記事一覧:From Readers From Editors421

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    2016年6月11日号  

    論文発表から10年。今号の特集では夢の技術とうたわれたiPS研究の今と未来を徹底解剖しました。科学技術は日進月歩といいますが、こと医療分野に関しては、安全面、倫理面での課題が多いのは事実。思ったほど進んでいないと感じられた方は、それが原因でしょう。

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    2016年6月4日号  

    今春、ある大手メーカーが外貨建て債券を発行し、M&Aに要したつなぎ融資の借り換えに充てるとともに、為替リスクも軽減するというニュースが流れました。一見するとハテナだらけのスキーム。しかし、財務部の有能さで名前が知られているこの企業が、下手を打つわけはないはずと思い直しました。

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    2016年5月28日号  

    「3人寄れば三田会」といわれるそうですが、30人超の編集部にも若手の慶應卒が2人います。うち1人はこの4月に加わったばかりのホヤホヤ。彼らが手を組めば結束力を欠く編集部でのし上がるのも時間の問題です。

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    2016年5月21日号  

    「誠意と創意」。シャープの経営信条には、独創的な商品開発を通じて社会貢献し、信頼される企業を目指すという創業者・早川徳次の思いが込められています。 しかし、経営陣の一連のドタバタぶりを見ると、少なくとも前段の誠意という言葉はむなしく響きます。

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    2016年5月14日号  

    約1年前、本誌は「鈴木敏文の破壊と創造」という特集を組み、セブン帝国の強さの全貌を描きました。私の最大の関心は、カリスマとして君臨している鈴木氏がいかにスムーズにバトンタッチするかであり、小欄でもどう継承していくのか目が離せないと書いた記憶があります。図らずも1年たたずして創業家を巻き込んだお家騒動が勃発、巨大流通帝国が揺らいでいます。

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    2016年4月30日号  

    熊本地方を中心に九州を襲った大地震が、甚大な被害をもたらしています。犠牲となった方々には衷心より哀悼の意を表しますとともに、一刻も早く余震が収まり、被災された方々に平穏な生活が戻ることを祈るばかりです。そんな中、被災地支援のためにふるさと納税をしようという声がSNSで盛り上がっているそうです。自治体が返礼品で豪華さを競い合ったことで、「税金の無駄遣い」という悪評が広がりましたが、こうした動きなら大歓迎です。

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    2016年4月23日号  

    編集部では四半期に1度、優秀記事賞、優秀企画賞の表彰を行っています。スクープ記事や企画力に優れた記事などをデスクの合議で決めるものです。前期は、2月13日号で報じた「銀行窓販の手数料率開示」が該当作の一本。巨大市場となった銀行窓口での保険販売で、保険会社が銀行に支払う手数料率を開示するよう金融庁が求めていることをいち早く伝えました。

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    2016年4月16日号  

    江戸時代、一生に一度はかなえたいと庶民が夢見たお伊勢参り。スペインでは今も、サンティアゴ巡礼という聖地巡りが続いています。最も主要な巡礼路になると全長約800キロメートル。キリスト教徒でなくても100キロメートル以上歩けば証明書がもらえることから、3年前の夏、一念発起して歩きました。

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    2016年4月9日号  

    私にとって米大統領選の原体験は、ビル・クリントンが当選した1992年です。滞在していたワシントンD.C.で、世界最高の権力者がいかにして生まれるか、目の当たりにしました。

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    2016年4月2日号  

    二匹目のどじょうとやゆされるのを覚悟で作りました。今号の「三井・住友 名門烈伝」は、大好評を博した1月30日号の「三菱最強伝説」を受けたものです。

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    2016年3月26日号  

    がっかりした観光地はどこですか──。本誌読者にそう尋ねたところ、高知・はりまや橋、鳥取砂丘、大阪城が、「三大がっかり名所」として選ばれました。

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    2016年3月19日号  

    「お客さまの中にお医者さまはいませんか」。昨夏、ドラマさながらのシチュエーションを体験しました。しかも、恥ずかしながらですが、妻の気分が悪くなってフライトアテンダントに申し出たところ、冒頭のような機内アナウンスが流れたのです。

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    2016年3月12日号  

    東アフリカのケニアでは、携帯電話のメッセージ機能を使って、いとも簡単に送金ができるサービス「エムペサ(M-PESA)」が普及していると知りました。銀行の支店やATMなど金融インフラが整っていないことから生まれた仕組みは、手数料も安く、少額でも使えるようデザインされています。

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    2016年3月5日号  

    中学生のころ、塾に行くのが妙に楽しかった記憶があります。校区外の友人をつくる“社交場”のような趣があったからでしょう。特に中3のときに通ったいわゆる街の学習塾では、そそくさと勉強を終えると教室内で野球をしたり、卓球をしたりと遊びが“本業”でした。

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    2016年2月27日号  

    2002年。まとまった額の米ドルが必要になり、知り合いの市場関係者にいつ替えるべきか聞いて回ったら、口々に円安になるから早く替えるべきと言われ、すぐに銀行に走りました。

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    2016年2月20日号  

    さとり世代の先駆けとされる32歳です。就職氷河期こそ免れたものの、新卒で入った新聞社では、出世においては、諦めにも似た感覚に襲われていました。

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    2016年2月13日号  

    思えば昨年は、米中が経済覇権をめぐって火花を散らした年でした。アジアインフラ投資銀行設立に始まり、TPP基本合意、人民元台頭……。自覚の有無は別として一昔前、米国に挑んだ日本に対し、“優しいおじさん”だった米国が豹変、たたきのめされたことが思い起こされます。

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    2016年2月6日号  

    農業担当の記者が、各都道府県の「農地集積バンク」に情報公開請求をしたのは、まだ残暑厳しい昨年8月末のことでした。ここで入手したのが、農地を新たに借りたいという人や、規模拡大を図りたいという人の連絡先が記された計1万3450人のリスト。それを基に全員に手紙を送ったところ存外の手応えがあり、1925人から回答を得ました。

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    2016年1月30日号  

     「広報誌にインタビュー記事が掲載されているので、それを参考に書いてください」「金曜会事務局の連絡先も教えられません」特集を組むに当たって、三菱広報委員会に、金曜会の世話人代表への取材を申し込んだら、そう返答がありました。むむむ、これはハードな取材になりそうだと、覚悟を決めました。

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    2016年1月23日号  

    多くの文系サラリーマン同様、私も理系に対して拭い難いコンプレックスがあります。きっかけは代表科目の数学ではなく、物理と化学。高校2年生のとき、独習した速記でふざけ半分にノートを取って放置し、試験勉強をする際に見直したところ「判読不能」に陥ったのです。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    農協から届いた「抗議文」を読んで、しばし感傷に浸る

     JA全中から毎年、抗議文をもらうのですが、今年は雑誌の発売前に届きました。特集の一部を「組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿」としてダイヤモンド・オンラインで先に配信したからです。
     抗議文は、「19万人の農協役職員の0.2%の意見で記事が構成されており、(中略)偏った先入観を植え付ける意図があった」として、続編の配信中止を求める内容でした。
     組合長ら幹部200人超を含む役職員434人の声には傾聴する価値があるはずです。抗議文を読み、自分は若いと思い込んでいる人が鏡に映った老いた姿を見て、こんなはずはないと怒っているような印象を持ちました。自戒を込めて、鏡のせいにしてはいけないと思いました。

  • 編集長 浅島亮子

    ロングセラー第9弾でも攻め続ける農業特集

     今年も人気企画「儲かる農業」特集の第9弾が刷り上がりました。身内ながら感心するのが、毎年新しいコンテンツを加えて特集構成を刷新していることです。今回の新ネタは農協役職員アンケート。ロングセラー企画の定番を変えるには勇気が必要ですが、果敢に新機軸を打ち出しているのです。
     昨年、千本木デスク率いる農協問題取材チームは、共済の自爆営業などJAグループの不正を暴いたことが評価され、報道実務家フォーラム「調査報道大賞」優秀賞を受賞しました。訴訟に屈することなく、問題の本質を突く取材活動を貫いた結果と受け止めています。今回の特集でも粘り強い取材は健在。取材チームの熱量を存分に感じていただければ幸いです。

最新号の案内2024年5月11日号

表紙

特集儲かる農業2024

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が”令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる”緊急事態…

特集2家計・住宅ローン・株が激変! 金利ある世界

日本銀行が17年ぶりの利上げで金融政策の正常化に踏み出した。”金利ゼロ”に慣れ切った家計や企業経営、財政はどうなるのか。日本は「成長期待が持てない経済」から抜け出せるのか。それとも低金利は続き、物や資本が余った経済への道を歩むのか。「金利あ…