記事一覧:特集10409件
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特集 Part2
先駆者の自信と贖罪意識が生んだ 至れり尽くせりの技術移転
2018年09月01日号改革開放を掲げるほんの2カ月前に、鄧小平氏は日本の生産拠点巡りをしていた。この視察が改革開放の青写真となったのだ。中国の製造業の進化は日本に学ぶところから始まっていた。
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特集 Part3
世界の工場から世界の頭脳へ 崩壊した「教科書的」発展モデル
2018年09月01日号中国がWTOに加盟した2001年、日の丸電機メーカーはこぞって中国を目指した。だが、そこは米欧韓中の企業がひしめく戦場だった。このころから日の丸電機は自信を喪失してゆく。
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特集 Part1
トヨタ-中国、30年越しの雪解け
2018年09月01日号トヨタ自動車が中国との歴史的な“和解”に向けて動き始めている。トヨタは3点セットを準備している。一つ目はガソリン車を含む中国での生産拡張だ。現状の生産能力116万台から200万台以上へ引き上げる算段のようだ。
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特集
自動車・電機・IT 40年で完成した日中逆転の全経緯
2018年09月01日号中国の特集というだけで、ページをめくるのがおっくうになる読者もいるかもしれません。でも、いま一度チャンスを頂きたい。われわれが想定している以上に、日本の産業は中国の「一挙手一投足」に影響を受けているからです。鄧小平氏が改革開放を掲げてからちょうど40年。外資のパワーを利用して強くなった中国の製造業は、ITを合わせ技に世界覇権を狙っています。本特集では、日中逆転の全経緯をつまびらかにしました。
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特集 Part4
グローバル資源を整理し 国産大型飛行機が羽ばたく
2018年09月01日号2017年5月5日、わが国が10年を費やして開発した、国際耐久標準に基づく幹線旅客機「C919大型旅客機」が初飛行に成功した。国産大型商用旅客機に乗り、大空へと羽ばたくことは、中国人の夢であった。
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特集 Part4
外資のノウハウの共有と消化で 造船不況を乗り切る
2018年09月01日号中国遠洋海運集団(コスコ・グループ)と川崎重工業との合弁造船所「南通中遠川崎船舶工程」(南通コスコ海運川崎)の溶接作業場の中では、幾つかの機械が「独自」に鋼板切断作業を行っている。熱気で溢れる伝統的な作業場もあるが、そこで働いている労働者は数人しか見掛けない。
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特集 Part4
外に向かうための「導入」 吉利汽車、20年の向上史
2018年09月01日号「一般大衆向けの手頃な良い車を造り、世界中で吉利の自動車を走らせる」──。李書福・吉利ホールディングス会長にとって、それはあくまで「夢」だったが、吉利汽車の設立から20年たった今、夢は現実に変わりつつある。
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特集 Part4
大手経済メディアが報じた 中国の膨張
2018年09月01日号2018年11月5日から10日までの6日間、中国・上海で「第1回中国国際輸入博覧会」が開かれる。昨年5月に行われた、現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の国際協力サミットフォーラムにおいて、習近平国家主席が開催を発表したもので、中国政府にとっては、貿易自由化の推進、積極的な市場開放の姿勢をアピールする場となる。
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特集 Part3
外資の配当を中国R&Dへ向けさせる荒技 ゴーンに託した国営企業改革
2018年09月01日号日系自動車メーカーが中国で守るべきルールは二つある。「出資上限50%の合弁」と「合弁は2社まで」だ。このルールは、外資がもうけたカネを中国市場へ環流させる仕組みになっていた。
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特集 Part5
完成車メーカーの下請け構造化は不可避 外資解禁は中国の勝利宣言だ
2018年09月01日号外資規制を緩和する。習近平国家主席の宣言は、米保護主義ばかりを意識しているわけではない。もう外資に頼らずとも中国の製造業はやっていける──。中国の勝利宣言でもあるのだ。
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特集 Part5
【Column】 日産EV立役者が突然退職 新天地に中国を選んだ真意
2018年09月01日号今年5月末、日産自動車の電気自動車(EV)事業のキーパーソンが退職し、中国をターゲットにしたEVベンチャーを起業していたことが分かった。第一人者が日産を見限った真意とは。
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特集 Part5
トヨタ・パナ電池連合入りを拒んだホンダ 家電と重なるEV投資競争
2018年09月01日号トヨタとパナソニックが電池連合に組み込みたい会社があった! 中韓勢が電気自動車の基幹デバイスを握るようになり、自動車にも家電で起きた水平分業の波が押し寄せている。
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特集 Part4
ネガティブリストは絶えず縮小中 発展による利益を博覧会で分配
2018年09月01日号米テスラは今年11月5日に上海で開催される第1回輸入博覧会にて主力車のModel SとModel Xの2種、そして飛ぶ鳥を落とす勢いのModel 3を展示する。また、展示館から数十キロメートル離れた上海臨港地区では、同社100%出資の巨大工場(Gigafactory 3)の建設を予定している。
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特集 Part4
輸入博覧会は中国の拡大と開放 そして発展への「充電」を意味する
2018年09月01日号モルディブにある中国モルディブ友好大橋の上には、毎日夜になると「CHINA-MALDIVES EVERLASTING FRIENDSHIP(中国とモルディブの永遠に続く友好)」と書かれたネオンが輝く。多くのモルディブ人は海辺に集まり、遠くから現在建設中の大橋を眺める。彼らの日常生活で欠かすことのできない光景である。
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特集 Part4
輸入博覧会が提示する 共同発展と“中国の役割”
2018年09月01日号「金の枕」と呼ばれるタイのドリアン、パキスタンの生シェル付き松の実、南アフリカ共和国のワインの街ステレンボッシュのカベルネ・ソーヴィニヨン、アルゼンチンの牛肉、カザフスタンのオーガニック小麦、エジプト綿のバスタオル……これらの国の特色のある製品は、すでに何億もの中国人の消費を喚起し、味覚を豊かにし、より質の高い生活を追求するための新たな目標になっている。
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特集 Part4
嘉定は世界レベルの自動車産業の 中心を目指し船出する
2018年09月01日号上海の「嘉定区」は、中国で最大規模の自動車産業の集積地として国内外で有名になった。自動車メーカーや自動車整備、部品工場などが300社以上あり、研究センターは100以上、自動車関連のプロ人材は3万人以上いる。
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特集 Part3
【Column】 平成28年間で98の国と地域を訪問 皇室外交マップ
2018年08月25日号1989~2017年の平成年間、日本の皇室は計278回も外国を訪れている。そのうち、天皇、皇后両陛下が22回、皇太子さまは40回だった。熱心な皇室外交の意義とは何か?
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特集 Part3
【あの会社はどこいった? 業界別再編史】 小売り編
2018年08月25日号小売業界の2大巨頭であるイオンとセブン&アイ・ホールディングス(HD)は対照的な平成30年間を歩んだ。イオンは総合スーパーと食品スーパー業態を軸に、全国の中小小売業をグループ化し、拡大・膨張を続けた。一方のセブン&アイ・HDは、業界内の拡張路線と一線を画し、自力での成長を追求。また、主力業態を総合スーパーのイトーヨーカ堂からコンビニのセブン-イレブンに移していった。
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特集 Part3
【あの会社はどこいった? 業界別再編史】 通信編
2018年08月25日号通信自由化は国内だけではなく海外からも多くの事業者の参入を誘発。インターネットが普及期を迎えたこともあり、通信業界では目まぐるしく再編が続いた。
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特集 Part3
【あの会社はどこいった? 業界別再編史】 生保・損保編
2018年08月25日号生保・損保業界は平成8年の保険業法の改正と日米保険協議が再編の引き金となった。両業界は子会社を設立して相互に参入。競争が激化し、主に損保業界で再編・統合が進んだ。損保業界は現在、3大グループに集約されている。