記事一覧:NEWS2438件
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内部告発で不正疑惑が浮上 KDDIに問われる自浄作用
2014年5月3日号スマートフォンの関連製品をめぐる不正取引の疑いを指摘した内部告発状が、KDDIを揺るがしている。その背景にある田中孝司社長体制の問題点とは何か。
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人事天命
【東京電力】 數土新体制で守旧派一掃も 隠された“原発改革”の意図
2014年5月3日号月31日に発表された東京電力の役員人事では、改革派を登用する數土文夫新会長(写真)の方針が明確に打ち出された。取締役兼執行役に、燃料・火力部門の佐野敏弘常務、原子力部門の姉川尚史常務が就任する他、佐野常務は副社長に就任する。「社内は完全に改革方向にかじを切った」と東電関係者は話す。
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日銀ウオッチャーが採点! 異次元緩和1年の通信簿
2014年5月3日号日本銀行が異次元緩和策を導入して1年が経過した。中曽宏副総裁の独占インタビュー(4月19日号)に続き、今回は日銀ウオッチャーによる評価と追加緩和予想をお送りする。
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原発事業で最大600億円 東芝を揺るがす減損リスク
2014年5月3日号東芝が原子力事業でため込んでいた“膿”が、ついに噴き出した。社運を懸けたビッグプロジェクトで、最大600億円規模の減損リスクが顕在化しているのだ。
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【異次元緩和から1年】 加藤 出×植田和男対談
2014年5月3日号日銀ウオッチャーアンケートに続き、異次元緩和1年の評価を2人の対談でお送りする。日本銀行の苦労を理解し、実務にも通じる2人に、今後の政策運営の在り方について議論してもらった。
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Inside
【投資】 NISA枠の3倍拡大を検討 株価引き上げ狙う政府の思惑
2014年4月26日号投資を促すための個人向けの投資優遇制度であるNISA(少額投資非課税制度)について、政府が非課税枠を拡大する検討に入ったことが分かった。100万円に設定されている現在の非課税枠を3倍の300万円とする案を軸に調整する。政府関係者が明らかにした。消費増税による悪影響が懸念される株価の引き上げを狙う。
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Inside
【自動車】 ホンダ、高級車をテコ入れ 「アキュラ」部門の独立計画
2014年4月26日号ホンダがようやく重い腰を上げた。長きにわたって停滞していたホンダの高級車ブランド「アキュラ」をテコ入れするのだ。
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Inside
【証券】 仲介終了で“持ち逃げ”狙った? SMBC日興の「引き際」に批判
2014年4月26日号「後はうちの営業マンで面倒を見ますから、お客さんは置いていってください、という姿勢はあまりに傲慢ではないか」──。SMBC日興証券は大手証券で唯一展開してきた、ファイナンシャルプランナー(FP)や保険代理店などの金融商品仲介業者を通じて投資信託などを販売する「金融商品仲介ビジネス」を、来年3月に終了すると決めた。
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Inside
【化粧品】 カネボウが安全基準策定も 「目新しさなし」の業界評
2014年4月26日号被害者数が1万8692人にも達したカネボウ化粧品の白斑問題。2013年7月に、同社が開発したロドデノールという有効成分が原因であると発覚した。それから約9カ月を経た4月21日に同社が実質的な「安全宣言」を行うことが本誌の取材で分かった。
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人事天命
【NTTコミュニケーションズ】 過去の慣習を破ってでも 根強く残る社長留任の可能性
2014年4月26日号NTTコミュニケーションズの後継者争いが意外な展開を見せている。NTTの慣習に従えば、4年に1度の社長交代の時期はこの6月。グループ持ち株会社から送られた庄司哲也副社長(60歳)と、経営企画を束ねてきた澤田純副社長(58歳)による一騎打ちだとみられてきた。
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Inside
【鉄道】 市場がノーを突き付けた 西武とサーベラスの円満離婚
2014年4月26日号4月23日に10年ぶりに再上場する西武ホールディングス。大型IPO(新規株式公開)となるが、特に注目されていたのがその売り出し価格だ。当初は1株2300円を想定していたが、最終的には1600円と3割も引き下げた。
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“常識”を見誤ったノバ社 名門外資系製薬会社の落日
2014年4月26日号臨床研究や論文の不正問題が相次いだノバルティス ファーマ。日本人が活躍する外資と評されてきた同社から、日本人経営陣が一気に姿を消した。
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第一三共で勢い増す旧第一勢 印子会社売却の裏に社内抗争
2014年4月19日号製薬大手の第一三共は2008年に約5000億円で買収したインドのランバクシー・ラボラトリーズを実質的に売却する。その裏には旧三共と旧第一製薬の社内抗争があった。
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Inside
【建設】 建設業で外国人活用拡大でも 人手不足を解消できない理由
2014年4月19日号政府は4月4日、人手不足が深刻となっている建設業で、外国人労働者の受け入れを拡大する緊急措置を決めた。しかし、当の建設業界からは、その効果を疑問視する声が上がっている。
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【通商】 TPPで米国を揺さぶれるか 日豪EPA合意の“賭け”
2014年4月19日号はたして、米国を動かす一撃となるか。4月7日、日豪間のEPA(経済連携協定)交渉が、大筋で合意に至った。2007年に交渉を開始してから7年越しの成果である。
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Inside
【海運】 スエズ運河が再々値上げも 海運会社はなすすべなし
2014年4月19日号地中海と紅海をつなぐスエズ運河が3年連続の通行料の値上げに踏み切る。2012年に3%、13年に5%値上げしており、これに続くものだ。今回の値上げも3~5%とみられており、結果、11年時と比較すると1割近い上昇となる。
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きっかけはクール宅急便問題 ヤマト運輸一斉値上げの裏側
2014年4月19日号ヤマト運輸が1月から全国一斉値上げに動いた。2倍の値上げを迫られているところもあり、利用者は大わらわだ。値上げ一方では理解は得られず、それに見合うだけの品質が求められている。
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人事天命
【金融庁】 後任人事よりも注目を集める 畑中金融庁長官の天下り先
2014年4月19日号毎年7月に発令される中央官庁の幹部人事をめぐって、早くも金融界がざわつき始めている。2011年8月から3年間にわたる長期政権を敷いた、金融庁の畑中龍太郎長官(1976年入省、61歳。写真)が、今夏で退官する見通しのためだ。
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長期化するウクライナ問題 回復途上の欧州経済に打撃
2014年4月12日号ウクライナ情勢は問題長期化の様相を強めている。世界経済にとっては重しが続く。事態が悪化した場合、懸念されるリスクは何か。もちろん、日本も無関係ではいられない。
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Inside
【精密】 世界最大手の最新装置故障で 半導体製造復活狙う日本勢
2014年4月12日号最新のEUV(極端紫外線)露光装置が故障した──。2月下旬、米カリフォルニア州で開催された国際光工学会。次世代の半導体製造技術の動向に注目する参加者の間で“隠れた大ニュース”になったのは、半導体製造大手、台湾TSMCの幹部の言葉だった。