菱重工との事業統合に水を差す日立の火力部隊が掲げた“白旗”

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    三菱重工との事業統合に水を差す日立の火力部隊が掲げた“白旗”

    2013年6月15日号  

    半年前、火力発電システム事業の統合を発表した三菱重工業と日立製作所。だが、4月26日に最終契約締結の延期を表明、次のめどと目された5月末も過ぎた。その裏では驚愕の事態が進行していた。

  • 【戸田建設】脱創業家は実現するか業績不振が改革促す可能性も

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    【戸田建設】 脱創業家は実現するか 業績不振が改革促す可能性も

    2013年6月15日号  

    2期連続赤字の責任を取り、戸田建設の加藤久郎会長と井上舜三社長が6月で退任、今井雅則副社長(60歳)がトップに昇格する。同社は10年前に加藤氏が創業家以外で初めて社長に就任した、典型的な同族経営。加藤氏以降、創業家以外の社長が3人続くが、脱創業家の流れなのかというと、まったくそうではない。

  • 【放送】ライブドアアレルギーを払拭ITに踏み出すフジの狙い

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    【放送】 ライブドアアレルギーを払拭 ITに踏み出すフジの狙い

    2013年6月15日号  

    映画事業に続く収益の柱を立てるべく、フジテレビジョンがIT領域に本格的に足を踏み出した。今年1月にフジ・スタートアップ・ベンチャーズを設立し、15億円規模のファンドを組成した。ファンドとはいえ、短期的な利ざやが目的ではない。ITサービスと番組との連動など、現在の事業との相乗効果を出す狙いがある。

  • 【市場】株価下落で円高の“特異現象”投機勢も恐れなす相場乱高下

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    【市場】 株価下落で円高の“特異現象” 投機勢も恐れなす相場乱高下

    2013年6月15日号  

    株式相場の乱高下に伴い、円高圧力が高まっている。対ドルの為替レートは、5月22日に1ドル103円まで円安が進んだが、23日の日経平均株価の暴落とともに反転した。足元の為替相場で特徴的なのは、株価との相関が高まっていることだ。株価が下落すると、円高が進む。6月3日には、日経平均の513円の下落を受け、ニューヨーク市場で1ドル98円台にまで入った。その後いったん円安方向に戻したものの、5日にはまたもや日経平均が519円下落。ドル円レートも一時98円台となった。

  • 【電力】スマートメーター導入で反発経産が狙う東電仕様“標準化”

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    【電力】 スマートメーター導入で反発 経産が狙う東電仕様“標準化”

    2013年6月15日号  

    5月28日。都内の某電力会社の支社に集められた約10人の間に深い沈黙が漂っていた。東京電力が5月1日に決めた次世代電力計「スマートメーター」の通信システムについての説明会。海外メーカーなどからの提案を受け、新たな仕様を採用した東電が、他の電力会社にレクチャーしたのだ。

  • 【銀行】国債から抜け出しブタ積みへリスクを嫌う大手行運用の性

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    【銀行】 国債から抜け出しブタ積みへ リスクを嫌う大手行運用の性

    2013年6月15日号  

    グレートローテーション──。景気回復期待の高まりを背景に、安全性の高い債券からリスクの大きい株へ、投資マネーが大移動を始めるという意味で、昨年末から頻繁に使われるようになった言葉だ。5月の大型連休後、日経平均株価が軽々と1万5000円を突破し、日本の長期金利がじりじりと上昇(国債の価格が低下)し始めたときにも、「グレートローテーションの一環だ」というもっともらしい解説が、新聞紙面などをにぎわせた。

  • 【鉄道】個人株主は西武HDに軍配サーベラスTOBの“不発”

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    【鉄道】 個人株主は西武HDに軍配 サーベラスTOBの“不発”

    2013年6月15日号  

    ふたを開けてみれば、追加取得したのはたったの3%、目標に掲げた上限の12%はおろか、当初の4%にも満たなかった。米投資ファンドのサーベラスが仕掛けていた西武ホールディングス(HD)の株式公開買い付け(TOB)。サーベラスは、追加取得の上限を引き上げただけでなく、TOB期間を5月31日まで延長するなど、西武HDと泥仕合を演じた。仮にサーベラスがさらに12%の株式を握れば保有比率は32.44%から44.67%になっただけに、西武HDは絶体絶命のピンチに追い込まれるところだった。

  • 横浜や湾岸も追い越した武蔵小杉マンションバブル

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    横浜や湾岸も追い越した 武蔵小杉マンションバブル

    2013年6月8日号  

    神奈川県川崎市に位置しながら、公示地価で横浜を抜き、マンション価格で東京の湾岸エリアを抜いた武蔵小杉。今後もマンションの供給ラッシュは続き、過熱感を指摘する声も上がる。

  • 石炭入札で独占体制にメスも険しい東電火力“解体”への道

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    石炭入札で独占体制にメスも 険しい東電火力“解体”への道

    2013年6月8日号  

    電力会社の地域独占体制に風穴が開き始めた。東京電力管内で、ついに中部電力や新日鐵住金が火力の発電・小売りへの参入を決めたのだ。はたして、真の電力競争時代が到来するのか。

  • 【日本郵政】政府の不興を買った末のトップ交代劇視線集まる民営化委員長の後任

    人事天命
    【日本郵政】 政府の不興を買った末のトップ交代劇 視線集まる民営化委員長の後任

    2013年6月8日号  

    日本郵政の社長に、元東芝会長で政府の郵政民営化委員会の委員長を務める、西室泰三氏(77歳)が就くことが決まった。昨年12月に就任したばかりの坂篤郎社長は、わずか半年で更迭される格好だ。ただ、政権交代直前の間隙を突いたようなトップ交代を、「許し難い」(菅義偉官房長官)として、政府の不興を買うことを読み切れなかった、思慮の浅さが招いた結果ともいえる。

  • 【化学】メガヒット子供靴「瞬足」が現代っ子の「足育」に初挑戦

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    【化学】 メガヒット子供靴「瞬足」が 現代っ子の「足育」に初挑戦

    2013年6月8日号  

    アキレスの子供用スポーツシューズ「旬足」が今月、発売から10周年を迎えた。100万速売れれば大日ットという靴業界で、累計販売数4000万足を達成する快挙だ。瞬足の特徴は、独自の設計思想にある。左曲がりのトラック競技で体が傾いたときでも踏ん張りが利くよう、「左右非対称のソール」にし、グリップ力を30%アップ。

  • 【不動産】第二のフェイスブックを探せ三菱地所の外資系誘致大作戦

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    【不動産】 第二のフェイスブックを探せ 三菱地所の外資系誘致大作戦

    2013年6月8日号  

    丸の内エリアのオフィスビルのおよそ3割を所有する“大地主”三菱地所が海外企業の誘致を拡大している。昨秋には専門部署「東京ビジネス開発支援室」を設置。日本にまだ進出していない海外企業や、世界展開を目指す国内のベンチャー企業、そして彼らを支援するためのベンチャーキャピタルやコンサルティング企業などを丸の内エリアに誘致する。

  • 【製薬】ノバルティス“論文問題”が飛び火で戦々恐々の製薬業界

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    【製薬】 ノバルティス“論文問題”が 飛び火で戦々恐々の製薬業界

    2013年6月8日号  

    火の収まる気配がない──。ある大手製薬会社の幹部は嘆く。スイスの大手製薬会社、ノバルティス ファーマの降圧剤「ディオバン」の論文問題のことだ。2001~04年に行われた京都府立医科大学、東京慈恵医科大学、滋賀医科大学、千葉大学、名古屋大学の5大学でのディオバンに関わる医師主導の臨床研究について、ノバルティスの元社員が当時、同社社員の身分を開示せず、非常勤講師として勤務する大阪市立大学の肩書で論文作成に関与していたことが発覚した。

  • 【造船】15年度内にブラジルで70%超川重船舶部門が描く“青写真”

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    【造船】 15年度内にブラジルで70%超 川重船舶部門が描く“青写真”

    2013年6月8日号  

    先日、三井造船との経営統合説が浮上し、想定外の脚光を浴びた川崎重工業。この説は即座に両社から完全否定されたが、5月22日と24日に発表された川崎重工の部門別中期経営計画では、とりわけ船舶海洋カンパニーの“野心的な目標”が業界の度肝を抜いた。2015年度に海外拠点の売上高構成比は、12年春にブラジルのEEP社から請われて資本参加したばかりの「新規大型造船所」での売り上げが75%近くに達するとの見通しを明かしたからである。

  • ほけんの窓口に当局検査ソニー生命との癒着にメス

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    ほけんの窓口に当局検査 ソニー生命との癒着にメス

    2013年6月1日号  

    女子プロゴルフツアーの冠スポンサーを務めるまでになったほけんの窓口。華々しい大会開催の裏で、金融当局はソニー生命保険と同時に、ほけんの窓口にも検査の手を伸ばしている。

  • 楽天vsTポイント頂上決戦ネットとリアルで双方が激突

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    楽天vsTポイント頂上決戦 ネットとリアルで双方が激突

    2013年6月1日号  

    楽天がリアルの世界でポイントカードを展開するため、水面下で準備を進めている。これに対してライバルのTポイントは、ネットの巨人、ヤフーと組んで迎え撃つ。

  • 【明治安田生命保険】三つの改革を断行してきた異色の経歴の新トップ

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    【明治安田生命保険】 三つの改革を断行してきた 異色の経歴の新トップ

    2013年6月1日号  

    7年半ぶりに明治安田生命保険のトップが交代する。次期社長に昇格するのは、根岸秋男常務執行役(54歳)。11人抜きでトップに就任する根岸氏は、保険の商品設計を行うアクチュアリー(保険数理人)出身で、生保としては珍しい。

  • 【市場】米国の“豊作予測”に黄信号予断を許さない穀物価格

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    【市場】 米国の“豊作予測”に黄信号 予断を許さない穀物価格

    2013年6月1日号  

    今年5月中旬、世界の穀物関係者は気をもんでいた。米国の穀倉地帯が低温と長雨に見舞われ、作付けに大幅な遅れが生じていたのだ。12日時点で、作付け進捗率は平年のトウモロコシ65%、大豆24%に対し、それぞれ28%、6%という記録的な低さとなっていた。

  • 【機械】日立建機の“ガンダム建機”がようやく福島第1原発へ投入

    Inside
    【機械】 日立建機の“ガンダム建機”が ようやく福島第1原発へ投入

    2013年6月1日号  

    建設機械は、実際に仕事をしてナンボである。2012年12月上旬に完成して以来、現場導入については音沙汰のなかった「原子力災害対応用小型双腕重機型ロボット」(ASTACO-SoRa)だが、やっと5月下旬に東京電力福島第1原子力発電所の建屋内へ“実機投入”に向けた秒読み段階に入った。

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記者の目

  • 編集部 宮原啓彰

    NHK大河ドラマ「光る君へ」ロスが深刻です……

     2024年最後の号、「総予測2025」をお手に取っていただきありがとうございます。そして、この一年、「週刊ダイヤモンド」をご愛読いただいた読者の皆さま、ならびに取材先、印刷、運搬、全国の書店の方々に感謝申し上げます。
     NHK大河ドラマ「光る君へ」最終話の放映翌日、彰子ロスの中で本特集における、この最終原稿を書いています。
    「嵐が来るわ」──。新時代の到来を予見させる武者たちの背に放たれた、まひろ(紫式部)の最後のセリフは、来る25年を目前に控えた心境と重なるのではないでしょうか。
     戦後80年の節目に、これまでの国際秩序が崩壊する「新時代」が幕を開けようとしています。本特集がその活路となれば幸いです。

  • 副編集長 大矢博之

    財務省が抵抗する所得税減税 インフレ“自動増税”放置させるな

     子供のころ、真剣に悩んでいたのはお小遣いの使い道。今お菓子を買うのか、数カ月分ためて漫画を買うのか。やりくりは重大事で、もっと自由に使えるお金が欲しいと思っていました。
     お金の使い道を決められることは権力です。自民党や財務省が給付金の支給は簡単に決めるのに、所得税の基礎控除引き上げには難癖をつけて抵抗するのは、税収減が権力の減少に直結するからでしょう。インフレに伴う〝自動増税〟を、30年近くにわたって放置させてはいけません。
     さて新年を前に、子供へのお年玉やお小遣いの額を決める時期になりました。自分が経験してきた過去の金額でいいのか。インフレ対応をすべきなのか。お金の使い道の悩みは尽きません。

最新号の案内2025年1月4日号

表紙

特集総予測2025

2025年、このくしくも戦後80年の節目の年に、日本と世界が新時代に突入する――。ダイヤモンド編集部の総力と国内外の超一流の専門家たちの英知を結集させた超人気企画「総予測」では、経済や景気、産業・企業の25年を予測するのみならず、トランプ・…

特集22024『ベスト経済書』

日本経済の長期停滞の要因を改めて考察し、停滞から脱出するための方策を検証する。それが2024年のベスト経済書の顔触れの根底にある。長期にわたる大規模な財政出動と金融緩和の総括、劣化が停滞の要因の一つとされる人的資本への投資の在り方などに関す…