記事一覧:NEWS2438件
-
人事天命
【日本生命保険】 社長就任から丸6年が経過 人材の宝庫故に後継候補が乱立
2017年6月3日号生命保険業界のガリバーこと日本生命保険の筒井義信社長(63歳。写真)は、社長就任から丸6年が経過し、再来年には後進に道を譲るとの観測が強まっている。
-
Close Up
三菱東京UFJ銀で異例の短期トップ交代 「危機対応プラン」発動の内幕
2017年6月3日号「次の次の頭取まで決まっている」といわれるほど“無風”が常だった三菱東京UFJ銀行のトップ人事だが、小山田隆頭取が就任からわずか1年余りで退任するという不測の事態が発生。異例の頭取交代劇は、それにあらがう危機対応プランの痕跡と、“無風”が前提であるが故の潜在リスクを浮き彫りにした。
-
Close Up
渋谷区、目玉事業でトラブル続出 39億円の巨額賠償請求の行方
2017年6月3日号2020年の東京五輪を控えて、区庁舎などの建て替え、宮下公園の再整備など目玉事業を抱える東京都渋谷区。だが、華々しい計画の裏ではトラブルが続発していた。その実態に迫る。
-
Inside
JXTG統合後初の“大甘”中計 見送られた「リストラ発動」
2017年5月27日号経営統合にこぎ着けただけで、満足しているということなのだろうか。石油元売り業界首位だった旧JXホールディングスと、同3位だった旧東燃ゼネラル石油が経営統合して、国内ガソリン販売シェア50%超を握る巨大石油元売り企業として4月に誕生したJXTGホールディングス。
-
Close Up
野村不動産は“買い”なのか 日本郵政が苦手なM&Aに挑む訳
2017年5月27日号日本郵政による野村不動産ホールディングス買収の動向が注目されている。郵政は先般、買収した海外の物流大手に関して多額の損失を出したばかり。今度こそうまくいくのだろうか。
-
Close Up
弱り目の東芝にWDが攻勢 東芝メモリ売却で「新・日米連合」
2017年5月27日号東芝による半導体フラッシュメモリー事業の売却作業が難航する中、「新・日米連合」の構想が浮上している。その主体は、東芝と真っ向から対立する米ウエスタンデジタル(WD)。経営体力の弱った東芝に攻勢をかけており、入札交渉は混迷の度を増している。
-
人事天命
【千代田化工建設】 どん底からの復活、主導なるか ラテン系の三菱商事出身トップ
2017年5月27日号非常事態に見舞われている石油・天然ガスなどのプラント建設大手の千代田化工建設は6月、資本提携先の三菱商事から執行役員の山東理二氏(59歳。写真)を社長に迎える。長引く原油安でプラント建設案件が減り、千代田化工の業績が低迷する中、役員体制の刷新で経営の立て直しを目指す。
-
Inside
国内化粧品大手の営業利益 コーセーがついに資生堂超え
2017年5月27日号「率直に言って社歴の長い役員、幹部が喜んでいたと思う」。長年、王者・資生堂の後塵を拝してきたコーセーの小林一俊社長は今月1日、2016年度決算の感想を問われると、笑顔をのぞかせた。売上高は4期連続、営業利益は3期連続で過去最高を更新。小林社長の笑顔の理由は16年度の営業利益で、頭一つではあるがついに資生堂を抜いたことにある。
-
Inside
決算独り負けの三越伊勢丹HD 大西路線全否定でも周回遅れ
2017年5月27日号「お話しするのも恥ずかしいが、1億円のコストを掛けて、1銭の利益も出ない催事を一生懸命やっていた」大西洋前社長が3月に突如辞任し、混乱が続く百貨店業界の雄・三越伊勢丹ホールディングス(HD)。
-
Close Up
三菱UFJが組織内再編・銀行名変更 「旧行」の呪縛との決別なるか
2017年5月27日号三菱UFJフィナンシャル・グループがグループ内再編に着手した。多くの金融機関が集まって誕生したメガバンクグループであるが故に今も残る、合併前の旧行の縄張りにメスを入れる経営体制の改革案を実行するものだ。ただ、これが旧行意識との決別なのかどうかを見定めるには、もう少し時間を要しそうだ。
-
Inside
【包装材】 宅配業界の人手不足に商機! 段ボール首位・レンゴーの秘策
2017年5月20日号今や、社会現象にまでなった“宅配クライシス”。そんな中で、満を持して事業機会をうかがう老舗メーカーがある。国内トップの総合パッケージ・メーカーのレンゴーだ。世間で宅配業界の人手不足問題などが注目される中で、あらためて脚光を浴びているのが、レンゴーが数年かけて自社開発した外販用の新型マシンだ。
-
Close Up
国立大学改革の評価指標 「地元就職向上」に現場の不満
2017年5月20日号国立大学改革の一環として、目標達成度に応じて各大学への国の運営費交付金に差をつける制度が2016年度から始まった。ノルマの一つ「地元就職率向上」について、初年度の進捗具合が今後明らかになるが、高い目標を掲げる大学経営陣に対し、現場から不満が噴出している。
-
Close Up
「セル・イン・メイ」回避でも 視界晴れない三つの不安
2017年5月20日号大型連休前後に待ち受けた幾つもの注目度の高いイベントを通過した後、高値圏を保ってきた日経平均株価。市場関係者の間には楽観的なムードも漂うが、そうは問屋が卸しそうもない。この先には、三つの不安が横たわっているからだ。
-
人事天命
【パナソニック】 外部人材を代取に異例の抜てき 変革託されたのは泥くさい現場派
2017年5月20日号異例中の異例である。パナソニックの代表取締役専務に、25年前に同社を退社した日本マイクロソフト前会長の樋口泰行氏(59歳。写真)が就任した。外部人材をいきなり代表権付きの役員に登用する人事は、パナソニック史上、ほぼない。
-
Inside
【IT】 MUFGがクラウドを全面採用 ITをアマゾンに移管の衝撃
2017年5月20日号今年は大手ITベンダーにとって「終わりの始まりの年」と記憶されるかもしれない。そんな“地殻変動”が静かに進んでいる。三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が、ITシステムにクラウド(インターネットでつながったコンピューター上で運用するシステム)の採用を決め、金融・IT業界の注目を集めているのだ。
-
Inside
【商社】 利益で首位陥落の伊藤忠が数値競争からの離脱を“宣言”
2017年5月20日号「連結純利益4000億円というのは(三菱商事と伊藤忠商事という)商社2強時代にふさわしい水準だ」伊藤忠の岡藤正広社長は5月2日の決算会見で、かねて公約してきた連結純利益4000億円を、中期経営計画の最終年度である2018年3月期に達成すると宣言した。
-
Close Up
ダニエル・フランクリン(英「エコノミスト」誌編集局長)特別インタビュー
2017年5月20日号創刊170年以上の歴史を誇る英「エコノミスト」誌。『2050年の技術 英「エコノミスト」誌は予測する』(文藝春秋)を企画・編さんした同誌のダニエル・フランクリン編集局長に、未来社会の技術の在り方などを聞いた。
-
Inside
【土地】 “放棄地”の所有者明確化に本気の官邸、抵抗する法務省
2017年5月13日号荒れ放題だった土地の開発が一気に進むかもしれない。政府は、所有者が分からずに有効活用できなくなっている土地を減らすため、不動産の相続登記を徹底させるなどの抜本改革に乗り出す。
-
Inside
【製紙】 懲りない泥仕合が決着か 北越vs大王が終盤戦へ
2017年5月13日号大王製紙の創業家出身で前会長の井川意高氏が、AbemaTVのマージャン対決番組に出演する。井川氏といえば、2011年にカジノの軍資金として総額106億円超を子会社から借り入れた容疑で世間を騒がせた人物。このメディア出演から察するに、「自身のみそぎは済んだ」ということなのだろう。
-
Inside
【銀行】 34歳の最年少支店長が誕生 みずほ年功序列破壊の狙い
2017年5月13日号今年4月1日、3メガバンクの一角を占めるみずほ銀行に、同行史上最年少となる34歳の支店長が誕生した。赴任先は玉川学園前支店(東京都町田市)。2011年設立の個人取引に特化した支店だ。