記事一覧:特集10409件
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特集 Part1
「本体上場」で現実味を帯びる サントリー創業家支配の終焉
2015年08月29日号サントリーホールディングス(HD)に、二つの問題が持ち上がっている。佐治信忠会長の健康問題と「本体上場」の問題だ。会社発足から続いた創業家支配が弱まりつつある。
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特集 Part1
世界最大の巨人がやって来た キリン、アサヒに迫る「Xデー」
2015年08月29日号梅雨入り間もない6月中旬。しんしんと雨が降りしきる中、東京都の広尾にあるビルの一室を訪れた。ビール業界の一部でささやかれていたあるうわさの真偽を、この目で確かめるためだ。
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特集
狙われるニッポン 飲・食・農 乱奪戦
2015年08月29日号長らく鎖国が続いてきたニッポンの「飲・食・農」産業。だが、国内勢を取り巻く環境は激変した。世界90億人の胃袋をつかもうと、国家が、グローバル企業が、ファンドが動き始めたのだ。外資が日系メーカーの買収を画策し、日系メーカーは海外攻略に乾坤一擲の勝負を懸ける。国内外入り乱れての乱奪戦が始まった。
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特集 Part2
規律と裁量の絶妙バランス ネスレ「現地法人」活性化術
2015年08月29日号世界最大の食品企業ネスレ。一般的に、食品はローカル色が強くグローバル化が難しいのだが、ネスレは世界一の地位に君臨している。彼らの現地化戦略から日系企業が学ぶべき点は多い。
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特集 Part2
【Column】 ロッテ、国内分離構想も浮上 日韓またぐ兄弟喧嘩の顛末
2015年08月29日号創業家の兄弟対立が続くロッテホールディングス。都内で開かれた株主総会で、創業者の次男・重光昭夫副会長が経営を統治することで一応の決着を見たが、まだ火種はくすぶっている。
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特集 Part2
四重苦をばねに海外攻略 国内食品「生き残り」の条件
2015年08月29日号商品ブランドがメジャーな割には、企業規模が小さい零細企業が集積している国内食品業界。グローバル企業と伍して戦うには、大同団結や技術本意の戦略が必要になっている。
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特集 Part3
【図解】 あなたの食卓から消える! 人気の定番のメニュー
2015年08月29日号10年後のレストランのメニューは、今と様変わりしているだろう。本誌編集部が輸入依存度の高い食品の価格を9~10年前と比べたところ、軒並み単価が上がっていた。
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特集 Part3
メガ経済連携の難しさが露呈 TPP“空中分解”の全内幕
2015年08月29日号日米両国の思惑はもろくも崩れ去った。TPP(環太平洋経済連携協定)の最終合意が見送られたのだ。交渉はどこでもつれ、どこでつまずいたのか。内幕をつまびらかにする。
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特集 Part3
爆食にとどまらぬ中国リスク 農産物版「AIIB」構想
2015年08月29日号中国の爆食が世界の食料需給のバランスを崩し、日本の食卓を脅かしている。ここに、また一つかく乱要因が加わった。中国がアジア全域の「食農」市場を牛耳る構想が動き始めている。
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特集 Part2
高岡浩三(ネスレ日本社長)インタビュー
2015年08月29日号日本の食品メーカーは、高度経済成長期のモデルから脱し切れていません。そんなの通用するわけがない。変えていく必要があります。例えば、営業効率が圧倒的に悪い。メーカーにも卸にも営業マンがいて、訪問する店舗が重複しています。これはカルビーの松本会長とも意気投合したのですが(笑)、無駄です。ネスレ日本では、うちの営業マンが行く店と卸に代行してもらう店をすみ分けました。
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特集 Part2
松本晃(カルビー会長)インタビュー
2015年08月29日号縮小する国内、攻めあぐねる海外。多くの国内食品メーカーが成長モデルを描けず苦しむ中、カルビーとネスレ日本は好業績を挙げ続けている。業界の名物経営者2人に、食品メーカー生き残りの処方箋について聞いた。
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特集 Part2
頂新・康師傅に群がった 日系食品メーカーの末路
2015年08月29日号昨年10月、頂新グループでスキャンダルが発生。その後、頂新・康師傅との合弁で中国市場の攻略を夢見た日系メーカーは軒並み撤退を発表。残った数社も岐路に立たされている。
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特集 Part3
【Column】 日米合意でコメ農家弱体化 TPPは関税の一律削減を
2015年08月29日号TPP(環太平洋経済連携協定)の行方は予断を許さないが、その交渉途中で日米が“合意”したある条件は、日本の農業の未来を奪う危険性をはらんでいる。10万トン前後のコメの無税輸入枠のことだ。
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特集 Part3
「農業輸出1兆円」計画に暗雲 食の国際標準に遅れる日本
2015年08月29日号空前の和食ブームと円安が追い風となり、日本の農林水産物の輸出額は過去最高に迫る勢いだ。しかし、ガラパゴス化した日本の食の安全や表示制度が、輸出の足かせになりかねない。
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特集 Part3
【Column】 「食農」を牛耳る中国に対抗 ベトナム輸出拠点計画が始動
2015年08月29日号林芳正農林水産相が2年連続で訪問するなど、「農政で今、最も熱い」といわれるのがベトナムだ。TPP(環太平洋経済連携協定)交渉などで守勢に回ることが多い農林水産省にとって、「数少ない前向きな政策」(同省幹部)が農産物輸出であり、その最前線がベトナムなのだ。
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特集 Part3
回転寿司の息の根を止める 「魚」の買い負け・気候リスク
2015年08月29日号魚介類の自給率は、1964年の113%をピークに減少し、いまや60%。近年は買い負け・気候変動リスクが高まっており、魚は大衆食ではなく“高級食材”になりつつある。
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特集 Part3
吉野家は契約農家を囲い込み 外食・食品企業の調達戦略
2015年08月29日号安定的に、安く、安全に。今も昔も、外食・食品企業が目指す食材調達戦略の基本は変わらない。中国爆食、買い負けなど、「食と農」のリスクが顕在化する中、企業は知恵を絞っている。
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特集 Part5
独自調査で判明! 校風と求める生徒像
2015年08月22日号道に空き缶が落ちていたら、桜蔭の子は「本を読んでいて気付かない」、雙葉の子は「静かに拾ってごみ箱に捨てる」、女子学院の子は「みんなで缶蹴りを始める」。首都圏の女子御三家の校風を見事に言い表した、そんな笑い話がある。
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特集
息子・娘を入れたい学校2015
2015年08月22日号理想の教育という話題は、まさに百家争鳴である。全ての人が必ず、個人的体験を基に何かしら語れるからだ。だが、わが子の教育というのは、全て未来の話。過去の常識やモノサシは当てにならない。どんな社会が訪れ、そこで必要となる力とは何か。明治以来という大きな教育改革が進む今こそ、真摯に考えたい。
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特集 Part1
藤原和博さん これからの子供に求められる力って何ですか?
2015年08月22日号リクルート出身で公立中学の民間校長も務めた「教育改革実践家」の藤原和博氏。本誌8月8日・15日合併号「親・子・孫3世代のお金の話」特集では、「公立を選ぶか、私立を選ぶか」を聞いた。今号では続編として、日本の教育が直面する課題を語ってもらった。