記事一覧:NEWS2438

  • 【保険】ミャンマーでの認可なるか3メガ損保と太陽生命

    Inside
    【保険】 ミャンマーでの認可なるか 3メガ損保と太陽生命

    2015年3月28日号  

    「4月半ばにあるミャンマーの正月、水かけ祭りの前後には認可が下りるのでは……」(大手損害保険幹部) ミャンマーでの営業展開を狙う日本の3メガ損保(東京海上日動火災保険と三井住友海上火災保険、損保ジャパン日本興亜)を含む損保5社と、太陽生命保険など生保6社を合わせた11社の外資系の保険会社は、どの保険会社に営業認可が下りるのか、気が気でない。

  • 【ゲーム】スマホでついに“マリオ解禁”任天堂とDeNAが資本提携

    Inside
    【ゲーム】 スマホでついに“マリオ解禁” 任天堂とDeNAが資本提携

    2015年3月28日号  

    あの人気キャラクターたちは、スマホの世界で“勝ち組”になれるか──。3月17日午後、ゲーム大手の任天堂と、ソーシャルゲームなどを手掛けるディー・エヌ・エー(DeNA)が資本業務提携を締結したと発表した。両社は互いに220億円ずつ出資することで、任天堂はDeNAの10.0%の株式を持つ大株主になり、これまで一線を引いてきたスマートフォン向けゲームに参入することになる。

  • 【食品】サントリーがアサヒを提訴ノンアル戦国時代の幕開け

    Inside
    【食品】 サントリーがアサヒを提訴 ノンアル戦国時代の幕開け

    2015年3月28日号  

    市場の覇権争いの決着が、店頭から法廷へと持ち込まれることになった。ノンアルコールビール市場でトップシェアのサントリーホールディングス(シェア38%)が、猛追する第2位のアサヒビール(同33%)を特許侵害で訴えたのだ。米アップルと韓国サムスン電子の特許訴訟合戦など、国境を超えての特許をめぐる争いは珍しくない。しかし、国内メーカー同士の争いはこれまで少なく、訴訟の行方が注目を集めている。

  • 【電機】シャープ、産業強化法申請へ現実味帯びる液晶業界の再編

    Inside
    【電機】 シャープ、産業強化法申請へ 現実味帯びる液晶業界の再編

    2015年3月28日号  

    経営再建中のシャープは、国への産業競争力強化法の適用申請に向けた検討に入った。シャープはテレビや太陽電池事業などの業績悪化によって、2015年3月期の連結最終損益が300億円の黒字予想から、300億円以上の赤字に転落することをすでに発表している。足元ではテレビや電子デバイス関連の工場の統廃合、太陽電池からの撤退など事業の抜本的な構造改革を検討しており、改革に伴う支出を強化法の活用によって徹底して抑える狙いだ。

  • 短期集中のはずが超長期戦採用ルール掛け声倒れの罪

    Close Up
    短期集中のはずが超長期戦 採用ルール掛け声倒れの罪

    2015年3月28日号  

    3月に採用活動が解禁された就職戦線に“異状あり”だ。日本経済団体連合会(経団連)は採用活動のスケジュールを見直し、解禁日を後ろ倒しした。学生が学業に専念できるよう、新ルール導入で就職活動期間を短期集中型にしたはずが、ふたを開けたらフライング多発。短期集中どころか超長期戦に陥っている。

  • 保護貿易延長で日系企業に打撃ブラジル・メキシコ自動車摩擦

    Close Up
    保護貿易延長で日系企業に打撃 ブラジル・メキシコ自動車摩擦

    2015年3月28日号  

    グローバル自動車輸出拠点として近年、関連企業の進出が加速するメキシコ。これに焦るブラジルは保護主義的な圧力をかけ、この3年間、メキシコからの自動車輸入を制限してきた。その期限を直前に控えた3月9日、両政府は新たな保護貿易措置を発表した。日系進出企業への影響は避けられそうにない。

  • 【日本マイクロソフト】米本社ぐるみで育てたエース新会長は財界活動に専念へ

    人事天命
    【日本マイクロソフト】 米本社ぐるみで育てたエース 新会長は財界活動に専念へ

    2015年3月28日号  

    日本マイクロソフトの平野拓也専務(44歳。写真)が3月2日付で副社長に就任した。同氏は7月付(同社は6月決算)で社長に昇格し、それに伴い樋口泰行社長(57歳)は会長に就任する。それまでの4カ月間は2人で予算策定や新組織計画に取り組むという、外資系としては珍しく丁寧なトップ交代の段取りをとる。

  • 【証券】「上場ゴール」の最悪IPO“gumiショック”の波紋

    Inside
    【証券】 「上場ゴール」の最悪IPO “gumiショック”の波紋

    2015年3月21日号  

    「最悪のIPO(新規株式公開)だ」──。2014年12月に東証1部に上場したばかりのスマートフォンゲーム大手gumiが、投資家から大ひんしゅくを買っている。上場わずか2カ月半で業績予想を下方修正しただけでなく、15年4月期は黒字予想から4億円の営業赤字に転落することになったからだ。海外向けの主力ゲームが伸び悩んだためだという。

  • 【電機】「松下銀行」復活へ社債発行事業拡大への投資に残る課題

    Inside
    【電機】 「松下銀行」復活へ社債発行 事業拡大への投資に残る課題

    2015年3月21日号  

    パナソニックが、4年ぶりとなる社債発行に踏み切った。3月10日発効の無担保普通社債の総額は、実に4000億円。国内企業で今年最大となる外部調達を後押しした要因は、大きく二つに分けられる。一つは、構造改革の進展だ。テレビ事業をはじめ人員や工場、保有不動産のリストラをこれまで徹底して進めたことで、中期経営計画で定めた営業利益3500億円、フリーキャッシュフロー(純現金収支)累計6000億円以上という目標は、1年前倒しで2014年度に達成する見通しだ。

  • 【住設】LIXILの新キッチンに旧サンウエーブの“隠し玉”

    Inside
    【住設】 LIXILの新キッチンに 旧サンウエーブの“隠し玉”

    2015年3月21日号  

    次々に海外企業の大型M&Aを仕掛けるLIXILは、2011年4月に旧トステムなど計5社が経営統合して以来、水面下で開発を進めてきた“新素材”を投入し、競合他社を一気に引き離す勝負に出た。3月5日に発表したシステムキッチン「サンヴァリエ〈リシェルSI〉」シリーズで、キッチンの作業台にステンレスや人造大理石を使ったモデルに加えて、新素材のセラミック(焼き物)を扱ったモデルを投入したのである。

  • 【銀行】世界は強化、国内は緩和業界を揺さぶる銀行規制論

    Inside
    【銀行】 世界は強化、国内は緩和 業界を揺さぶる銀行規制論

    2015年3月21日号  

    「邦銀には相当影響が出るし、日本にとっては国家財政に関わる問題。世界経済にもインパクトを与える話で、銀行の監督当局が決めるルールに収まるスケールではない」日本の金融当局幹部が気色ばむ、重大な銀行への規制議論が水面下から顔を出そうとしている。世界の金融当局者で構成され、国際金融規制を決めるバーゼル銀行監督委員会。そこでは現在、銀行が持つ金利の上昇リスクに対して自己資本の積み増しを求める案が議論されており、3月中にもたたき台が公表される見込みなのだ。

  • 【市場】官邸主導の人事でかき消える“副作用”への日銀委員の警鐘

    Inside
    【市場】 官邸主導の人事でかき消える “副作用”への日銀委員の警鐘

    2015年3月21日号  

    日本銀行が証券会社や銀行など国債市場参加者に対して、初めて実施した聞き取り調査。9日に公表されたその結果が物議を醸している。国債市場が円滑に動いているかを示す市場機能度について、3カ月前と比べて「低下した」との回答が75%に達したのだ。逆に「改善した」と答えたのは、回答した40社中、わずかに1社だけだった。

  • 【野村ホールディングス】新役員人事で絞り込まれた次期トップ争いの本命3候補

    人事天命
    【野村ホールディングス】 新役員人事で絞り込まれた 次期トップ争いの本命3候補

    2015年3月21日号  

    野村ホールディングスの永井浩二グループCEO(1981年入社。写真)がこのほど、長期政権の布石として新役員人事を打ち出した。その布陣からは、次期トップ候補が絞り込まれてきたことが読み取れる。

  • 関空運営権売却は破談寸前入札延期でも白ける企業勢

    Close Up
    関空運営権売却は破談寸前 入札延期でも白ける企業勢

    2015年3月21日号  

    関西国際空港と大阪国際空港(伊丹空港)の民間への運営権売却は安倍政権の成長戦略の行方を占う試金石ともされる。しかし、国土交通省が見せる不作為の数々に候補企業は興ざめし、1次入札は延期された。悪条件ばかりが並んで企業側には白けたムードが漂い、破談の可能性が現実視されている。

  • ファミマとユニーが経営統合へ立ちはだかる三つの難題

    Close Up
    ファミマとユニーが経営統合へ 立ちはだかる三つの難題

    2015年3月21日号  

    ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングスは経営統合の協議に入る。ファミマにユニー傘下のサークルKサンクスが加わることで、コンビニエンスストア業界首位のセブン-イレブン・ジャパンを超える店舗網を持つ巨大コンビニチェーンが誕生することになるが、課題も山積している。

  • MRJ初飛行カウントダウン水面下で進む九州就航計画

    Close Up
    MRJ初飛行カウントダウン 水面下で進む九州就航計画

    2015年3月14日号  

    三菱重工業傘下の三菱航空機が開発する「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の初飛行がカウントダウンに入っている。開発・製造段階のヤマ場を迎える中、その水面下では、次のステップである「運航」に向けた動きも活発化しつつある。MRJは誰がどこへ飛ばすのか。

  • 【製薬】武田薬品の不適切広告問題京大調査も真相解明ならず

    Inside
    【製薬】 武田薬品の不適切広告問題 京大調査も真相解明ならず

    2015年3月14日号  

    謎は謎のままだ。国内製薬最大手である武田薬品工業の高血圧症薬「ブロプレス」に関する臨床試験「CASE‐J」をめぐる不正疑惑について、研究に関わった京都大学は2月27日、「大学に問題はなかった」とする調査報告書を公表した。

  • 【証券】三菱東京UFJが中途採用草刈り場になる大和証券

    Inside
    【証券】 三菱東京UFJが中途採用 草刈り場になる大和証券

    2015年3月14日号  

    「このような転職の流れが生まれるとは思ってもいなかった」金融業界の転職事情に詳しいヘッドハンターはそう明かした。今、証券業界の人材をめぐってある異変が起きている。三菱東京UFJ銀行(BTMU)が個人向け部門の「総合職」の中途採用を強化しているのだ。

  • 【化学】コカ・コーラが入れ込む“アルミ缶コーヒー”の深層

    Inside
    【化学】 コカ・コーラが入れ込む “アルミ缶コーヒー”の深層

    2015年3月14日号  

    今年1月30日、大手化学メーカーの昭和電工が、栃木県下の子会社の工場にコーヒー向けアルミニウム缶の製造設備をひっそりと新設した。昭和電工は顧客について固く口を閉ざすが、業界では、これが日本コカ・コーラ向けの設備であることは周知の事実である。

  • 【東急不動産ホールディングス】成長フェーズでトップ若返りそれでも現体制に変わりなし

    人事天命
    【東急不動産ホールディングス】 成長フェーズでトップ若返り それでも現体制に変わりなし

    2015年3月14日号  

    新社長は果たしてどこまでリーダーシップを発揮できるのか──。東急不動産ホールディングスは2月25日、大隈郁仁取締役専務執行役員(56歳)が4月1日付で社長に昇格すると発表した。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集部 鈴木洋子

    〆切で積んでるエルデンリングDLC、早くクリアしなくちゃ

     大人になりゲームから離れていた私の元に結婚祝いとしてWiiが来たのは2008年のこと。「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」のとりこになり、エンディングでは床に崩れて大泣きし、それからずっとゲームが大好きです。今回「ゲーマーの平均年齢は37歳」と知って安堵したのは内緒です。
     生まれた子どもは知育ゲームとマインクラフト、Robloxに夢中。わが家の娯楽の真ん中にゲームはいます。
     今号の特集では、依存症の問題は取り上げませんでしたが、産業・文化・社会の中で重要性を増すゲームと、どう付き合うかを、多くの方が考えるきっかけになれば幸いです。さて、〆切終わったしそろそろエルデンリングDLCクリアしなくちゃ。

  • 編集部 片田江康男

    寒さに負けないゲームのコンテンツ力

     自宅近くの公園を通りかかった際に、小中学生5~6人が公園のベンチに下を向いて座っていました。手にしていたのはNintendo Switch。お菓子や飲み物まで用意して、寒空の下で没頭していました。
     私が子どもの頃は、ゲームを持っていて、家に上がっていい友人宅に集合したものでしたが、新型コロナウイルスのまん延を経て、そんな遊び方はなかなか実現しなくなったようです。
     それにしても、寒風吹きすさぶ中でも、子どもたちを夢中にさせるゲームのコンテンツ力には脱帽です。私も読者の皆さまが夢中になる特集をお届けできるよう、精進してまいります。2025年もよろしくお願いいたします。

最新号の案内2025年1月18日号

表紙

特集日本のゲーム

半導体や鉄鋼並みの外貨獲得力を持つ日本のコンテンツ産業。その中で最大規模を持ち、成長を続けるのがゲームだ。世界市場は2028年には50兆円にも届くといわれており、外貨獲得産業として国も支援に乗り出した。一方、業界の「ゲームシステム」は急速に…

特集2役所&日銀出身の社外取締役報酬ランキング

社外の客観的な目が企業経営にとって重みを増す中、社外取締役が役人の有望な再就職先となっている。「行政経験を積み、企業経営にも一定の理解がある官僚OB・OGは貴重」との見方がある一方、「形を変えた天下り」といった否定論も。彼らが高額報酬に見合…