記事一覧:連載4635件
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ものつくるひと
「フルサイズミラーレスカメラ『αシリーズ』」 宮井博邦(ソニー イメージングプロダクツ&ソリューションズ デジタルイメージング本部 商品設計第1部門 副部門長)
2019年2月9日号2006年、米国。キャリーバッグに着替えとカメラとレンズ数本を入れて、ソニーのデジタルカメラ設計エンジニアの宮井博邦はその日も成果の出ない店舗行脚を続けていた。
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ダイヤモンド・オンライン発
前評判は高いのに活躍できない 「残念な中途社員」はなぜ生まれるか
2019年2月9日号前職での華々しい実績を引っ提げて中途入社したにもかかわらず、いつまでたっても期待外れのパフォーマンスしかあげられない。世の中で転職が増えるにつれ、そんな「残念な中途社員」を周りで見かける機会も増えていると思います。
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大人のための最先端理科
【生物】 種の保存のために行動するか 根強く残る動物行動への誤解
2019年2月9日号本稿では、人間を含む動物の行動の進化について考えてきた。これからもこのような考察を続けていこうと思う。そこで、大昔から論争になっている、行動の進化の基本について、いま一度取り上げたい。
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新日本酒紀行
笹一(SASAICHI)/山梨県大月市笹子町
2019年2月9日号甲州街道一の難所とされた笹子峠近くに立つ笹一酒造は、日本酒、ワイン、リキュール、焼酎を製造し、立地の良さから観光バスも寄る大月市のランドマークだ。
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イノベーターの育ち方
正能茉優(Mayu Shono)/ハピキラFACTORY代表、ソニー社員
2019年2月9日号時代を変えるイノベーターとして活躍する若きリーダーたちは、どう育ってきて、どんな原体験を持っているのか。今回は、大学在学中に地方の魅力的な商材を女性や若者目線でプロデュースするハピキラFACTORYを立ち上げ、その経営者の立場のまま就職し、現在はソニーの社員との二足のわらじ──パラレルキャリアを歩む正能茉優さんです。
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Key Wordで世界を読む
surveillance capitalism(監視資本主義)
2019年2月9日号デジタル世代向けの『資本論』(Das Kapital for the digital generation)──。こんな見出しが英高級紙タイムズの書評を飾った。『資本論』とはもちろんカール・マルクスの大著のことだ。1月中旬に『監視資本主義の時代(The Age of Surveillance Capitalism)』が発売になると、たちまち大反響を呼んだ。著者は米ハーバード大学ビジネススクール名誉教授のショシャナ・ズボフ氏。デジタル社会の到来とともにプライバシーの問題がクローズアップされる中、最強の論客が700ページ近い大著を発表したからだ。
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深堀圭一郎のゴルフIQを高めよう!
思い切って握り方を変えてみよう
2019年2月9日号ゴルフクラブの握り方は、大別すると3種類あります。右手小指を左手人さし指に絡ませるインターロッキンググリップは、帝王ジャック・ニクラウスを筆頭にタイガー・ウッズや日本のトッププロも採用。プロだけでなく、手の小さい人や力が弱い人、女性などにもマッチするといわれています。
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カラダご医見番 ライフスタイル編
花粉、飛び始めました 昨夏の猛暑で大量飛散?!
2019年2月9日号昨年夏の猛暑の影響で、各関連機関の花粉飛散予報は軒並み上方修正。情報を総合すると、東北北部など一部地域を除き、飛散量は昨年の2~5倍。多くの地域で過去10年の平均飛散量を上回る可能性がある、との予測が出ている。
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世界遺産を撮る
ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献(THE ARCHITECTURAL WORK OF LE CORBUSIER, AN OUTSTANDING CONTRIBUTION TO THE MODERN MOVEMENT)
2019年2月9日号2018年11月27日、フランス南部のモンペリエ空港からレンタカーでマルセイユに到着した。ちょうど燃料税引き上げに抗議する「黄色いベスト運動」の真っ最中。車道の両脇に置かれたドラム缶から火が燃え上がり、黄色いベストを着た男たちが大声で叫びながらフランスの国旗を振り回す様子は映画「パリ・コミカル」のワンシーンのようだった。
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
ヘンプ栽培解禁、 大麻商品人気でブームの予感
2019年2月2日号産業用大麻(ヘンプ)が復活を遂げようとしている。ヘンプは、その強力な繊維がロープや織物に使用されており、米国でも1世紀以上にわたり栽培されてきた。1970年以降、栽培がほぼ全面禁止されたが、昨年12月に成立した農業関連法で、連邦規制対象薬物のリストからヘンプが除外された。
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ウォール・ストリート・ジャーナル発
度重なる「テスラショック」 いつまで続く成長期待
2019年2月2日号電気自動車(EV)メーカー、米テスラの成長ストーリーが、ここにきて充電切れに見舞われている。
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櫻井よしこ 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
対露外交は希望的観測を持つことなく 厳しい要素を過小評価しないのが大事だ
2019年2月2日号「心配が現実になった」と感じた日露首脳会談だった。一月二二日、日本時間の夜八時四五分から小一時間遅れで始まった日露首脳会談は、約三時間続いた。その後、安倍晋三首相とウラジーミル・プーチン大統領の共同記者会見が行われたが、中継画像で両首脳が会見場に入った姿と表情から不首尾は瞬時に見てとれた。
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後藤謙次 永田町ライヴ!
レーダー照射問題も領土問題も中途半端で 足元揺らぐ安倍外交
2019年2月2日号韓国との間で繰り広げられていたレーダー照射問題は、何とも後味の悪い結末を迎えた。レーダー照射があったのは昨年末の12月20日。ちょうど1カ月間にわたって「やった、やらない」の応酬が続いた。揚げ句の果てに防衛省が1月21日に、照射時の音声データを公表するとともに最終見解を発表した。
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野口悠紀雄「超」整理日記 経済・メディア・情報を捌く
無限の情報保存容量は 何をもたらすか?
2019年2月2日号写真を撮って保存するコストが、急速に低下している。フィルム写真の時代には、写真の撮影と保存は、かなりコストが掛かることだった。まずフィルム代。そして現像代、プリント代が掛かる。その上、保存するのに場所の制限があった。従って、写真を撮るのは、運動会、遠足、旅行などの特別な場合だった。
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ものつくるひと
「光格子時計」 香取秀俊(東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻教授)
2019年2月2日号香取秀俊は「光格子時計」の発明者である。光格子時計とは、特別な波長のレーザー光で作ったごく小さな格子の入れ物に、100万個ものストロンチウム原子を入れ、それぞれの原子の振り子の振動数を同時に観測することで、驚異的な精度を実現する時計だ。
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シリコンバレーの流儀
官民ファンドの正しい姿とは
2019年2月2日号昨今、日本でもベンチャーキャピタル(VC)のようなリスクの高い投資ファンドが話題に上るようになった。そんな中、去年の暮れに、官民ファンドである産業革新投資機構(JIC)の民間出身の取締役9人が、新ファンドが船出する矢先に全員辞任するというニュースが大きく報道された。
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ダイヤモンド・オンライン発
大阪メトロが「1000億円の超高層ビル」計画で 一発逆転を狙う危うさ
2019年2月2日号大阪メトロが昨年末に発表した駅リニューアル計画は、デザインコンセプトとイメージ図が注目を集めるとともに批判の的となった。しかし同時に発表された「夢洲(ゆめしま)駅周辺の開発への参画」構想はそれほど大きな話題になっていないようだ。
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大人のための最先端理科
【地球】 噴火で崩壊した山が海に突入 インドネシア火山津波の教訓
2019年2月2日号2018年12月22日午後9時27分(現地時間)、インドネシア中部のスンダ海峡で津波が発生し、死者・行方不明者は400人を超えた。津波といえば、東日本大震災のように地震が引き金になると考える人が多いだろう。しかし、インドネシア当局の発表では、近隣で海底地震は観測されていない。
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稲盛和夫、経営を語る 『稲盛和夫 経営講演選集』より
起業の才覚 [下]
2019年2月2日号単品しかやっていないから不安になる。その品物が売れなくなったら会社はつぶれそうだというので、複数の品物をつくろうと考える。これが一般に言われる「多角化」です。
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Key Wordで世界を読む
destroyer of newspapers(新聞の破壊者)
2019年2月2日号米新聞業界のリストラはこれから一段と加速するのだろうか。「新聞の破壊者(destroyer of newspapers)」との異名を持つヘッジファンドが米大手新聞社ガネットに狙いを定めて敵対的買収(unsolicited offer)に乗り出したのだ。