記事一覧:NEWS2438件
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Inside
1年で三菱UFJ銀1行分が消失 米銀が店舗大リストラ敢行中
2018年5月12日号米国の大手銀行4行がそろって、急ピッチで店舗大リストラを進めている。その多くは、法人減税や市場取引の活発化などの恩恵を受けて、当期純利益が前年同期比で大幅増益を記録。一方、その陰で経営効率アップのために大幅な店舗削減を続ける姿も浮き彫りになった。17年12月からの3カ月だけでも4行合計で133の店舗が消失。この1年では655にも上る。
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Inside
遠のいた柏崎刈羽原発のゴール 知事辞任でも喜べない東電
2018年5月12日号東京電力ホールディングスの柏崎刈羽原子力発電所が立地する新潟県の米山隆一知事が、週刊誌に報じられた自身の女性問題の責任を取って辞任することになった。柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な姿勢だった米山知事の辞任は、東電にとって“熱烈歓迎”のはず。ところが、実はもろ手を挙げて喜べる状況ではない。
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Inside
AI、ドローン活用の作物が高値流通 “スマート枝豆”が農業変える
2018年5月12日号人工知能(AI)やドローンなどのテクノロジーが、“儲かる農業”の実現に本格的に貢献し始めている。
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Inside
「絞りと集中」でシェア急伸 “独り負け”キリン好転の理由
2018年5月12日号ビール大手の中で独り負け状態だったキリンビールが今年に入り絶好調だ。昨年は大手4社の中で唯一ビール類のシェアを落としたが、今年1~3月の販売数量は市場平均が約1%減の中、前年同期比5%増と健闘し、シェアを伸ばした。
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Inside
ファミマを子会社化する伊藤忠 ドンキとの関係はどうなる?
2018年5月12日号イオンの筆頭株主でローソンを子会社化した三菱商事、三井物産が出資するセブン&アイ・ホールディングスと並んで、伊藤忠商事は小売りの第三極を形成することができるのだろうか──。
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Close Up
ソフトバンク、粉飾の携帯ショップを子会社化 “大き過ぎて潰せない”救済劇の内幕
2018年5月12日号ソフトバンクグループが世界の最先端分野への投資を加速する一方で、携帯子会社のソフトバンクが不可解な出資を行っていることが明らかとなった。不正会計で経営危機に陥った携帯ショップを完全子会社化したのだ。新規上場(IPO)の準備に入ったソフトバンクの内部で一体何が起こっているのか。 本誌委嘱記者・村井令二
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人事天命
【中央大学】 異例の次期学長選「再」実施も 否決された候補者が「再」当選
2018年5月12日号教職員サイドの意志は固かった──。中央大学は4月22日に教職員による学長選挙を実施し、元学長で法務研究科の福原紀彦教授(64歳。写真)が「再」当選した。
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人事天命
【経済産業省】 加計問題で柳瀬唯夫審議官が失脚 「59年組」事務次官レースが決着
2018年4月28日号経済産業省の事務次官レースで、優勝劣敗がはっきりしてきた。きっかけは首相秘書官を務めた柳瀬唯夫経済産業審議官(56歳、1984〈昭和59〉年入省。写真)が、加計学園問題の再燃で窮地に立たされたことだ。
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Inside
くすぶるルノー・日産の合併論 ゴーン氏の“本音”に透ける苦悩
2018年4月28日号「合併がベストの選択だとは考えていない」──。仏ルノー、日産自動車、三菱自動車の3社連合を率いるカルロス・ゴーン氏は日本滞在中の先週、周辺にそう語ったという。
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Inside
邦銀の仮想通貨連合で“一斉離脱” 擦れ違う地銀とSBIの思惑
2018年4月28日号SBIグループが主導し、3メガバンクを含む最大61行の邦銀が加盟していた「内外為替一元化コンソーシアム」。仮想通貨「リップル」の技術を使い、安価で高速な送金プラットフォームの開発を目指すこの連合に今、異変が起きている。
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Inside
大穴電力ベンチャーを舞台に結成 東ガス主役の「反・東電連合」
2018年4月28日号電力・ガスの小売り自由化で東京電力ホールディングス(HD)と激しいつばぜり合いを演じる東京ガス。その東ガスがあるスタートアップ企業へ出資したことが、エネルギー業界で話題に上っている。
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Inside
火力発電、MRJに続く試練 三菱重工、トルコ原発の幕引き
2018年4月28日号三菱重工業内で、また一つアラートが鳴り始めた。「アトメア1」の採用を前提に計画が進められている、トルコにおけるシノップ原子力発電所プロジェクトだ。
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Inside
減収減益のしまむらと明暗 好調ファストリが抱える課題
2018年4月28日号ファーストリテイリング(以下、ファストリ)は2018年8月期の中間決算を発表した。売上高は前年同期比17%増の約1兆2000億円、営業利益は同30%増の約1700億円となり、共に中間期で過去最高。通期の連結売上高は2兆1100億円と、初めて2兆円の大台に到達する見込みだ。
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Inside
就活生のみならず銀行も“銀行離れ” みずほが異質の新卒採用に重点
2018年4月28日号みずほが過去数年の自社内定者の個性を全業界の平均値と比較分析したところ、協調性や問題解決力が高い半面、新しい発想や変化を生み出す創造力や変革力に課題があることが判明。加えて、個性を九つに分解して各年の内定者の平均値を示したレーダーチャートは、いずれも相似形を描いた。
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Inside
ついに“不動”勘定系もクラウド化へ 銀行ITシステムに大異変
2018年4月21日号数あるITシステムの中でも、最大の“岩盤”とでも呼ぶべき銀行勘定系システムがついに動く──。日本ユニシスはマイクロソフトと組み、クラウド上で運用する銀行勘定系システムの提供に乗り出す。すでに技術は完成済みという。
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人事天命
【住友生命保険】 大型新商品の成否が 次期社長レースに影響
2018年4月21日号大手の生命保険会社で第一生命保険、日本生命保険と社長交代が続く中、次のトップ人事で注目されているのが住友生命保険だ。橋本雅博社長(62歳。写真)が就任したのは2014年。歴代トップの在任期間を見ると、6年前後が通例という中で、橋本氏が6年目を終える20年は新たな中期経営計画をスタートさせる年でもあり、人事を断行する絶好のタイミングだろう。
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Inside
現場力No.1の映像解析“メーカー” セコムが監視社会、中国に布石
2018年4月21日号日系ITベンダーが苦戦してきた中国のセキュリティー市場に国内警備最大手、セコムが風穴を開けようとしている。テクノロジーを駆使した警備で培った“ソフトの力”を武器に住宅向け警備事業を拡大する。
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Inside
森友問題で20年の時を超えて 「呪われた大蔵57年組」再び
2018年4月21日号「呪われた57年組、というらしいですな」。学校法人森友学園への国有地売却に関して決裁文書を財務省が改ざんした問題で、佐川宣寿・前国税庁長官が証人喚問に立った話題になると、ある大手銀行OBはそう語った。
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Close Up
日本企業の海外M&Aで過去最大5兆円超 武田薬品、巨額買収で脱日本か
2018年4月21日号国内製薬最大手の武田薬品工業が、アイルランドのバイオ医薬大手シャイアーの買収を検討している。買収金額は5兆~6兆円規模が想定され、日本企業の海外企業買収で過去最大規模となる。これは単純なM&A(企業の合併・買収)ではなく、“脱日本”への布石になり得る。
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Inside
人事案に大株主が異例の反対表明 アルミ首位UACJの経営混乱
2018年4月21日号「神戸製鋼所や三菱アルミニウムなど、競合が品質不正で混乱している。本当は勢力拡大のチャンスなのに」。2013年に古河スカイと住友軽金属工業の統合で誕生したアルミメーカー国内首位のUACJの関係者は、こうため息をつく。