記事一覧:American Sports Biz の歩き方35件
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American Sports Biz の歩き方
MLBスター選手のタフな肉体と精神を 支える意外な「食」事情に迫る!
2015年10月16日アメリカンスポーツbizの歩き方、長きにわたって寄稿させていただきましたが、今回で最終回となります。最終回は、スポーツビジネスの話からは少し離れてしまいますが、アメリカのプロスポーツ選手が尋常でないプレッシャーを感じながら、一体どのように心身のバランスを保ち、シーズンを通して戦い抜く体力作りをしているのか、そして彼らのプレーを支えているもの、またトレーニング方法やプライベートの姿は一体どんなものなのか。
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American Sports Biz の歩き方
オンライン・デートサイトとの提携で MLBが目指すファン獲得の新手法
2015年8月28日人種のるつぼといわれるニューヨーク。いろんな国の人々が行き交うこの街で、若いニューヨーカーたちの間でいつも話題となるのは、いかにこの街でデート相手、結婚相手を見つけるのが難しいかということだ。
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American Sports Biz の歩き方
四国アイランドリーグが初の海外遠征 密着取材で見えた三つの手ごたえ
2015年7月6日米大リーグ(MLB)、テキサス・レンジャーズを5月に自由契約になった藤川球児投手。その後、彼の去就が注目されていた中で、最終的に選んだのは、日本への復帰だった。しかも古巣の阪神タイガースでなく、藤川投手の生まれ故郷の高知にある独立リーグ、四国アイランドリーグplusに属する高知ファイティングドッグスでのプレー。その男気溢れる選択に日本中は大いに沸き立ち、地元の四国アイランドリーグplusが一気に注目されるようになった。
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American Sports Biz の歩き方
メイウェザーvsパッキャオに全米熱狂 ボクシング世紀の一戦に5億ドルが舞う!
2015年5月13日5月2日、アメリカ・ネバダ州ラスベガスで「世紀の一戦」といわれるボクシングのビッグファイト、メイウェザーvsパッキャオ戦が行われ、メイウェザーが3−0で判定勝ちとなった。
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American Sports Biz の歩き方
国交正常化でキューバ人選手大量流入へ 米MLBで問われる日本の野球の真価
2015年1月26日以前このコラムでもキューバ政府が野球を含むスポーツ選手の国外プロ活動を認めたことにより今後メジャーリーグに流れ込むカリブ海諸国の外国人選手の流れが変わるかもしれないという記事を書いた(2013年12月3日付参照)。
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New York City FC 誕生は米サッカーの ターニングポイントとなるか?(後編)
2014年11月10日前回のコラムでは、MLS(Major league Soccer)の現状、そして2015年シーズンより新規加入するNYCFC(New York City Football Club)について書いた。先日マンチェスター・シティの広報担当者 Sam Cooke氏 に NYCFCの現状、そして新チームへの期待について直接インタビューさせていただく機会があり、今回のコラムではそのインタビュー内容もふまえて、NYCFCの現時点での動向について書いていきたい。
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American Sports Biz の歩き方
New York City FC 誕生は米サッカーの ターニングポイントとなるか?(前編)
2014年10月16日アメリカは四大プロスポーツと言われるNFL、MLB、NBA、NHLが盛んな国で、人気および経営規模は他のプロスポーツを寄せ付けないほどの大きなものである。一方、日本でも人気のサッカーは、点数がなかなか入らず、見せ場に欠けるマイナーなスポーツでルール上、コマーシャルを入れるタイミングもあまりなく、ここアメリカでの組織運営は難しいスポーツとされてきた。
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American Sports Biz の歩き方
アメリカプロスポーツの中でも 傑出するヤンキースの永久欠番の数
2014年8月27日メジャーリーグのレギュラーシーズンも残すところあと1カ月。2月からのスプリングトレーニングからワールドシリーズ終了まで約9カ月、長いようであっという間の期間であったように思う。ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手も故障から順調に回復しており、このままいくと9月初旬には先発ローテーションに復帰ともいわれている。
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American Sports Biz の歩き方
マー君故障でダルビッシュ発言が波紋 「中6日」実現に立ちはだかる厚い壁
2014年8月1日ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が7月11日のクリーブランド戦で右肘を痛めて戦線から離脱し、2週間以上がたった。田中投手はけがをするまでヤンキースの事実上のエースとしてあまりにも素晴らしい活躍をしていたので、その衝撃は大きく、今でも日本メディアのみならず、アメリカの現地メディアでも何が彼のけがを引き起こしたのか、その原因について連日話題になっている。
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American Sports Biz の歩き方
マー君の戦線離脱で全米にショック 動き出すヤンキース超大型補強の成否
2014年7月16日7月に入りメジャーリーグもシーズンも前半が終了。現地時間の7月15日にミネソタ州ミネアポリスで開催されたオールスターゲームの後は、トレードに向けてメジャーリーグ内は慌ただしくなる時期でもある。7月31日を期限として各チームは、さまざまなトレードを企てる。
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American Sports Biz の歩き方
背番号55に大興奮のニューヨーカー 名選手集う恒例イベントにゴジラ初参加
2014年6月27日前回のコラムで、日本でおなじみの森永ハイチュウが、メジャーの選手の間でも大人気であるという話を書いた。日本のお菓子がこのようにアメリカでも受け入れられているのを間近でみることはなぜか心地のよいものである。
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American Sports Biz の歩き方
ハローキティが大リーグ全球団を席巻 コラボグッズ展開で図るファン層拡大
2014年6月11日前回のコラムで、日本でおなじみの森永ハイチュウが、メジャーの選手の間でも大人気であるという話を書いた。日本のお菓子がこのようにアメリカでも受け入れられているのを間近でみることはなぜか心地のよいものである。
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American Sports Biz の歩き方
メジャーリーガーをとりこにした 森永「ハイチュウ」の魅力に迫る
2014年5月27日メジャーリーグの試合を見ていると、選手たちがベンチやグラウンドでチューインガムを膨らませたり、ひまわりの種を口いっぱいに頰張って殻をプッと吐き出している様子をよく見かける。礼儀や作法を重んじる日本では敬遠されがちな行為だと思うが、見慣れてくるとメジャーになくてはならないものに見えてくるから不思議なものだ。
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American Sports Biz の歩き方
NBAオーナーの人種差別発言が波紋 永久追放でも懐に入るチーム巨額売却益
2014年5月9日前回のコラムで、NBAブルックリン・ネッツのオーナーがチームの所有権をロシアを拠点とする自身の企業に移す計画を発表、その背景にはアメリカとロシアとの政治的対立が影響していると書いた。そのブルックリン・ネッツがトロント・ラプターズを倒し、カンファレンス準決勝進出、王者マイアミ・ヒートと激戦を繰り広げているところだ。
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American Sports Biz の歩き方
NBAチームにも米ロ対立の火だね ネッツオーナーの”ロシア移転”計画
2014年4月22日NBAは16日、今季レギュラーシーズンが終了し、ファイナルにむけてプレイオフがスタートしたところだ。私が住むニューヨークには、古い歴史をもつ伝統チームのニューヨーク・ニックスと、ブルックリン・ネッツがある。
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American Sports Biz の歩き方
財政破綻のデトロイトで大リーグ最高額 カブレラの契約更新が映す超格差社会
2014年4月2日3月28日、デトロイト・タイガース所属のミゲル・カブレラ内野手が、8年総額2億4800万ドル(約255億円)でタイガースとの契約更新が合意に達したというニュースが流れた。カブレラ選手は現在タイガースと4400万ドルで2年の契約期間を残しているが、それも含めて10年総額で2億9200万ドル(約300億円)というメジャーリーグ史上最高額での契約となった。
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American Sports Biz の歩き方
莫大な経済効果期待で激しさ増す MLB2大キャンプ地の誘致合戦
2014年3月17日田中将大投手のヤンキース加入で、連日日本でも大きく取り上げられている今年のMLBのスプリングトレーニング(日本の春季キャンプに相当)も、3月中旬になり実戦形式でのエキシビションゲーム(同じくオープン戦に相当)があちこちで行われている。
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American Sports Biz の歩き方
マー君を取り巻く不安材料が浮上 ヤンキース穴だらけの500億円補強
2014年2月25日2月中旬から始まった、大リーグのスプリングトレーニング。私は今回もニューヨーク・ヤンキースのキャンプ取材に来ている。キャプテンのデレク・ジータ選手が今季限りでの引退を表明し、松井秀喜さんが臨時コーチとしてキャンプに参加するなど、何かと話題が多いが、そんな中、なんといっても今回の目玉は田中将大投手で間違いない。
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American Sports Biz の歩き方
寒冷地初の屋外開催が大成功 スーパーボウルNY誘致の経済効果
2014年2月12日アメリカ最大のスポーツイベント、アメリカンフットボール(NFL)の優勝決定戦、スーパーボウルが2月2日ニュージャージ州のメットライフ・スタジアムで開催された。今年のスーパーボウルは、ニューヨーク/ニュージャージにまたがって開催されたが、スーパーボウル開催スタジアムを本拠地とするチームが、その年のスーパーボウルに出場したことはなく、これが長年スーパーボウルのジンクスとなっていた。今年もそのジンクスは破られることはなく、デンバー・ブロンコスVSシアトル・シーホークスの戦いとなり、結果は43-8の大差でシアトル・シーホークスが初勝利を収めた。
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American Sports Biz の歩き方
ヤンキースはなぜ162億円も支払えるのか マー君獲得に見る金満球団のソロバン勘定
2014年1月31日1月22日午前10時前「田中将大、ヤンキースと7年155ミリオン(1億5500万ドル、約162億円)で契約」とのニュースが飛び込んで来た。とうとう決まったと思ったが、予想以上の高額契約に正直度肝を抜かれたのは私だけではないだろう。大リーグで1球も投げていない投手に155ミリオンを投資する――。この契約内容はアメリカでも大きなニュースとなって、一日中さまざまなチャンネルでこの話題が取り上げられていた。7年という長期契約も驚きであり、年俸総額1億5500万ドルは大リーグ投手史上5番目に高額となる。