記事一覧:特集 Part11222件
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特集 Part1
欧州危機の行方 救済システム構築が緊急課題
2011年12月24日号危機回避の第1段階は、ギリシャのデフォルト(借金を返済できなくなること)の防止だ。火種は、いまだくすぶっている。特に、150億ユーロという大きな国債償還のある、3月が関門となる。
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特集 Part1
13 為替 ドルは72~82円で底値圏形成 ユーロは90円前後に上昇も
2011年12月24日号金融危機後の世界は正念場にある。バランスシート調整という重石を、コストの高い政策をひねり出しながら忍耐強く支えるのみ。米国・世界経済が底割れを回避するなら、ドル円は2012年も75~80円中心の展開だろう
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特集 Part1
12 金利 実質ゼロ金利政策の解除はなし 長期金利は0.75~1.3%
2011年12月24日号2012年に日本銀行の実質ゼロ金利政策が強化されることはあっても、解除される可能性はほぼゼロに近いだろう。その解除には、生鮮食品を除く消費者物価指数の1.0%程度の上昇が展望できることが必要とされている。
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特集 Part1
7 ロシア経済 WTO加盟とプーチン政権で 景気後退は乗り越えられる
2011年12月24日号 -
特集 Part1
14 金 リスク回避で目先は下値不安も 根強い投資需要で2000ドルに
2011年12月24日号2011年は金にとって歴史に残る年となった。年初から9月上旬にかけて史上最高値を更新し続け、ついには1トロイオンス当たり2000ドルに迫る騰勢を示したからだ。しかし、9月末に1535ドルまで暴落した後の足取りには勢いは感じられない。
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特集 Part1
21 世界の資金循環 危機時の投資回収は当面続く 新興国向け投資は慎重化
2011年12月24日号米国で金融機関破綻が続いた2008年と欧州でソブリンリスクが高まった11年について、日米欧から見たマネーフロー(推計)では、「リパトリ」(投資回収)という危機固有の現象が共通して観察される。
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特集 Part1
20 新興国経済ポストBRICs ミャンマーやインドネシア コロンビアに高成長の期待
2011年12月24日号一般的に新興国は政治・治安情勢が不安定で、それが経済成長の足かせとなっているケースが多い。逆にいえば、政治・治安情勢の改善が見込まれる国は、中長期的に高成長が期待できる。
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特集 Part1
19 世界経済の日本化 欧米経済の低迷は長期化する 期待との格差が政治不安招く
2011年12月24日号昨今、「日本化現象」(Japanization)という表現が海外でも目につくようになった。その定義に定説はない。筆者の解釈では、信用拡張に伴うバランスシート調整として長期化する経済低迷だ。
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特集 Part1
18 原油相場 供給懸念残り90~95ドルで推移 反政府デモ、イランが波乱要因
2011年12月24日号2011年の原油価格は、値動きが大きい展開だった。10年末のチュニジアに端を発した反政府デモがリビアに拡大したことから、リビア減産に伴う供給懸念が高まり、原油価格は高騰、4月に1バレル当たり113ドル台とリーマンショック直前の高値に上昇した。
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特集 Part1
17 企業倒産 円滑化法による抑制効果薄れ 後半に増加ペース加速の公算
2011年12月24日号2012年の企業倒産は、中小企業を中心に年前半は緩やかに増え、後半から増加ペースが加速しそうだ。銀行の支援姿勢、輸出環境の悪化状況次第では、増加時期が早まり、大幅増加になる恐れもある。
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特集 Part1
16 雇用・賃金 失業率4%台前半、賃金は低下 正規雇用は維持も非正規は減少
2011年12月24日号雇用・賃金動向を見通す際に最も注目される指標の一つは労働分配率である。企業の人件費負担の重さを示すものとして解釈でき、それが高いほど雇用・賃金情勢は厳しくなる。実際、過去の動きを見ると、労働分配率の動きは雇用・賃金動向に半年から1年程度先行している。
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特集 Part1
15 地価 大都市中心に下落幅が縮小でも 欧州財政危機深刻化が不安要因
2011年12月24日号全国の地価は全体としては下落が続いているが、2010年から回復傾向にある。震災の影響を受けなかった名古屋以西では、地価が上昇に転じた場所が増えている。
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特集 Part1
【Column】 簡単に引導を渡せない 銀行との上手な付き合い方
2011年12月17日号中小零細企業にとって、銀行は絶対的な存在に映る。ただ、地方銀行の現状を聞くと、必ずしもそうとは言い切れない。ある地銀幹部は「これから業績が好転するとはとても思えない業態でも、そう簡単に会社をたたませることなんてできませんよ」と、地銀が置かれた微妙な立場を語る
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特集 Part1
社長の生活に業界のうわさまで 銀行は会社のここを見ている!
2011年12月17日号おカネを借りているだけに、ステークホルダーのなかで最も手強い相手といえる銀行は、いったいどこで会社の経営のよしあしを判断しているのか。中小零細企業に接する銀行員に聞いた。
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特集 Part1
会社の総点検からスタート トラブル無縁の廃業ノウハウ
2011年12月17日号もしあなたが廃業を望むのならば、まずは会社の経営状況を正しく知ることが前提になる。キャッシュフローから資産の時価評価、事業の将来性まで、まずは総点検をしてみよう。
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特集 Part1
“正しい廃業”マニュアル
2011年12月17日号わかっちゃいるけどやめられない──。今なら家族や取引先に迷惑をかけないとわかっていても、絶頂期を忘れられず「仕事依頼の電話が一本あれば、まだまだいける」と思い込んでしまい、なかなか踏み切れないのが廃業だ。
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特集 Part1
迷惑をかけずダメージも少ない 上手な倒産の(秘)テクニック
2011年12月17日号会社の存続が困難となり、廃業することもできない場合、経営者は倒産を決意する。なるべく他人に迷惑をかけず、経営者自身も最低限の生活を確保できる「上手な」倒産を解説しよう。
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特集 Part1
悪徳コンサルから詐欺師まで 再生・廃業の“プロ”にご用心!
2011年12月17日号廃業や倒産の危機に追い込まれた場合、頼りになるのが弁護士、税理士などの専門家だ。しかし活用法を間違うと、会社の寿命を縮めてしまうようなとんでもない目に遭いかねない。
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特集 Part1
「1人でキャバクラ」は要注意? 社員でもわかる経営危機チェック
2011年12月17日号「今から思えば、倒産の3年前にサインが現れていました」 東京都の中堅アパレルメーカーに勤務していた40代女性は、ピーク時には年商100億円を超えていた注目企業が、徐々に傾いていく様子を内側から見ていた。彼女の印象に残っているサインとは、ずばり優秀な人材の流出だ。
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特集 Part1
税理士やコンサルがセミナーで 中小企業の社長に愛のムチ!
2011年12月17日号中小企業に共通する弱点は、身近に専門的なアドバイスをしてくれる人材がいないこと。ここでは、中小企業の実態に即したアドバイスを行っている二つのセミナーの現場を紹介しよう。