記事一覧:NEWS2438

  • 【通信】ソフトバンクに一石四鳥!ヤフーのイー・アクセス買収

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    【通信】 ソフトバンクに一石四鳥! ヤフーのイー・アクセス買収

    2014年4月12日号  

    大金持ちの長男が、借金まみれの親を手助けするため、弟たちの将来性を買って引き取ることにした──。ヤフーが3月27日に発表した、国内携帯電話4位のイー・アクセス買収は、そんなふうに言い表すことができるかもしれない。

  • 【JTB】旅行業協会トップの改選を控え社長交代の可能性が高まる

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    【JTB】 旅行業協会トップの改選を控え 社長交代の可能性が高まる

    2014年4月12日号  

    日本旅行業協会(JATA)の菊間潤吾会長(ワールド航空サービス社長)が今年6月、1期2年の任期を終える。業界内には東京五輪に向けて旅行業界が観光立国にもっと声を上げるべきだと、現在副会長を務めるJTBの田川博己社長(66歳)を推す声が強まっている。それに伴い、JTBの社長交代が取り沙汰されている。

  • 【科学】STAP不正で泥沼対決に焦った理研のお手盛り調査

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    【科学】 STAP不正で泥沼対決に 焦った理研のお手盛り調査

    2014年4月12日号  

    改竄、捏造と決めつけられたことは、とても承服できません──。STAP細胞論文について、理化学研究所の調査委員会は1日、小保方晴子ユニットリーダーが不正行為をしたと認定する調査結果を公表した。小保方さんは弁護士を通じて即座に不服申し立ての意向を表明。“世紀の発見”は一転して日本の科学史に汚点を残す“泥沼対決”の様相を呈している。

  • 企業と消費者の騒乱招いた消費増税という「春の嵐」

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    企業と消費者の騒乱招いた 消費増税という「春の嵐」

    2014年4月12日号  

    1997年4月以来、17年ぶりとなった消費増税。直前まで対応に大わらわとなった企業の姿と、万全を期していたはずのシステム更新作業などで、トラブルが相次いだ現場の混乱ぶりを追った。

  • 【エネルギー】原発処理の“保安院”復活か国の「廃炉機構」設立の裏側

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    【エネルギー】 原発処理の“保安院”復活か 国の「廃炉機構」設立の裏側

    2014年4月5日号  

    今年1月、国の原子力損害賠償支援機構の運営委員は、経済産業省幹部に組織改編の資料を提示され、思わず顔をしかめた。「賠償・廃炉・汚染水センター」。組織改編で誕生する新機構の仮称がこう記されていたためだ。

  • 6年ぶりの地価上昇の陰に不動産プレーヤーの主役交代

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    6年ぶりの地価上昇の陰に 不動産プレーヤーの主役交代

    2014年4月5日号  

    昨年頭からスタートしたアベノミクスによって、長い眠りから目覚めた不動産業界。3月に発表された公示地価は、市場の盛り上がりを反映した順当な結果となった。

  • 【銀行】バランス人事崩壊に透けるみずほ・佐藤社長の深謀遠慮

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    【銀行】 バランス人事崩壊に透ける みずほ・佐藤社長の深謀遠慮

    2014年4月5日号  

    合併から12年。みずほフィナンシャルグループ(FG)と傘下銀行が、長きにわたり続けてきた「バランス人事」が、いよいよ崩れ始めた。「32・27・26」──。この数字はそれぞれ、旧富士、旧第一勧業、旧日本興業の出身者の、4月1日以降の役員数だ。対等合併した旧3行が常に覇権を争い、FGと傘下銀行を合わせた役員数の配分で、1人の誤差も許さなかった時期さえある中で、一気に6人にまでその差を広げてみせたのだ。

  • 【精密】中国でデジカメ“欠陥”報道炎上を許したニコンの失策

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    【精密】 中国でデジカメ“欠陥”報道 炎上を許したニコンの失策

    2014年4月5日号  

    色鮮やかな夕焼けや青空を台なしにするかのごとく、写真に映り込んだ複数の黒い点。重苦しい音楽とともに、次々と不満を訴えるデジタルカメラの購入者たち。3月15日の「世界消費者権利デー」に合わせて中国国営中央テレビ(CCTV)が放送した特別番組で、“欠陥商品”として俎上に載せられたのはニコンのデジタル一眼レフカメラ「D600」だった。放送翌日の16日、早速、上海市工商局がD600の中国全土での販売停止を命令。ニコンは現地の家電量販店などからの在庫回収に追われた。

  • 【三井住友海上火災保険】中核損保の次期社長は旧三井海上出身者が濃厚

    人事天命
    【三井住友海上火災保険】 中核損保の次期社長は 旧三井海上出身者が濃厚

    2014年4月5日号  

    損害保険最大手のMS&ADインシュアランスグループホールディングスは2月28日、社長に柄澤康喜氏(昭和50年入社、63歳)が就任し、新設する会長職に鈴木久仁氏(同48年入社、63歳)が就くことを決めた。それぞれ持ち株会社傘下の三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険による2トップ体制となり、引き続き、柄澤氏と鈴木氏が傘下の2損保の社長を兼任する。

  • 【石油】ない袖振ってまで配当捻出コスモにのしかかる株主圧力

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    【石油】 ない袖振ってまで配当捻出 コスモにのしかかる株主圧力

    2014年3月29日号  

    「苦しい中でもよくやるなあ……」。コスモ石油の配当計画が、業界関係者の間で話題になっている。主力の千葉製油所が事故とその後の不具合により長期停止していたことから、2013年3月期は純利益で859億円の大赤字を計上し、無配に転落。14年3月期も復配のめどがなかなか立たなかったが、3月11日、1株当たり2円の配当予想を発表した。

  • 【商品】金融引き締めで投機が崩壊中国・銅価格急落の真相

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    【商品】 金融引き締めで投機が崩壊 中国・銅価格急落の真相

    2014年3月29日号  

    新たな「チャイナリスク」が顕在化した。中国の銅価格の急落が、世界の市場に不安をもたらしているのだ。3月5日からの1週間で、上海先物取引所の銅価格は10%下落。これが中国での需要減退、すなわち景気の減速を示すものとして市場の警戒感をあおり、12日には世界の株価下落の一因ともなった。

  • 【ローソン】12年ぶりのトップ交代で新しいコンビニづくりを加速

    人事天命
    【ローソン】 12年ぶりのトップ交代で 新しいコンビニづくりを加速

    2014年3月29日号  

    ローソンの経営トップが12年ぶりに交代する。5月1日付で玉塚元一最高執行責任者(COO。写真)が社長兼最高経営責任者(CEO)に就任、新浪剛史CEOは会長となる。これまで代表権は新浪氏が持っていたが、今後は両氏が持つ。

  • 東芝案件で議論再燃も繰り返される技術流出の現実

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    東芝案件で議論再燃も 繰り返される技術流出の現実

    2014年3月29日号  

    東芝が誇る半導体の先端技術が不正に持ち出され、競合他社がそれを使用したとされる技術流出問題。世間の関心を集める一大事件に発展したが、今日もグレーゾーンの領域で技術流出は続いている。

  • 自動車業界で明暗くっきり“官製賃上げドミノ”の限界

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    自動車業界で明暗くっきり “官製賃上げドミノ”の限界

    2014年3月29日号  

    2014年春闘の自動車メーカーによる回答が出そろった。ベースアップは各社で対応が割れた。その背景には何があったのか。自動車産業主導の“官製賃上げドミノ”は持続するのか。

  • 四面楚歌から八方美人へ舛添都政に安堵の都庁の面々

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    四面楚歌から八方美人へ 舛添都政に安堵の都庁の面々

    2014年3月22日号  

    中規模国家並みの13兆円超という巨額予算(特別会計を含む)を持つ東京都。時に大統領にも例えられる権限を持つ都知事の座に就いた舛添要一氏は、想定外の“安全運転”を見せている。

  • 【銀行】飛び交う実名入り“序列図”号砲鳴る地銀再編の波紋

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    【銀行】 飛び交う実名入り“序列図” 号砲鳴る地銀再編の波紋

    2014年3月22日号  

    「自分の銀行の場所はなんとなくわかる。でも、それだけじゃ意味がない。他の地銀の場所も知りたい」本誌2月8日号で既報の通り、昨年12月に金融庁が地方銀行の頭取に配った「金融機関の将来にわたる収益構造の分析について」という1枚のペーパーが、再編について「動かざること山のごとし」だった地銀の背中を押そうとしている。

  • 【旅行】アジアチャーター便の有無で旅行会社の収益格差が拡大

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    【旅行】 アジアチャーター便の有無で 旅行会社の収益格差が拡大

    2014年3月22日号  

    ゴールデンウイークの旅行商戦がすでに始まっている。カレンダー上では5月3日から6日までの4連休だが、アジアに海外旅行をしようと考える人にとってネックになるのが飛行機の予約だ。最終日の6日帰国希望者が多く、飛行機の予約が取りにくくなっている。

  • 【キリンビバレッジ】“ヒットメーカー”を社長に抜擢就任早々担うシェア奪還の重荷

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    【キリンビバレッジ】 “ヒットメーカー”を社長に抜擢 就任早々担うシェア奪還の重荷

    2014年3月22日号  

    キリンビバレッジの社長に3月27日の株主総会の承認を経て佐藤章・キリンビールマーケティング執行役員九州統括本部長が就任する。「清涼飲料業界では伝説の人物」(業界関係者)として知られる経営者の登板となる。

  • 【保険】改正保険業法の中身が判明代理店を襲う淘汰の波

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    【保険】 改正保険業法の中身が判明 代理店を襲う淘汰の波

    2014年3月22日号  

    今年3月中旬に国会に提出される改正保険業法案の詳細が本誌の取材でわかった。ここ最近、急速に影響力を増し、その販売手法が問題になっている保険の乗り合い代理店に対して、大きな改革を迫る厳しいものとなっている。

  • 【情報通信】リクルートにNTTも参入でモバイルPOSレジ市場の盛況

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    【情報通信】 リクルートにNTTも参入で モバイルPOSレジ市場の盛況

    2014年3月22日号  

    「示し合わせたわけでもないのに、まさか同じものを同じ日に発表するなんて思わなかった……」 3月5日、リクルートライフスタイル、NTT東日本などが別々に開いた新サービスの発表会。その中身が、期せずしてほぼ同じものだったという“珍事”が起きた。

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記者の目

  • 編集部 宮原啓彰

    NHK大河ドラマ「光る君へ」ロスが深刻です……

     2024年最後の号、「総予測2025」をお手に取っていただきありがとうございます。そして、この一年、「週刊ダイヤモンド」をご愛読いただいた読者の皆さま、ならびに取材先、印刷、運搬、全国の書店の方々に感謝申し上げます。
     NHK大河ドラマ「光る君へ」最終話の放映翌日、彰子ロスの中で本特集における、この最終原稿を書いています。
    「嵐が来るわ」──。新時代の到来を予見させる武者たちの背に放たれた、まひろ(紫式部)の最後のセリフは、来る25年を目前に控えた心境と重なるのではないでしょうか。
     戦後80年の節目に、これまでの国際秩序が崩壊する「新時代」が幕を開けようとしています。本特集がその活路となれば幸いです。

  • 副編集長 大矢博之

    財務省が抵抗する所得税減税 インフレ“自動増税”放置させるな

     子供のころ、真剣に悩んでいたのはお小遣いの使い道。今お菓子を買うのか、数カ月分ためて漫画を買うのか。やりくりは重大事で、もっと自由に使えるお金が欲しいと思っていました。
     お金の使い道を決められることは権力です。自民党や財務省が給付金の支給は簡単に決めるのに、所得税の基礎控除引き上げには難癖をつけて抵抗するのは、税収減が権力の減少に直結するからでしょう。インフレに伴う〝自動増税〟を、30年近くにわたって放置させてはいけません。
     さて新年を前に、子供へのお年玉やお小遣いの額を決める時期になりました。自分が経験してきた過去の金額でいいのか。インフレ対応をすべきなのか。お金の使い道の悩みは尽きません。

最新号の案内2025年1月4日号

表紙

特集総予測2025

2025年、このくしくも戦後80年の節目の年に、日本と世界が新時代に突入する――。ダイヤモンド編集部の総力と国内外の超一流の専門家たちの英知を結集させた超人気企画「総予測」では、経済や景気、産業・企業の25年を予測するのみならず、トランプ・…

特集22024『ベスト経済書』

日本経済の長期停滞の要因を改めて考察し、停滞から脱出するための方策を検証する。それが2024年のベスト経済書の顔触れの根底にある。長期にわたる大規模な財政出動と金融緩和の総括、劣化が停滞の要因の一つとされる人的資本への投資の在り方などに関す…