記事一覧:NEWS2438

  • まさかの結果に市場も唖然FOMCが量的緩和縮小見送り

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    まさかの結果に市場も唖然 FOMCが量的緩和縮小見送り

    2013年9月28日号  

    9月17~18日、注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)。多くの市場予想に反し、いわゆる量的緩和第3弾(QE3)の縮小(テーパリング)開始を見送り、世界の金融市場に衝撃が走った。

  • 【飲料】サントリーが英国飲料事業買収オランジーナの成功再来なるか

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    【飲料】 サントリーが英国飲料事業買収 オランジーナの成功再来なるか

    2013年9月21日号  

    サントリー食品インターナショナルは9日、英国の製薬会社、グラクソ・スミスクライン(GSK)の清涼飲料事業を2106億円で買収すると発表した。スポーツ飲料・エナジードリンクの「ルコゼード」、果汁・濃縮飲料の「ライビーナ」のブランドと関連資産で、約797億円の売り上げ規模を持つ事業だ。サントリー食品にとっては、2009年に約3000億円で買収したオランジーナ・シュウェップス以来最大の案件となる。

  • 東京五輪決定でざわめく巨額経済効果の“皮算用”

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    東京五輪決定でざわめく 巨額経済効果の“皮算用”

    2013年9月21日号  

    日本時間の8日早朝に決まった2020年夏季五輪の東京開催。10兆円以上とも見込まれる巨額の経済効果に政財官では大きな期待が膨らんでいる。“五輪狂騒曲”が早くも響き始めた。

  • 【エネルギー】汚染水収束の“国際公約化”で東電問題に集まる淡い期待

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    【エネルギー】 汚染水収束の“国際公約化”で 東電問題に集まる淡い期待

    2013年9月21日号  

    「首相が“国際公約”にしてしまったんだから、もう事故処理はすべて東電で、とはならんでしょう」(経済産業省幹部)2020年の東京五輪の招致を決定づけたという、福島第1原子力発電所の汚染水問題をめぐる安倍晋三首相のスピーチ。「状況はコントロールされている」とした演説内容にはいまだ疑問の声も大きいが、東京電力を取り巻く関係者たちは一様にそれぞれが抱く淡い期待を隠そうともしない。

  • 【ゲーム】PS4の日本発売を遅らせ割安にするソニーの賭け

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    【ゲーム】 PS4の日本発売を遅らせ 割安にするソニーの賭け

    2013年9月21日号  

    ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が今年11月に発売する「プレイステーション(PS)4」で、イチかバチかの賭けに出た。日本での発売を来年2月にずらし、規模の大きな欧米市場を優先、価格も従来と比べると低めに設定したのだ。

  • 新型iPhone取り扱いでドコモが陥る戦略矛盾の罠

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    新型iPhone取り扱いで ドコモが陥る戦略矛盾の罠

    2013年9月21日号  

    米アップルが新型iPhoneを発表し、NTTドコモもついに取り扱いを決めた。ドコモにとって、顧客流出に歯止めをかける一方、売れば売るほど戦略に矛盾する“劇薬”となりかねない。

  • 【ダイエー】イオンのGMS改革の立役者が乗り出すダイエー再建の前途

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    【ダイエー】 イオンのGMS改革の立役者が 乗り出すダイエー再建の前途

    2013年9月14日号  

    株式公開買い付け(TOB)によって今年8月下旬、ダイエーを連結子会社化したイオン。そのイオンが今年5月に、兼務でダイエー社長として送り込んだのが、イオンリテール会長(イオン専務執行役員)の村井正平氏(63歳)だ。TOB終了翌日の8月22日には早速、イオンとダイエーの約1000店舗で合同セールを行い、9月からはイオンのプライベートブランド「トップバリュ」を大幅に拡充するなど、両社のシナジー発揮に取り組み始めた。

  • 【外交】今後2週間が勝負を分けるTPP国内調整の前途多難

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    【外交】 今後2週間が勝負を分ける TPP国内調整の前途多難

    2013年9月14日号  

    これからの2週間が、勝負を分けることになりかねない。交渉参加の是非をめぐって日本の世論を二分したTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)。8月下旬にブルネイで開かれた交渉会合に日本は事実上初参加。今後、9月18~21日には米国で非公式会合が開かれ、この場で各国が主張を持ち寄って、合意に向けた議論を加速させるとみられる。

  • 【自動車】 ホンダ・トヨタ対決が再燃! ハイブリッド車消耗戦の波紋

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    【自動車】  ホンダ・トヨタ対決が再燃!  ハイブリッド車消耗戦の波紋

    2013年9月14日号  

    ついに、ホンダが反撃ののろしを上げた。「今だから率直に認められるのだが、『インサイト』はトヨタ自動車の『プリウス』に完敗した。今度ばかりは、絶対に負けるわけにはいかない」(ホンダ幹部)。9月6日、ホンダは6年ぶりに全面改良した主力小型車「フィット」シリーズを発売した。中でも目玉は、ハイブリッド車(HEV)で、既存のハイブリッドシステムに比べ35%以上の燃費性能の向上を達成した。

  • 【通信】関電子会社が通話アプリ参入電話料金値下げに「殴り込み」

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    【通信】 関電子会社が通話アプリ参入 電話料金値下げに「殴り込み」

    2013年9月14日号  

    関西の雄がいよいよ動きだす。関西電力の子会社ケイ・オプティコムが、スマートフォン向けの通話アプリ「ララコール(LaLa Call)」の提供を始める。「050」から始まる電話番号を取得し、一般の携帯電話や固定電話にかけられるものだ。

  • 【観光】羽田国際化最後のインフラ三菱地所が空港内ホテル

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    【観光】 羽田国際化最後のインフラ 三菱地所が空港内ホテル

    2013年9月14日号  

    羽田空港に国内初のトランジットホテルができる。来年9月に、三菱地所が開発する「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」がオープン、315室のうち17室は保安エリア内になる。外国人が羽田を経由してアジア-北米路線を乗り継ぐ際などに、日本への入国手続きを取る必要がなくなる。

  • シリア情勢緊迫でも価格競争ガソリン流通めぐる複雑怪奇

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    シリア情勢緊迫でも価格競争 ガソリン流通めぐる複雑怪奇

    2013年9月14日号  

    ガソリン価格が高騰している。シリア情勢の緊迫化で、不安定化要因が増した。その一方、相変わらずの過当競争で、元売り、ガソリンスタンド共に疲弊し、淘汰の波が迫っている。

  • ブラック企業認定で戦々恐々国の調査で加わる新判断基準

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    ブラック企業認定で戦々恐々 国の調査で加わる新判断基準

    2013年9月7日号  

    サービス残業やパワハラなど劣悪な労働環境の下、若者を使い捨てるブラック企業の実態解明に、国が腰を上げる。9月から始まる集中調査に、疑惑をかけられた“グレー企業”は戦々恐々だ。

  • 【日本マクドナルド】10年に及ぶ原田体制に訪れた転換点 外国人トップで強まる米国の影響力

    人事天命
    【日本マクドナルド】 10年に及ぶ原田体制に訪れた転換点 外国人トップで強まる米国の影響力

    2013年9月7日号  

    日本マクドナルドホールディングス(HD)傘下の事業会社、日本マクドナルドの原田泳幸社長が退任し、後任にはカナダ法人のサラ・カサノバ氏が就く。2004年から事業会社を率いてきた原田氏は、HDの会長、社長も兼任していたが、今後はHD会長兼社長に専念する。

  • 【IT】バルマーCEOが突然の辞意マイクロソフトに“成長の壁”

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    【IT】 バルマーCEOが突然の辞意 マイクロソフトに“成長の壁”

    2013年9月7日号  

    「デバイス&サービスカンパニーという新たな方向性のために、長期的に務められるCEOが必要だ」。米マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEO(最高経営責任者)が8月23日、1年以内にCEOの職から退任することを明らかにした。

  • 【飲料】低迷ビール業界に“伏兵”出現大手も注視、クラフトビール

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    【飲料】 低迷ビール業界に“伏兵”出現 大手も注視、クラフトビール

    2013年9月7日号  

    長期低迷が続くビール市場でひときわ伸びている商品がある。いわゆる大手5社ではない、全国の小規模醸造所が生産する「クラフトビール」がそれだ。

  • サムスンとの合弁会社不発!シャープ公募増資延期の誤算

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    サムスンとの合弁会社不発! シャープ公募増資延期の誤算

    2013年9月7日号  

    今こそ千載一遇のチャンスだ──。経営再建に向けた資本増強に迫られるシャープが、株式市場の追い風を受けて、いよいよ公募増資かと思われた矢先に待っていた誤算とは。

  • 【保険】保険活用の生前贈与が大人気営業職員に注ぐ干天の慈雨

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    【保険】 保険活用の生前贈与が大人気 営業職員に注ぐ干天の慈雨

    2013年9月7日号  

    生命保険会社の営業職員に声をかけられ、いかに断ろうかと思案した覚えは誰しもあるだろう。ところがここ最近、客のほうから営業職員に声をかける事態が起こっているという。いったいどういうことなのか。

  • 【飲料】アベノミクスの追い風か販売好調ビール市場の暑い夏

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    【飲料】 アベノミクスの追い風か 販売好調ビール市場の暑い夏

    2013年8月31日号  

    長年デフレに苦しめられてきたビール業界についにアベノミクスの恩恵か。これまで経費削減で毎年縮小してきた夏の中元用のビールギフト販売が、業界全体で16年ぶりにプラスとなった。中でもプレミアムビールの勢いが強い。アサヒビールはギフト専用商品としては初めてプレミアムビール「ドライプレミアム」を投入し190万セットを売ったこともあり、ビールギフトの売り上げが8月20日までの累計で前年比11%の2桁増となった。また、サントリー酒類でも「プレミアムモルツ」のギフト出荷が前年比で5%伸びた。

  • 【エンジニアリング協会】「専業3社」以外で初の理事長が誕生あらためて問われる協会の存在意義

    人事天命
    【エンジニアリング協会】 「専業3社」以外で初の理事長が誕生 あらためて問われる協会の存在意義

    2013年8月31日号  

    7月1日、国内152社が加盟する業界団体のエンジニアリング協会の理事長に、新日鉄住金エンジニアリングの高橋誠社長(64歳)が就任した。創立35年目にして、「専業3社」(日揮、千代田化工建設、東洋エンジニアリング)以外から、理事長が誕生したのである。1978年設立のエンジニアリング協会は、2年前まで“振興協会”と名乗っていたように、業界の利益を追求すべく活動を続けてきた。だが、組織としては決して一枚岩とはいえなかった。

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記者の目

  • 編集部 宮原啓彰

    NHK大河ドラマ「光る君へ」ロスが深刻です……

     2024年最後の号、「総予測2025」をお手に取っていただきありがとうございます。そして、この一年、「週刊ダイヤモンド」をご愛読いただいた読者の皆さま、ならびに取材先、印刷、運搬、全国の書店の方々に感謝申し上げます。
     NHK大河ドラマ「光る君へ」最終話の放映翌日、彰子ロスの中で本特集における、この最終原稿を書いています。
    「嵐が来るわ」──。新時代の到来を予見させる武者たちの背に放たれた、まひろ(紫式部)の最後のセリフは、来る25年を目前に控えた心境と重なるのではないでしょうか。
     戦後80年の節目に、これまでの国際秩序が崩壊する「新時代」が幕を開けようとしています。本特集がその活路となれば幸いです。

  • 副編集長 大矢博之

    財務省が抵抗する所得税減税 インフレ“自動増税”放置させるな

     子供のころ、真剣に悩んでいたのはお小遣いの使い道。今お菓子を買うのか、数カ月分ためて漫画を買うのか。やりくりは重大事で、もっと自由に使えるお金が欲しいと思っていました。
     お金の使い道を決められることは権力です。自民党や財務省が給付金の支給は簡単に決めるのに、所得税の基礎控除引き上げには難癖をつけて抵抗するのは、税収減が権力の減少に直結するからでしょう。インフレに伴う〝自動増税〟を、30年近くにわたって放置させてはいけません。
     さて新年を前に、子供へのお年玉やお小遣いの額を決める時期になりました。自分が経験してきた過去の金額でいいのか。インフレ対応をすべきなのか。お金の使い道の悩みは尽きません。

最新号の案内2025年1月4日号

表紙

特集総予測2025

2025年、このくしくも戦後80年の節目の年に、日本と世界が新時代に突入する――。ダイヤモンド編集部の総力と国内外の超一流の専門家たちの英知を結集させた超人気企画「総予測」では、経済や景気、産業・企業の25年を予測するのみならず、トランプ・…

特集22024『ベスト経済書』

日本経済の長期停滞の要因を改めて考察し、停滞から脱出するための方策を検証する。それが2024年のベスト経済書の顔触れの根底にある。長期にわたる大規模な財政出動と金融緩和の総括、劣化が停滞の要因の一つとされる人的資本への投資の在り方などに関す…