記事一覧:連載4635件
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
対プロファイリングの権利を 獲得できるか
2019年1月19日号人工知能(AI)によるプロファイリング(個人属性の推定)によって、新しいタイプのプライバシー侵害の危機が発生している。
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ものつくるひと
「クラフトボス」 大塚 匠(サントリー食品インターナショナルブランド開発事業部課長)
2019年1月19日号発売から27年になるサントリー食品インターナショナルのコーヒー飲料「BOSS」(以下ボス)で異変が起きている。2017年4月に発売したペットボトルコーヒー、「クラフトボス」が初年度にいきなり1000万ケースの売り上げを達成、18年度は2度も計画を上方修正し、前年度比2.6倍の2600万ケースの売り上げを見込む。サントリーの飲料事業においても久々の大ヒットである。
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
iPhone XR、 裏切られたアップルの期待
2019年1月19日号【北京】アップルが昨年10月に「iPhone XR(アイフォーン・テンアール)」を発売した際、ティム・クック最高経営責任者(CEO)は中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」の100万人を超えるフォロワーにこうつぶやいた。「こんなにも多くの中国の人たちが新しいiPhone XRを気に入ってくれていることをうれしく思う」。
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世界遺産を撮る
ゴブスタンのロック・アートと文化的景観(GOBUSTAN ROCK ART CULTURAL LANDSCAPE)
2019年1月19日号アゼルバイジャンの首都、バクーから1時間ほど車を走らせると、岩石がそびえ立つ荒漠たる高地にゴブスタンの岩絵が見えてくる。その数およそ6000枚。氷河期の後、この地に定住した人々が描いたもので、考古学的ロマンを感じる。
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シリコンバレーの流儀
求む、起業家サラリーマン
2019年1月19日号平成の30年間を振り返ってみると、日本の産業界は停滞し続けてきた。この原因は、高度成長型の産業からイノベーション型の産業への転換ができなかったことにある。日本企業は大急ぎでその転換を図るべきだが、その前に見過ごせない現実がある。それは「サラリーマン」の活力低下だ。
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ダイヤモンド・オンライン発
大企業出身のおじさんに限って失敗する 「残念な転職活動」
2019年1月19日号この連載では何度も、35歳転職限界説はもう昔話にすぎず、最近は40代、50代の転職が増えてきていると指摘してきましたが、一方でこの世代の人はあまり転職になじみがなく、残念な転職活動をしている人が目につきます。
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大人のための最先端理科
【天文】 重力レンズがつくり出す 深き宇宙のイリュージョン
2019年1月19日号筆者は夜間の観測を天体望遠鏡を使って行うことがある。いわゆる観測天文学者に分類されるのだが、この観測のスタイルは時代とともに随分と変わってきた。
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稲盛和夫、経営を語る 『稲盛和夫 経営講演選集』より
起業の才覚 [上]
2019年1月19日号誰でもやれる簡単なこと、それを事業にするのが事業家です。禅問答のようですが、誰でもできそうな、一見、事業でないようなことを事業にするのが事業家なのです。
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新日本酒紀行
南部美人(NANBUBIJIN)/岩手県二戸市
2019年1月19日号全国新酒鑑評会やIWCチャンピオンサケ、SAKE COMPETITIONなど、さまざまなコンテストで連続受賞する岩手の酒蔵、南部美人。蔵元の久慈浩介さんに快進撃の理由を尋ねると「2蔵体制」だという。
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Key Wordで世界を読む
attack on the Fed(FRB攻撃)
2019年1月19日号第1の権力者が第2の権力者を首にできるのだろうか? このような議論が米国で沸き上がっている。第1の権力者は言うまでもなく大統領。では第2の権力者は? 連邦準備制度理事会(FRB)議長だ。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
受動喫煙と高血圧の関係 行政の対策次第でリスク低下
2019年1月19日号罰則付き受動喫煙対策を盛り込んだ「改正健康増進法」の全面施行まで1年半余り。受動喫煙については、発がんリスクの面が強調されてきたが、このところ、高血圧への影響が指摘されている。
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深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
正座してすねを伸ばすことから始めよう
2019年1月19日号私は、公式プロフィールの趣味の欄にストレッチと記入するほどの「ストレッチマニア」です。ラウンドやトレーニングの前後はもちろん、暇さえあればストレッチをしています。
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ものつくるひと
「RFID棚管理システム『レコピック』」 平野義明(帝人スマートセンシング事業推進班班長〈部長〉)
2019年1月12日号過去数年、世界の家電メーカーが一堂に会する総合見本市のCEATEC JAPANは、東アジアで台頭する韓国や中国で開かれるイベントに出展社を奪われて、盛り上がりに欠ける状態が続いていた。ところが、2018年のCEATECは、様子が違った。初日である10月16日、初参加したある企業のブースには来場者が絶えることがなかったのだ。主催者側が集客の状況などを計測するホットスポット(管理システム)が、常に赤く点灯していたのである。
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
物価目標の先を見始めた中銀、 投資家も追随を
2019年1月12日号日本は2%のインフレ目標に対する姿勢を後退させている。投資家もそうすべきだ。好調な企業利益の方が低迷する物価よりも経済の潜在力を正確に捉えている。
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櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
「同盟重視論」が見えないトランプ大統領 米国の攻勢に中国・習政権は後退の一年か
2019年1月12日号二〇一八年は最後まで気の抜けない一年だった。一九年の今年はその延長線上で、より大きな変化と試練が生じるだろう。そうしたことを念頭に置いて決断を下せば、逆に日本にとっては好機の年になる。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
株価は急落、日韓関係も悪化 政権の鍵握る経済・外交は波乱含み
2019年1月12日号平成最後の年が明けた。1989年1月8日に始まった平成の時代は2019年4月30日をもって幕を下ろす。おそらくその日まで「平成最後」というキーワードが繰り返し使われるのだろう。
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
人類を無視して去った 異星からの探索船
2019年1月12日号米ハーバード大学の研究チームは、2017年に観測された恒星間天体「オウムアムア」は、ソーラーセイル(太陽からの光で宇宙船を推進する帆)のような形態の天体だった可能性があるとの論文を発表した。
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稲盛和夫、経営を語る 『稲盛和夫 経営講演選集』より
戦略のベースとなる経営者の考え方 [下]
2019年1月12日号さて、アナリストの方々はすでにご承知のことと思いますが、京セラはこのたび米国のAVXという子会社をニューヨーク証券取引所に再度上場しました。このことについて少々お話ししたいと思います。ここでは、まず相手の立場を考える、つまり、相手のためによかれと思う心で接することが、ビジネス社会においては、非常に大事であるということをわかっていただくための一つの例としてお話ししたいと思います。
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大人のための最先端理科
【生命科学】 ワクチン接種は是か否か リスク判断のリテラシー
2019年1月12日号2018年11月、1本の映画が日本で劇場公開中止になった。タイトルは「MMRワクチン告発(原題:Vaxxed)」。MMRワクチン接種と自閉症の関連を主張したいがために、科学的な誤りを含み、専門家の間で問題視された作品だ。
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ダイヤモンド・オンライン発
「働きやすい会社」に転職しても すぐに辞めてしまう意外な理由
2019年1月12日号政府が力を入れている「働き方改革」推進の効果や人手不足対策もあって、社員が柔軟に働けるようにするため、裁量労働制やフレックスタイム制を導入する企業が見られます。こうした制度を整備している企業は一見、働きやすそうで、転職先候補として魅力的に思えますが、果たして本当にそうでしょうか。