記事一覧:NEWS2438

  • ANAの中距離LCC進出に横たわるバニラとピーチの統合問題

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    ANAの中距離LCC進出に横たわる バニラとピーチの統合問題

    2018年2月17日号  

    「世界をリードするエアライングループ」を掲げ、路線網を拡大強化するANAホールディングス。新しい中期経営計画では、伸び盛りのアジア市場を開拓しようと、傘下のLCC(格安航空)事業で中距離路線への進出を表明した。しかし同事業にはそれ以上の“難題”が潜んでいる。

  • 君島達己(任天堂社長)特別インタビュー

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    君島達己(任天堂社長)特別インタビュー

    2018年2月17日号  

    任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」が絶好調だ。累計1億台を販売した大ヒットゲーム機「Wii」を超えることも視野に入ってきた。任天堂に復活をもたらしたゲーム機が2年目に入るが、君島達己社長に次なる戦略を聞いた。

  • 富士フイルムHDがのみ込む“名門”ゼロックスの微妙な内情

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    富士フイルムHDがのみ込む “名門”ゼロックスの微妙な内情

    2018年2月10日号  

    アジアの合弁相手だった“子”が、米国の老舗名門の“親”を買収──そんな成功譚となるかどうか。富士フイルムホールディングス(HD)は1月31日、米ゼロックスを買収すると発表した。まず両社が出資する富士ゼロックスが、富士フイルムHDから富士ゼロックス株を6710億円で自社株買いする。

  • 役立たずの“天下り”を防げるか銀行に人材紹介業解禁

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    役立たずの“天下り”を防げるか 銀行に人材紹介業解禁

    2018年2月10日号  

    規制緩和によって、銀行に人材紹介業という新たなビジネスの道が開ける。1月23日、金融庁は銀行向け監督指針の改正案を公表。その中で、銀行が取引先企業に対して人材紹介業を手掛けることが可能であると明文化した。

  • JALついにトップ交代稲盛イズムを継承できるか

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    JALついにトップ交代 稲盛イズムを継承できるか

    2018年2月10日号  

    「全く“ノーマーク”の人物だった」。航空業界関係者がこう一様に驚くのが、日本航空(JAL)のトップ交代だ。4月1日から社長に昇格するのは、赤坂祐二常務執行役員(56歳)。入社以来、整備部門一筋で、現在は4000人の整備士が所属するグループ会社、JALエンジニアリングの社長も兼務する。

  • 放射線治療医の一斉退職で非常事態神奈川のがん医療を蝕む病巣

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    放射線治療医の一斉退職で非常事態 神奈川のがん医療を蝕む病巣

    2018年2月10日号  

    神奈川県議会の厚生常任委員会は1月29日、県立がんセンター(横浜市)の放射線治療が非常事態に陥っている問題を終日にわたり議論した。地域がん医療の拠点である同病院で放射線治療医が相次いで退職、がんの放射線治療に支障が生じているのだ。

  • 取引所のシステム不備が露呈仮想通貨の不正送金問題の行方

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    取引所のシステム不備が露呈 仮想通貨の不正送金問題の行方

    2018年2月10日号  

    1月26日、仮想通貨の大手取引所であるコインチェックは、日本円にして約580億円分の仮想通貨が不正に送金されたと発表した。過去最大規模となる今回の流出事件から、取引所のシステム不備や大金を生む取引所の収益構造など、熱狂する仮想通貨市場の盲点が浮き彫りになった。

  • 初のキャンセルより重大懸念MRJ300機受注に暗雲

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    初のキャンセルより重大懸念 MRJ300機受注に暗雲

    2018年2月10日号  

    三菱重工業傘下の三菱航空機で開発が進む国産初のジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」に、初のキャンセルが発生した。キャンセルとなったのは、米イースタン航空と契約を結んでいた40機(確定受注20機、予備受注20機)だ。これは、MRJの全受注数の約1割に当たる数である。

  • 日本企業に突き付けられた挑戦状活発に蠢く「物言う株主」

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    日本企業に突き付けられた挑戦状 活発に蠢く「物言う株主」

    2018年2月10日号  

    アクティビスト(物言う株主)の動きが活発化している。1月下旬には、国内外のファンドが3月の株主総会に向けて相次いで株主提案を表明した。さらに、水面下でも物言う株主は、環境面の変化も追い風にしながら、着実に存在感を高めている。日本企業は対応に苦慮する中で、企業価値の在り方と真剣に向き合う命題を突き付けられている。

  • 【すかいらーく】長期政権の谷社長は続投か後継に子会社社長の名前も

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    【すかいらーく】 長期政権の谷社長は続投か 後継に子会社社長の名前も

    2018年2月10日号  

    10年目の長期政権に突入しているすかいらーくの谷真社長(66歳。写真)だが、その体制はまだ盤石そうだ。

  • 量から質への転換進める中国経済天津がGDP水増しを“告白”

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    量から質への転換進める中国経済 天津がGDP水増しを“告白”

    2018年2月3日号  

    1月18日に発表された中国のGDPの数値を見て、SMBC日興証券の肖敏捷シニアエコノミストは一瞬目を疑った。全国の実質GDP成長率に対してではない。天津が3.6%と全国を大きく下回る成長率となっていたからだ。

  • 【アイリスオーヤマ】54年ぶりの名物経営者交代長男に託す売上高1兆円の夢

    人事天命
    【アイリスオーヤマ】 54年ぶりの名物経営者交代 長男に託す売上高1兆円の夢

    2018年2月3日号  

    創業60年の節目を迎え、54年ぶりの社長交代──。日用品大手、アイリスオーヤマの大山健太郎社長(72歳)が会長に退き、長男の晃弘取締役(39歳。写真)が7月1日付で社長に昇格する。「社長業53年がたち、7月で73歳になる。新たな視点で社会に貢献することを期待している」と健太郎氏は理由を語る。

  • 合理性よりも「勝者の論理」を優先JXTG、決済一本化の裏事情

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    合理性よりも「勝者の論理」を優先 JXTG、決済一本化の裏事情

    2018年2月3日号  

    業界トップというプライドが、合理的な判断を阻む結果につながったのだろうか。石油元売り業界首位のJXTGホールディングス(HD)は、セルフガソリンスタンド(GS)の新ブランド「エネジェット」を発表。その新しい決済ツールとして「エネキー」を2019年7月から展開することを決めた。

  • 社長交代でも体制変わらず岡藤社長が退けない事情

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    社長交代でも体制変わらず 岡藤社長が退けない事情

    2018年2月3日号  

    「従来のビジネスモデルでは3~5年後には行き詰まる危機感がある。新しい頭で新しいビジネスモデルを考えてもらう」(岡藤正広社長)伊藤忠商事は1月18日、社長交代の人事を発表した。CEO(最高経営責任者)とCOO(最高執行責任者)の肩書を新設し、今年4月に鈴木善久専務執行役員が社長COO、岡藤氏は会長CEOとなる。

  • 年次“再”逆転で異例の経営体制へみずほ社長交代の深層と余波

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    年次“再”逆転で異例の経営体制へ みずほ社長交代の深層と余波

    2018年1月27日号  

    1月15日、みずほフィナンシャルグループは、4月1日付で佐藤康博社長が会長に退き、後任にみずほ証券の坂井辰史社長を昇格させる人事を発表した。銀行の頭取時代を含め、9年間にわたる佐藤体制に終止符が打たれ、次世代への継承が進む。だが、大胆な若返りは、後の人事の波乱要因になりそうだ。 本誌・鈴木崇久、田上貴大

  • ビール市場13年連続で過去最低更新キリン独り負けからの新合戦

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    ビール市場13年連続で過去最低更新 キリン独り負けからの新合戦

    2018年1月27日号  

    ビール大手5社によるビール類の国内出荷量(課税済み)が過去最低を更新した。唯一シェアを落としたのは新ジャンルで後手に回ったキリン。同社は巻き返しを図るが、2018年の合戦は新ステージに突入する。

  • 【日本建設業連合会】リニア談合事件で結束崩れる就任初年度から難局迎えた業界の顔

    人事天命
    【日本建設業連合会】 リニア談合事件で結束崩れる 就任初年度から難局迎えた業界の顔

    2018年1月27日号  

    「皆さまにご心配をおかけしたことを大変申し訳なく、ざんきの至り」──。昨年12月、東京地検特捜部と公正取引委員会が、強制捜査に踏み切ったリニア中央新幹線の建設工事をめぐる談合事件。ゼネコン業界団体、日本建設業連合会の山内隆司会長(大成建設会長。71歳。写真)は今月、業界団体の賀詞交換会のあいさつで冒頭のように述べ、捜査への協力姿勢を見せた。

  • 不人気の私大パイロット養成学科国が絡む秘策で逆転なるか

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    不人気の私大パイロット養成学科 国が絡む秘策で逆転なるか

    2018年1月27日号  

    高所得でステータスのある職業として医師、弁護士などと並び称されるパイロット。「養成校は複数あるが、学費が安く、就職実績も良い“航空大学校”を目指すのが一般的」と話すのは、航空大学校の受験指導に定評のあるパイロット予備校の谷誠代表だ。

  • 税収1000億円減の衝撃官邸に翻弄された小池都政

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    税収1000億円減の衝撃 官邸に翻弄された小池都政

    2018年1月27日号  

    「国はこれまで(中略)地方間の財源の奪い合いに終始するような、税制の本旨をゆがめる改正を繰り返してきた」「都民生活を脅かす、そして東京という日本の活力を削ぐことになりかねない暴挙だ」

  • 4年前の盛り上がりとは裏腹に…出足鈍い「つみたてNISA」

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    4年前の盛り上がりとは裏腹に… 出足鈍い「つみたてNISA」

    2018年1月27日号  

    「正直、相当少ないですね」。1月に買い付けが始まった積み立て型の少額投資非課税制度「つみたてNISA」の申し込み状況をめぐり、ある投資信託会社の担当者は思わず落胆の声を漏らした。

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記者の目

  • 編集部 宮原啓彰

    NHK大河ドラマ「光る君へ」ロスが深刻です……

     2024年最後の号、「総予測2025」をお手に取っていただきありがとうございます。そして、この一年、「週刊ダイヤモンド」をご愛読いただいた読者の皆さま、ならびに取材先、印刷、運搬、全国の書店の方々に感謝申し上げます。
     NHK大河ドラマ「光る君へ」最終話の放映翌日、彰子ロスの中で本特集における、この最終原稿を書いています。
    「嵐が来るわ」──。新時代の到来を予見させる武者たちの背に放たれた、まひろ(紫式部)の最後のセリフは、来る25年を目前に控えた心境と重なるのではないでしょうか。
     戦後80年の節目に、これまでの国際秩序が崩壊する「新時代」が幕を開けようとしています。本特集がその活路となれば幸いです。

  • 副編集長 大矢博之

    財務省が抵抗する所得税減税 インフレ“自動増税”放置させるな

     子供のころ、真剣に悩んでいたのはお小遣いの使い道。今お菓子を買うのか、数カ月分ためて漫画を買うのか。やりくりは重大事で、もっと自由に使えるお金が欲しいと思っていました。
     お金の使い道を決められることは権力です。自民党や財務省が給付金の支給は簡単に決めるのに、所得税の基礎控除引き上げには難癖をつけて抵抗するのは、税収減が権力の減少に直結するからでしょう。インフレに伴う〝自動増税〟を、30年近くにわたって放置させてはいけません。
     さて新年を前に、子供へのお年玉やお小遣いの額を決める時期になりました。自分が経験してきた過去の金額でいいのか。インフレ対応をすべきなのか。お金の使い道の悩みは尽きません。

最新号の案内2025年1月4日号

表紙

特集総予測2025

2025年、このくしくも戦後80年の節目の年に、日本と世界が新時代に突入する――。ダイヤモンド編集部の総力と国内外の超一流の専門家たちの英知を結集させた超人気企画「総予測」では、経済や景気、産業・企業の25年を予測するのみならず、トランプ・…

特集22024『ベスト経済書』

日本経済の長期停滞の要因を改めて考察し、停滞から脱出するための方策を検証する。それが2024年のベスト経済書の顔触れの根底にある。長期にわたる大規模な財政出動と金融緩和の総括、劣化が停滞の要因の一つとされる人的資本への投資の在り方などに関す…