記事一覧:特集 Part32549

  • 特集 Part3
    【Column】 あの豪腕経営者が復活か!? 東電拠点に姿見せる勝俣氏

    2013年12月21日号  

    「あの、元会長の勝俣さんはいらっしゃいますか」「はい、少々お待ちください」東京・有楽町にある雑居ビルの最上階。東京電力と掲げられたドア横にあるインターホンを鳴らすと、こう返事が返ってきた。勝俣さんとは、東京電力の前会長の勝俣恒久氏のこと。福島第1原子力発電所事故後の対応で、豪腕経営者として、東電側の言い分を悪びれずに主張していた姿をご記憶の方も多いだろう。よくも悪くも東電を象徴する存在だった。

  • 特集 Part3
    改革派と守旧派の対立が激化 骨抜きにされる東電“解体”案

    2013年12月21日号  

    国による支援が決まったことで、東電は再建計画である「総合特別事業計画」の取りまとめを急いでいる。さらなるリストラが盛り込まれる一方、巻き返しの道筋も固まりつつある。

  • 特集 Part3
    【Column】 “ヤメ東電”は買いなのか? 人材市場に溢れる社員たち

    2013年12月21日号  

    揺りかごから墓場まで面倒を見てくれる──。会社に忠誠さえ誓えば、「超安泰」が約束されてきた東京電力。それが、原子力発電所事故後に状況は一変し、将来を悲観した社員たちはわれ先にと転職活動に走った。2009年度に120人、10年度に134人だった退職者数は、11年度には465人、12年度には712人と約6倍に膨れ上がった。

  • 特集 Part3
    誰にも言えなかった 東電現場社員の胸の内

    2013年12月21日号  

    東京電力の現場社員として北関東で働く田沢誠一さん(40代)は、まだ高校生だったころに東電のテレビコマーシャル(CM)を見て、どうしてもこの会社で働きたいと思うようになった。田沢さんの記憶をたどると、1980年から翌年にかけて流されたそのCMは、真夜中に赤い回転灯を付けたクルマが、停電で真っ暗になった民家に向かうシーンから始まる。電柱の上で作業員が復旧作業を終えてスイッチを入れると、パッと窓に温かい光がともってナレーションが流れる。

  • 特集 Part3
    【Column】東電改革の明と暗 [暗]3000億円プロジェクト 東電改革の柱が存続の危機

    2013年12月21日号  

    東京電力改革の柱である巨大プロジェクトが、期待とは裏腹に苦難に陥っている。東電の抵抗を制し、経済産業省が主導する重要案件でいったい何が起きているのか。

  • 特集 Part3
    【Column】東電改革の明と暗 [明]世界級の火力会社が誕生!? 中部電を引き込む“合併劇”

    2013年12月21日号  

    東電が描く改革案で一番注目されるのが火力発電の扱いだ。競争環境の激化を見据え、東電は外部との大規模提携を目指しており、うまくいけば巨大火力発電会社が誕生しそうな気配だ。

  • 特集 Part3
    泉田裕彦(新潟県知事)インタビュー

    2013年12月21日号  

    東電に言いたいことがある。まず、原発部門を分離すべきということ。3・11以前は東電も、県の安全対策要請に前向きでした。それが今は懐事情が優先で先送りやあいまいな対応。県民の安全を守る知事としてこれでは困ります。

  • 特集 Part3
    終わりが見えぬ泥沼経営 金融機関と原発が握る命運

    2013年12月21日号  

    東京電力の「総合特別事業計画」をめぐり、東電と原子力損害賠償支援機構、金融機関がギリギリの折衝を続けている。融資をめぐって調整を続けるが、結局行き着く先は原発再稼働だ。

  • 特集 Part3
    率直なご意見 ワタミは“案外”おいしかった!

    2013年12月14日号  

    各社の代表的な宅配食を食べ比べ、味・見た目・値段・サービスなどを総合し5段階評価した(値段は1食当たり)

  • 特集 Part3
    面倒な調理とオサラバ! 異業種参入相次ぐ宅配食を試食で“勝手格付け”してみました

    2013年12月14日号  

    調理済みの食事を自宅まで届けてくれる「宅配食」。近年、最大手ワタミの宅食を筆頭に、高齢者をメインターゲットにした宅配食を手がける企業が増えている。色とりどりのおいしそうな弁当をテレビCMや新聞の折り込みチラシで目にした人も多いだろう。

  • 特集 Part3
    【Column】 終末期を穏やかに過ごす 第二のわが家「はーとの家」

    2013年12月14日号  

    末期がんや難病などで余命いくばくもない高齢者らが共に民家で生活し、残り少ない余生を家族と共に自由に生活できるよう支援する「ホームホスピス」。全国的に見ても、宮崎県や兵庫県など数カ所しかないが、今年4月、東日本に初めてホームホスピスが誕生した。それが、「はーとの家 金町」(東京都葛飾区)だ。

  • 特集 Part3
    末期がんでも自宅療養が可能 在宅緩和ケアで痛みを取る

    2013年12月14日号  

    「末期がんになれば、自宅で暮らすのは無理」。そう思い込んでいる人は多い。だが、在宅医療を支える医療体制は充実してきており、病院並みの緩和ケアを提供するクリニックもある。

  • 特集 Part3
    岡野雄一(漫画家)インタビュー

    2013年12月14日号  

    ひっそりと自費出版した漫画が、長崎の老舗書店で2カ月にわたって売り上げ1位となり、2012年7月には『ペコロスの母に会いに行く』として西日本新聞社から刊行された。施設で暮らす認知症の母と織りなすほんわかとしたエピソードが、数多くの読者の共感を呼び、今や20万部を超えるベストセラーとなっている。そして、プロデューサーの目に留まったこの漫画は映画化され、11月16日に全国で公開された。原作者である岡野雄一氏に話を聞いた。

  • 特集 Part3
    【Column】 認知症グループホームの “介護しない介護”

    2013年12月14日号  

    「ぬか漬け作ってくださーい」と職員が呼びかけると、小野ヤエさん(仮名)が台所にやって来た。キュウリを手に取ると、てきぱきと洗い、ぬか床に投入した。農家出身のヤエさんにとって、ぬか漬け作りは長年慣れ親しんだ日課だ。それは、認知症高齢者向けのグループホーム「ニチイケアセンター洋光台」で暮らし始めてからも変わらない。

  • 特集 Part3
    認知症は早期診断が不可欠 対策で解決する“問題行動”

    2013年12月14日号  

    元気だったころを知っている親が認知症に。高齢者本人だけでなく、家族もその事実を認めたくないものだ。しかし、診断が早いほど治療やケアの選択肢が増え、対策が取りやすくなる。

  • 特集 Part3
    介護しやすい家づくりの極意 【2-5】徹底活用! 介護用品のそろえ方

    2013年12月14日号  

    高齢になると筋力が低下し、寝転がった状態から起き上がるのも一苦労だ。介護が始まれば、家族は腰をかがめて手助けしなければならず、体の負担も大きい。介護される本人も家族も暮らしやすいように家の中を整えたい。まずは生活の基本動作となる「寝る、食べる、排泄、入浴」を本人がどこまでできるのかを確認してみよう。

  • 特集 Part3
    親も子も後悔しないための 介護施設選びの必勝法

    2013年12月14日号  

    さまざまな事情で自宅での介護が難しくなったとき、頼りになるのが介護施設だ。民間事業者を中心とした介護施設や高齢者住宅選びのノウハウを紹介する。

  • 特集 Part3
    竹内修一(サークルKサンクス社長)インタビュー

    2013年12月07日号  

    ユニーグループ・ホールディングスの傘下となり、ユニーと共同の商談、販促企画、PB開発などでさまざまなメリットが出始めた。また、ユニーの売れ筋情報を基に、従来のコンビニでは取り扱わなかった商品も拡充し、新たな客層の拡大に乗り出している。例えば、冷凍食品は非常に好調で、主婦層や若い女性の来店が増えた。

  • 特集 Part3
    中山 勇(ファミリーマート社長)インタビュー

    2013年12月07日号  

    今年度は1500店を出店予定で、10月には国内店舗数が1万店を超えた。団塊ジュニア世代が消費旺盛な40~45歳となる2015年までは、国内消費が活発化するとみているため、来年度も今年度と同規模の出店を計画している。

  • 特集 Part3
    玉塚元一(ローソンCOO)インタビュー

    2013年12月07日号  

    新規出店において重要なのは店舗の質と量だ。今年は商売の中身を構築することに注力した。来年からは、各エリアでめりはりをつけながら、客層の拡大ができる出店をしっかりやっていく。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    農協から届いた「抗議文」を読んで、しばし感傷に浸る

     JA全中から毎年、抗議文をもらうのですが、今年は雑誌の発売前に届きました。特集の一部を「組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿」としてダイヤモンド・オンラインで先に配信したからです。
     抗議文は、「19万人の農協役職員の0.2%の意見で記事が構成されており、(中略)偏った先入観を植え付ける意図があった」として、続編の配信中止を求める内容でした。
     組合長ら幹部200人超を含む役職員434人の声には傾聴する価値があるはずです。抗議文を読み、自分は若いと思い込んでいる人が鏡に映った老いた姿を見て、こんなはずはないと怒っているような印象を持ちました。自戒を込めて、鏡のせいにしてはいけないと思いました。

  • 編集長 浅島亮子

    ロングセラー第9弾でも攻め続ける農業特集

     今年も人気企画「儲かる農業」特集の第9弾が刷り上がりました。身内ながら感心するのが、毎年新しいコンテンツを加えて特集構成を刷新していることです。今回の新ネタは農協役職員アンケート。ロングセラー企画の定番を変えるには勇気が必要ですが、果敢に新機軸を打ち出しているのです。
     昨年、千本木デスク率いる農協問題取材チームは、共済の自爆営業などJAグループの不正を暴いたことが評価され、報道実務家フォーラム「調査報道大賞」優秀賞を受賞しました。訴訟に屈することなく、問題の本質を突く取材活動を貫いた結果と受け止めています。今回の特集でも粘り強い取材は健在。取材チームの熱量を存分に感じていただければ幸いです。

最新号の案内2024年5月11日号

表紙

特集儲かる農業2024

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が”令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる”緊急事態…

特集2家計・住宅ローン・株が激変! 金利ある世界

日本銀行が17年ぶりの利上げで金融政策の正常化に踏み出した。”金利ゼロ”に慣れ切った家計や企業経営、財政はどうなるのか。日本は「成長期待が持てない経済」から抜け出せるのか。それとも低金利は続き、物や資本が余った経済への道を歩むのか。「金利あ…