記事一覧:特集10409件
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特集 Part2
“超楽観”2025年の認知症社会
2015年02月21日号民間や医療、介護などの公的サービス提供者が認知症に本気で向き合い、技術の粋と知恵と人財を結集したら、2025年の社会は結構イケているのかもしれない。ここに描いたのは、思いっ切り楽観的な25年の像。当然、絵に描いた餅で終わる可能性がある。
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特集 Part3
【金銭管理】 実は“庶民”でも使える信託 トラブルは事前の備えで回避
2015年02月21日号自分が年老いたら子どもがお金を勝手に使うのではないか──。そんな不安を抱えながら、老後資金をためてきた高橋里子さん(仮名)が認知症を発症した。不安は的中。娘夫婦が銀行で里子さんの老後資金を引き出そうとしたのだ。夫の商売が行き詰まり、その借金返済に充てようと図った。
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特集 Part3
【Column】 日本郵便とヤマト運輸 見守りサービスで温度差
2015年02月21日号国内物流のラストワンマイル(利用者の手元に届く最後の配達)を握る日本郵便とヤマト運輸。両社とも、全国に張り巡らされたネットワークを生かし、CSR(企業の社会的責任)の側面だけでなく、将来の収益向上をにらんだ高齢者の見守りサービスを展開中だ。
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特集 Part3
【見守り】 居場所捜しから安否確認まで 百花繚乱のお知らせサービス
2015年02月21日号行方不明になって警察へ届け出が出された認知症の人は、2013年の1年間で1万0322人。認知症の家族がいる人はもちろん、自分や家族が今後、認知症になる可能性を踏まえ、行方不明を防ぐ手段は考えておきたい。各地域で自治体や企業を含むボランティアによる見守りネットワークが築かれているが、民間企業が商品として提供する見守りサービスもある。家族などが離れた場所から認知症の人の無事や場所を確認できるもので、さまざまな産業の企業が得意分野を生かして商売をしているのだ。
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特集 Part3
【Column】 最悪の接客を実演し考える 認知症サポーター養成法
2015年02月21日号手首に着けるオレンジリングが目印の「認知症サポーター」。認知症の人が暮らしやすい社会の実現には理解者が欠かせない。暮らしに密接に関係する企業がサポーターの養成に取り組み始めた。
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特集 Part6
早期診断・治療で頼れる街と病院
2015年02月21日号認知症の人を早い段階から支援するための「認知症初期集中支援チーム」を持つ42市区町村、早期診断を行う「認知症疾患医療センター」289施設を一挙掲載した。1月27日に決定した認知症に関する国家戦略では、認知症初期集中支援チームを2018年度までに全ての市町村に設置し、認知症疾患医療センターを17年度末までに約500施設に拡大することを掲げている。
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特集 Part5
【Column】 発症予防も見守りもお任せあれ!
2015年02月21日号認知症の予防や進行防止に効果があるとされる会話やセラピー機能、家族が安心できる見守り機能などを持ったロボットたちの世界をご覧あれ。
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特集 Part6
【Column】 田中耕一さんらが手掛ける 画期的アルツハイマー検査
2015年02月21日号アミロイドの脳内蓄積を調べる方法はすでに確立している。ただ高齢者の体への負担や検査費用の点で難がある。だが近い将来、わずか数滴の血液で蓄積を調べられる新たな検査方法が登場するかもしれない。現在、国立長寿医療研究センターの認知症先進医療開発センター(柳澤勝彦センター長)と分析機器・計測機器大手の島津製作所・田中耕一記念質量分析研究所によって開発が進められている。
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特集 Part5
【Column】 ココナツオイルが大人気 サプリに頼り過ぎるのはNG
2015年02月21日号スーパーの店頭で並べたそばから売り切れてしまうココナツオイル。「美容や健康にいい」と雑誌やテレビで紹介されて人気に火が付き、若い女性が買い求めていたのだが、さらに「アルツハイマー病の改善と予防に効果がある」と報じられたことから、中高年も買い求めるようになった。
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特集 Part5
スポーツクラブも公文も 予防教室が全国で急拡大
2015年02月21日号自分だけでは、なかなか認知症予防を実践できない。そんなニーズを早速つかんだ予防教室が全国で急拡大している。参入企業もさまざまで、運動から勉強まで選びたい放題だ。
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特集 Part6
【診断機器】 “ごみ”の蓄積が一目瞭然 脳の画像診断の最新事情
2015年02月21日号認知症の診断では、各種機器を使った診断も行われているが、確実な診断は難しい。だが、原因物質を映し、診断の確度を上げる、イメージング技術が進化を遂げている。
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特集 Part5
高血圧や糖尿病でリスク上昇 今すぐ生活習慣を見直す!
2015年02月21日号認知症の予防を始めるのに、「早過ぎる」ということはない。食事や運動などの生活習慣を見直す認知症予防は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病対策に通じ、健康な生活へと導く。
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特集 Part6
【新薬開発】 大手も含めて死屍累々 治せる薬は登場するか
2015年02月21日号近年、選択肢が増えてきたアルツハイマー病関連の薬だが、本格的な治療薬はまだ登場していない。各社はどんなアプローチで新薬を開発しようとしているのか、最新の状況を調べた。
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特集 Part2
世界を巡るピケティの問い 映し出される格差の各国事情
2015年02月14日号ピケティブームの裏側には、世界各国が格差問題に直面している現実がある。悩みの種は国ごとにさまざまだ。米国、英国、フランス、韓国、中国それぞれの実情を追ってみた。
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特集 Part2
百武資薫(ワンハンドレッドパートナーズ社長)インタビュー
2015年02月14日号相続税対策などで海外に移住した富裕層たちの帰国が増えている。現行法上、被相続人と相続人が海外に5年を超えて居住すれば、日本の非居住者として海外資産に相続税が課されない。そのため、2011年の東日本大震災以降、多くの富裕層がシンガポールなどの相続税のない国へ移住した。
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特集 Part2
富裕層で高まる節税ブーム 日本でも進む“世襲資本主義”
2015年02月14日号ピケティが強く警鐘を鳴らすのは、富める者がますます富を手にする世襲資本主義だ。だが、日本の富裕層もむろんしたたかである。資産をより有利に残そうと、節税に知恵を絞っている。
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特集 Part1
【特別対談】 トマ・ピケティ(パリ経済学校教授)×池上 彰(ジャーナリスト) 「本当に伝えたかったことは何ですか」
2015年02月14日号池上彰氏とトマ・ピケティ氏による夢の対談が実現した。世界で「経済界のロックスター」と評される43歳の経済学者は何を伝えたくて、『21世紀の資本』を世に出したのか。池上氏がその本質を問う。
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特集 Part1
8ステップで早分かり 入門『21世紀の資本』
2015年02月14日号約700ページに上るピケティの本を理解するのは骨が折れる。そこで、8ステップに分けて、この本の意義からその理論の要まで一気に紹介しよう。
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特集 Part1
池上流3ポイントで解説 そうだったのか! ピケティ
2015年02月14日号全700ページ超に上る分厚い経済書『21世紀の資本』には、要は何が書いてあるのか。名解説でおなじみ、ジャーナリストの池上彰氏が三つの最重要ポイントを教えてくれる。
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特集 Part3
【日本の格差】 日本社会の問題はむしろ貧困 次の研究に期待
2015年02月14日号膨大なデータを扱いながら、経済理論は分かりやすい。文学や歴史学も用いて、無味乾燥な経済書にはしなかった。私の支持率は80%です。この本が米国で売れた要因は、一番の格差社会である米国で、国民誰もが関心のある問題を実証的に証明したことでしょう。