記事一覧:From Readers From Editors421

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    2013年12月28日号  

    P・F・ドラッカーが「すでに起こった未来」としていたのは人口動態です。「人口の変化は、労働力、市場、社会、経済にとって最も基本となる動きである。すでに起こった人口の変化は逆転しない」。今号の特集「総予測」の中でも詳述していますが、日本の65歳以上の高齢者人口はこの60年、一貫して増え続けてきました。2012年以降は毎年100万人増のペースです。2000年に17%だった高齢者人口の比率は、20年に29%、40年に36%へと上がっていきます。

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    2013年12月21日号  

    「東京電燈(戦前の東京電力のような存在)は料金は高いし、サービスは怠けるし、独占を頼んで非常に横暴を極めた。事業が独占されれば必ず弊害が起こる」「自由企業の溌剌たる行動こそが独占を打開し、また競争による投資は将来に向かって有効なる設備となる」弊誌1950年9月1日号で、当時、常連執筆者であった“電力の鬼”松永安左エ門は、大正から戦後に至る電力事業の歴史を振り返って、こう記していました。

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    2013年12月14日号  

    年金、医療、介護制度はそれぞれ問題を抱えています。社会保障とざっくりひとくくりにはできません。年金の問題は、要は財政問題。長期的に収支が見合うようにすればいいわけです。しかし、不評を買う給付の抑制や保険料アップは不十分で、若い世代の将来不安の温床となっています。

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    2013年12月7日号  

    今号の特集「激烈! 流通最終決戦」。その冒頭で「ショールーミング」の動きを取り上げています。これは店頭で実物の商品を試した後、ECサイトでより安い商品を探して買う消費行動のこと。まさに小売りの死活問題となっています。

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    2013年11月30日号  

    豊田章男・トヨタ社長の公式会見は、いつも同じキーワードが並び、淡々と想定問答に書いてあるような言葉が返ってくるので、正直言ってつまらないです。でも、じかにお会いしてみると、全く印象が違うのです。ただ気さくなだけではなくて、自分の言葉でしっかり経営の方向性について語ることができる。いったい、このギャップは何なのだろうと感じました。

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    2013年11月23日号  

    おカネは寝させていては損。今号の「守る資産運用」は、おカネにきちんと働いてもらうための特集です。その入り口のところで「目的をはっきりさせること」をお勧めしています。

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    2013年11月16日号  

    かつて日本のお家芸とされていたエレクトロニクス産業。名だたる企業がなぜ競争力を失い、苦境に立たされたか。今号の特集は、日本メーカーを蹴落とし、アップルを追い詰めようとしているサムスンの内側に迫ります。

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    2013年11月9日号  

    企業の求人がかなり上向いています。日銀短観9月調査の「雇用人員判断」を見ると、特に中堅企業と中小企業で人手不足の度合いが増してきました。2009年6月のボトム以降、着実に不足判断のほうへシフトしています。

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    2013年11月2日号  

    ひとつのうそは次のうそを生むものです。会社であれ何であれ、組織体というのはうそや見て見ぬふり、不作為を生み出してしまう土壌があります。放っておけば増殖していきます。

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    2013年10月26日号  

    弊誌の「頼れる病院ランキング」もすっかり恒例となりました。他にも多くの病院ランキングはありますが、大半が手術数などのランキングです。弊誌の場合、病床利用率や経常収支比率などの経営指標の項目があるのが大きな特徴です。つまり、医療の質だけでなく、病院の経営力もチェックし、地域インフラとしての力量を測るものです。

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    2013年10月19日号  

    異次元金融緩和は確かに景況感、マインドを大きく好転させました。しかし、経済が成長軌道に乗るには、企業や消費者がもっとお金を使わないといけません。企業が新分野に積極的に打って出る、社員の給料を上げる、社員が新たな働きがいを求めて転職するといったように、経済的資源が成長分野に振り向けられるようにならなければ、長続きしません。それには経済にとどまらず、社会、政治、価値観などの点検・見直しも必要となります。

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    2013年10月12日号  

    今の大学3年生の就職活動は、就活サイトなどへのエントリー開始が今年12月、来年4月から採用面接スタートとなります。企業サイドが内定を出すタイミングは年によって変動がありますが、大企業は4~7月にほぼ出そろいます。有名大のキャリアセンター担当者に聞くと、「うちの就活生の6割は7月までに就活を終える」とのこと。「自分で考え、動きだせる学生」「適応力のある学生」は、ほぼ確実にこの中に入るそうです。

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    2013年10月5日号  

    「まずい、スマホがない!」。居酒屋の店内でかばんを引っかき回し、ジャケットのポケットをまさぐり、テーブルの下に目を凝らせども、見つかりません。今後の手続きの面倒や何やらを思い浮かべ、暗澹たる気持ちになりました。幸い行方不明となったスマホは翌日、デスクで充電状態で放置された姿を発見。事なきを得ましたが、高機能コンピュータがポケットに収まるメリットの裏で、行方不明リスクもつきまといます。今号の特集は、スマホ時代の雄たちが「スマホの次の主役」と狙いを定めるウェアラブル機器の特集です。

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    2013年9月28日号  

    上司から再婚パート担当を言い渡されたときに思い出したのは、50代の某金融機関広報氏のことでした。当時、氏は離婚直後。飲みに行くたびに、離婚調停でいかに嫌な思いをしたかを語り、普段は温厚な氏が、そんなときには、じめっとした暗いまなざしになったものでした。「結婚はもうこりごり」「一人暮らしは本当に楽しい。アイロンがけだっていいもんだ」。

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    2013年9月21日号  

    今号の特集は「頼れる銀行 頼れない銀行」。ドラマ「半沢直樹」原作者、本誌で最新作「銀翼のイカロス」を連載中の池井戸潤さんのインタビューから始まります。「ぼくが描いているのは銀行を舞台にしたエンターテインメント。サラリーマンチャンバラ劇ですよ」。

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    2013年9月14日号  

    ローソン代表取締役CEOの新浪剛史さんが、読者の皆さんの悩みに答える新連載「新浪剛史の悩み抜く力」がスタートしました。第2回の今号では「定年退職後の自分が全くイメージできない」という不安に、「心豊かな第2の人生を送るには、それまでの価値観をスパッと捨てること」「後々の生活の質を高めたいと思うなら、今の仕事から決して逃げないこと」とエールを送ります。

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    2013年9月7日号  

    櫻井よしこさんの人気コラム「オピニオン縦横無尽」が、連載1000回を迎えました。今号は拡大版をお送りいたします。今後とも引き続きご愛読のほどを。昨年8月4日号から今年7月20日号までの本連載を収めた『櫻井よしこの日本再興』も好評発売中です。

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    2013年8月31日号  

    老化現象は、皆に分け隔てなく訪れるもの。むろん甘んじて受け入れなければなりません。 ただし、時折「ほんとうに厄介だなあ」と嘆きたくなるのが老眼です。ピント合わせの水晶体が硬くなってしまい、手元の原稿が見えづらくなってから、はや10年。遠近両用眼鏡はなくてはならないモノになりました。

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    2013年8月24日号  

    30年前のラジオ番組「オールナイトニッポン」深夜2部の時代から、演出家・鴻上尚史さんのファンです。「日比谷公園でジェンカを踊る」などのぶっ飛び企画にはまったものです。 その鴻上さんが「30年間、演出家をやりながら、ずっと考え、実践してきたこと」を書かれた本が『コミュニケイションのレッスン~聞く・話す・交渉する』。「コミュニケイションは純粋に技術の問題」「(スポーツと同じように)ちょこちょこと練習を続ければ、間違いなく上達する」と、背中を押してくれます。

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    2013年8月17日号  

    先日、前橋市に住む父方の祖母が米寿を迎え、群馬県内の温泉旅館に親族10人以上が集まり、盛大にお祝いをしました。今回の相続特集の取材で、親族間で争う話を聞いた直後だったため、家族の絆の大切さをしみじみ感じました。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集委員 藤田章夫

    新NISAを追い風にする保険業界のしたたかさ

     新NISAが1月からスタートし、保険の販売には逆風かな?と思っていたら、「むしろ追い風になっていますよ」との声が多数。
     資産運用の相談に来た人に、「投資信託は資産が減ることもありますが、変額保険の死亡保険金額には最低保証があります」と言えば、「保険の方がいいか」となるようです。
     本来は、資産を運用したいのか保障が欲しいのか、目的に応じて使い分けたいところですが、これがかなり難しい。
     そこで、保険ジャーナリストの森田直子さんとファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、保険と運用それぞれの立場から対談を行っていただきました。面白過ぎて、対談時間はあっという間に過ぎました。ぜひご一読ください。

  • 副編集長 名古屋和希

    “予定調和”の買収は今後減少?

     第一生命ホールディングスが3月に福利厚生代行のベネフィット・ワンを買収しました。この買収劇は異例の展開をたどりました。
     先に買収を表明したのは医療情報サイト運営のエムスリーでした。そこに第一生命が参戦したのです。結局、エムスリーよりも好条件を提示した第一生命が買収戦を制しました。大企業による対抗的な買収は極めて珍しいものです。
     従来、事業会社はイメージ悪化などを恐れ、「敵対的」な買収を控えてきました。ただ、近年はルール整備などを背景に「同意なき買収」が広がる機運が出ています。買収が活発になれば、企業・業界の新陳代謝も促せます。今後、“予定調和”の買収は減っていくかもしれません。

最新号の案内24年4月27日・5月4日合併特大号

表紙

特集保険vs新NISA 今「契約したい保険」は? 生保商品ベスト&ワーストランキング

保険とNISA、どちらに資金を振り向けるべきか──。新NISAをきっかけに投資熱が高まる中、多くの人が抱える悩みだ。そこで保険とNISAで迷ったときの考え方や保険の見直し方、保険のプロ29人が辛口採点した生命保険商品ランキングを、業界の深部…

特集2変局 岐路に立つNHK

NHKが大きな岐路に立たされている。今国会で放送法改正案が可決されれば、ネット視聴も受信料徴収の対象となる。一方で、今後、NHKの受信料収入は人口減やテレビ離れを背景に先細る可能性が高い。職員数1万人を誇る巨大公共放送機関は、「みなさまのN…