記事一覧:特集 Part32549

  • 特集 Part3
    【対談】福田紀彦(川崎市長)×保坂展人(世田谷区長)

    2014年10月25日号  

    エネルギー基本計画に水素が盛り込まれたり、燃料電池車が発売になったりと、水素が再生可能エネルギーとして注目を浴びてきた。もともと、電力自由化をにらみ、自治体トップとして再生可能エネルギーをどう浸透させるか関心があり、川崎市と千代田化工建設による水素の取り組みを視察したのが、お近づきのきっかけです。

  • 特集 Part3
    福岡に続き川崎、神戸も名乗り 地域間“水素”誘致合戦が勃発

    2014年10月25日号  

    福岡市街から車で40分程度の所にある九州大学伊都キャンパス。敷地内には、近未来を思わせるデザインの建物・研究棟が立ち並ぶ。水素関連の研究施設が集積する、通称・水素キャンパスだ。九州大学の水素研究を統括する佐々木一成教授は、今年、研究に携わって25年という節目の年を迎えた。

  • 特集 Part3
    学校では絶対教えてくれない 水素(hydrogen)Q&A

    2014年10月25日号  

    中学校で必ず習うけど、大人は忘れているからまず復習しよう。水素は元素番号で1番目、元素記号は「H」だ。まったくの無色透明で、臭いもしない。地球上では最も軽い気体で、マイナス253度以下に冷やすと液体になり、体積は800分の1ほどになる性質を持っているぞ。地球には豊富にあるけれども、自然界には水素分子「H2」単体としてはほぼ存在しない。海水などの化合物に含まれている。この水素が今、新しいエネルギーとして注目されているぞ。

  • 特集 Part3
    【プロジェクトH 水素界の開拓者(1)】 孫正義のメールで“起動” 産業用燃料電池の挑戦

    2014年10月25日号  

    「クリーンな分散型の発電システムを見つけた。導入検討を」 2013年1月、米国シリコンバレーに滞在しているソフトバンクの孫正義社長から、経営戦略室長だった三輪茂基さんにわずか3行ほどのメールが届いた。すぐに飛行機に飛び乗り、現地に赴いて交渉を始めた。

  • 特集 Part3
    水素が新エネの主役に急浮上 太陽光、風力、地熱…徹底比較

    2014年10月25日号  

    9月16~28日の2週間、水素議連の実務を取り仕切る福田峰之衆議院議員は、米国、フランス、ドイツの3カ国を訪問し、過密スケジュールをこなしていた。目的は、主要国の環境分野における政財界関係者に面会すること。日本が、本気で水素社会の実現に向けて動き始めたことを対外的にアピールしつつ、国境を超えて水素社会づくりの“仲間”を募る狙いがある。日本のエネルギー基本計画や水素・燃料電池戦略ロードマップの英語版や要約(上写真)を携えて、プレゼンテーションの回数を重ねた。

  • 特集 Part3
    【図2-7】 これが水素サプライチェーンの全貌だ!

    2014年10月25日号  

    水素のサプライチェーンには、数多くの企業が絡んでいる。日本企業だけでもその数、約40社。2030年までの開発ロードマップと併せて全貌をお届けする。

  • 特集 Part3
    【Column】 東大で年収1000万円 生涯賃金に見る教授の損得

    2014年10月18日号  

    修士、博士の課程へ進むと、大学に残って教員を目指すか否かの分岐点が訪れる。そこで湧き上がる疑問。企業への就職と比べて生涯賃金はどちらが得か。

  • 特集 Part3
    バブる土木建築が赤丸急上昇 金属学、鉱山学は入学者壊滅

    2014年10月18日号  

    専門が細分化される理工系において、浮かぶ学科、沈む学科はどこなのか。就職でばら色の売り手市場を享受できるのか。理系を取り巻く企業と学生のリアルに迫った。

  • 特集 Part3
    松本 紘(京都大学前総長)インタビュー

    2014年10月18日号  

    受験生に幅広い知識と教養を求める「京大方式特色入試」、学生の教養教育を全学で一元化した「国際高等教育院」など数々の改革を実行した京都大学前総長に大学改革の在り方を聞いた。

  • 特集 Part3
    【Column】 看護学部新設の同志社で 新島八重を巡る内輪もめ

    2014年10月18日号  

    医学部設立への布石なのか、同志社女子大学が2015年に看護学部の開設を予定する。学生人気は期待できそうだが、そのやり口に同志社内部から疑問の声が上がっている。

  • 特集 Part3
    【Column】 「慈恵の天皇」に金銭疑惑 不透明経営で離れる人心

    2014年10月18日号  

    医科大の名門である東京慈恵会医科大学の理事長を糾弾する内部告発文書が学内外にバラまかれている。そこには、大学を私物化していると言われても仕方のない不透明な経営がある。

  • 特集 Part3
    癒着にまみれた東大医学部に 現役学生が怒りの公開質問状

    2014年10月18日号  

    権威は癒着にまみれやすい。日本で最高の頭脳が集まる東大医学部で研究をめぐる疑惑や不正が相次ぎ発覚している。この異常事態に現役医学部生たちがかみついた。

  • 特集 Part3
    サラリーマンの法律入門

    2014年10月11日号  

    東京都内に住む甲田乙男さん(30歳)は、中堅商社に勤める至って平凡なサラリーマン。しかし、そんな甲田さんの日常生活にも、思いも寄らない法律の落とし穴が潜んでいる。そこで、法律の専門家で「サラリーマンのための法律相談所」の法尾守(ほうお・まもる)所長に、解説してもらおう(漫画参照)。

  • 特集 Part3
    【法律事件簿】 もしも痴漢に間違われたら……

    2014年10月11日号  

    今年3月、兵庫県の電車内で痴漢をしたとして、兵庫県迷惑防止条例違反の罪に問われた男性に対して、神戸地方裁判所尼崎支部が無罪判決を言い渡した。

  • 特集 Part3
    【法律事件簿】 NHK職員が出張旅費で停職

    2014年10月11日号  

    NHKは今年6月、30代の男子技術職員が業務で利用した航空運賃を水増し請求し、計155万円を不正に取得したとして、停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。

  • 特集 Part3
    【法律事件簿】 消せるボールペンで不正受給

    2014年10月11日号  

    ボールペンなのに、ゴムでこすると鉛筆のように文字を消すことができる「消せるボールペン」。これを悪用した事件が起きた。

  • 特集 Part3
    サラリーマンの日常のお悩みに 敏腕弁護士がズバッと答えます

    2014年10月11日号  

    休日の上司からのLINEや経費精算でたまったポイントの処理など、日常の業務で困ったことはないだろうか。働き方に関する素朴な疑問に、敏腕弁護士たちがズバッとお答えする。

  • 特集 Part3
    【Column】 労働基準監督署は見ている! メンタルヘルス労災の衝撃

    2014年10月11日号  

    上司とのトラブルや、長時間労働などを理由に精神(メンタルヘルス)障害を訴える人が増え、労働災害も急増している。深刻化すれば、企業側にとって大きなダメージとなりかねない。

  • 特集 Part3
    【投資信託・外貨投資】 投信は信託報酬の低さが鍵 海外ETFは手数料に注意

    2014年10月04日号  

    海外投資において、投資信託は最も代表的な手段だ。商品が豊富で1000本以上もあり、少額から始められるのが魅力である。ただ、その莫大なラインアップの中から適切な商品を選ぶのは簡単ではない。商品選びのポイントは、リターンとリスク、そしてコストだ。運用手法から言えば、“市場平均並み”を目指すインデックスファンドと、運用方法の工夫でより高いリターンを目指すアクティブファンドがある。

  • 特集 Part3
    後悔しない海外投資の秘訣 要はリスクとコストの把握

    2014年10月04日号  

    インフレ転換、円安は資産運用の定石を変える。インフレとはモノに対して通貨・円の価値が下がること、円安とは他の通貨に対して円の価値が下がることだ。円建ての定期預金などはかなり分が悪い。実際、日本の個人金融資産1645兆円の内訳を見ると、定期預金や固定金利国債などが減少に転じる一方、投資信託や株などは増加基調にある。投信などは海外投資モノがけん引し、直近の2014年4~6月期まで8四半期連続で資金流入中だ。

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記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    農協から届いた「抗議文」を読んで、しばし感傷に浸る

     JA全中から毎年、抗議文をもらうのですが、今年は雑誌の発売前に届きました。特集の一部を「組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿」としてダイヤモンド・オンラインで先に配信したからです。
     抗議文は、「19万人の農協役職員の0.2%の意見で記事が構成されており、(中略)偏った先入観を植え付ける意図があった」として、続編の配信中止を求める内容でした。
     組合長ら幹部200人超を含む役職員434人の声には傾聴する価値があるはずです。抗議文を読み、自分は若いと思い込んでいる人が鏡に映った老いた姿を見て、こんなはずはないと怒っているような印象を持ちました。自戒を込めて、鏡のせいにしてはいけないと思いました。

  • 編集長 浅島亮子

    ロングセラー第9弾でも攻め続ける農業特集

     今年も人気企画「儲かる農業」特集の第9弾が刷り上がりました。身内ながら感心するのが、毎年新しいコンテンツを加えて特集構成を刷新していることです。今回の新ネタは農協役職員アンケート。ロングセラー企画の定番を変えるには勇気が必要ですが、果敢に新機軸を打ち出しているのです。
     昨年、千本木デスク率いる農協問題取材チームは、共済の自爆営業などJAグループの不正を暴いたことが評価され、報道実務家フォーラム「調査報道大賞」優秀賞を受賞しました。訴訟に屈することなく、問題の本質を突く取材活動を貫いた結果と受け止めています。今回の特集でも粘り強い取材は健在。取材チームの熱量を存分に感じていただければ幸いです。

最新号の案内2024年5月11日号

表紙

特集儲かる農業2024

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が”令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる”緊急事態…

特集2家計・住宅ローン・株が激変! 金利ある世界

日本銀行が17年ぶりの利上げで金融政策の正常化に踏み出した。”金利ゼロ”に慣れ切った家計や企業経営、財政はどうなるのか。日本は「成長期待が持てない経済」から抜け出せるのか。それとも低金利は続き、物や資本が余った経済への道を歩むのか。「金利あ…