記事一覧:特集10409

  • 特集 Part2
    相続人が遠方、海外にいる

    2018年02月17日号  

    北陸地方から上京し、今では東京で小さなデザイン会社を経営している。妹は関西の短大に進学してそのまま関西で就職、独身生活を謳歌している。2年前、母を東京に呼ぼうとした矢先、母ががんだと分かり、1年間の闘病の末、帰らぬ人となった。

  • 特集 Part2
    子どもたちの仲が悪い

    2018年02月17日号  

    今年55歳になる長女は、3歳下の次女と仲がいいとは言い難い。というのも、しっかり者の長女は駅前で小物店を営んでいた母を小学生のころから手伝い、時には店番をするなど、忙しい母の役に立とうと心掛けてきた。

  • 特集 Part2
    【相続人(子ども・孫)】
    子ども(きょうだい)の数が多い

    2018年02月17日号  

    相続の相談業務を行っている税理士のところに、相談の連絡が来たのは昨年末のこと。連絡してきたのは、松島みなみさん(仮名・62歳)だ。「私は6人きょうだいの末っ子です。父は20年前に89歳で他界しました。父名義の実家は130坪ほどの土地と建物なのですが、いまだきょうだいの間で意見がまとまらず、遺産分割協議が終わっていないのです」

  • 特集
    あなたの家族も必ずモメる 相続を争族にしない

    2018年02月17日号  

    わが家は相続とは無縁。ましてや子どもたちが財産をめぐってモメる“争族”なんてあり得ない。そう考えている人が少なくない。だが、実際はそうではないと、相続の専門家たちは口々に言う。実際に専門家たちが直面した争族の事例をひもとき、争族の実態に迫ってみよう。

  • 特集 Part2
    特定の相続人に多くの財産を残したい
    配偶者や子ども以外に財産を残したい

    2018年02月17日号  

    東京の下町に暮らす、ごく一般的な家庭。父は定年後も地元の活動に参加したり、母は趣味を生かした教室を開いたりと活発な生活を送っていた。長男は実家で両親と同居し、長女と次男もそれぞれ都内で暮らしている。

  • 特集 Part2
    再婚している
    後妻に子どもがいる

    2018年02月17日号  

    長い闘病生活を経て妻ががんで亡くなったのは、もう20年も前のことだ。それ以降、男手一つで2人の息子を育ててきた。息子たちが社会人になったころ、夫を病気で亡くし、息子を一人で育ててきた女性と親しくなった。

  • 特集 Part2
    【被相続人(親)】
    前妻との子どもと後妻がいる

    2018年02月17日号  

    「父の遺産は、そもそも父と私たちの母(前妻)がつくった財産なので、あなた(A子さん)には遺留分程度を渡せばいいですよね」夫の四十九日の法要が終わり、親戚たちが引き上げた後、(前妻の)長男が切り出した。

  • 特集 Part5
    親子で一緒に書きたい 書き込み式・相続ノート

    2018年02月17日号  

    いきなり遺言書を書くのは難しい。そこで、相続診断協会の「笑顔相続ノート」のエッセンスをまとめた相続ノートに、親の出生時からの歴史を書き出し、第1ステップとしてほしい。

  • 特集 Part2
    取引している銀行や証券会社の数が多い

    2018年02月17日号  

    資産家で投資が大好きだった父。いつもスマートフォンで株式情報を見たり、売買を繰り返していた。今でこそインターネットでの取引がメーンとなったが、かねて付き合いのあった証券会社の営業マンや銀行員とも情報交換を目的に頻繁に面会していた。

  • 特集 Part2
    子どもがいない
    未婚のためきょうだいが相続人

    2018年02月17日号  

    夫とは仲むつまじく長年連れ添ってきたが、残念なことに子宝にはめぐまれなかった。その夫が急な病気で亡くなった。夫が残してくれた家で静かに余生を過ごそうと思っていたら、夫のきょうだいから遺産相続の話をされた。

  • 特集 Part2
    相続について誰にも相談したことがない

    2018年02月17日号  

    3人の息子にめぐまれ、それぞれが得意分野を持ち、活躍してくれている。父として誇らしい限りだ。自分の人生ももう終盤に差し掛かっている。友人の中には、相続を意識して終活やエンディングノートといったものを必死で書いていたりする。

  • 特集 Part2
    借金が多い
    連帯保証人になっている

    2018年02月17日号  

    約2カ月前に、交通事故で亡くなった夫。遺品の整理をしていたら、借金の借用書が大量に出てきてショックを受けた。何にお金を使っていたかは今となっては知る由もないが、嫌な予感がしたことから、知り合いの税理士に相談した。

  • 特集 Part2
    一部の子や孫にだけお金をあげている
    多額の保険金をもらう子や孫がいる

    2018年02月17日号  

    「兄貴だけ遺産をもらい過ぎだ! 俺にも権利があるんじゃないか」このように次男から責められている長男。長男は妻と共に、実家で父と一緒に暮らしている。休日は父と一緒に農業を行い、家業を手伝うという生活を送っている。片や次男は大手企業の転勤族で、国内外を転々としている。

  • 特集 Part2
    資産に農地が多い

    2018年02月17日号  

    農業を営む男性には妻と2人の息子、長女がいる。長男夫妻と同居し、田畑の耕作は長男夫妻が行っている。次男は結婚して賃貸住まい、長女も嫁いで子どもの教育費のためにパートに明け暮れる日々。きょうだいの仲は良好で頻繁に両親の家に集まっている。

  • 特集 Part2
    【相続財産】
    財産の大半が不動産
    分けることが難しい不動産や株式が多い

    2018年02月17日号  

    「高齢の父が保有する財産の大半が不動産です。現金は少ししかありません。そのため、相続税の支払いを心配しています。このままでは家族が相続でもめるかもしれません」そう打ち明けるのは、父に内緒でこっそり相続の専門家を訪れた長女だ。

  • 特集 Part3
    【Column】 18年度の事業承継税制改正で 納税猶予の対象が大幅に拡大

    2018年02月17日号  

    多くの中小企業経営者が、税負担や後継者不在などで会社の相続、事業承継に悩んでいる。政府もその対策に本腰を入れており、事業承継税制の大幅な改正に踏み切る。

  • 特集 Part2
    あなたも他人事ではない! “争族”大図鑑

    2018年02月17日号  

    相続と“争族”は隣り合わせ。決して他人事と思うなかれ。相続の専門家たちが直面した実例を基にして、争族に発展する理由と、想定される問題をまとめてみた。

  • 特集 Part3
    【Column】 一般社団法人の相続税逃れ 横行ぶりに国税がメス

    2018年02月17日号  

    「前回の改正からたった10年でまた改正されるとは……」。銀行や多くの税理士たちはため息をつく。というのも、一般社団法人を活用した相続税の節税策が一気に封じられることになったからだ。

  • 特集 Part3
    【Column】 基礎控除と非課税枠が増大も 養子縁組には注意点が複数

    2018年02月17日号  

    養子であっても法律上は養親の子どもとなるため、実子と同様に法定相続人になることができる。たとえ養子になる目的が節税であっても、養子縁組の意思があれば「有効」だ。養子縁組のメリットとしては、相続税の基礎控除(1人当たり600万円)が増えることに加え、生命保険の非課税枠(1人当たり500万円)を使える人数も増える。

  • 特集 Part3
    【相続税対策[3]】 生命保険の活用

    2018年02月17日号  

    高齢者を中心に相続税対策として、需要が高まっている生命保険。生命保険が持つ非課税枠は確かに魅力的だ。ただし、活用法を間違えれば、「争族」に陥る落とし穴も潜んでいる。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 編集部 鈴木洋子

    〆切で積んでるエルデンリングDLC、早くクリアしなくちゃ

     大人になりゲームから離れていた私の元に結婚祝いとしてWiiが来たのは2008年のこと。「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」のとりこになり、エンディングでは床に崩れて大泣きし、それからずっとゲームが大好きです。今回「ゲーマーの平均年齢は37歳」と知って安堵したのは内緒です。
     生まれた子どもは知育ゲームとマインクラフト、Robloxに夢中。わが家の娯楽の真ん中にゲームはいます。
     今号の特集では、依存症の問題は取り上げませんでしたが、産業・文化・社会の中で重要性を増すゲームと、どう付き合うかを、多くの方が考えるきっかけになれば幸いです。さて、〆切終わったしそろそろエルデンリングDLCクリアしなくちゃ。

  • 編集部 片田江康男

    寒さに負けないゲームのコンテンツ力

     自宅近くの公園を通りかかった際に、小中学生5~6人が公園のベンチに下を向いて座っていました。手にしていたのはNintendo Switch。お菓子や飲み物まで用意して、寒空の下で没頭していました。
     私が子どもの頃は、ゲームを持っていて、家に上がっていい友人宅に集合したものでしたが、新型コロナウイルスのまん延を経て、そんな遊び方はなかなか実現しなくなったようです。
     それにしても、寒風吹きすさぶ中でも、子どもたちを夢中にさせるゲームのコンテンツ力には脱帽です。私も読者の皆さまが夢中になる特集をお届けできるよう、精進してまいります。2025年もよろしくお願いいたします。

最新号の案内2025年1月18日号

表紙

特集日本のゲーム

半導体や鉄鋼並みの外貨獲得力を持つ日本のコンテンツ産業。その中で最大規模を持ち、成長を続けるのがゲームだ。世界市場は2028年には50兆円にも届くといわれており、外貨獲得産業として国も支援に乗り出した。一方、業界の「ゲームシステム」は急速に…

特集2役所&日銀出身の社外取締役報酬ランキング

社外の客観的な目が企業経営にとって重みを増す中、社外取締役が役人の有望な再就職先となっている。「行政経験を積み、企業経営にも一定の理解がある官僚OB・OGは貴重」との見方がある一方、「形を変えた天下り」といった否定論も。彼らが高額報酬に見合…