記事一覧:Key Wordで世界を読む291

  • supermarket morgue(スーパーの霊安室)

    Key Wordで世界を読む
    supermarket morgue(スーパーの霊安室)

    2015年12月5日号  

    顧客よりも利益ばかり考える大企業の傘下に入るなんて最悪!(It's too bad you've decided to merge with a big corporation who cares more about their bottom line and not the customer)──。

  • Black Thursday(ブラックサーズデー)

    Key Wordで世界を読む
    Black Thursday(ブラックサーズデー)

    2015年11月28日号  

    フェイスブック上に「ブラックサーズデーをボイコットしよう(Boycott Black Thursday)」というページがある。11月中旬時点で「いいね!」数は14万を突破している。

  • Merger Monday(合併の月曜日)

    Key Wordで世界を読む
    Merger Monday(合併の月曜日)

    2015年11月21日号  

    ハロウィーン明けの11月2日の月曜日、米ウォール街が「合併の月曜日(Merger Monday)」に沸き立った。合計28件ものM&A(企業の合併・買収)が集中的にまとまったのだ。

  • Uber economy(ウーバーエコノミー)

    Key Wordで世界を読む
    Uber economy(ウーバーエコノミー)

    2015年11月14日号  

    「ウーバーエコノミー時代にわれわれの雇用はどう変わる?(What happens to jobs in the Uber economy?)」(米ニューステレビ局CNN)「ウーバーエコノミーはすぐそこまで来ている(Don't call it the Uber economy just yet)」(米経済誌「ファスト・カンパニー」)──。

  • greenwashing(グリーンウォッシング)

    Key Wordで世界を読む
    greenwashing(グリーンウォッシング)

    2015年11月7日号  

    「クリーンディーゼル(Clean Diesel)」をうたい文句にする新型ゴルフスポーツワゴン。車内から出てきた白髪の老女が真っ白なスカーフを同車の排気管にかざし、「ほら、こんなにきれいでしょ!(See how clean it is!)」と叫んだ。排ガスを浴びてもスカーフは真っ白なままだったのだ。

  • third wave of the financial crisis(金融危機第3波)

    Key Wordで世界を読む
    third wave of the financial crisis(金融危機第3波)

    2015年10月31日号  

    2008年に起きた世界金融危機(global financial crisis)の「第3波(third wave)」が押し寄せている──。米投資銀行ゴールドマン・サックス(GS)は、10月中旬にまとめた調査レポートでこんな見方を示した。

  • new tobacco(もう一つのたばこ)

    Key Wordで世界を読む
    new tobacco(もう一つのたばこ)

    2015年10月24日号  

    10月3日付の米「ニューヨーク・タイムズ」電子版は「巨大炭酸飲料メーカーの没落(The Decline of ‘Big Soda')」と題した記事を掲載し、その中でマーゴット・サンガー・カッツ記者は次のように断じている。

  • biotech meltdown(バイオ株メルトダウン)

    Key Wordで世界を読む
    biotech meltdown(バイオ株メルトダウン)

    2015年10月17日号  

    biotech meltdown(バイオ株メルトダウン)、biotech rout(バイオ株総崩れ)、biotech bloodbath(バイオ株流血)──。9月下旬になって米バイオ株が売りたたかれ、市場は悲観的な声であふれ返った。

  • secret code(シークレットコード)

    Key Wordで世界を読む
    secret code(シークレットコード)

    2015年10月10日号  

    米国での排ガス規制逃れ(cheating on U.S. emissions tests)が発覚し、危機に直面している独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)。焦点になっているのが、規制逃れに使われたプロプライエタリ・ソフトウエア(proprietary software)。これは、独自仕様で知的財産権に守られ、ソースコードが秘密扱いにされるソフトウエアだ。

  • Netflixed(ネットフリックスト)

    Key Wordで世界を読む
    Netflixed(ネットフリックスト)

    2015年10月3日号  

    米ビデオレンタル業界(video rental industry)の巨人として知られたブロックバスター。全盛期の2003年には全米で9000店舗を抱え、年商60億ドルを記録していたのに、10年に倒産した。

  • canary in China's coal mine(中国炭鉱のカナリア)

    Key Wordで世界を読む
    canary in China's coal mine(中国炭鉱のカナリア)

    2015年9月26日号  

    アリババは中国炭鉱のカナリア(Alibaba is the canary in China's coal mine)──。米経済通信社ブルームバーグは9月1日、中国の電子商取引大手アリババについてこう表現した。

  • parental leave & talent war(育児休暇と人材争奪戦)

    Key Wordで世界を読む
    parental leave & talent war(育児休暇と人材争奪戦)

    2015年9月19日号  

    米ヤフーのマリッサ・メイヤー最高経営責任者(CEO)が妊娠し、12月に双子の女児を出産する。現役CEOの妊娠は珍しいだけに、米国ではワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の観点からどのくらい育児休暇(parental leave)を取得するのかに注目が集まった。

  • 6th inning of correction(6イニング目の調整局面)

    Key Wordで世界を読む
    6th inning of correction(6イニング目の調整局面)

    2015年9月12日号  

    米国株の調整局面入りは6イニング目(U.S. stocks are in the sixth inning of correction)に過ぎない──。米著名投資家のウィルバー・ロス氏は8月25日に米経済テレビ局CNBCに出演し、前日に急落した米国株の状況を野球に例えてこのように説明した。破綻企業などへの投資を専門にする「ディストレスト投資家(distressed asset investor)」として有名なロス氏。今回の調整局面入り(entering correction)はまだ6イニング目であり、最終回である9イニング目が終わるまでに多くのドラマが待ち構えているとみている。

  • new Greece(新ギリシャ)

    Key Wordで世界を読む
    new Greece(新ギリシャ)

    2015年9月5日号  

    中国は新ギリシャになった(China is the new Greece)──。国際的投資家の間でこんな見方が広がっている。これまで何カ月にもわたってギリシャが最大の関心事だったのに、ここにきてギリシャから中国へ“主役交代”したのだ。

  • made-in-China global recession(メード・イン・チャイナ世界景気後退)

    Key Wordで世界を読む
    made-in-China global recession(メード・イン・チャイナ世界景気後退)

    2015年8月29日号  

    中国は8月11日から3日連続で人民元の切り下げ(devaluation of the renminbi)を実施した。これは世界の金融市場に衝撃を与え、主要メディアは「グローバル通貨戦争が勃発(global currency wars explode)」と騒ぎ立てた。

  • infrastructure crisis(インフラ危機)

    Key Wordで世界を読む
    infrastructure crisis(インフラ危機)

    2015年8月22日号  

    If I blindfolded you and took you to La Guardia Airport in New York, you'd think, “I must be in some Third World country." I'm not joking!(もし目隠しされて、ニューヨークのラガーディア空港へ連れていかれたら、きっと第三世界に来たと思うことでしょう。冗談ではないのですよ!)

  • tech rally unraveling(ハイテク株相場の変調)

    Key Wordで世界を読む
    tech rally unraveling(ハイテク株相場の変調)

    2015年8月8日号  

    昨年10月以来続いた米ハイテク株の上げ相場がついに壁に突き当たる(The Biggest Tech Rally Since October Just Hit a Brick Wall)──。米経済通信社ブルームバーグは7月22日付の記事で、こんな見出しを掲げてニューヨーク株式市場の様子を伝えている。

  • Greek haircut(ギリシャのヘアカット)

    Key Wordで世界を読む
    Greek haircut(ギリシャのヘアカット)

    2015年8月1日号  

    ギリシャのヘアカット(Greek haircut)が世界的な注目を集めている。ギリシャで流行している髪形のことではなく、同国に対する支援の一環として行う「債務免除」のことだ。ヘアカットは、ギリシャに重くのしかかる債務負担(heavy debt load)を軽減する決定打と見なされている。当然、ギリシャ自身も債権者に対して強く求めてきた。ところが、7月16日のギリシャ議会は違う展開になった。ヘアカットの確約を得ないまま、国民に不人気の財政緊縮策(austerity measures)を賛成多数で可決したのである。預金の引き出し制限などで国内の混乱が続く状況下で、債権者側の要求をのまざるを得なくなったようだ。

  • soccer mom(サッカーママ)

    Key Wordで世界を読む
    soccer mom(サッカーママ)

    2015年7月25日号  

    サッカー女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会の決勝で日本を下して優勝した米国。大会中に話題を集めたのが「サッカーママ(soccer mom)」である。例えば米国が準々決勝へ勝ち進んだ6月下旬、米ABCニュースは「女子ワールドカップ(W杯)究極のサッカーママ、クリスティー・ランポーン選手(Meet the Ultimate Soccer Mom at the Women's World Cup: The U.S.'s Christie Rampone)」と伝えている。

  • Grexit contagion(グレグジット・コンテージョン)

    Key Wordで世界を読む
    Grexit contagion(グレグジット・コンテージョン)

    2015年7月18日号  

    欧州連合(EU)などが提示した財政緊縮策(austerity measures)への賛否を問う国民投票が7月5日にギリシャで行われ、反対が賛成を大幅に上回った。ギリシャのユーロ圏離脱が現実味を帯びる中、市場関係者の関心を集めたのがいわゆる「グレグジット・コンテージョン(Grexit contagion)」だ。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    農協から届いた「抗議文」を読んで、しばし感傷に浸る

     JA全中から毎年、抗議文をもらうのですが、今年は雑誌の発売前に届きました。特集の一部を「組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿」としてダイヤモンド・オンラインで先に配信したからです。
     抗議文は、「19万人の農協役職員の0.2%の意見で記事が構成されており、(中略)偏った先入観を植え付ける意図があった」として、続編の配信中止を求める内容でした。
     組合長ら幹部200人超を含む役職員434人の声には傾聴する価値があるはずです。抗議文を読み、自分は若いと思い込んでいる人が鏡に映った老いた姿を見て、こんなはずはないと怒っているような印象を持ちました。自戒を込めて、鏡のせいにしてはいけないと思いました。

  • 編集長 浅島亮子

    ロングセラー第9弾でも攻め続ける農業特集

     今年も人気企画「儲かる農業」特集の第9弾が刷り上がりました。身内ながら感心するのが、毎年新しいコンテンツを加えて特集構成を刷新していることです。今回の新ネタは農協役職員アンケート。ロングセラー企画の定番を変えるには勇気が必要ですが、果敢に新機軸を打ち出しているのです。
     昨年、千本木デスク率いる農協問題取材チームは、共済の自爆営業などJAグループの不正を暴いたことが評価され、報道実務家フォーラム「調査報道大賞」優秀賞を受賞しました。訴訟に屈することなく、問題の本質を突く取材活動を貫いた結果と受け止めています。今回の特集でも粘り強い取材は健在。取材チームの熱量を存分に感じていただければ幸いです。

最新号の案内2024年5月11日号

表紙

特集儲かる農業2024

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が”令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる”緊急事態…

特集2家計・住宅ローン・株が激変! 金利ある世界

日本銀行が17年ぶりの利上げで金融政策の正常化に踏み出した。”金利ゼロ”に慣れ切った家計や企業経営、財政はどうなるのか。日本は「成長期待が持てない経済」から抜け出せるのか。それとも低金利は続き、物や資本が余った経済への道を歩むのか。「金利あ…