記事一覧:NEWS2438件
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国債先物で証券会社初の相場操縦 “稼げぬ市場”で不正の深淵
2018年7月14日号三菱UFJモルガン・スタンレー証券社員による長期国債先物の不正取引をめぐり、証券取引等監視委員会が課徴金納付命令を金融庁に勧告した。証券会社初の不名誉な不正が起きた背後には、厳しい収益環境下でのディーラーの焦燥が浮かび上がる。
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欧州での個人情報漏えい事件で 日本企業初のGDPR違反の可能性
2018年7月14日号欧州のホテル予約サイトで先月末、不正アクセス事件が起き、同サイトに業務委託していたプリンスホテルや藤田観光など国内ホテル宿泊者の個人情報が漏えいしたことが発覚した。5月施行の欧州の新たな個人情報保護規制、GDPRに違反する国内初の事例となる恐れも出ている。
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Inside
ひそかに広がり始めている 加熱式たばこ非純正品の波紋
2018年7月14日号ジョウズ・ジャパンは7月、加熱式たばこデバイス「jouz」を発売する(税込み6680円から)。同社はサードパーティーと呼ばれる会社で、たばこ自体は販売せず、フィリップ・モリスが販売するIQOSのヒートスティックに対応する。
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Inside
JALの新LCC始動に向け ジェットスターとの協議がスタート
2018年7月14日号「JALの新LCCはベリーグッドアイデア。実は中長距離路線については以前から話していて、成功するにはわれわれと協業するのが必須条件だと思う」。7月初め、ジェットスターグループのギャレス・エヴァンスCEOが、ジェットスター・ジャパン(JJP)の就航6周年に合わせて来日し、本誌にこう明かした。
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Inside
ペットボトルコーヒー人気が仇に アルミメーカーの「試練の夏」
2018年7月14日号アルミ缶は、1971年にアサヒビールが缶ビールをスチール缶から総アルミ缶に切り替えて以降、軽さという特性からくる物流コストの削減メリットや商品棚への陳列のしやすさなどから、着々と飲料業界を席巻してきたアルミメーカーの“孝行息子”だ。
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Inside
「年縛り」に強権発動も視野 公取委が携帯大手に再警告
2018年7月14日号「いま乗り換えていただければ、最新のiPhoneが実質ゼロです」。7月初旬、東京都内のソフトバンク直営店。担当するスタッフは、総務省が2016年4月に策定したガイドラインで規制したはずの「実質0円」をアピールし始めた。
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Inside
年収19億円のゴーン氏が力説 「日産CEOの報酬は低い」
2018年7月14日号6月26日、横浜市で開かれた日産自動車の定時株主総会。ある男性株主が最終盤に質問に立ち、日産で昨年発覚した完成車の無資格検査問題に触れ、「あれだけのことを起こして誰がどう責任を取ったのか」と怒りをあらわにする場面があった。
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人事天命
【三越伊勢丹ホールディングス】 現場に強い営業部門のトップに 社内外から落胆の声が上がる理由
2018年7月7日号「竹内さんは一体どうしてしまったのか」──。杉江俊彦社長(57歳)の下、経費削減にまい進している三越伊勢丹ホールディングス(HD)。百貨店事業全般の責任者である竹内徹取締役(58歳。写真)について、業界で落胆する声が出ている。
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Inside
ファンドの外圧に屈した経営陣 出光・昭シェル統合の真相
2018年7月7日号石油元売り業界2位の出光興産と同4位の昭和シェル石油の経営統合が実現する見通しになった。方針決定から約3年を経て、ようやく決着までこぎ着けた。
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Inside
突如、補助金が2兆円不足! 中国で太陽光が急ブレーキ
2018年7月7日号変化は突然訪れた。5月28日から3日間、中国・上海で太陽光発電関連の展示会が開かれた。参加者の一人は、その日はまだ「会場は熱気に包まれ、中国の勢いは衰えていないと感じた」と振り返る。
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Inside
利益重視の"認定"業者が一斉処分 再建かすむ仮想通貨業界
2018年7月7日号6月22日、マネーロンダリング(資金洗浄)対策が不十分などの理由で、金融庁は仮想通貨交換業者6社に対して業務改善命令を発令した。問題なのは、いずれも金融庁の審査を通過した“認定済み”業者であったことだ。
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Inside
ペットボトルコーヒー人気のけん引役 サントリーがコカを超える日
2018年7月7日号背景には消費者の生活習慣の変化がある。デスクワークが働き方の中心となり、長時間かけて飲む「ちびだら飲み」が増加。大容量で持ち運びできるペットボトルと、お茶や水の代わりとしても飲める軽い飲み口が消費者に受けた。
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Inside
孫社長の懐刀が60億円を差配する "尖った"AI人材育成支援
2018年7月7日号ソフトバンクグループ傘下のAI人材育成会社、ディープコアが本格的に始動した。5月末にAIベンチャーへの投資に特化した60億円規模のファンドを設立。AIを使った防犯カメラの映像解析や、接客サービスを手掛けるベンチャー2社への出資を決めた。
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Inside
トヨタと連携で局面打開か 中国スズキ"撤退騒動"の真相
2018年6月30日号発端は15日。スズキは、中国の持ち分法適用会社である江西昌河鈴木汽車(昌河鈴木)に対するグループ持ち分46%を、中国側の昌河汽車に全て譲渡したと発表した。
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人事天命
【新日本プロレスリング】 目指すは米WWE超え! 超異色の外国人社長が誕生
2018年6月30日号プロレスファンはもちろん、ゲーム、エンターテインメント業界の関係者も仰天の“電撃移籍”である。玩具大手タカラトミーの社長兼CEOを務めたハロルド・ジョージ・メイ氏(54歳。写真)が6月、プロレス団体最大手の新日本プロレスリングの社長兼CEOに就任したのだ。
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Inside
シャイアー買収で株総は波乱必至 武田が創業家筋、OBと対立
2018年6月30日号国内製薬最大手、武田薬品工業の定時株主総会は昨年、長谷川閑史前社長の相談役就任をめぐって紛糾した。今年の定時株主総会も大型買収の合意をめぐり、波乱必至の状況だ。
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Inside
外国人学生やエースを一本釣り メルカリ流の人材登用術
2018年6月23日号今年最大規模のIPO(新規株式公開)で得た資金は、人、テクノロジー、海外の3分野に投資していく──。フリーマーケットアプリ大手のメルカリが、6月19日に東証マザーズに新規上場する。公募価格は1株3000円で、時価総額は4000億円規模になる見通し。
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Inside
女性用スーツの販売が絶好調 「アラ管」が紳士服業界を救う?
2018年6月23日号オフィスカジュアルの煽りを受け、売り上げ減にあえぐ紳士服メーカーに光明が差している。レディーススーツの売り上げが好調なのだ。
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人事天命
【ライオン】 大政奉還の可能性もあるが 4代連続で非創業家社長が濃厚
2018年6月23日号4期連続で過去最高益を更新中の日用品大手ライオンは今春、3カ年の中期経営計画を発表した。就任7年目の濱逸夫社長(64歳。写真)は本中計の最終年である2020年をめどに社長を交代するとの観測が出ている。
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Inside
電気なのに「東急ブランド」で勝負 東電・東ガスを脅かす新勢力
2018年6月23日号首都圏の“光熱費争奪戦”に殴り込みをかけた中部電力と大阪ガスの合弁会社、CDエナジーダイレクトが、最初の業務提携先として選んだのは、東急グループの新電力会社、東急パワーサプライ(PS)だった。CDエナジーは調達する都市ガスを東急PSに卸すことになる。