記事一覧:特集 Part41826件
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特集 Part4
【予測34 中国】 2014年は「改革元年」 高成長モデルを破壊できるか
2013年12月28日号東京オリンピックが開催される2020年までに、中国には達成しなければならない二つのゴールが待ち構えている。一つ目は、10年に比べて国内総生産と1人当たり国民所得を倍増させること、二つ目は、重要な改革分野においては「決定的な成果」を挙げることである。
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特集 Part4
【予測37 2020年】 中国の高成長終焉で始まる アジア諸国の「成長の連鎖」
2013年12月28日号中国経済は2010年まで4年連続で2桁成長した後、11年の9.3%を経て、12年以降は7%台の成長が続いている。李克強首相が主導する経済構造改革「李コノミクス」の下で、景気浮揚策の発動などを控えているという事情もあるが、同国の中期的成長率の鈍化は人口構成上の必然でもあると考えられる。
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特集 Part4
【予測33 2020年 米国金融政策】 迫るバーナンキの“尻ぬぐい” イエレン新議長のFRB
2013年12月28日号米連邦準備制度理事会(FRB)は世界経済に最も大きなインパクトを与える中央銀行である。それだけに、イエレン次期FRB議長の政策運営は他の中央銀行の政策にも影響を与えることになる。
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特集 Part4
【予測36 新興国】 リスクオンへの転換で 明るさが増す新興国経済
2013年12月28日号2013年の新興国経済は米国の金融緩和縮小観測に揺さぶられる展開が続いた。米国の金融政策の転換は、二つのルートから新興国の脅威となり得る。一つは、ドル金利の上昇が新興国から米国への資金移動をもたらすことである。これは必然的にドル高・新興国通貨安を伴う。特に経常収支赤字国の場合には、資本の流出で経常赤字を穴埋めできなくなるのではないかとの疑義を市場に抱かせる。それだけ、為替レートはより下落しやすくなる。
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特集 Part4
【予測39 盗聴問題】 ハッカーに依存するNSA 第2のスノーデンは防げない
2013年12月28日号NSA(米国家安全保障局)が、ドイツのメルケル首相を含む同盟国首脳の盗聴をしていたことが明るみに出た。もっとも、NSAがこのような盗聴をしていることはインテリジェンスの世界では常識だ。むしろメルケルが首相になってからも、盗聴可能な携帯電話を用いていたという「意識の遅れ」のほうが問題だ。
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特集 Part4
【予測38 新興国・資源国】 新興国経済の復活に伴って 建設・鉱山機械は成長する
2013年12月28日号2013年上期(4~9月)の決算は、大幅な下方修正となった。当初は、連結売上高2兆0500億円(前期比8.8%増)、営業利益3050億円(同44.1%増)だったが、売上高1兆8600億円(同1.3%減)、営業利益2100億円(同0.8%減)となった。
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特集 Part4
【予測44 2020年 TPP】 「メガFTA」が次々始動 世界の覇を競う時代に
2013年12月28日号世界の通商戦略は、新たな段階に入った。「メガFTA」と呼ばれる、巨大なFTA(自由貿易協定)の構想が一気に動きだしたのだ。2012年11月、ASEAN、日本、中国など16カ国によるRCEP(東アジア地域包括的経済連携)が交渉を開始。続いて日本・中国・韓国の3国間FTA、日・EU間FTA、米国・EU間FTA(TTIP)と、交渉がにわかに動きだした。いずれも、14~15年中の妥結が目標だ。さらに20年までには、実現すれば世界のGDPの56%を占めるFTAAP(アジア太平洋自由貿易圏)の構築も目指されている。
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特集 Part4
東京で電力対ガスの戦争勃発 ポスト東電の“覇者”は誰だ!
2013年12月21日号東京電力が、“復活”を狙って画策を続ける中、すでに東電の足元では業界再編に向けた動きが噴出している。電力業界のピラミッドが崩れる中、次の覇者になるのはいったい誰なのか。
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特集 Part4
小泉「原発即ゼロ」発言の波紋 原発問題の底知れぬ根深さ
2013年12月21日号小泉純一郎元首相が安倍政権に「原発即ゼロ」の決断を迫り、波紋を呼んでいる。核の“ゴミ捨て場”がないという問題提起はまっとうだが、原発を止めただけで済む単純な話でもない。
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特集 Part4
【Column】 孤独な女性一人の介護 交流や就職をカフェで支援
2013年12月14日号「私の人生は、どうなっちゃうんだろう」──。4年前、埼玉県の会社員で独身の足柄深雪さん(仮名)は途方に暮れていた。当時38歳で、大手デベロッパーの総合職で活躍する充実した毎日。プロジェクトの指揮を任され、深夜に及ぶ残業も苦にならず「仕事こそが人生」だった。だが、病気がちだった母の体調が悪化し、要介護2の認定を受ける。父は若くして亡くなっており、突然、たった一人の介護生活が始まった。
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特集 Part4
4人に1人が「介護うつ」 仕事を辞めないのが鉄則
2013年12月14日号親の介護に心身共に疲れ果てた息子や娘が「介護うつ」になったり、虐待に走るケースが増えている。介護のストレスを解消できなければ、介護する人とされる人が共倒れになりかねない。
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特集 Part4
【Column】 一人暮らしの老人も安心! 寝屋川の「鍵預かりサービス」
2013年12月14日号一人暮らしの高齢者が住む自宅の鍵を預かり、緊急時にその鍵を使って安否確認を行う──。今、大阪府寝屋川市の社会福祉協議会が手がける「鍵預かりモデル事業」が注目を集めている。自治体初となるこの事業が、増え続ける独居老人の孤独死への有効な対策として期待されているのだ。
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特集 Part4
簡単ではない「呼び寄せ」 故郷の親の介護をどうする?
2013年12月14日号都会で働き、生活の基盤を築いたものの、田舎で暮らす親の介護が心配だ……。そうした不安を抱える人は多いだろう。だが、介護チームをつくり対応していけば、多くの問題は解決する。
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特集 Part4
【Column】 入浴特化型のデイサービス 気分は「バリ島のリゾート」
2013年12月14日号木製の編み込み風のゆったりとしたソファが並び、壁や床は茶色の木目調に統一。室内にはアロマの香りがほのかに漂う。送迎車で到着した高齢者が席に着くと、スタッフが「飲み物は何になさいますか」と、すっとメニューを差し出した。
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特集 Part4
【Column】 青春時代がよみがえる!? 授業で元気になる“学校”
2013年12月14日号「気をつけ、礼」。日直役の高齢者の号令とともに、キンコンカンコンと懐かしのチャイム音が鳴った。医療法人社団大浦会が運営しているのは、学校形式のデイサービス「おとなの学校」。生徒は皆、要介護認定を受けている高齢者たちだ。
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特集 Part4
【Column】 “知財”でもEVより有利! トヨタがFCVを推す理由
2013年11月30日号「ハイブリッド車(HV)で後れを取る日産自動車やヒュンダイ自動車は、トヨタ自動車のHV技術の特許切れを心待ちにしているに違いない」と、ホンダ幹部は言う。先駆者であるトヨタの特許は技術レベルでも、保有件数でも他を圧倒している。その特許が2016年度から順次、切れる。これらの特許を活用することで、HV市場へ本格参入する企業が増えそうだ。
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特集 Part4
部品会社に“踏み絵”を迫る トヨタ生産拠点の東北シフト
2013年11月30日号「会社は社会の公器」を地で行くトヨタ。その一挙手一投足は、雇用、税収など日本経済に直接的な影響を及ぼす。重い社会的責任を背負うトヨタの“哀しみ”を浮き彫りにする。
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特集 Part4
【下請けメーカー 覆面座談会】 章男社長にモノ申す!
2013年11月30日号トヨタを支える下請けメーカーはどんな思いを抱いているのか。生産現場はどうなっているのか。2次請け、3次請けの経営者たちが本音をぶちまけた。(本文中5人の名前は仮名)
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特集 Part4
銀行・証券会社が勧めない 隠れた“お宝”投信を大公開!
2013年11月23日号国内で販売されている公募投資信託は4000本超。NISAを始めるに当たって、いったいどれを選べばいいのか。前出のガイア・吉井氏に、とっておきの商品を紹介してもらった。
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特集 Part4
【Column】 NISAだけじゃない! 再注目される確定拠出年金
2013年11月23日号2001年に日本に導入された確定拠出年金(DC)。資産形成を目的とした制度で、税金の優遇がある点ではNISAと似ている。あらためてその使い勝手をNISAと比較してみた。