記事一覧:特集10409件
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特集 Part6
撤退の末、行き着いた“重電の聖域” 負の遺産を破壊できるのか
2018年11月10日号米アマゾン・ドット・コムの時価総額が1兆ドルを突破した9月上旬、ある東芝幹部は憤まんやるかたない様子でこう語った。「上澄みだけやっているIT企業の企業価値が独シーメンスの10倍というのは納得できない。完全なバブルだ」。
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特集 Part4
【Column】 茨の道を歩む日立子会社 ファンド傘下で見せる意地
2018年11月10日号日立製作所が、投資ファンドへの子会社売却も辞さない姿勢で事業の再編を進めている。2017年の日立国際電気の米コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)への売却は、「選択と集中」を進める意志の表れとして資本市場から歓迎された。
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特集 Part4
【Column】 それでもカギ握る“財界総理” 鬼門・原発建設事業を差配
2018年11月10日号経団連会長に就任して財界活動にいそしむ日立製作所の中西宏明会長だが、いまも日立のある重大なプロジェクトを差配している。英国の原発建設計画のことだ。社長時代、中西氏が主導した計画であり、英国の人脈も生かせるため、そのまま中西氏が前面に出ている。
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特集 Part4
【インタビュー】 東原敏昭(日立製作所取締役代表執行役執行役社長兼CEO)
2018年11月10日号日立製作所の中西宏明会長の陰に隠れ、目立たなかった東原敏昭社長が存在感を強めている。トップダウンよりボトムアップを重視したチーム戦で改革の総仕上げを進める。
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特集 Part3
外部出身の技術者3人がもくろむ デジタル後発組の"大逆転劇"
2018年11月10日号東芝が再び輝くには、かつての半導体メモリのような「金のなる木」が必要だ。東芝はあらゆるモノがネットにつながるIoTで成長しようともくろむが、競合が多く苦戦が予想される。
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特集 Part5
【インタビュー】 藤田研一(シーメンス日本法人代表取締役社長兼CEO)
2018年11月10日号当社はソリューション事業を強化するため2000年ごろから1兆円以上を投じてソフトウエア会社を買収し、着々とデジタル化のビジネスを拡大してきました。売上高約11兆円に占めるソフトの割合は5%ですが、利益への貢献度は大きいです。
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特集 Part5
セルフサービスか心尽くしか IT企業vsレガシー企業
2018年11月10日号工場や発電所向けのソリューション事業でレガシー企業とIT企業の戦いが始まった。ノウハウをIT企業に握られるとレガシー企業はただの機器納入業者になりかねず、危機感は強い。
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特集 Part5
看板事業"デジタル"で高転び 王者GE失速に沸き立つ競合
2018年11月10日号トップが1年で更迭されるなど米GEが混乱に陥っている。カリスマ経営者が率いる常勝軍団の姿は見る影もない。間隙を突いて商機を得ようとする企業はにわかに活気づいている。
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特集
投資に役立つ! 地政学・世界史
2018年11月03日号グローバリゼーションの進展が格差を生み出し、ポピュリズムを醸成、さらにはトランプ米大統領の誕生や英国のEU離脱などにつながる原動力となった。そうした混沌とする世界情勢を理解し、投資を行っていくには、地政学や世界史を学ぶことが有意義となる。本特集では、そのエッセンスをお届けする。
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特集 Part2
大解剖! トランプ大統領の脳内外交マップ
2018年11月03日号「ロイヤルティー(忠誠心)を誓えるか?」。トランプ米大統領はホワイトハウスで働く人物の採用に当たり、こんな質問を投げ掛けているという。国の中枢で職務を遂行するに当たり「米国への忠誠心」が問われているのかと思いきや、そうではない。あくまで「トランプ氏への忠誠心を誓えるか?」という個人的な問い掛けなのだ。
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特集 Part1
【インタビュー】 イアン・ブレマー(ユーラシアグループ社長兼CEO)
2018年11月03日号米中貿易摩擦の激化など世界が混迷の度合いを深めている。果たして、地政学的なディプレッション(恐慌)は起きるのか。国際政治学者のイアン・ブレマー氏に聞いた。
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特集 Part1
グローバリゼーションが生んだ 中間層の格差とポピュリズム
2018年11月03日号経済や株価は比較的安定しているにもかかわらず、ひとたび世界情勢に目を転じれば、混迷の極みというしかないのが実情だ。そこには、世界的なポピュリズムの台頭だけでなく、地政学リスクや歴史的経緯が深く絡み合っている。
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特集 Part1
地政学と歴史で理解を深める 混迷の世界情勢
2018年11月03日号世界情勢マップで地政学の基本をおさえよう。
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特集 Part3
【欧州】 ドイツの不安定化、極右政党の伸長 混迷が深まるばかりのEU
2018年11月03日号ドイツの政治が揺らいでいる。メルケル政権は地方選挙で苦戦続き。ブレグジットも合意が見いだせないままだ。極右、ポピュリズム政党が伸長する中、EUの迷走は続くばかりだ。
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特集 Part2
上院・下院でねじれとなるか? 直前展望! 米中間選挙を読む
2018年11月03日号トランプ大統領の「中間テスト」と位置付けられる米中間選挙が11月6日に迫ってきた。足元では民主党が勢いづいているが、トランプ氏への支持も根強く、情勢は予断を許さない。
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特集 Part2
八方塞がりの中国経済 経済指標は振るわず 景気対策も債務に懸念
2018年11月03日号中国経済が曲がり角を迎えた。国内は消費や投資が伸び悩み、高成長が一巡。対外的には米国から追加関税の圧力を受けるなど厳しい状況だ。
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特集 Part2
好調ぶりが際立つ米国経済 景気拡大10年目迎え 今後試される正念場
2018年11月03日号覇権争いに突入した米中の経済の勢いを比べると、目下、軍配が上がるのは明らかに米国だ。だが、そんな米経済に死角が見え隠れしている。
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特集 Part2
【地政学&世界史】 覇権国vs新興勢力の争い 米中間で“新冷戦”が勃発
2018年11月03日号米中貿易戦争に注目が集まるが、事は貿易だけにとどまらない。歴史をひもとけば、そこには米国と中国の威信と覇権を懸けた争いが勃発していることが分かる。
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特集 Part3
【Column】 ブラジルの次期大統領選 構造改革進める極右が優勢
2018年11月03日号ブラジルは南米有数の産油国であり、原油価格上昇は景気にとってプラスに作用する。ただし、隣国のアルゼンチンはブラジルにとって輸出の約1割を占める輸出先であり、同国経済の低迷が外需の重しとなることは避けられそうにない。
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特集 Part3
【新興国】 原油高騰、通貨防衛で利上げ不可避 物価と景気の板挟みに悩む
2018年11月03日号中東の緊張の高まりによる原油価格の高騰、米国の利上げ継続からの資金流出による通貨安は新興国にとって大きな重荷だ。米中貿易摩擦の激化も影を落とす。その苦境を分析する。