記事一覧:企業・産業715件
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特別レポート Spacial Report
【徳洲会グループの凄みと危うさ】 ホラでなく有言実行になるか 200ヵ国の病院建設計画
2012年6月9日号「人工透析の技術について、教えてほしい」。5月25日の午後2時、中国・大連市の訪問団が徳田虎雄理事長を訪れた。徳洲会が2006年にブルガリアに1016床の病院を建設して以降、病院建設などを望み、アフリカやアジア諸国から要人の訪問が絶えない。
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特別レポート Spacial Report
日本最大の病院集団 徳洲会グループの凄みと危うさ
2012年6月9日号赤字が続き、閉鎖を余儀なくされる病院が相次いでいる。病院を優遇する制度に甘え、医療界に経営意識が根付いてこなかったためだ。そんな中でも、驚異的な利益率で成長を続ける病院群がある。日本最大の病院集団、徳洲会グループだ。これまで明らかにされてこなかった同グループの経営実態と課題をレポートする。
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起業人
三原邦彦(ビー・スタイル社長)
2012年6月9日号2009年、三原邦彦は東京・赤坂の豊川稲荷で座禅を組んでいた。迫りくる経営危機を前に、心を落ち着かせるためであった。戦の神様である毘沙門天の像を拝み「今ある課題は、自分が乗り越えられるものしかないはずだ」と自らに言い聞かせた。
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産業レポート Industrial Analysis
【中古住宅ウォーズ】 3000万円も得をする! 新築vs中古シミュレーション
2012年6月9日号新築にこだわるあまりに、大都市圏から遠く離れた地方都市に家を求める人は多い。しかし、中古住宅事情に詳しい大垣尚司・立命館大学大学院法学研究科教授は、上手に中古住宅をリフォームして住むことで、ずいぶん節約になると説く。
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産業レポート Industrial Analysis
異業種も市場に続々参入! 本格化する中古住宅ウォーズ
2012年6月9日号欧米と比べ、新築住宅の人気が圧倒的に高かった日本だが、空き家問題の広がりや、住宅購入年齢層の低所得化が進む中、国を挙げた中古住宅流通市場の形成が始まった。国は2020年までに市場倍増をもくろんでおり鼻息は荒い。
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数字で会社を読む
JPモルガン・チェース
2012年6月9日号米銀最大手として金融界に君臨するJPモルガンが巨額損失の落とし穴にはまった。金融危機も巧みなリスク管理で乗り切った同行に何があったのか。その余波は金融界全体に及ぼうとしている。
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起業人
池田元英(エナリス社長)
2012年6月2日号今年も「節電」の夏がやって来る。オフィスの空調、照明の管理に、事業所の省エネもこれ以上しようがない──。多くの企業が頭を悩ませている問題に答えを提示してくれるのが、エナリスが提供している節電マネジメントサービスだ。
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産業レポート Industrial Analysis
衰退市場がハイボールで回復 ウイスキー市場の“次の一手”
2012年6月2日号1980年代前半のピーク時から、規模が5分の1に縮小したウイスキー市場は、2008年のハイボールブームで息を吹き返した。市場が増加に転じる中、各社とも長らく出していなかった新商品を発売するなど、新たな動きもある。
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企業レポート Managerial Analysis
植木義晴(日本航空社長)インタビュー
2012年6月2日号2010年度は営業利益で1884億円という好決算に終わったが、11年度は3月に東日本大震災が発生したため収入が見通せず、当初は利益が出る計画が描けなかった。収入が不透明なので、費用面でがんばるしかない。各本部の費用計画をもう一度見直して、新たに作り直した。
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企業レポート Managerial Analysis
日本航空 会社更生法適用の光と影 国の大型企業再生に課題も
2012年6月2日号会社更生法の適用を受けての業績V字回復は、そのぶん他の誰かにシワ寄せがいったことを意味する。JAL再生は、国の大型企業再生のあり方に課題を残したといえそうだ。
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企業レポート Managerial Analysis
日本航空 破綻2年で営業利益2000億円 JAL式アメーバ経営の真髄
2012年6月2日号経営破綻した日本航空(JAL)の業績が急回復している。会社更生法の適用からわずか2年で営業利益は2000億円に、世界のエアラインの中でもトップの収益力を誇るまでになった。再生を託された京セラ創業者の稲盛和夫氏が持ち込んだ“アメーバ経営”と“フィロソフィ”は、どのようにJALに浸透し社内を変えていったのか。再生の軌跡をたどる。
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数字で会社を読む
ライフネット生命保険
2012年6月2日号今年3月、インターネット生保初の上場を果たしたライフネット生命保険。年間保険料収入40兆円超という生保市場ではニッチな存在だが、成長を持続させ「微々たる存在」から脱皮なるか。
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起業人
木谷高明(ブシロード社長)
2012年5月26日号かつてコンテンツ系の会社を起こし、一世を風靡。株式上場も果たしたが、業績悪化となり会長を退任。その後、すぐさま新たな会社を設立し急成長させる。2012年には新日本プロレスを買収。キッダーニ男爵と名乗り、プロレスの試合に出たこともある──。
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産業レポート Industrial Analysis
どんぶり勘定がいまだ横行 住宅ローンという名の時限爆弾
2012年5月26日号リーマンショック以降、貸出先に困った銀行は穴埋めとして住宅ローン残高の拡大に走ってきた。その施策として顕著なのが低金利競争だ。しかしこのままいけば、銀行は住宅ローンにより首を絞められかねない。
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数字で会社を読む
長谷工コーポレーション
2012年5月26日号ミニバブルは10年越しの経営再建の追い風となったが同時に判断ミスも招いた。2005年に再建が終了しかけていたものの、足踏みしてしまったことが優先株の処理過程から浮かび上がってくる。
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起業人
菅野 健(カナックス社長)
2012年5月19日号結婚式の花束(ブーケ)を一生の思い出に──。最近は、このブーケをドライフラワーにして、結婚した二人の一生の思い出として残す「アフターブーケ」が静かなブームとなっている。
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産業レポート Industrial Analysis
生活に「香り」を求め始めた日本人 消費財から商業施設まで活用広まる
2012年5月19日号「無臭こそが美徳」と考えていた日本人が、これまでは考えられなかった強い香りを好むようになってきた。香りを前面に押し出した洗濯用柔軟剤のヒットや、アパレル店舗のフレグランス効果。「香りビジネス」の最前線を追う。
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数字で会社を読む
関西電力
2012年5月19日号大飯原子力発電所3、4号機の再稼働問題に揺れる関西電力。同社が再稼働の必要性を訴える理由は電力の「安定供給」だけではない。経営そのものが原発に「依存」していることが背景にある。
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産業レポート Industrial Analysis
JAL +1000円でもうかる謎 ANA国内線刷新と真っ向勝負
2012年5月12日号事業規模やサービス内容でビジネスモデルが類似しているJALとANA。だが、国内線の上位クラスでは異なるサービスを展開している。それぞれの狙いと採算性を探った。
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起業人
川上大介(ヴァンパッシオン社長)
2012年5月12日号フランスで100年以上前から代々続く、人間国宝級のワイナリー(ワイン生産者)が一子相伝で守ってきたワイン。職人気質のワイナリーたちから、このワインを売ってもらうのは至難の業といえる。