こうした真面目さ、丁寧さが日本語版で700ページ超という分厚さにつながっています。
池上解説でよくわかる
白熱議論でもっとわかる!
「そうだったのか! ピケティ『21世紀の資本』」は、700ページ超に及ぶ大著のもっとも大切なエッセンスをつかみ、さらに深く学ぶための特集です。
まず登場するのは名解説でおなじみ、ジャーナスリストの池上彰さん。3つの最重要ポイントを選び、教えてくれます
さらに「8ステップで早わかり」の図解解説で『21世紀の資本』の勘所を押さえたら、本誌独占の「トマ・ピケティ×池上彰 特別対談」へと読み進んでください。
本当に伝えたかったことは何ですか? 池上さんが時の人・ピケティを直撃し、ピケティがこの本に込めた真のメーセージ、これまで明かさなかった思いや問題意識、日本への助言などを引き出します。
『21世紀の資本』に向かられているのは賛同の声ばかりではありません。従来の経済学の前提や常識に疑問を突き付けているわけですから、それも当然でしょう。批判、反論も上がっています。
ただし、ピケティは議論が深まり、発展していくことは大歓迎でしょう。これまで収集した膨大なデータをオンラインで公開し、「みなが使いたいように使ってもらえばいい」としています。
では、日本の格差論議をこれまでリードしてきた、あるいは今後リードするであろう有識者11人はこの本をどう読み、どう評価したのか?
佐藤優(作家・元外務省主任分析官)、池田信夫(アゴラ研究所代表取締役)、竹中平蔵(慶應大学教授)、水野和夫(日本大学国際関係学部教授)、萱野稔人(津田塾大学教授)、大竹文雄(大阪大学副学長・教授)、橘木俊詔(京都女子大学客員教授)、森永卓郎(経済アナリスト)、成毛眞(HONZ代表)、奥谷禮子(ザ・アール会長)、飯田泰之(明治大学准教授)の各氏のインタビューをご覧ください。
訳者・山形浩生氏が紹介する「米国で沸騰のピケティをめぐる経済学論争」と共に、案内役になってくれます。
今号お届けするのは、ピケティの『21世紀の資本』がよくわかる!もっとわかる!という決定版です。ぜひご一読ください。
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週刊ダイヤモンド2015年2月14日号
「そうだったのか! ピケティ」
◆第1章 やっとわかった!ピケティ
特別対談 トマ・ピケティ×池上彰/図解 8ステップで早わかり
◆第2章 忍び寄る超格差社会
富裕層で高まる節税ブーム 日本でも進む”世襲資本主義”
◆第3章 もっと知りたい!ピケティ
佐藤優、竹中平蔵ら有識者11名「私はこう読んだ」 ピケ
ティ平均”支持率”は70%
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