記事一覧:NEWS2438件
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インバウンドの主戦場は化粧品に 激戦区・銀座で分かれた明暗
2017年11月11日号今期は業績が回復しつつある百貨店業界。インバウンド需要が再び高まり、化粧品で活況を呈しているためだ。ただ激戦区である東京・銀座では、こうした波に乗れない店舗も出ており、明暗がはっきりとしてきた。
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“虎の子”の電力事業にも暗雲 神戸製鋼、法令違反の大きな代償
2017年11月11日号10月8日に発覚した神戸製鋼所の検査データ改ざん問題は、収束するどころか影響が拡大する一方だ。ついに同社の虎の子事業や、安定的だった財務面にも不安が波及し始めている。
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Inside
ついに戦後最長の連騰記録を更新 衆院選後の日本株の行方は
2017年11月4日号衆議院議員総選挙から一夜明けた23日。10月に入って負けなしの日経平均株価は、与党大勝で“市場友好的”なアベノミクスが継続するとの見方から堅調な値動きとなり、戦後最長の「15連騰」を達成。さらに、24日は前日比108円52銭高の2万1805円17銭で取引を終え、連騰記録を16にまで伸ばした。
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Inside
アディーレ処分で依頼人置き去り 東京弁護士会のずさんな後始末
2017年11月4日号法曹界が大混乱に陥っている。発端はアディーレ法律事務所に対する懲戒処分。10月11日、アディーレが所属する東京弁護士会は同事務所に2カ月間、創業者で代表の石丸幸人弁護士に3カ月間の業務停止を言い渡した。
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Inside
関電の大飯廃炉方針に便乗 政府が原発“積極”姿勢へシフト
2017年11月4日号衆議院総選挙真っ最中の10月17日、関西電力が大飯原子力発電所1、2号機(福井県)の廃炉方針を固めたことが明らかになった。公式には、「そのような事実はない」とする関電だが、電力業界関係者の間では、廃炉は既定路線だった。
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Inside
重役歴任の財界人生に刻んだ光と影 東芝元社長、西室泰三氏が死去
2017年11月4日号東芝や日本郵政の社長などを歴任した大物財界人、西室泰三氏が10月14日に死去していたことが分かった。81歳だった。その財界人生の大部分は、自身の出身企業である東芝をはじめ、日本を代表する企業や公職などの重役ポストを総なめにするなど、まばゆい「光」に包まれていた。
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人事天命
【米連邦準備制度理事会(FRB)】 議長レースを走る3氏 透ける共和党との距離感
2017年11月4日号米国の中央銀行、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事が大詰めを迎えている。トランプ米大統領が10月中にも固める人事で、取り沙汰されている選択肢は三つある。
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破格の早期退職金リストを入手 リストラに猛進する三越伊勢丹
2017年11月4日号在庫は最大90%オフの社員割引で一斉処分、バブル入社組を破格の退職金で追い出し、郊外店や高級食品スーパーの株式も手放すなど、杉江俊彦社長率いる三越伊勢丹ホールディングスはなりふり構わずリストラに走るが、将来像は見えない。
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人事天命
【三菱自動車】 “緊急登板”の益子CEOが続投へ 日産、三菱系のバランス重視
2017年10月28日号三菱自動車の燃費データ改ざんが昨年発覚し、一時は引責辞任も取り沙汰された最高経営責任者(CEO)の益子修氏(68歳。写真)が、当面の続投を決断したようだ。
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EVシフトを加速させた張本人 VWがディーゼル投入の思惑
2017年10月28日号独フォルクスワーゲン(VW)が来年初め、ついにディーゼル車を日本市場に導入する。VWといえば2015年9月、米国の排ガス試験をクリアするために違法なソフトウエアをディーゼル車に装着していた不正が発覚。
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国内初の舌下錠タイプ発売が先送り 肩透かし食らう花粉症患者
2017年10月28日号日本初の舌下錠タイプのスギ花粉症アレルゲン免疫療法薬「シダキュアスギ花粉舌下錠」(医療用医薬品)の発売が2018年4月以降に先送りされた。スギ花粉シーズンは1~4月。患者にとって悲報である。
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「野菜工場」が第2ステージへ 米中・新興企業が巨額投資で隆盛
2017年10月28日号2018年、野菜工場の建設が国内外で相次ぐ。先行投資をして野菜工場の黒字化に道を開いた日系企業に、やっと“刈り入れの時期”が到来するわけだ。しかし、米中の新興勢力が巨額投資を行い、市場を席巻しようとしている。
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「つみたてNISA」受け付け開始も… 制度普及を阻む三つの壁
2017年10月28日号森信親・金融庁長官の肝いりで新設された「つみたてNISA」。10月から口座開設の受け付けが始まったが、販売会社の金融機関は慎重姿勢が根強い。早くも業界内に冷めた雰囲気も漂う中、足元では普及を阻みかねない三つの“壁”が浮上している。
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輸入依存の再エネ推進の是非 「木質バイオ発電」急増の謎
2017年10月21日号日本が世界の“かも”になっている──。再生可能エネルギーで発電した電気を政府が一定期間買い取る固定価格買い取り制度(FIT)。その対象となる「木質バイオマス発電」の認定容量が急増している。2015年度に策定された長期エネルギー需給見通しでも、バイオマスは水力、太陽光と並ぶ「再エネ3本柱」とされた有力電源だ。
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Inside
損害賠償リスクすら浮上 神戸製鋼データ不正の代償
2017年10月21日号神戸製鋼所が「身から出たさび」で揺れに揺れている。10月8日、緊急会見を開き、アルミ・銅事業部門で「検査証明書のデータ改ざん」や「検査工程の省略」を組織ぐるみで行っていたと発表したのだ。強度など、顧客と取り決めた仕様に適合していない製品を、適合しているものとして出荷していた。
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グーグル、LINEが国内で先行 AIスピーカー旋風なるか
2017年10月21日号米グーグルとLINEが人工知能(AI)を搭載したスピーカーを国内で発売した。米アマゾンやソニーも年内の発売を控えており、スマートフォンの次の市場を狙う各社の競争が激化している。
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人事天命
【パナソニック】 在任6年目の津賀社長は続投有力 後継候補2人の争いに若手も参戦へ
2017年10月21日号在任6年目に突入したパナソニックの津賀一宏社長(60歳。写真)の去就が注目されている。シナリオは二つある。
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パナが子育て向けの高級自転車 20万円のママチャリとは?
2017年10月21日号33万円もする「電動アシスト機能付きのマウンテンバイク」を、9月1日の販売開始から1カ月間で年間販売予定の200台を売り切った。パナソニックグループの自転車メーカーであるパナソニック サイクルテックは、今度は11月20日に「新型ママチャリ(子どもを乗せられる自転車)」で勝負に出る。
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「リアップ」に初の後発品参入も 新発毛剤、発売延期の失態
2017年10月21日号日本で唯一、壮年性脱毛症で発毛効果が認められたOTC(大衆薬)として1999年に登場した大正製薬の「リアップ」。これまでOTCの発毛剤市場を独占してきたが、19年目にして初のライバルが現れる。「スカルプD」シリーズなどを展開する男性用シャンプー大手アンファーが「メディカルミノキ5」(第1類医薬品)の発売を発表したのである。
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アパマン・カードローンの次の標的 銀行に再び「金融庁アラート」
2017年10月21日号「次の金融庁のターゲットは医療・介護分野向け融資だという。こうなると、いったいどこにカネを貸せというのか」。ある大手地方銀行の関係者は自嘲気味にそう語った。