記事一覧:特集 Part32549

  • 特集 Part3
    つながるヘッジファンドのキーマンたち

    2013年06月29日号  

    ジャーナリストのセバスチャン・マラビーが著した『ヘッジファンド 投資家たちの野望と興亡』に、次のような一節がある。「2001年6月1日、マンハッタン西端のジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センターで開かれたディナーパーティーに2920人が集まった」ポール・チューダー・ジョーンズが立ち上げた慈善組織、ロビン・フッド基金による毎夏恒例のイベントである。チューダーといえば、超大手マクロ系ヘッジファンドの一つだ。

  • 特集 Part3
    ヘッジファンドの正体

    2013年06月29日号  

    日本市場で圧倒的な影響力を誇るヘッジファンドとは何者なのか。投資戦略、資金源、運用規模、そして年収──。単に短期筋と表現され、いまだ謎の多い彼らの実像に迫る。

  • 特集 Part3
    投機筋にも不可解な暴落 株価反転への“綱渡り”

    2013年06月29日号  

    1000円超の大暴落となった“5月23日ショック”以降、株価が乱高下を繰り返しながら雪崩を起こしている。はたしてヘッジファンドは、早くも日本を見捨てたのか。

  • 特集 Part3
    日本買いの鍵は特区と女子力 株価ラインは1万2250円

    2013年06月29日号  

    外国人投資家は日本に投資する上で、何に注目しているのか。大手ヘッジファンドをはじめ世界の機関投資家にコネクションを持つストラテジストに話を聞いた。

  • 特集 Part3
    植木義晴(日本航空社長)インタビュー

    2013年06月22日号  

    グループ全社員3万2000人にフィロソフィ手帳が配布されたのは、稲盛会長が就任してから1年後の2011年1月のことだ。それまで稲盛会長は、会議の合間を縫っては現場を歩いていた。現場に到着してあいさつをお願いしようと振り向くと、すでに各テーブルを回って社員と握手をしている。講話の後には、必ずコンパ(飲み会)を開催し、質問や意見には諭すように答えるときもあるし、強烈に叱るときもあったが、最後にはしっかりとファンを増やして帰っていく。フィロソフィ手帳を配布したときは、社員の間には稲盛経営を受け入れる土壌が出来上がっていたと思う。

  • 特集 Part3
    【JAL】 アメーバとフィロソフィが 3万2000人の意識を変えた

    2013年06月22日号  

    エリートが多く官僚的で頭でっかち。乗り込んでも再生は難しいといわれた日本航空だったが、独特の経営手腕と、人の心をつかむ稲盛マジックが3万2000人の意識を変えた。

  • 特集 Part3
    【京セラ】 時間当たり採算表から朝礼まで 本家・アメーバ経営に密着

    2013年06月22日号  

    稲盛経営のフィロソフィと並ぶ2本柱の一つがアメーバ経営だ。本家の京セラでは、どう運用されているのか。京セラのルーツでもあるファインセラミック事業本部機構部品事業部の製造現場に密着し、そのノウハウを探った。

  • 特集 Part3
    【Column】 時間当たり付加価値を追え アメーバ経営の極意

    2013年06月22日号  

    稲盛氏が京都セラミック(現京セラ)を創業し会社を成長させる過程で編み出した経営管理手法がアメーバ経営だ。強靭な京セラを築き上げたアメーバの手法を外部の会社にも適用しようと、KCCSマネジメントコンサルティング(KCMC)が設立され、現在、約500社のコンサルティングを手がけている。アメーバの要諦を森田直行・KCMC会長に聞いた。

  • 特集 Part3
    小野寺 正(KDDI会長)インタビュー

    2013年06月22日号  

    意外かもしれませんが、第二電電(DDI)の創業当初、われわれにフィロソフィはありませんでした。稲盛さんは「君たちに最初からフィロソフィを取り入れても拒否反応しか示さないだろう」と言っていました。DDIの事業の目的が「国民のために電話料金を安くする」と、はっきりしていたこともあります。

  • 特集 Part3
    【KDDI】 合併後初のフィロソフィ改定 根底にある「動機善なりや」

    2013年06月22日号  

    売上高3.7兆円、営業利益5100億円を稼ぎ出す国内屈指の高収益企業のKDDI。いまや京セラの業績をしのぐ、その創業の原点は、稲盛和夫氏の「動機」から始まった。

  • 特集 Part3
    堺屋太一(作家)インタビュー

    2013年06月22日号  

    稲盛さんと初めて出会ったのは1980年ごろでした。妻と共に訪れたパリで、同じく稲盛さん夫婦と一緒になったんです。そのときの、今でも忘れられない光景があります。稲盛さんが夫人の買った荷物を持って、免税手続きするんだと言って走っていく姿です。大企業の社長が、秘書に頼むのでなく自ら荷物を抱えて走る。しかもその後、夫婦2人で観光バスに乗りに行った。特別の車も用意されていたのに、一般の観光バスに乗るというんです。目線が庶民的で、一般感覚を持ったすごい人だと思いました。それが第一印象です。

  • 特集 Part3
    【トラブルの実態】 診療所の6割がトラブル経験 ずさんな歯医者も存在

    2013年06月15日号  

    インプラント治療は、死亡事故を契機に「危険な治療である」との報道が増加してイメージが悪化している。実際にはどんなトラブルが、どの程度発生しているのか。実態を追った。

  • 特集 Part3
    【Column】 密着タイプの入れ歯安定剤 使い過ぎはマイナス効果も

    2013年06月15日号  

    入れ歯安定剤市場は約120億円といわれ、多くの人が利用しているが、長期にわたり入れ歯安定剤を使用し続けると、大きなトラブルが起こる可能性がある。現在、日本では2タイプの入れ歯安定剤が販売されている。クリームタイプと書かれている「粘着タイプ」と、ジェル状・クッションタイプなどと書かれている「密着タイプ」だ。

  • 特集 Part3
    【入れ歯】 適合すればステーキも可能 見た目を向上させる新技術も

    2013年06月15日号  

    入れ歯をしている人の多くは、「かめない」という悩みを抱える。しかし入れ歯もプロに任せれば一定のかむ力を確保できるようになる。技術の進歩により満足度は確実にアップしている。

  • 特集 Part3
    瀬戸晥一(日本顎顔面インプラント学会理事長)インタビュー

    2013年06月15日号  

    日本顎顔面インプラント学会は口腔がんなどを治療する口腔外科専門医が主体となった学会で、患者のために安全で機能的なインプラントシステムを構築する目的で設立された。インプラント治療は人類の機能回復医学の中でも非常に画期的な技術。ただ自由診療で行うため、教育機関も技術の発達過程をコントロールできず、技術が標準化されずにメーカー主導で普及してしまった。

  • 特集 Part3
    【資格・認定制度】 患者集めのハリボテ肩書 乱立する資格にだまされない

    2013年06月15日号  

    インプラントと名のつく資格が乱立している。取得難易度や審査内容は実にさまざま。簡単に得た資格をもっともらしくアピールする歯医者もいるので、安易に信用しないほうがいい。

  • 特集 Part3
    【正しい治療法】 標準的な治療の流れを知って 大きなトラブルを避ける

    2013年06月15日号  

    医学的な根拠があるインプラント治療であれば、大きなトラブルに遭うリスクは低い。いいかげんな医者に振り回されないよう、正しい治療法、各術式の客観的な評価を知っておきたい。

  • 特集 Part3
    【抜歯後の選択肢】 インプラント満足度は98% ネックは費用と体への負担

    2013年06月15日号  

    インプラントはいろいろなデメリットを持っているが、自分の歯が抜けた後もよくかめるという大きなメリットを持つ。抜歯したときの有力な選択肢であることは間違いない。

  • 特集 Part3
    【Column】 肩凝り解消やゴルフ上達も 大人も受けられる矯正治療

    2013年06月15日号  

    笑った口元から矯正装置が見えても許されるのは子どもだけ。そう考えがちだが、歯並びなど見た目の改善だけでなく、歯や全身の健康を考えて治療に踏み切る大人も増えている。

  • 特集 Part3
    募集停止の商品が相次ぐ 人気復活の国内株投信

    2013年06月08日号  

    円高・株安が続いたため、豪ドル債など高利回り債券に人気が集まっていた投資信託。ところが、ここにきて状況は一変、投資家は日本株投信にシフトし、大きな地殻変動が起きている。

定期購読キャンペーン

記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    農協から届いた「抗議文」を読んで、しばし感傷に浸る

     JA全中から毎年、抗議文をもらうのですが、今年は雑誌の発売前に届きました。特集の一部を「組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿」としてダイヤモンド・オンラインで先に配信したからです。
     抗議文は、「19万人の農協役職員の0.2%の意見で記事が構成されており、(中略)偏った先入観を植え付ける意図があった」として、続編の配信中止を求める内容でした。
     組合長ら幹部200人超を含む役職員434人の声には傾聴する価値があるはずです。抗議文を読み、自分は若いと思い込んでいる人が鏡に映った老いた姿を見て、こんなはずはないと怒っているような印象を持ちました。自戒を込めて、鏡のせいにしてはいけないと思いました。

  • 編集長 浅島亮子

    ロングセラー第9弾でも攻め続ける農業特集

     今年も人気企画「儲かる農業」特集の第9弾が刷り上がりました。身内ながら感心するのが、毎年新しいコンテンツを加えて特集構成を刷新していることです。今回の新ネタは農協役職員アンケート。ロングセラー企画の定番を変えるには勇気が必要ですが、果敢に新機軸を打ち出しているのです。
     昨年、千本木デスク率いる農協問題取材チームは、共済の自爆営業などJAグループの不正を暴いたことが評価され、報道実務家フォーラム「調査報道大賞」優秀賞を受賞しました。訴訟に屈することなく、問題の本質を突く取材活動を貫いた結果と受け止めています。今回の特集でも粘り強い取材は健在。取材チームの熱量を存分に感じていただければ幸いです。

最新号の案内2024年5月11日号

表紙

特集儲かる農業2024

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が”令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる”緊急事態…

特集2家計・住宅ローン・株が激変! 金利ある世界

日本銀行が17年ぶりの利上げで金融政策の正常化に踏み出した。”金利ゼロ”に慣れ切った家計や企業経営、財政はどうなるのか。日本は「成長期待が持てない経済」から抜け出せるのか。それとも低金利は続き、物や資本が余った経済への道を歩むのか。「金利あ…