記事一覧:特集10409件
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特集 Part3
和田祐一(ローソン上級執行役員商品本部長)インタビュー
2016年10月29日号商品力を強化するためには、前提として、お客さまとマーケットの変化に関する情報が必要です。われわれは以前からポイントカードである「ポンタカード」の分析を行っています。ただ、それではローソンの販売実績しか分析できない。そこで、まだ来店していないお客さまのデータを含めた世の中の状況を測るために、今はさらに外部機関と連携し、2万人のレシートデータの解析も行っています。
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特集 Part3
【Column】 ノドグロのおにぎりを実現! ローソン子会社の調達革命
2016年10月29日号国産の近海魚を原材料として使う──。コンビニ商品開発の“鬼門”の一つである。水揚げ量も相場も変動が大きく、安定調達ができないからだ。だが、この難題にあえて挑むのが、ローソンが2012年に設立した調達子会社SCIである。SCIはサプライチェーンイノベーションの略だといい、平山勝也・SCI社長は「商社機能とメーカー機能を兼ね備えたような存在だ」と説明する。
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特集 Part3
おいしさと便利を脇で支える 容器・包装のイノベーション
2016年10月29日号コンビニの定番商品の進化の舞台は、中身だけではない。実は、フィルムや容器など、商品の“外側”においても、顧客の使い勝手を高めるためのイノベーションが繰り返されている。
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特集 Part3
市場奪取と定番強化の二刀流 サンドイッチのたゆまぬ進化
2016年10月29日号コンビニエンスストアは常に売れる商品を求めている。有望な市場があれば貪欲にのみ込んでいき、定番商品は刷新を繰り返す。3000種類の商品は絶えず進化を続けている。
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特集 Part4
【Column】 “一段上の接客”を目指す パート・アルバイト研修
2016年10月29日号全国くまなく効率的システムを築き上げているコンビニが、苦手とする課題に取り組もうとしている。接客サービス力の向上だ。セブン-イレブンが行う従業員研修の現場を取材した。
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特集 Part4
売り上げを1割押し上げる 凄腕アドバイザーの科学指導
2016年10月29日号本部と加盟店の橋渡しをし、店舗の売り上げ向上のため加盟店を支える店舗アドバイザー。一見、ウエットなやりとりを行う彼らだが、すご腕は科学的なアドバイスを行っている。
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特集 Part4
利益増と作業時間減の武器 統計駆使したセミオート発注
2016年10月29日号全国5万店のコンビニエンスストアで、日々行われているのが3000種類もの商品の発注作業。必要な商品が常にある理想の売り場を目指し、発注の効率化も進められている。
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特集 Part3
【コンビニ1000人アンケート(2)】 コンビニに市場を奪われた? 外食・小売り減少率ランキング
2016年10月29日号商品やサービスが進化したことで、コンビニは他業態にどんな影響を及ぼしているのか。そこで、今回の調査では、有力外食・小売りチェーン72店をリストアップし、「ここ1、2年において、コンビニの商品・サービスが充実したことで、利用が減ったお店」を探った。
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特集 Part3
石橋誠一郎(セブン-イレブン・ジャパン取締役執行役員商品本部長)インタビュー
2016年10月29日号50カ月連続、既存店の売上高が前年同月比プラスで推移しているのは、「お客さまに日常の中でいかに当てにされる商品を展開するか」を志向しているからだと思います。 ただ、この春の商品展開に関しては反省点もあります。
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特集 Part3
本多利範(ファミリーマート取締役専務執行役員商品本部長)インタビュー
2016年10月29日号2014年から「中食構造改革」と銘打って弁当など中食の刷新を進めているところですが、今、特に力を入れているのは惣菜です。おいしさをどう追求していくか。冷蔵ケースで販売している惣菜では、日持ちし、商品を立てて陳列できる「スタンドパック型」とほぼ決別しました。
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特集 Part5
「ロボレジ」に「おもてなし端末」 2020年の近未来コンビニ
2016年10月29日号未来のコンビニを実現する鍵は技術革新。大手3社は数百億円単位でITシステムに投資し、2020年の東京五輪を見据え、より便利なコンビニを目指してしのぎを削っている。
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特集 Part4
【コンビニ1000人アンケート(3)】 三大コンビニ ブランドイメージ徹底比較
2016年10月29日号コンビニ3社の違いを探るために、本誌は10月上旬、大阪ガス行動観察研究所のメンバーと共に、四ツ谷、大崎、池袋、新大塚など都内主要コンビニを十数店巡った。そこで注目したのが、セブン-イレブンのロゴ展開である。おにぎりやサンドイッチ、チルド飲料など商品パッケージの最も見やすい正面にロゴがあった。さらに店の看板から制服、掛け時計に至るまで似たロゴで統一されていた。
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特集 Part4
廃棄ロスを本部が負担し 店に発注させるアメとムチ
2016年10月29日号コンビニが勝ち組とされる理由の一つがフランチャイズというビジネスモデル。本部はアメとムチを駆使しながら、加盟店からの収益の最大化に知恵を絞っている。
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特集 Part5
新プロジェクトに商社の思惑 覇権を争う3強経営の行方
2016年10月29日号3強による寡占化が進むコンビニエンスストア業界。ここにきて目立つのが、商社が積極的に主導権を握ろうとしている姿だ。業界の覇権争いの行く末はどうなっていくのだろうか。
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特集 Part5
行動観察とデザインの持つ力から読み解く 20年後のコンビニ大予測
2016年10月29日号行動観察とデザイン。従来の小売業にはない発想と切り口で、本誌は20年後のコンビニの姿を大胆に予測した。大阪ガス行動観察研究所とデザインコンサルティングファームziba tokyoの協力を得て、見えてきたコンビニの三つの未来像とは──。
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特集 Part5
古屋一樹(セブン-イレブン・ジャパン社長)インタビュー
2016年10月29日号10年先の話ができれば格好いいのですが、ありません(笑)。顧客の変化に対応することに尽きるからです。未来を先取りし過ぎても、顧客はついてくることができません。だから、顧客の価値観やライフスタイルの変化についていくために、「どんどんテストをやれ」と社内にハッパを掛けています。これはメーカーにはできない、小売業の特権です。失敗しても、売り場から撤去すればよいのですから。
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特集 Part5
澤田貴司(ファミリーマート社長)インタビュー
2016年10月29日号5月以降、3週間の店舗研修を受け、加盟店や社員との対話も重ねました。そこで見えてきたのは、コンビニが成長する可能性はまだまだあるということです。1万8000店の販売力は凄まじく、食品はもちろんですが、プラスアルファで、どんな商品でも売ることができます。ただ、課題も見えてきたのでそれを検証し、優先順位をつけ、2020年までにやるべきことの計画を、来年中盤までに作り上げたいです。
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特集 Part5
竹増貞信(ローソン社長)インタビュー
2016年10月29日号少子高齢化や核家族化、女性の社会進出と環境が変化しています。コンビニの役割も緊急時の購買から変化し、とりわけ地方では子供から高齢者まで、地域で暮らす人々の生活を背負うようになってきました。立地によって店の在り方は変わってきています。本部で店の形を決め、全国同じ店にすることは、ニーズに合わない時代です。
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特集 Part6
公的年金ホントの寿命 運用失敗ならあと27年
2016年10月22日号厚生年金などの公的年金を抜きにして老後の生活設計は語れない。年金財政は破綻せずに済むのか。現実的な前提を置いてホントの寿命を試算してみた。
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特集 Part6
世界最大の年金「GPIF」の大赤字よりもヤバい構造欠陥
2016年10月22日号130兆円を動かす世界最大の機関投資家「GPIF」。大赤字が続いて批判にさらされているが、本当の問題はそれではない。政治に翻弄されながらもがく巨大年金基金の内実に迫る。