記事一覧:NEWS2438件
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Inside
オフィス空室率が空前の低さ 移転先を求めてさまよう事情
2018年8月4日号「事務所のあるオフィスビルで突然、マンションへの建て替えが決まった。引っ越し先を必死に探しているが、全く見つからず困っている」東京都渋谷区のある中小企業の幹部は、そう肩を落とす。
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Inside
返礼品競争に都区部も本格参入 国と自治体で続く神経戦
2018年8月4日号国の方針に従おうとせず、見直す意向もないのはこの自治体です──。総務省は7月、いまだ返礼品競争が横行しているふるさと納税をめぐって、(1)返礼割合が3割超、(2)地場産品ではない返礼品を送付している、(3)今年8月までに見直す意向がない──などとして、大阪府泉佐野市や佐賀県みやき町など12の自治体名を公表した。
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Inside
金融庁への忖度と業績目標の板挟み 地銀の“股裂き”有価証券運用
2018年8月4日号全国に106行ある地方銀行において、株式や債券、投資信託などの有価証券の運用業務で“股裂き”状態が顕在化している。銀行の監督官庁である金融庁への忖度と、経営計画で打ち出した業績目標との間で板挟みになっているのだ。
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Inside
助成金詐欺で社長逮捕のペジー “世界一”スパコンの前途多難
2018年8月4日号スーパーコンピューターの開発をめぐり、助成金6億5300万円をだまし取ったとして社長が逮捕、起訴されたペジーコンピューティングのスパコンが6月、昨年に続きスパコン省エネランキング「Green500」で世界一となった。
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Close Up
世界の巨人が日本をてこ入れ キリンがバドワイザーを失う理由
2018年8月4日号ビールの巨大ブランド「バドワイザー」。これまでキリンが日本での製造販売を手掛けてきたが、世界ビール最大手が自前での展開に切り替えた。世界の巨人が日本市場攻略のピッチを上げる。
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Close Up
永守重信(京都学園理事長/日本電産代表取締役会長(CEO))特別インタビュー
2018年8月4日号国内外で積極的なM&Aを行い、自ら創業した日本電産を世界No.1の総合モーターメーカーに育て上げた永守重信会長。今年3月、京都学園大学の理事長に就任し、今度は大学経営に乗り出した。日本を代表する経営者が、教育に懸ける熱い思いを余すところなく語った。
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人事天命
【NTTドコモ】 持ち株会社は経営体制刷新 生え抜き社長を維持できるのか
2018年7月28日号6年ぶりにトップが澤田純社長(62歳)へと交代した日本電信電話(NTT)。NTTグループの経営体制が刷新される中で、NTTドコモの吉澤和弘社長(63歳)は株主総会で続投が決まったものの、次期社長をめぐるレースが本格化してきた。
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Inside
都心の空調特需を根こそぎつかむ! ダイキン営業部隊の最強ツール
2018年7月28日号「業務用エアコンの受注量がバブル期を超えているかもしれない」(ダイキン工業常務執行役員の舩田聡・空調営業本部長)。業務用空調市場で国内シェア4割を握るダイキンが、特需に沸いている。
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Inside
稼働率9割で外国人に人気 婚礼大手がホテルで攻勢
2018年7月28日号東京都渋谷区にホテルや不動産業界関係者がこぞって見学に来るホテルがある。2017年5月に開業したトランクホテルだ。明治通りから少し入ったところにあり、渋谷駅から歩いて約10分、平均客室単価約6万円にもかかわらず、稼働率は90%を超える。宿泊客の8割が外国人で、その7割以上が欧米人だという。
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Inside
ANAに暗雲、GEに追い風 B787トラブルの悲喜こもごも
2018年7月28日号「ここまで短期間にエンジントラブルが重なるとは。全日本空輸(ANA)にとっても予想外の事態だ」ANA幹部はため息をつくが、それも当然だ。ANAは今、国内線を飛ぶボーイング787(B787)型機で大量の欠航を出している。
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Inside
「アップル縛り」に公取委がメスも 携帯3社の料金引き下げ道半ば
2018年7月28日号圧倒的な強さで、大手携帯電話会社に不利な契約を押し付けているのではないか──。かねてうわさされてきた米アップルによるiPhoneの販売手法に初めて「市場の番人」のメスが入った。
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Inside
楽天、アリババ、ドンキ? 西友売却に買い手はつくか
2018年7月28日号果たして買い手はつくのか──。「日本経済新聞」電子版が7月12日に報じた総合スーパー(GMS)、西友の売却報道。親会社の米流通大手、ウォルマートが複数の流通大手や投資ファンドを買い手候補にしているとの内容だった。
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Close Up
ギョーム・カルティエ(三菱自動車専務執行役員(グローバルマーケティング&セールス担当))特別インタビュー
2018年7月28日号今年4月、三菱自動車の海外販売の最高責任者に、専務執行役員のギョーム・カルティエ氏(49歳)が就いた。日産自動車から送り込まれたこのフランス人が、日本のメディアで初めて本誌の取材に応じ、三菱自変革の狙いと展望を明かした。
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Close Up
地方の地価を左右するインバウンド需要 三大訳あり物件が海外マネーで完売
2018年7月28日号今月公表された2018年の路線価。東京・銀座が2年連続でバブル期を超えるなど都市部で上昇が続く中、明暗が分かれたのが地方だ。29県が前年比で下落する一方、訪日外国人の人気エリアを中心に、局所的に地価が上がる二極化が進む。長年塩漬けになっていた“訳あり物件”にも買い手が現れている。
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Inside
日産で新たな不正発覚 西川社長が即退陣すべき理由
2018年7月21日号日産自動車でまたも不正検査が発覚した。9日、日産のものづくりを統括する山内康裕チーフ・コンペティティブ・オフィサー(CCO)が横浜市で会見し、出荷前の新車の完成検査において、本来は無効とすべき排出ガスの測定値を有効としたり、数値そのものの書き換えを行っていた事実を明らかにした。
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人事天命
【大京】 長期在任のプロパー社長が勇退 名実共にオリックスの傘下へ
2018年7月21日号マンション大手、大京グループが6月下旬、経営体制を刷新した。大京観光(現大京)入社のプロパーで、2010年から大京本体の社長を務める山口陽氏が上席顧問に退き、親会社のオリックスから同社取締役兼代表執行役副社長・グループCFOの小島一雄氏(62歳。写真)が、新たなトップとして送り込まれた。
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Inside
“外圧”物言う株主が突き付けた 出光・昭シェル統合の「新条件」
2018年7月21日号経営統合を正式に発表した石油元売り業界2位の出光興産と同4位の昭和シェル石油。統合の是非をめぐり、泥沼化していた出光経営陣と創業家のバトルの落としどころ、つまり創業家が認めた統合の「新条件」が明らかになりつつある。
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Close Up
鴻海・シャープの米国液晶工場 「1兆円投資」凍結の公算
2018年7月21日号シャープを傘下に持つ台湾の鴻海精密工業が、米国ウィスコンシン州で新工場の建設を開始した。トランプ米大統領が絶賛する「100億ドル(約1兆1000億円)」の巨大工場。だが巨額投資のリスクが顕在化しており、先行きは不透明さを増している。
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Close Up
民間機事業との統合案が浮上 MRJ資本政策の“奥の手”
2018年7月21日号「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の開発が遅れ、2018年3月期に1100億円の債務超過に陥っている三菱重工業傘下の三菱航空機。三菱重工は5月8日、今年度中に資本増強を行う方針を発表したが、増資の引受先を検討する中で、航空機事業の再編策が浮上している。三菱重工の思惑とは。
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人事天命
【中部電力】 “傍流”出身社長の誕生なるか 最右翼は営業エースの林専務
2018年7月14日号東京電力ホールディングスや大阪ガスとアライアンスを組むなど、“業界の風見鶏”として知られる中部電力。この6月末、勝野哲社長(64歳。写真)が就任4年目に入った。勝野氏は電気事業連合会会長を務めるほか、電力・ガス完全自由化で営業攻勢を強め、電力販売量で関西電力を抜き2位に浮上させた実績がある。