記事一覧:山崎 元のマネー経済の歩き方69件
-
山崎 元のマネー経済の歩き方
老後不安の呪縛を捨てよう
2012年2月18日号金融業界にとって最も恐ろしい本が現れた。そのタイトルは『年金15万円のゴージャス生活』(中町敏矢著、ぱる出版)。
-
山崎 元のマネー経済の歩き方
運用からどのように降りるといいのか
2012年2月11日号投資家のブログとして有名な「梅屋敷商店街のランダムウォーカー」を見ていたら、運用の「出口戦略」についての議論が盛り上がっていた。
-
山崎 元のマネー経済の歩き方
為替リスクは持つほうがいいのか?
2012年2月4日号ある投資家向けのイベントで、登壇者の1人が「皆さん、将来の為替レートがどうなるのかが重要です。よく考えてください」と力説した。そう言われると、将来の生活にとって、為替レートが重要な気はする。
-
山崎 元のマネー経済の歩き方
インデックスファンドの具体的な選択肢
2012年1月28日号個人投資家が特に株式でおカネを運用する場合、国内株ならTOPIX、外国株ならMSCI-KOKUSAIなどの株価指数と同じリターンの実現を目指すインデックスファンドに投資するのが、無難で合理的だ。
-
山崎 元のマネー経済の歩き方
株式投資は敗者のゲームか?
2012年1月21日号チャールズ・エリスの『敗者のゲーム』は原著・翻訳共に何度も改訂出版されている名著だ。「金融危機を超えて」という副題が付く原著第5版の翻訳を読んでみた(鹿毛雄二訳、日本経済新聞社刊)。
-
山崎 元のマネー経済の歩き方
「運用の目的」を聞く相手を疑え
2012年1月14日号ロマンチックではない思い出話を一つ。筆者は小学生時代、天体観測が好きだった。あるとき、流星が見えた後に天体観測友だちが「ヤマザキは、流れ星が流れたときに何を願うの?」と質問した。
-
山崎 元のマネー経済の歩き方
オリンパス事件、投資家への五つの教訓
2012年1月7日号オリンパスの巨額損失隠蔽事件は2011年の大きな経済ニュースの一つだが、投資家の立場でこの事件の教訓をまとめてみたい。
-
山崎 元のマネー経済の歩き方
時間と自由とお金の交換
2011年12月24日号時間、自由、お金。いずれも大切なものだ。読者はどの順番で挙げたいと思われるだろうか。お金が一番、という人は少ないかもしれないが、これら三者は、お金を介して緩やかに交換可能だ。
-
山崎 元のマネー経済の歩き方
仕組み債がたどった道を振り返る
2011年12月17日号仕組み債とは、デリバティブの条件を加えてもともとの債券のキャッシュフローを変化させた債券だ。たとえば、高格付けの金融機関が発行した債券のキャッシュフローに、組成者となる証券会社が仕組んだデリバティブ条件を付加した債券を、販売者が販売する。