記事一覧:特集10409

  • 特集 Part4
    【Column】 プルーン療法でくる病に 狙われるアトピー患者たち

    2014年02月15日号  

    ベテラン小児科医は激しく憤った。民間療法にはまった家族がアトピー性皮膚炎を持つ乳幼児の全身にプルーンを塗り、プルーンだけを食べさせて治そうとしたのだ。病院に救急搬送された乳幼児はビタミンDの欠乏による重度のくる病を発症していた。「こんなひどいことが、いまだにあるなんて──」。

  • 特集 Part3
    【食品】 アレルギー専用商品よりも バリアフリー型に高い支持

    2014年02月15日号  

    じわりと成長を続けているアレルギー対応食品市場だが、この分野は生産・検査でコストがかかるため事業成功のハードルは高い。各社は採算を取れているのか。

  • 特集 Part4
    【Column】 日本人アトピー患者3割は フィラグリン遺伝子に異常

    2014年02月15日号  

    “アレルギー体質”という言葉をよく聞くが、アトピー性皮膚炎やぜん息などのアレルギーは遺伝するのだろうか──。アトピーなどアレルギーの発症には、アレルギー物質の影響のほか、ストレス、環境、不規則な生活など、さまざまな要因があり、遺伝的要因もその一つと考えられている。

  • 特集 Part4
    ステロイドは悪魔のクスリ? アトピー、ぜん息の大誤解

    2014年02月15日号  

    アトピー性皮膚炎やぜん息には、誤った理解や古い常識がはびこっている。誤解が医療現場や患者を混乱させ、正しい治療を邪魔することもある。代表的な五つの誤解を解いていこう。

  • 特集 Part3
    25品目表示が進むが 完全なコンタミ防止は不可能

    2014年02月15日号  

    アレルギー患者の多い幼児・児童がよく利用する外食業態である「ファミリーレストランなど」「うどん」「ラーメン」「回転ずし」「ハンバーガ-」「焼き肉」「テーマパーク」の中から大手チェーンをピックアップしてファクスによるアンケートを1月中旬に実施、うち30ブランドから回答を得た。

  • 特集 Part5
    花粉症、食物アレルギーとも 免疫療法は受診先が限られる

    2014年02月15日号  

    根治が期待できるスギ花粉症の「舌下免疫療法」と食物アレルギーの「経口免疫療法」は、どこで治療を受けられるのか。花粉症、食物アレルギーの医者の選び方“最新版”をまとめた。

  • 特集 Part5
    【Column】 情報交換よりも勧誘に忙殺 間違うと悲惨な患者会選び

    2014年02月15日号  

    「先生、こんにちは!」。食物アレルギーを持つ男児はいつもの明るい調子で診察室へ飛び込んできた。ところが、付き添う母親にどうも元気がない。担当医が「何かありましたか」と尋ねると、母親はポロポロと涙を流し始めた。

  • 特集 Part5
    子どもは小児科、大人は何科? アレルギー専門医の探し方

    2014年02月15日号  

    診療科は臓器別に分かれているため、原因不明のアレルギーを抱える患者は受診先選びが難しい。アレルギー専門の医者はいったいどこにいるのか? 医者の探し方、選び方を伝授する。

  • 特集 Part4
    【Column】 シックハウスは今も存在 原因多様化も打つ手あり

    2014年02月15日号  

    すっかり話題にならなくなった「シックハウス症候群」だが、一定数の患者は存在する。住宅・建材メーカーの対策商品は充実しているので、マイホーム新築の際には一考をお勧めする。

  • 特集
    買っていい株220 買ってはいけない株80

    2014年02月08日号  

    年明け後、株式市場は乱高下を繰り返し、個人投資家にとっては投資しにくい環境に見える。だが実は、このような相場こそ投資のチャンス。個別に銘柄を見ていけば、隠れた割安株や成長期待の株が必ず見つかるからだ。買っていい株220銘柄、買ってはいけない株80銘柄を一挙掲載した。これからの3年を勝ち抜く投資術もまとめたので、併せて参考にしてほしい。

  • 特集 Part1
    日本株はまだ「買い」か

    2014年02月08日号  

    「もう恐ろしくて、見ていられない」──。都内に住む新田勉さん(仮名、65歳)は、年明け後の乱高下する株式相場に気が気でない毎日を送っている。年末に毎日高値をつけるのを見て、もっと上がる前にと、年内にNISA(少額投資非課税制度)口座で日経平均連動型の投資信託を購入していた。NISAは長期保有が前提だとわかっていても、毎日数百円単位で乱高下するのを見れば、心穏やかではいられないだろう。

  • 特集 Part2
    【4】元本割れしにくい銘柄7

    2014年02月08日号  

    なじみのない読者も多いと思われるが、株と社債の両方の性格を持つ転換社債という商品がある。タイミングよく買えば損失を抑えて値上がり益を狙える。

  • 特集 Part2
    【3】下ブレしにくい株30

    2014年02月08日号  

    株式に価格変動はつきもの。下落リスクは避けて通れない。しかし、市場全体が下げるほどには下落しない傾向がある銘柄を選ぶことはできる。

  • 特集 Part2
    天野ひろゆき(お笑いコンビ・キャイ~ン)インタビュー

    2014年02月08日号  

    お笑い芸人ながら堅実な投資で、資産は「10億円」ともうわさされる、天野ひろゆきさん。株式投資を通じて企業を応援し、社会の活性化につなげる「アマノミクス」を提唱している。

  • 特集 Part2
    【2】成長期待の株21

    2014年02月08日号  

    利益を上げ続けて株主の財産を増やしてくれる成長力の高い会社の株価はいずれ上昇する。ROE(株主資本利益率)に着目して銘柄を絞り込んでみた。

  • 特集 Part2
    【1】隠れた割安株19

    2014年02月08日号  

    PERに加えPCFR(株価キャッシュフロー倍率)で見ることで本当にカネを稼ぐ力がわかる。真に割安な銘柄を両指標を組み合わせて選び出した。

  • 特集 Part2
    流動性相場から業績相場へ 今年は個別銘柄で勝負!

    2014年02月08日号  

    「2014年は、流動性相場から業績相場へ移行する転換点になる」(若生寿一・野村證券エクイティ・マーケット・ストラテジスト)異次元緩和によるカネ余りが引き起こした流動性相場では、業績に関係なく値を上げる銘柄もあった。その結果、13年12月のTOPIX(東証株価指数)ベースのPER(株価収益率)は14.8倍まで上昇してきている。

  • 特集 Part2
    杉村太蔵(元衆議院議員)インタビュー

    2014年02月08日号  

    衆議院選挙で当選する前は、外資系の証券マンだった杉村太蔵氏。昔取ったきねづかで、アベノミクス相場では大きく稼いだ強者だ。誰にでもできる銘柄選びのツボを語ってもらった。

  • 特集 Part2
    【7】アベノミクスで上ブレ期待の株12(図1-12)

    2014年02月08日号  

    東京オリンピックにTPPと成長戦略。アベノミクスの柱となるテーマを株式市場はどう織り込むのか。注目銘柄をフィスコの田代昌之アナリストに挙げてもらった。

  • 特集 Part2
    【6】充実の株主優待株16 利回りは配当よりずっと上! おいしい株主優待を探せ

    2014年02月08日号  

    ここ最近の株高で、株主優待を実施する企業は増加傾向だ。配当利回りを大きく上回るリターンが得られる場合もあり、優待内容も多様化。銘柄選びの楽しみが増えそうだ。

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記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    ホンダと日産は「普通の会社」になってよいのか?

     ホンダと日産自動車の社風は対照的です。
     日産は政治的な会社で、創業者の鮎川義介氏は満州の発展を政府から任された産業界のリーダーでした。日産の源流、久原財閥を率いた久原房之助氏(鮎川氏の義弟)は政治家に転身後、政界にカネをばらまいたり、二・二六事件に関わったりし、「昭和史の怪物」と称されました。一方、たたき上げのエンジニアである本田宗一郎氏が戦後創設したホンダは、政府と裏で手を握る政界工作が不得手です。
     近年、両極にあった2社の個性は薄まり中道に寄ってきていました。統合してさらに普通の社風の会社になってしまうのは残念ですし、それで創業家が統べるトヨタやモーレツ主義のBYDに勝つのは難しい気がします。

  • 編集部 重石岳史

    「年賀状仕舞い」に募る心配事

    「時代の流れもあり本年をもちまして年賀状仕舞いをさせていただきます」。今年の正月も、そんなあいさつを記した年賀状が友人から届きました。日本郵便によれば、今年の元日に全国で配達した年賀状は前年比34%減の4億9100万通。「年賀状仕舞い」が各家庭で起きているとみられます。
     日本郵便といえば、宅配便の配達で苦情が出た際などに、委託業者から不当に高額の違約金を徴収したことが明るみに出ました。協業先のヤマト運輸とも、委託業務の見直しを巡りもめているようです。「時代の流れ」に取り残され、経営に余裕がなくなっているのだとすれば心配になります。配達員へのエールも込めて、私は年賀状仕舞いを当面しないつもりです。

最新号の案内2025年1月25日号

表紙

特集ホンダ・日産の命運

急転直下の婚約劇ーー。ホンダと日産自動車が経営統合に向けた検討に関する基本合意書を締結した。昨年、両社に三菱自動車を加えた3社は「自動車の知能化・電動化」領域において提携しており、協業を深化させることになった。3社の販売台数は837万台とな…

特集2半導体の覇者

生成AI(人工知能)と地政学リスクという二大ファクターが半導体バブルを膨張させている。AI半導体市場の拡大で、米エヌビディアと台湾積体電路製造(TSMC)が業界の頂点に立ち、これまでの盟主だった米インテルと韓国サムスン電子が凋落する構造変化…