記事一覧:NEWS2438

  • 横並び崩れ3社が“個性”をアピールiPhone料金競争の舞台裏

    Close Up
    横並び崩れ3社が“個性”をアピール iPhone料金競争の舞台裏

    2017年10月14日号  

    安さか、大容量か、分かりやすさか──。横並びだった通信大手3社の料金プランに、“個性”が見え始めた。秋のiPhone商戦からユーザーの囲い込みを狙う3社の戦略を探った。

  • 机上の空論に現場はため息ヤマト新中計の非現実感

    Close Up
    机上の空論に現場はため息 ヤマト新中計の非現実感

    2017年10月14日号  

    宅配危機に揺れるヤマトホールディングスが新しい中期経営計画を発表した。値上げや夜間専門ドライバーの新設でスピードV字回復を図るという。しかしその内容に現場ドライバーや中小事業者は首をかしげる。

  • 高級機種を“一掃”するかアイリスオーヤマの炊飯器

    Inside
    高級機種を“一掃”するか アイリスオーヤマの炊飯器

    2017年10月14日号  

    家庭日用品メーカーのアイリスオーヤマが、「家電メーカー」として業界に殴り込みをかけている。今回の標的は炊飯器だ。昨年初めて発売した炊飯器が予想外に売れ、家電関係者も“ダークホース”と警戒している。今年は昨年の3機種から一気に品ぞろえを拡大、計9機種を年末商戦に向け投入する。

  • EVとFCVの二兎を追う経産省「次世代車戦略」の無策

    Inside
    EVとFCVの二兎を追う 経産省「次世代車戦略」の無策

    2017年10月14日号  

    ここぞというタイミングでの決断力の欠如は、後世の汚点になりかねない。経済産業省・資源エネルギー庁は2018年度予算の概算要求に、電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)の関連予算として284億円を計上した。世界を見渡せば、欧州の主要国や中国、インドが政府主導で「EVシフト」を加速させている。なぜ、日本だけが二つの次世代車を同時に追い続けるのか。

  • 【日本銀行】総裁任期満了まであとわずか注目されるのは副総裁ポスト

    人事天命
    【日本銀行】 総裁任期満了まであとわずか 注目されるのは副総裁ポスト

    2017年10月14日号  

    約半年後の2018年4月8日に任期を迎える黒田東彦・日本銀行総裁(72歳。写真)。その後任人事をめぐり数多くの候補者の名が挙がっている。キーワードは、「政治主導」と「出口戦略」だ。

  • 「上場企業」の看板狙い人気上昇中拡大する東京プロマーケット

    Inside
    「上場企業」の看板狙い人気上昇中 拡大する東京プロマーケット

    2017年10月14日号  

    「社名を売って商売を広げたい。それもできるだけ早く」。来春にも東京証券取引所のプロ投資家向け市場「東京プロマーケット」へ上場を目指す、ある企業トップは鼻息が荒い。まだ規模の小さな成長途上の企業にとって、業容拡大には知名度や信用力向上が肝。そんな課題の解決に向けた場として今、人気上昇中なのがこのプロマーケットだ。

  • ファミマが総菜新シリーズ展開それでも遠いセブンの背中

    Inside
    ファミマが総菜新シリーズ展開 それでも遠いセブンの背中

    2017年10月14日号  

    パックに小分けされた切り干し大根やきんぴらごぼう、パウチに入ったハンバーグやビーフカレーなど計66種類──。コンビニエンスストア業界2位のファミリーマートが9月下旬から順次、総菜商品の新シリーズ「お母さん食堂」を販売している。

  • 営業所長が1億円超の詐取ソニー生命の残念過ぎる体質

    Inside
    営業所長が1億円超の詐取 ソニー生命の残念過ぎる体質

    2017年10月14日号  

    ソニー生命保険が揺れている。事の発端は今年4月。高松支社の社員が個人年金保険などの契約を装い、顧客などから現金をだまし取っていたことが発覚したためだ。ライフプランナーと呼ぶフルコミッションの営業社員を約5000人も抱える中、一社員の不祥事として事態が収束しなかったのは、合計で1億3521万円という被害金額の大きさだけではない。

  • 日産で無資格検査が発覚新型リーフ販売に早くも暗雲

    Inside
    日産で無資格検査が発覚 新型リーフ販売に早くも暗雲

    2017年10月14日号  

    電気自動車(EV)新型「リーフ」の量産開始を祝うオフライン式が、神奈川県横須賀市の日産自動車追浜工場で盛大に開催されたのが9月19日のことだ。

  • 日本初!? 箱物で町長解職か賛否で町が二分の河津町

    Inside
    日本初!? 箱物で町長解職か 賛否で町が二分の河津町

    2017年10月7日号  

    おそらく日本初だろう。箱物建設計画を原因とした自治体の首長失職の公算が大きくなっている。「こんな箱物を造るなんて、税金の無駄遣い」という話は、多くの地方自治体で耳にする。しかし、それが原因での自治体の首長解職(リコール)となると、ほとんど例がない。

  • 【東芝】東芝半導体売却の“バッドガイ”副社長退任、新会社かじ取りへ

    人事天命
    【東芝】 東芝半導体売却の“バッドガイ” 副社長退任、新会社かじ取りへ

    2017年10月7日号  

    東芝の成毛康雄副社長(62歳。写真)が10月に取締役を退任する。成毛氏は絶好調の半導体部門のエース。前回2016年の社長人事では綱川智氏と共に有力候補に挙がった。

  • にわかに人気の資金調達スキーム“新型MSCB”の実態とは

    Inside
    にわかに人気の資金調達スキーム “新型MSCB”の実態とは

    2017年10月7日号  

    “新型MSCB”。野村證券のホールセール(法人営業)の一角でこう称される、新株予約権を用いた資金調達がにわかに人気を集めている。本誌の調べによると、今年は東証1部上場の繊維機械大手、島精機製作所や、外食チェーングループのヴィア・ホールディングスなど5社がこのスキームでの資金調達を実施した。

  • 法人向け通販王者アスクルを脅かすアマゾンビジネスの破壊力

    Inside
    法人向け通販王者アスクルを脅かす アマゾンビジネスの破壊力

    2017年10月7日号  

    オフィス向け通販の王者アスクルも、アマゾンの猛威にのまれてしまうのか──。米インターネット通販大手のアマゾンは9月20日、法人向けの通販サービス「アマゾンビジネス」を国内で開始した。オフィス向け通販の王者アスクルも、アマゾンの猛威にのまれてしまうのか──。米インターネット通販大手のアマゾンは9月20日、法人向けの通販サービス「アマゾンビジネス」を国内で開始した。

  • 500の次は1000店舗目指す出店加速するニトリの死角

    Inside
    500の次は1000店舗目指す 出店加速するニトリの死角

    2017年10月7日号  

    「店舗数は500店舗を超えようとしている。本当に夢のような気持ちです」(似鳥昭雄・ニトリホールディングス会長) 家具・インテリア製造小売りの最大手であるニトリの店舗数が10月上旬に500店舗に達しようとしている。

  • 社長肝いりでもあふれる既視感キリン乳酸菌事業の前途多難

    Inside
    社長肝いりでもあふれる既視感 キリン乳酸菌事業の前途多難

    2017年10月7日号  

    健康志向を背景に拡大を続ける乳酸菌市場。その大波に乗りたいキリンホールディングス(HD)は、独自開発した「プラズマ乳酸菌」を活用し、新たな商品ブランド「iMUSE(イミューズ)」を投入する。

  • 手数料体系見直しを迫った損保各社と代理店の構造問題

    Close Up
    手数料体系見直しを迫った 損保各社と代理店の構造問題

    2017年10月7日号  

    国会質問をきっかけに、損害保険各社が代理店の手数料体系の見直しを余儀なくされている。背景にあるのは、業務水準の低い「老齢代理店」への対応という悩ましい構造問題だ。

  • 【サムスン電子】有罪判決でささやかれる“脱創業家”外部から経営者招聘の動きも

    人事天命
    【サムスン電子】 有罪判決でささやかれる“脱創業家” 外部から経営者招聘の動きも

    2017年9月30日号  

    韓国サムスングループの事実上のトップ、李在鎔(イ・ジェヨン)・サムスン電子副会長(49歳。写真)に贈賄などの罪状で懲役5年の有罪判決が下った。李副会長は父親の李健煕(イ・ゴンヒ)会長が倒れた2014年以来、グループを実質的に率いてきた。

  • 戦略4K製品投入で成るか?ソニー医療事業2000億円の野望

    Inside
    戦略4K製品投入で成るか? ソニー医療事業2000億円の野望

    2017年9月30日号  

    社運を懸けた新規事業の“本命”となるのだろうか。ソニーとオリンパスの医療合弁会社、ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ(SOMED)は、高精細な4K技術を応用した3Dの手術用顕微鏡システム「オーブアイ」を開発した。販売はオリンパスが担当し、日本と米国で10月から販売を開始するという。

  • 「不動産鑑定士」不人気が一変“穴場国家資格”に変貌か

    Inside
    「不動産鑑定士」不人気が一変 “穴場国家資格”に変貌か

    2017年9月30日号  

    文系最難関の“国家資格”として、弁護士、公認会計士と並び称されるのが「不動産鑑定士」(以下、鑑定士)だ。土地や建物の価格を評価する不動産鑑定評価を“独占業務”で行う。公認会計士、税理士試験と傾向が似ているため、受験者はこれら合格常連校の慶應義塾大、早稲田大、中央大、明治大、同志社大、立命館大などの出身者が多い。

  • 青息吐息の事業者を救えるかタクシーが乗り放題を導入へ

    Inside
    青息吐息の事業者を救えるか タクシーが乗り放題を導入へ

    2017年9月30日号  

    タクシーに、鉄道の定期券のような、定額で乗り放題になる運賃体系が新たに導入されそうだ。国土交通省と複数のタクシー事業者で、来年度から実証実験をスタートし、再来年度に本格導入する見込みなのだ。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集部 宮原啓彰

    NHK大河ドラマ「光る君へ」ロスが深刻です……

     2024年最後の号、「総予測2025」をお手に取っていただきありがとうございます。そして、この一年、「週刊ダイヤモンド」をご愛読いただいた読者の皆さま、ならびに取材先、印刷、運搬、全国の書店の方々に感謝申し上げます。
     NHK大河ドラマ「光る君へ」最終話の放映翌日、彰子ロスの中で本特集における、この最終原稿を書いています。
    「嵐が来るわ」──。新時代の到来を予見させる武者たちの背に放たれた、まひろ(紫式部)の最後のセリフは、来る25年を目前に控えた心境と重なるのではないでしょうか。
     戦後80年の節目に、これまでの国際秩序が崩壊する「新時代」が幕を開けようとしています。本特集がその活路となれば幸いです。

  • 副編集長 大矢博之

    財務省が抵抗する所得税減税 インフレ“自動増税”放置させるな

     子供のころ、真剣に悩んでいたのはお小遣いの使い道。今お菓子を買うのか、数カ月分ためて漫画を買うのか。やりくりは重大事で、もっと自由に使えるお金が欲しいと思っていました。
     お金の使い道を決められることは権力です。自民党や財務省が給付金の支給は簡単に決めるのに、所得税の基礎控除引き上げには難癖をつけて抵抗するのは、税収減が権力の減少に直結するからでしょう。インフレに伴う〝自動増税〟を、30年近くにわたって放置させてはいけません。
     さて新年を前に、子供へのお年玉やお小遣いの額を決める時期になりました。自分が経験してきた過去の金額でいいのか。インフレ対応をすべきなのか。お金の使い道の悩みは尽きません。

最新号の案内2025年1月4日号

表紙

特集総予測2025

2025年、このくしくも戦後80年の節目の年に、日本と世界が新時代に突入する――。ダイヤモンド編集部の総力と国内外の超一流の専門家たちの英知を結集させた超人気企画「総予測」では、経済や景気、産業・企業の25年を予測するのみならず、トランプ・…

特集22024『ベスト経済書』

日本経済の長期停滞の要因を改めて考察し、停滞から脱出するための方策を検証する。それが2024年のベスト経済書の顔触れの根底にある。長期にわたる大規模な財政出動と金融緩和の総括、劣化が停滞の要因の一つとされる人的資本への投資の在り方などに関す…