記事一覧:コラム2379

  • コーチングの常識を一新するフレームワークについて学ぶ

    Book Reviews 私の「イチオシ収穫本」
    コーチングの常識を一新する フレームワークについて学ぶ

    2015年4月4日号  

    世界で1000万部を超すベストセラーになったアンソニー・ロビンズによる『一瞬で自分を変える法』は、コーチングにおける必読書のような位置付けになっている。米国人の彼は、「私たちの力は、無限である」と主張してきた。

  • 児童支援には抽象論より具体性

    Book Reviews 知を磨く読書
    児童支援には抽象論より具体性

    2015年4月4日号  

    貧困、虐待、ドメスティックバイオレンス(DV)などの理由で社会的保護を必要としている児童の数が増加している。2011年の厚生労働省の発表では、4万6000人だが、専門家は7万人とみている。

  • 東京日本橋タワー日本橋駅直結のランドマークタワー4月竣工

    This is.
    東京日本橋タワー 日本橋駅直結のランドマークタワー4月竣工

    2015年4月4日号  

    数々の老舗と最先端の複合ビルやホテルが共存する日本橋に、新たなランドマークが誕生する。高さ180メートル地上35階、地下4階を誇り、4月1日に竣工する東京日本橋タワーだ。

  • From Readers From Editors

    From Readers From Editors
    From Readers From Editors

    2015年3月28日号  

    「あなたはカメタイプね」──。取材で最も盛り上がったのは53ページで紹介した動物のタイプ診断。15分ほどで、講師の方にずばりと自分のタイプを言い当てられました。

  • ハイブリッド車に負けない魅力を追求したMr.エンジン

    Book Reviews 著者のホンネ
    ハイブリッド車に負けない 魅力を追求したMr.エンジン

    2015年3月28日号  

    常日頃、電気自動車やハイブリッド車に関する報道が表面的であることに、ストレスを感じていました。燃費の良さだけを求めて高価格なハイブリッド車を買っても、燃費では元は取れません。講演等でそういった話をしても切りがない。本であれば、もう少し広く伝えることができるのでは、と思ったわけです。

  • 【ファッション】何が日本のファッションをクールによみがえらせるのか

    Book Reviews オフタイムの楽しみ
    【ファッション】 何が日本のファッションを クールによみがえらせるのか

    2015年3月28日号  

    最近ユニクロが洗練されたと感じる人は多いはず。シーズンごとにカラーテーマが統一され、サイズやパターンもより進化した気がする。ユニクロ製品の見直しを手掛けたのが『1億人の服のデザイン』の著者、滝沢直己。イッセイミヤケで服作りを学び、独立してからは、大手アパレルなどさまざまな分野で手腕を発揮した人である。

  • 資料を“機能”させるトヨタ式まとめる技術

    Book Reviews 目利きのお気に入り
    資料を“機能”させる トヨタ式まとめる技術

    2015年3月28日号  

    「大切なことほど簡潔に」とはいわれますが、そう簡単ではありません。揚げ句、「君の説明はくどいね」と嫌みを言われる始末。でも『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』を手にして、私にもできるかも、と胸躍りました。

  • 『成長の限界』の主執筆者によるシステム思考についての“原論”

    Book Reviews 私の「イチオシ収穫本」
    『成長の限界』の主執筆者による システム思考についての“原論”

    2015年3月28日号  

    ある世代に属する読者なら、ドネラ・H・メドウズの名はローマ・クラブによるレポート『成長の限界』(1972年)の主執筆者として記憶しているかもしれない。当時、米マサチューセッツ工科大学の研究者だった彼女は夫と共に、資源の制約がある中で成長を推し進めれば、さまざまな“危機”が生まれることを、コンピュータシミュレーションを用いて提示した。

  • 正しい事柄は複数ある

    Book Reviews 知を磨く読書
    正しい事柄は複数ある

    2015年3月28日号  

    金沢大学の仲正昌樹教授は、近現代の難解な哲学や思想について、その水準を落とさずに、哲学的知識をそれほど備えていない読者に分かりやすく説明する天賦の才がある。プラグマティズムは、現実に影響を与える重要な哲学であるにもかかわらず、それについての概説書が少ない。仲正氏の『プラグマティズム入門講義』はこの分野での空白を埋める貴重な作品だ。

  • From Readers From Editors

    From Readers From Editors
    From Readers From Editors

    2015年3月21日号  

    特集企画を始めたころ、部内では九州人が「福岡のライバルは名古屋だ」と言った話で盛り上がりました。人口も経済規模も全国9位の福岡をなぜそう思うのか、東京都下出身の者からすれば疑問が湧くばかり。県民1万人アンケートを担当したので、実際に調べてみました。

  • 【料理・食文化】世界トップのレストランの最新調理とおもてなし

    Book Reviews オフタイムの楽しみ
    【料理・食文化】 世界トップのレストランの 最新調理とおもてなし

    2015年3月21日号  

    今年の1月から2月にかけて世界で一番人気のコペンハーゲンのレストラン「noma」が、サービススタッフを含め50人以上で東京のホテルへ引っ越してきて話題をさらった。これを機に『進化するレストランNOMA(ノーマ)』という最新刊の翻訳書が出版された。

  • 他を圧倒する現場感で明かす「イスラム国」誕生の裏事情

    Book Reviews 目利きのお気に入り
    他を圧倒する現場感で明かす 「イスラム国」誕生の裏事情

    2015年3月21日号  

    日本人殺害という悲惨な結末もあり多くの類書が刊行されましたが、『イスラム国とは何か』には、他を圧倒する“現場感”があります。それもそのはずで、著者は3度も通称「イスラム国」(ISIL)への潜入取材に成功し、指導者たちにも接触した経験を持っているのです。

  • 近代史の専門家が描き出す「改革派政党」の蹉跌に学ぶ

    Book Reviews 私の「イチオシ収穫本」
    近代史の専門家が描き出す 「改革派政党」の蹉跌に学ぶ

    2015年3月21日号  

    歴史のアナロジーには、常に“語り手”の期待が込められているという。現在の政治意識を過去に投影すると、「幕末に学べ」式の安直な楽観論が量産されてしまう。では、悲観論はどうか。本書は、戦前の民政党の歴史を振り返ることにより、わが国リベラル政党の「失敗の本質」を問うている。

  • 外国人僧侶が捉えた禅の本質

    Book Reviews 知を磨く読書
    外国人僧侶が捉えた禅の本質

    2015年3月21日号  

    外国人の方が、日本人よりも日本の文化や宗教の特徴を正確に捉えられる場合がある。禅宗に改宗し、僧侶になったドイツ人、ネルケ無方氏の『迷いは悟りの第一歩』を読むと仏教の本質が人間の救済であることが分かる。例えば、「させていただく」という表現だ。

  • Callawayソフトな打感と飛距離を両立させたボール

    This is.
    Callaway ソフトな打感と飛距離を両立させたボール

    2015年3月21日号  

    ゴルフは、道具選びが重要なスポーツといわれている。クラブはもちろん、ボールも、ゴルファーの個性によって向き不向きがあるのだ。ボールは、クラブと違って外見が同じようなので選び方が難しい。最も大切なのは硬さだろうか。

  • From Readers From Editors

    From Readers From Editors
    From Readers From Editors

    2015年3月14日号  

    今号の締め切り真っ最中に、ムーミンの映画を見に行きました。詳しくは映画館に足を運んでいただきたいのですが、上映後の個人的な感想は、「北欧版天才バカボンだな」というものでした。シュールな筋立て、家族内での役割など赤塚不二夫ワールドをほうふつさせる展開が待っていました。もちろん、全く作風は違いますが、日本人がムーミン好きな理由はこんなところにあるのかもと独り納得してしまいました。

  • 【酒・酒文化】日本酒の将来に新たな希望若手蔵元たちが目指す理想郷

    Book Reviews オフタイムの楽しみ
    【酒・酒文化】 日本酒の将来に新たな希望 若手蔵元たちが目指す理想郷

    2015年3月14日号  

    最近、日本酒の中小蔵元の活躍ぶりが国内外で話題になっている。『ものづくりの理想郷』は、そんな酒蔵の一つの取り組みを、経営者自らが語ったものだ。題名に“ものづくり”とあるが、単なる技術を論じたものではない。「品質第一」という声はよく聞くが、実際はコストや効率が優先されがちだ。あくまで美味の追求に徹し、人材育成に注力する。

  • 小林君はなぜ優勝できた?常識を覆す「0ベース思考」

    Book Reviews 目利きのお気に入り
    小林君はなぜ優勝できた? 常識を覆す「0ベース思考」

    2015年3月14日号  

    ちょっとクイズめくのですが。「論理的」とか「ビジネスの」などときたら、どんな書名を思い浮かべますか。正解は、「思考法」。思考法の著作は多く、面白いものも多いのですが、『0ベース思考』は、ちょっと飛んでいます。普通の思考法本は、「こうあるべき」「前向き」がキーワードですが、本書は、「常識や既存の関心事にとらわれたら何もできない」と訴えます。「決断時には、コインを投げて判断しろ」と提案すると、意外と参加する人が多かったり。

  • 現代資本主義の貪欲さに警鐘善き暮らしを送る七つの条件

    Book Reviews 私の「イチオシ収穫本」
    現代資本主義の貪欲さに警鐘 善き暮らしを送る七つの条件

    2015年3月14日号  

    英国の経済学者ケインズは、1928年、「孫の世代の経済的可能性」と題する講演を行った。100年後の世界では、技術進歩により平均所得は4~8倍に膨らみ、人々の基本的なニーズが満たされる豊かな社会が訪れる。そして、一日10時間の労働時間は3時間程度まで短縮され、余った時間をどう過ごすかが人類の重要な課題になる──。

  • 嫌われる仕事のリアル

    Book Reviews 知を磨く読書
    嫌われる仕事のリアル

    2015年3月14日号  

    世の中には嫌われる仕事がある。借金の督促がその例だ。榎本まみ著『督促OL修行日記』は、新入社員として信販会社の督促コールセンターに配置された著者が、いかにして債権回収部門の責任者になり年間2000億円の回収に成功したかをユーモラスな筆致で描いた作品である。この仕事がいかにつらいか、〈モノを食べるとお腹が下る、髪の毛が異常に抜けて10円ハゲができる。特にひどかったのが肌荒れで、ニキビが頬から首筋にかけて一面にできて真っ赤にヤケドしたような状態になっていた。たかがニキビもこのくらいまで悪化すると、風がそよいだだけでとっても痛い。/毎晩2時くらいになると決まって高熱を出して目が覚めるので、昼間は寝不足のせいでふらふらとしていた〉との榎本氏の証言でリアルに伝わってくる。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集部 鈴木洋子

    〆切で積んでるエルデンリングDLC、早くクリアしなくちゃ

     大人になりゲームから離れていた私の元に結婚祝いとしてWiiが来たのは2008年のこと。「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」のとりこになり、エンディングでは床に崩れて大泣きし、それからずっとゲームが大好きです。今回「ゲーマーの平均年齢は37歳」と知って安堵したのは内緒です。
     生まれた子どもは知育ゲームとマインクラフト、Robloxに夢中。わが家の娯楽の真ん中にゲームはいます。
     今号の特集では、依存症の問題は取り上げませんでしたが、産業・文化・社会の中で重要性を増すゲームと、どう付き合うかを、多くの方が考えるきっかけになれば幸いです。さて、〆切終わったしそろそろエルデンリングDLCクリアしなくちゃ。

  • 編集部 片田江康男

    寒さに負けないゲームのコンテンツ力

     自宅近くの公園を通りかかった際に、小中学生5~6人が公園のベンチに下を向いて座っていました。手にしていたのはNintendo Switch。お菓子や飲み物まで用意して、寒空の下で没頭していました。
     私が子どもの頃は、ゲームを持っていて、家に上がっていい友人宅に集合したものでしたが、新型コロナウイルスのまん延を経て、そんな遊び方はなかなか実現しなくなったようです。
     それにしても、寒風吹きすさぶ中でも、子どもたちを夢中にさせるゲームのコンテンツ力には脱帽です。私も読者の皆さまが夢中になる特集をお届けできるよう、精進してまいります。2025年もよろしくお願いいたします。

最新号の案内2025年1月18日号

表紙

特集日本のゲーム

半導体や鉄鋼並みの外貨獲得力を持つ日本のコンテンツ産業。その中で最大規模を持ち、成長を続けるのがゲームだ。世界市場は2028年には50兆円にも届くといわれており、外貨獲得産業として国も支援に乗り出した。一方、業界の「ゲームシステム」は急速に…

特集2役所&日銀出身の社外取締役報酬ランキング

社外の客観的な目が企業経営にとって重みを増す中、社外取締役が役人の有望な再就職先となっている。「行政経験を積み、企業経営にも一定の理解がある官僚OB・OGは貴重」との見方がある一方、「形を変えた天下り」といった否定論も。彼らが高額報酬に見合…