記事一覧:企業・産業715

  • 東武鉄道

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    東武鉄道

    2012年8月25日号  

    日本全国からの注目を浴びている東京スカイツリー。東武鉄道が社運を懸けて1430億円を投じたプロジェクトの採算を、さまざまな角度から検証し、グループ各社への波及効果を探った。

  • 4月の報酬改定で倒産が急増か選別と淘汰の時代に入る介護業界

    産業レポート Industrial Analysis
    4月の報酬改定で倒産が急増か 選別と淘汰の時代に入る介護業界

    2012年8月18日号  

    超高齢時代において介護業界は成長産業であるという期待から、建設業など異業種の参入が相次いでいる。しかし、国から受け取る介護報酬は3年に1度改定され、制度的なリスクが付きまとう。サービスへの要求レベルも高まるばかり。足元を見ると、中小零細企業の倒産が増え始め、期待と現実の乖離がうかがえる。報酬改定が実施された4月以降の最新事情を追った。

  • 日本マクドナルドホールディングス

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    日本マクドナルドホールディングス

    2012年8月18日号  

    日本マクドナルドをV字復活させ、8年連続で増収させた原田泳幸会長兼社長。増収ばかりが注目されるが、実は収益構造そのものにも大きなメスを入れていた。成長はいつまで続くのか。

  • 経沢香保子(トレンダーズ社長)

    起業人
    経沢香保子(トレンダーズ社長)

    2012年8月18日号  

    「就職先として人気があるのはうれしいです」経沢香保子が社長を務めるトレンダーズは、女子大学生から人気の高い企業として知られる。従業員数70~80人の会社で、十数人の募集枠に、女子学生を中心とした新卒者が毎年2万人以上も押し寄せるのだ。

  • ユニー

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    ユニー

    2012年8月4日号  

    ユニーは子会社であるサークルKサンクスを株式公開買い付けによって完全子会社化した。グループの中核事業が厳しさを増す中で、グループシナジーの発揮に向けて動き始めた。

  • 冨田 洋(ジオ・サーチ社長)

    起業人
    冨田 洋(ジオ・サーチ社長)

    2012年8月4日号  

    「出動だ」。昨年3月11日。ジオ・サーチ社長の冨田洋は、社内で大きな揺れを感じた直後、心の中でそう叫んだ。ジオ・サーチは道路下の空洞や橋の亀裂といった欠陥を発見・診断する建設コンサルティング会社。冨田は災害時にこそ企業としての役割が問われるという強い思いから、東日本大震災の3日後には被災地に調査部隊を派遣し、徹夜で作業に当たっていた。

  • 加藤 薫(NTTドコモ社長)インタビュー

    企業レポート Managerial Analysis
    加藤 薫(NTTドコモ社長)インタビュー

    2012年8月4日号  

    今NTTドコモがiPhoneを販売することはない。われわれには端末開発やネットワーク、クラウドの技術に加えコンテンツ配信プラットホームがある。端末のラインアップとしてあるのはいいが、条件を見極めなければ、すべてをアップルに委ねて、通信網だけを貸す「土管屋」になってしまう。

  • NTTドコモ若手が技術革新を起こした「しゃべってコンシェル」秘話

    企業レポート Managerial Analysis
    NTTドコモ 若手が技術革新を起こした 「しゃべってコンシェル」秘話

    2012年8月4日号  

    ドコモ発の無料アプリ「しゃべってコンシェル」が大ヒットしている。その開発は若手が担い、完成品しか展開できないというドコモの慣習を破った結果だった。

  • NTTドコモ104の災害基地局設置インフラ設備への意地

    企業レポート Managerial Analysis
    NTTドコモ 104の災害基地局設置 インフラ設備への意地

    2012年8月4日号  

    JR代々木駅そばにあるドコモタワー。直径15メートルの大時計に地上50階ほどの高さを誇る塔型の建物で、オフィスビルかと思いきや、実は建物の上半分は通信設備があるのみ。吹きさらしで鉄骨の足場が組まれているのだ。

  • NTTドコモiPhoneを販売しない巨艦が狙う「総合サービス企業」の真贋

    企業レポート Managerial Analysis
    NTTドコモ iPhoneを販売しない巨艦が狙う 「総合サービス企業」の真贋

    2012年8月4日号  

    設立20周年を迎えたNTTドコモが岐路に立たされている。iPhoneに翻弄されて「独り負け」の状態が続いていたからだ。新端末を引っ提げ、サービス分野に乗り出すなど反転攻勢に出始めているが、新たな戦略には疑問符が付く。加藤薫新社長の下、スマートフォン時代にドコモが向かう先に迫った。

  • 阿部公祐(ファンデリー社長)

    起業人
    阿部公祐(ファンデリー社長)

    2012年7月28日号  

    血液検査の結果や食事制限の内容を電話で伝えると、自分の体にピッタリの食事を冷凍の弁当にして、自宅に宅配便で届けてくれる──。 ファンデリー社長の阿部公祐は、それまで表舞台に出ることが少なかった栄養士たちの専門性を生かし、新たなビジネスモデルで健康食の宅配サービスに新風を吹き込む挑戦者だ。

  • ネットスーパー参入企業の増加で激化する“玄関先市場”争奪戦

    産業レポート Industrial Analysis
    ネットスーパー参入企業の増加で 激化する“玄関先市場”争奪戦

    2012年7月28日号  

    インターネットを通じて食品や日用品を注文し、自宅などで受け取る「ネットスーパー」に参入する企業が増えている。スーパー業界の苦境が長引く中で、新たな成長市場としての期待は大きい。だが、現在のところ、一部の企業を除けば、黒字化には程遠い状況だ。各社の取り組みの現状を探った。 

  • 大成建設

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    大成建設

    2012年7月28日号  

    バブル期の不動産投資や海外工事の採算悪化など、幾度も巨額損失を計上してきたが、地道にバランスシートを改善。工事の採算性も上げてきた。

  • ユー・エス・ジェイ(USJ)周年特需の反動や値上げ後も集客増 営業利益率3割まで復活した理由

    企業レポート Managerial Analysis
    ユー・エス・ジェイ(USJ) 周年特需の反動や値上げ後も集客増 営業利益率3割まで復活した理由

    2012年7月21日号  

    大阪にあるテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(運営会社:ユー・エス・ジェイ)が低迷期を脱して復調している。今年4~6月期の客数は前年同期比25%も伸びている。周年イベントによる特需の反動や料金の値上げというマイナス要因をものともしない力強さだ。この背景にある経営戦略の変更を探った。

  • 競争激化の飲料自販機市場提携から統合への再編が始まる

    産業レポート Industrial Analysis
    競争激化の飲料自販機市場 提携から統合への再編が始まる

    2012年7月21日号  

    長年、「自動販売機を制する者」が市場シェアと利益を握ってきた清涼飲料業界。だが、震災後の節電機運や競争激化により、自販機事業が享受してきた高収益性が揺らいだ。アサヒ飲料とカルピスが自販機事業の提携から経営統合に進んだように、生き残りを懸けた新たな業界再編が動きだしている。 

  • 足立秀之(ヴィスコ・テクノロジーズ社長)

    起業人
    足立秀之(ヴィスコ・テクノロジーズ社長)

    2012年7月21日号  

    ソニー、パナソニックといった電機メーカーが苦境に立たされている中、電機産業を主要顧客としながらも急成長しているベンチャー企業がある。

  • 明治ホールディングス

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    明治ホールディングス

    2012年7月21日号  

    2009年に明治製菓と明治乳業が統合し、上場食品メーカーで5社目の1兆円企業となった明治ホールディングス。新たな中期経営計画では営業利益を11年度比2倍に増やす高い目標を掲げる。

  • 山崎剛(グローバルエージェンツ社長)

    起業人
    山崎剛(グローバルエージェンツ社長)

    2012年7月14日号  

    東京都港区麻布十番。数々の有名なバーや飲食店が軒を連ねる駅前の一等地に、壁一面に「SOCIAL APARTMENT」と大きく書かれた6階建ての建物が出現した。6月にオープンしたシェアハウス、「ソーシャルアパートメント麻布十番」だ。

  • 三菱ケミカルホールディングス

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    三菱ケミカルホールディングス

    2012年7月14日号  

    業界が決断を先送りにしてきたエチレン設備削減に国内最大手がついに踏み込んだ。一方で多角化経営の象徴であるヘルスケアなどにさらなる投資意欲を見せる。総合化学の雄はどこへ向かうのか。

  • 津谷正明(ブリヂストンCEO)インタビュー

    企業レポート Managerial Analysis
    津谷正明(ブリヂストンCEO)インタビュー

    2012年7月7日号  

    新興メーカーの台頭は目覚ましいが、低価格な汎用品を武器にする彼らと同じ商売をするつもりはない。われわれはもう一段上、つまり高付加価値な商品やサービスを展開、彼らとは違う土俵で勝負していく。

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記者の目

  • 編集部 宮原啓彰

    NHK大河ドラマ「光る君へ」ロスが深刻です……

     2024年最後の号、「総予測2025」をお手に取っていただきありがとうございます。そして、この一年、「週刊ダイヤモンド」をご愛読いただいた読者の皆さま、ならびに取材先、印刷、運搬、全国の書店の方々に感謝申し上げます。
     NHK大河ドラマ「光る君へ」最終話の放映翌日、彰子ロスの中で本特集における、この最終原稿を書いています。
    「嵐が来るわ」──。新時代の到来を予見させる武者たちの背に放たれた、まひろ(紫式部)の最後のセリフは、来る25年を目前に控えた心境と重なるのではないでしょうか。
     戦後80年の節目に、これまでの国際秩序が崩壊する「新時代」が幕を開けようとしています。本特集がその活路となれば幸いです。

  • 副編集長 大矢博之

    財務省が抵抗する所得税減税 インフレ“自動増税”放置させるな

     子供のころ、真剣に悩んでいたのはお小遣いの使い道。今お菓子を買うのか、数カ月分ためて漫画を買うのか。やりくりは重大事で、もっと自由に使えるお金が欲しいと思っていました。
     お金の使い道を決められることは権力です。自民党や財務省が給付金の支給は簡単に決めるのに、所得税の基礎控除引き上げには難癖をつけて抵抗するのは、税収減が権力の減少に直結するからでしょう。インフレに伴う〝自動増税〟を、30年近くにわたって放置させてはいけません。
     さて新年を前に、子供へのお年玉やお小遣いの額を決める時期になりました。自分が経験してきた過去の金額でいいのか。インフレ対応をすべきなのか。お金の使い道の悩みは尽きません。

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表紙

特集総予測2025

2025年、このくしくも戦後80年の節目の年に、日本と世界が新時代に突入する――。ダイヤモンド編集部の総力と国内外の超一流の専門家たちの英知を結集させた超人気企画「総予測」では、経済や景気、産業・企業の25年を予測するのみならず、トランプ・…

特集22024『ベスト経済書』

日本経済の長期停滞の要因を改めて考察し、停滞から脱出するための方策を検証する。それが2024年のベスト経済書の顔触れの根底にある。長期にわたる大規模な財政出動と金融緩和の総括、劣化が停滞の要因の一つとされる人的資本への投資の在り方などに関す…