記事一覧:NEWS2438件
-
人事天命
【新日鉄住金】 統合時の役員比率から決別 社長交代で強まる“旧新日鐵色”
2014年2月1日号おおかたの予想通り、新日鉄住金の新社長には、進藤孝生(こうせい)副社長(64歳)が昇格することに決まった。
-
Inside
【非鉄金属】 インドネシアで発動された “ニッケル禁輸”の視界不良
2014年2月1日号1月12日以降、非鉄金属業界では、困惑顔が収まらない。インドネシア政府が、「新鉱物・石炭鉱業法」(新鉱業法)に基づき、未加工のニッケル鉱石などの禁輸に踏み切ったのだ。
-
Inside
【石油】 コスモ提携加速でも燻る 東燃ゼネラルとの“縁談復活”
2014年2月1日号コスモ石油が提携戦略を加速させている。昨年末には昭和シェル石油、東燃ゼネラル石油、住友商事と2014年末に液化石油ガス事業を統合すると発表。1月21日にはスペイン石油大手CEPSAと原油・天然ガス開発で業務提携することに基本合意した。
-
Inside
【鉄道】 再上場後の西武に求められる ホテル、不動産の成長戦略
2014年2月1日号筆頭株主の米国ファンド、サーベラスともめにもめていた西武ホールディングス(HD)の再上場にようやくめどがついた。1月15日、東京証券取引所に株式上場を申請、上場審査に2カ月、投資家に希望価格をヒアリングするブックビルディングに要する時間を勘案すると、早ければ4月にも上場が実現する。
-
Inside
【ゲーム】 3期連続営業赤字に転落 任天堂、負の連鎖の底なし沼
2014年2月1日号任天堂が負の連鎖に陥っている。2014年3月期の決算予想を大幅に下方修正。期初に岩田聡社長が「コミットメント」としてきた連結営業利益1000億円を達成できず、350億円の赤字に、売上高も期初予想の9200億円から5900億円に下方修正した。営業赤字は3期連続となる見通しだ。
-
Close Up
成長を求めて巨額M&A サントリー“最後の賭け”
2014年1月25日号サントリーホールディングスが世界有数のバーボンウイスキー、ジムビームなどの製造元ビーム社を約1兆6800億円で買収する。蒸留酒事業世界3位に浮上するが、そのリスクも大きい。
-
Inside
【小売り】 ユニクロが“弱点克服”に前進 海外急成長で世界戦略を加速
2014年1月25日号カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが、“弱点克服”に向け大きく踏み出した。手薄だった海外事業のてこ入れが効き始め、2013年9~11月期の連結決算で、海外ユニクロ事業の売上高は1140億円(前年同期比76.8%増)、営業利益は165億円(同97%増)と急成長しているのだ。今や売上高と営業利益の約3割を占める屋台骨となっているほどだ。
-
Inside
【食品】 マルハニチロへのフードテロ 解決が遅れると致命傷にも
2014年1月25日号昨年末、マルハニチログループの子会社、アクリフーズ群馬工場で製造された冷凍食品から、工場内では使用されていない農薬・マラチオンが相次ぎ検出されたことが明らかになった。事件の解決の手がかりがないまま、発覚後1カ月が過ぎようとしている。
-
人事天命
【日本経済団体連合会】 OBから登用する異例の会長人事 中国、韓国との関係修復を期待
2014年1月25日号日本経済団体連合会は、米倉弘昌会長(76歳)の後任として、榊原定征・東レ会長(70歳)を起用する人事を内定した。6月3日の定時総会で正式に就任する。会長人事は、本命の川村隆・日立製作所会長が固辞することで混迷し、最終的には経団連OBを起用する異例の人事となった。榊原氏は緊張が高まる中国、韓国との関係修復への寄与が期待されそうだ。
-
Inside
【製薬】 贈収賄まで検討された!? ノバルティスの刑事告発
2014年1月25日号「まさか誇大広告で刑事告発とは……」。ある大手製薬会社の幹部は意外な顔をする。ノバルティス ファーマの関係者が降圧剤「ディオバン」の不正な論文データに関与していた問題で、厚生労働省は、広告宣伝に用いたことが薬事法の禁止する虚偽・誇大広告に当たる疑いがあるとして、会社と当時の広告担当者を東京地検に刑事告発した。
-
Close Up
東芝、英原発会社買収でも 喜べない国内部隊の窮地
2014年1月25日号英国の原子力発電所の運営会社を買収し、原発の新規受注を確実にした東芝。しかし、“原発ゼロ”に苦しむ国内の原発部隊はなぜか冷めていた。そこには東芝独特の構造問題が浮かび上がる。
-
Close Up
エコカー苛烈競争で浮上する 知られざる“燃費偽装”問題
2014年1月18日号2013年の新車販売台数は537万台と大台を超えた。市場を牽引するエコカーのセールスポイントは燃費だ。だが、過度な燃費競争は、日系メーカーの国際競争力を弱めることになりかねない。
-
Inside
【太陽電池】 買収1年でソーラー巨額特損 東京エレク赤字転落の行く末
2014年1月18日号経営統合前に、身支度を整えなければ──。半導体製造装置大手の東京エレクトロンが勝負を懸けて実施したM&Aからわずか1年で、巨額の特別損失を計上した。東京エレクトロンは昨年12月、2013年度の業績の下方修正を発表。最終損益は230億円の黒字予想から一転、220億円の赤字予想へと転落したのだ。
-
人事天命
【東京電力】 コスト管理と業界再編に強み 新会長が目指す改革の絵姿
2014年1月18日号東京電力の新会長に4月1日付で就任する數土文夫・JFEホールディングス相談役(72歳)。2012年の実質国有化後から社外取締役として東電改革を下支えしていたが、今後は名実共に経営トップの1人として再建を切り盛りする。
-
Inside
【重電】 日立のトップ交代で混迷 次期経団連会長の人事観測
2014年1月18日号「明日には社長を辞めているかもしれない」。トップ交代の時期を問われると、笑いながらそうけむに巻いてきた日立製作所の中西宏明社長。そして、その“明日”は突如として訪れた。
-
Close Up
TOPIXを下回る懸念も やがて悲しき? 株価新指数
2014年1月18日号日経平均株価、TOPIXに並ぶ日本株の指標にしようと、新たな指数が導入された。高収益企業への投資を促すとの高邁な理想とは裏腹に、早くも懸念が広がっている。
-
人事天命
【東海旅客鉄道(JR東海)】 代表権を持つ名誉会長が誕生 異例の年内発表で飛び交う観測
2014年1月11日号東海旅客鉄道(JR東海)が4月1日付で行う新トップ人事が波紋を広げている。新体制は、葛西敬之会長(73歳)が新設の名誉会長に、山田佳臣社長が会長に、柘植康英副社長が社長になるが、葛西氏が代表権を持ったままだからだ。名誉会長が代表権を持つのは極めて珍しい。
-
Close Up
【Column】 損保制度を生保代理店が準用 グレーゾーン拡大解釈の歴史
2014年1月11日号委託型募集人は損保代理店の委託型使用人に端を発しており、その歴史的背景を抜きには語れない。話は1996年にまでさかのぼる。56年ぶりに保険業法が改正され、これまで業界横並びだった保険業界に、規制緩和や自由化による競争の促進、生損保の相互参入が解禁された年のことである。
-
Close Up
金融庁の豹変で保険業界激震 迫られる代理店運営の見直し
2014年1月11日号長らくグレーゾーンながらも認められてきたと思われた委託型募集人。ところが年末、金融庁は豹変し、保険業法違反だと断じた。1月には保険会社に対して報告徴求命令を出し、実態把握に乗り出す。
-
人事天命
【東京都】 次なる東京の顔は誰? 急ピッチで進む都知事選準備
2013年12月28日号「アマチュアの政治家だった。石原前知事から『ここで辞職を』と」──。 首都、東京都の“顔”のすげ替えが本格化する。医療法人徳洲会グループからの5000万円受領問題で、辞任を表明した猪瀬直樹知事(67歳)の後釜選びだ。