記事一覧:特集10409件
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特集 Part3
50 中東政治 ソーシャルメディアが 変えた民主化と限界
2011年12月24日号ツイッターやフェイスブックといったソーシャルメディアが中東を大きく変えた。2011年1月にベンアリ大統領の辞任と亡命をもたらしたチュニジアでは、ツイッターやユーチューブで暴行場面が繰り返し流された。チュニジアのインターネットユーザーは、2000年には100人に1人、05年には9.5人、08年には加速度的に増加し27.1人、10年には33.9人にも増えた。
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特集 Part4
77 漁業 戦略的な提携によって始まる 三陸発の日本漁業の復興
2011年12月24日号日本の漁業は、東日本大震災以前から衰退していた。ピーク時には100万人いた漁業者は、現在は20万人を割り込み、その半分が60歳以上だ。すでに限界集落となっている漁村も多数存在する。沿岸漁業者の平均年収はわずか260万円。農業とは異なり、公務員との兼業も難しく、新規参入のハードルは高い。
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特集 Part3
49 ロシア政治 プーチン大統領当選は確実 神格化を進め独裁国家へ
2011年12月24日号2012年3月に行われるロシア大統領選挙では、プーチン首相が当選するのは確実の情勢だ。支持率が60%と高い人気を誇り、ほかに有力な対抗馬も見当たらないためだ。「プーチンのプーチンによるプーチンのためのロシア」への本格構築が始まる。
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特集 Part4
71 医薬 接待禁止と薬価引き下げで MRの流動化が加速する
2011年12月24日号2012年は国内に約6万人いるMR(医薬情報担当者)の流動化が加速するだろう。要因は二つある。一つは製薬業界が医師への接待について自主規制を2012年4月から導入し、実質的に「接待禁止」の時代が始まること。もう一つは同じく4月、特許が切れた医療用医薬品の価格が追加的に引き下げられようとしていることだ。
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特集 Part4
57 商社 非資源分野の投資を加速 欧州危機の“出物”に注目
2011年12月24日号「2012年3月期の過去最高益更新は間違いない」と多くのアナリストが断言するほど、総合商社は軒並み好業績に沸いている。 今期の見通しに上場有価証券の減損100億円を織り込んだ三菱商事など、不安定な経済状況への懸念は示すものの、他業界に比べて震災や円高の影響は軽微だ。
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特集 Part4
56 保険 絶好調の銀行窓販収入に陰り 損保は天災の終息を祈願
2011年12月24日号2012年の生命保険会社は、国内外の経営環境の激変にどう対応していくか“守勢”の1年となりそうだ。国外の懸念材料は、やはり欧州の債務危機。生保各社は現在、ギリシャやイタリアなど欧州重債務5ヵ国の国債残高を急ピッチで減らしている。
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特集 Part4
55 証券 投信販売減少でリテール失速 打つ手なき証券に再編観測
2011年12月24日号証券業界を取り巻く環境は、厳しさが増しそうだ。欧州債務危機に加え、米国の景気は減速。いきおい投資家の心理は冷え込み、外国人投資家を中心に、日本株市場から資金を引き揚げる動きが加速している。株の売買高や株価は低迷し続けたままだ。
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特集 Part4
54 銀行 金融システム不安に国債依存 足元絶好調も懸念材料が山積
2011年12月24日号元は順風満帆ながら、その行く手には三つの地雷が待ち受けている──。2011年度中間決算で、3メガバンクなどの5大銀行グループは、最終利益が合計で1兆5000億円を突破した。通期見通しでも、4グループが上方修正するほどの好調ぶりで、足元の業績は申し分ない。にもかかわらず、銀行の株価は冴えない。
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特集 Part4
63 建機 日本の油圧ショベルは世界標準 排ガス規制対応車が追い風に
2011年12月24日号円高で苦境が続く日本の製造業のなかで、出荷金額ベースで2012年も10%台の成長が見込めそうな分野が建設機械だ。
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特集 Part4
62 鉄鋼 国内の成長が頭打ちのなかで 海外高炉建設に踏み切れるか
2011年12月24日号2011年9月、住友金属工業と住友商事、フランスのバローレック社の合弁企業が、経済成長著しいブラジルで「高級シームレスパイプ」の一貫生産工場(高炉)を立ち上げた。建設のスタートから5年。粗鋼生産量で見れば、年間100万トンと小さいが、日本初の海外高炉建設とあって、にわかに注目を集めている。
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特集 Part4
61 建材・住宅設備 復興需要を狙い競争激化 海外展開の成否が試される
2011年12月24日号被災地の復旧・復興だけでなく全国的に地震へ備える動きが広まるなかで、耐震や省エネ機能を持った建材・住宅設備の需要増に期待が高まっている。
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特集 Part4
60 ゼネコン 復興需要が本格化するも 業績回復には疑問符
2011年12月24日号東日本大震災から9ヵ月以上がたち、ようやく被災地での復興工事が本格化してきた。
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特集 Part4
59 不動産 湾岸物件の動向は年初に判明 新築オフィスは震災が追い風
2011年12月24日号東京湾岸部に建つ一つの超高層マンションが、不動産業界の注目を浴びている。野村不動産が業界の先陣を切って2011年10月にモデルルームを開業した52階建ての「プラウドタワー東雲」だ。
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特集 Part4
58 エネルギー 原発の再稼働が大きな焦点 燃料費の高騰で収益が悪化
2011年12月24日号東日本大震災の後、“前提”が根底から覆ったのが、日本のエネルギー政策だ。
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特集
Prologue 廃業天国と倒産地獄
2011年12月17日号事業持続の可能性を見極めたうえで、廃業して再起を図れば事態が好転することもある。しかし、それを見誤れば泥沼化、凄絶な地獄へと転落してしまいかねない。そのターニングポイントはどこにあるのだろうか。
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特集
他人に迷惑をかけない「廃業」のススメ
2011年12月17日号中小企業が崖っ縁まで追い込まれている。急速な円高に加え、借金の返済が猶予される中小企業金融円滑化法の期限切れが迫っているからだ。金融機関も倒産ラッシュに身構える。 だが、泥沼に陥った後に倒産すれば、債権者や家族などに多大な迷惑をかけるばかりか、自身のダメージも大きい。そうした事態を回避するための方法がある。廃業だ。上手に廃業すれば、再チャレンジも夢ではない。 本誌・新井美江子、池田光史、後藤直義、田島靖久、野口達也、藤田章夫
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特集 Part1
【Column】 簡単に引導を渡せない 銀行との上手な付き合い方
2011年12月17日号中小零細企業にとって、銀行は絶対的な存在に映る。ただ、地方銀行の現状を聞くと、必ずしもそうとは言い切れない。ある地銀幹部は「これから業績が好転するとはとても思えない業態でも、そう簡単に会社をたたませることなんてできませんよ」と、地銀が置かれた微妙な立場を語る
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特集 Part1
社長の生活に業界のうわさまで 銀行は会社のここを見ている!
2011年12月17日号おカネを借りているだけに、ステークホルダーのなかで最も手強い相手といえる銀行は、いったいどこで会社の経営のよしあしを判断しているのか。中小零細企業に接する銀行員に聞いた。
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特集 Part1
会社の総点検からスタート トラブル無縁の廃業ノウハウ
2011年12月17日号もしあなたが廃業を望むのならば、まずは会社の経営状況を正しく知ることが前提になる。キャッシュフローから資産の時価評価、事業の将来性まで、まずは総点検をしてみよう。
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特集 Part1
“正しい廃業”マニュアル
2011年12月17日号わかっちゃいるけどやめられない──。今なら家族や取引先に迷惑をかけないとわかっていても、絶頂期を忘れられず「仕事依頼の電話が一本あれば、まだまだいける」と思い込んでしまい、なかなか踏み切れないのが廃業だ。