記事一覧:特集10409件
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特集 Part2
【Column】 天井から綱がぶら~り 人気の大奥スタイル分娩室
2012年10月27日号湘南鎌倉総合病院には、全国から産婦人科医が見学に来る古風なお産部屋がある。この「フリースタイル分娩室」(写真)で出産する妊婦は、天井から垂れ下がった綱をつかんでいきむ。時代劇でしばしば登場するお産の光景を想像させることから、「大奥スタイル分娩室」「お江戸スタイル分娩室」とも呼ばれる。
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特集 Part2
【Column】 中核病院の厳格処分に住民蒼白 不正請求で揺れる東京医大茨城
2012年10月27日号「これからもここで医療を受けられるのか、すごく心配」。週に3日間、人工透析で通院している男性患者は、不安げに語った。9月下旬、厚生労働省が診療報酬を不正請求したとして、東京医科大学茨城医療センター(茨城県阿見町)の保険医療機関指定を取り消すと発表したからだ。不正請求の数は2008年4月~09年5月の1年2カ月に約3万件。金額にして約8300万円だ。
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特集 Part2
【Column】 一部村民によるイジメが原因? 医師が定着しない上小阿仁村
2012年10月27日号秋田県中央部に位置する上小阿仁村にある唯一の医療機関、村立上小阿仁国保診療所には医師がちっとも定着しない。3人の医師が連続して赴任後1年以内に辞意を表明してしまった。 高齢化と過疎化が進む人口2560人の小さな村で僻地医療に臨んだ医師たちが、失意のうちに相次ぎ辞職した背景には、年間休暇がわずか20日という激務に加え、一部村民からの心ない誹謗中傷があったもようだ。
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特集 Part1
【全国1196病院ランキング】 民間上位はブランド病院 グループ中核病院が席巻
2012年10月27日号医療機能と経営状態の安定を兼ね備えた総合力のある病院はどこなのか。アンケートや公表データから全国1196病院の「頼れる病院」ランキングを作成した。
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特集 Part1
【Prologue】 患者たらい回し常態化から一転 川崎の病院が救急車“大歓迎”
2012年10月27日号夜の9時、川崎市に住む主婦の内田さん(仮名)は、同居する70代の母が風呂場で転倒して頭を打ったために、あわてて119番に通報した。救急車はすぐにやって来た。 問題はその後だった。搬送される病院がいっこうに決まらない。「これがたらい回しか──」。内田さんは母の手を握りながら焦るばかりだった。
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特集
頼れる病院 消える病院
2012年10月27日号赤字経営で医師が去って質が落ち、患者を失う病院がある。一方で、健全経営で医師や設備を充実させ、質を高めて患者を増やす病院もある。いい医療はいい経営があって成り立つもの。医療の機能と経営状態から“頼れる病院”を評価した。三大死因のうち、脳卒中とがんの治療についても最新情報をお届けする。
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特集 Part3
【M&A最前線】 地方勢が首都圏で買収合戦 生き残りを懸けて高値を乱発
2012年10月27日号地方の病院グループが、首都圏で買収合戦を繰り広げている。人口減少が現実となっている地方にとどまっていてもじり貧は明らかであると判断、生き残りを懸けて東京進出を目指した。
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特集 Part3
【Column】 東京駅周辺に集まる有名病院 “出店”で富裕層患者を獲得
2012年10月27日号東京駅周辺の一等地に有名病院の附属クリニックが続々と誕生する。聖路加国際病院は10月29日、大手町に附属クリニック、聖路加メディローカスを開業する。
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特集 Part3
【Column】 救急車13台で搬送! 病院のお引っ越し
2012年10月27日号病院の引っ越しには、入院患者の搬送という大仕事がある。10月1日に行われた湘南藤沢徳洲会病院(旧茅ヶ崎徳洲会総合病院)の引っ越しに密着した。
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特集 Part3
【Column】 「規模」が宝の持ち腐れ 一体感なき公的病院グループ
2012年10月27日号徳洲会グループや中央医科3グループといえば、民間病院グループの中でも最大手に位置付けられるが、単純に病院の数からいえばそれ以上の巨大病院グループがある。
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特集 Part3
【5つの“力”】 効率経営が生む医療機能 巨大病院は患者を救うか
2012年10月27日号いくつもの病院を持つ民間病院グループは公的病院と比べ高収益をたたき出しているところが多い。彼らの効率経営は医療の質を高めるのか。患者を救うのか。巨大病院経営の実態を追った。
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特集 Part3
戦略に大きな差! 巨大病院グループ全国マップ
2012年10月27日号 -
特集 Part4
都道府県別ランキング 頼れる病院
2012年10月27日号病院の評価は従来、医師数や医療設備などの医療機能、手術数などで判断されることが多く、経営的な評価が入ることはなかった。確かに、病院で行われる医療は非営利事業であり、利益の追求はなじまない。だが、経営が健全でなければ、患者に良質な医療を提供できないことも事実だ。
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特集 Part4
【福岡県】 救急を強化する産業医科大学 周産期医療で地域の核に
2012年10月27日号病院激戦区といわれる福岡県。大学病院だけでも久留米大学病院、福岡大学病院、九州大学病院、産業医科大学病院の4病院があり、先進医療は充実している。1位にランクインした産業医科大学病院は政令指定都市である北九州市に位置しており、福岡県北東部における中核病院の一つだ。
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特集 Part5
回復期も病院によっては 重症患者の後遺症が改善
2012年10月27日号リハビリは日々の積み重ねとはいえ、回復期にどのくらい後遺症が改善するのか。回復期リハビリ病院である鶴巻温泉病院(神奈川県)は入院患者の6割が重症。だが、今西剛史・統括診療部部長は「入院時に常に介助が必要だった人の4分の1は、リハビリによって自宅へ帰れる。
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特集 Part4
【Column】 訪問看護ステーションでは “大所帯”が看護師確保の秘訣
2012年10月27日号住み慣れた自宅で死を迎えたいと思う人は多い。そうした希望を支える仕組みの一つが訪問看護だ。かかりつけ医の指示を受けて看護師や理学療法士が自宅に訪問するもので、医療費削減につながるとの期待から制度は1992年にスタートした。現在の事業所数は5119カ所。ピーク時からはやや減少している。
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特集 Part4
【大阪府】 大阪南部の医療過疎地域で 急性期医療を守る府中病院
2012年10月27日号大阪府南部の泉州地域(人口90万人)は医師が不足した医療過疎エリアだ。大学病院のある都市部からも遠い中で「総合診療機能と救急医療を守ることが使命」と、府中病院の田中肇院長。府中病院は全国民間病院で4位、大阪府総合で5位にランクインした。耳鼻科以外のすべての診療科を堅持し、地域の急性期医療を支える。
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特集 Part4
【愛知県】 14年に高機能の新病院誕生 変革進む愛知医科大学病院
2012年10月27日号愛知県3位の愛知医科大学病院は変革の最中にある。2014年5月の新設移転を控え、急性期医療により特化する病院への脱皮を図っているのだ。新病院の手術室数は現状の12室から19室に増える。
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特集 Part4
【神奈川県】 ERですべての急患を受け入れ 大動脈手術に強い川崎幸病院
2012年10月27日号近年、救急車の受け入れ台数を飛躍的に伸ばし、神奈川県で3位になったのが川崎幸病院だ。1973年の開業以来、全国の病院に先駆けて入院、救急と一般外来を分離し(一般外来は独立した系列クリニックが担当)、救急・急性期医療に特化してきた。
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特集 Part3
ラクラク使える! 厳選・医療系アプリ
2012年10月27日号医療従事者や医学部学生の間で話題になっている医療系アプリ。行きたい病院を素早く調べたり、処方箋や通院記録を管理したりと患者が使えるものも多い