記事一覧:NEWS2438件
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東入來信博(ジャパンディスプレイ会長兼最高経営責任者(CEO))特別インタビュー
2017年9月9日号JDIの技術に魅力を感じるグローバルパートナーを探していますが、結果的に複数と手を組む感じになると思います。融資枠は来年8月までの契約ですが、そこまで引きずるわけにもいかないので、来年3月末くらいまでにめどを付けたい。今、いろいろと動いています。
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再建資金5500億円の試算も JDIのスポンサー交渉は混迷へ
2017年9月9日号経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)が、生き残りに向けてスポンサー探しに奔走している。年度内を目標とする資金調達の交渉は時間との戦いだ。
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Inside
火力合弁で重工と日立が泥仕合 巨額損失バトルの「着地点」
2017年9月9日号コードネーム「ドラゴン」。こう名前を冠された日立製作所のプロジェクトチームが、その名の通り火を噴いている。
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Inside
産ガス国に反旗を翻した日韓 「LNG取引」主導権争いが勃発
2017年9月9日号日本の動きが韓国に飛び火した。韓国の公正取引委員会が、LNG(液化天然ガス)の輸入契約における「仕向け地条項」の違法性を調査しているとの現地報道があったのだ。
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Inside
ホンダが主力車「N-BOX」刷新 軽も安全装備「当たり前」の衝撃
2017年9月9日号「常識を覆す販売戦略だ」──。9月1日にホンダが発売した軽自動車「N-BOX(エヌボックス)」の新型モデルについて、ある自動車メーカー幹部は驚く。エヌボックスといえば、箱型の独特のデザインや広い室内空間が特に子育て世帯に支持され、2011年12月の初代発売から5年間で4度の軽自動車年度販売台数1位を獲得。
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緊張高まる北朝鮮ミサイルの脅威 市場の目は次の「Xデー」へ
2017年9月9日号北朝鮮のミサイル発射直後こそ混乱に見舞われたものの、ひとまず落ち着きを取り戻した金融市場。それでも危機が去ったわけではなく、潜在的な不安は付きまとう。こうした中、市場の目線は次の「Xデー」の行方がどうなるかに移り、固唾をのんで見守っている。
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人事天命
【新日鐵住金】 中計が“大穴社長”交代のタイミング? 会長が鍵握る三つ巴レースの行方
2017年9月9日号他に大本命がいたことから、社長就任時には“大穴”とまでいわれた新日鐵住金の進藤孝生社長(67歳。写真)も、就任4年目に入った。来期は新中期経営計画が始まるタイミングということもあり、社内では交代観測がそろりと持ち上がっている。
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東証が富士通を切り採用 IT業界を席巻する謎ベンチャー
2017年9月9日号長年、大手のITベンダーの牙城だった金融機関や自治体のITシステム。この牙城に異変が起きている。名だたる優良顧客が続々と、ITシステムを設立わずか8年の米国のベンチャー企業が提供するものに置き換えているのだ。 本誌・鈴木洋子
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Inside
高松空港運営で優先交渉権を獲得 風呂敷広げた三菱地所の成算
2017年9月2日号「野心的な目標値だ」──。来春の民営化を予定する香川県・高松空港のコンセッション(運営権売却)で、運営委託先の優先交渉権を不動産大手、三菱地所を代表とする企業グループがもぎ取った。
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液晶工場“米中同時立ち上げ”に暗雲 鴻海・シャープ連合の人材難
2017年9月2日号台湾・鴻海精密工業主導の再建で、業績が急回復したシャープ。だが、早くも、鴻海・シャープの液晶連合に難題が持ち上がっている。「優秀な技術者を確保できていない。とてもパネル工場の“米中同時立ち上げ”に間に合わない」(シャープ関係者)と、開発現場から悲鳴が上がっているのだ。
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高付加価値路線を進める旭化成 荒天準備に外野が“お節介”
2017年9月2日号雨の日に傘を買うのではなく、晴れの日に備えとして傘を買ったところ、周囲の人々から「雨が降ってから買えばよいではないか」と責められているような話である──。
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小池都知事に翻弄される 豊洲の観光施設事業者の憤り
2017年9月2日号「小池百合子都知事の『築地は守る、豊洲を生かす』という方針には、全く納得できない」こう怒りをあらわにするのは、豊洲新市場に計画されている観光施設「千客万来」を担う民間事業者、万葉倶楽部の高橋弘会長だ。
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人事天命
【アサヒグループホールディングス】 順当な次期社長候補はビール社長ら 会長の信頼厚いホープも急浮上
2017年9月2日号アサヒグループホールディングス(HD)の小路明善社長(65歳)が就任して1年半。早くも次期社長の予想が社内外で始まっている。「年次的に順当」(HD幹部)なのが、HDの奥田好秀専務(61歳)と事業会社であるアサヒビールの平野伸一社長(61歳)だ。
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マンダムは企業向けセミナーも 関心高まる職場の「スメハラ」
2017年9月2日号8月に入って関東、東北を中心に冷夏になったとはいえ、汗ばむ季節となった春以降、臭い対策を兼ねたボディーケアの男性化粧品が活況だ。男性化粧品大手のマンダムによると、市場規模は4~7月で、前年比8.2%増の110億円。梅雨が明けた7月に限れば、前年比16.1%増の42億円と激増した。
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カギ握る社内変革の行方 三菱自“V字回復”は本物か
2017年9月2日号燃費不正発覚で赤字転落した三菱自動車の業績が急回復している。2017年度第1四半期(4~6月期)の連結決算は、営業利益が前年同期比4.5倍の206億円となり、当期損益を前年同期1297億円の赤字から230億円の黒字へ転換した。
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監査法人との対立は終わらず 東芝臨時総会で第2幕も
2017年9月2日号東芝の2017年3月期決算に対し、PwCあらた監査法人が「限定付き適正意見」を表明したことが、依然として波紋を広げている。東芝は、8月10日の決算で「不適正意見」を辛うじて回避し、目先の東京証券取引所の上場を維持することができた。
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半数超えの55行が減益 地銀が迫られる収益構造転換
2017年9月2日号全国の銀行の第1四半期(4~6月期)決算が出そろった。日本銀行のマイナス金利政策などで利ざやが低迷する中、有価証券の運用で大損を被り、経常赤字に陥る地方銀行も現れた。今回の決算をひもとくと、メガバンクと同じく銀行本体以外のグループ企業の強化という構造転換に迫られる地銀の姿が浮かび上がる。
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「国家資格」公認心理師が誕生 “心理学ブーム”再来か
2017年8月26日号今年9月に誕生する国家資格「公認心理師」に注目が集まっている。2017年7月、KEIアドバンスと東京大が共催した公認心理師に関する研修会には心理学関係者、学生約500人が集まった。
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「新増設」「リプレース」は見送り 原発政策から逃げる政府の罪
2017年8月26日号すでに出口が見えた「見直し」が進もうとしている。経済産業省の有識者会議でエネルギー基本計画(エネ基)の見直し議論が始まった。東日本大震災による東京電力福島第1原子力発電所の事故から3年後の2014年4月に策定されたエネ基は、旧民主党政権が掲げた「原発ゼロ」を撤回。原発を「重要なベースロード電源」と位置付け、原子力規制委員会の規制基準に適合した原発の再稼働を進める方針を盛り込んだ。
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2030年問題が10年前倒し パイロットが圧倒的不足
2017年8月26日号航空業界でパイロットが不足する「2030年問題」は、「2020年問題」に前倒しされた。今そこにある危機となったのだ。16年8月、国土交通省は不足に対応するため、パイロットを養成する航空大学校の18年度からの入学者を現在の約1.5倍となる108人程度に増やすと発表した。