記事一覧:ホリエモン的常識78

  • 水素社会の“ミライ”はない?

    ホリエモン的常識
    水素社会の“ミライ”はない?

    2015年1月17日号  

    無理やり将来性をつくろうとしているという見方が正しいかもしれません。既存の自動車メーカーは、ガソリン車のように参入障壁の大きい内燃機関技術や、それに付随するギアボックスやドライブシャフト、ディファレンシャルのような部品を多数必要とする「現状」を維持すべく、燃料電池車を普及させようとしているはずだからです。

  • 新年の抱負なんてありませんね

    ホリエモン的常識
    新年の抱負なんてありませんね

    2015年1月10日号  

    社長をやるつもりはありません。なぜなら、一つの仕事に忙殺されることになるからです。社長とはその会社の最高責任者です。そのため、それ以外の仕事にコミットすることは原則としてNGです。ライブドア時代に散々働き、社長業を堪能しましたので、「おなかいっぱい」という感じでしょうか。

  • 冬休みに安く宿泊する意外な方法

    ホリエモン的常識
    冬休みに安く宿泊する意外な方法

    2014年12月20日号  

    選挙資金は政党の公認を得られれば、その費用を持ってくれる場合もあります。法定選挙費用といって選挙戦で使えるお金の上限も選挙ごとに決まっています。これはインターネットを使って調べれば分かります。私の場合、資金は全て自己資金だったのですが、公示日直前からの選挙運動でしたので、法定選挙費用以外にはほとんどお金は掛かりませんでした。

  • 子どもをつくりたければ稼げよ

    ホリエモン的常識
    子どもをつくりたければ稼げよ

    2014年12月13日号  

    よく「子だくさんなのに収入が少なく生活がやっていけない」といった家族を取材した記事や報道を見掛けますが、どう考えてもその収入ではやっていけないのに子どもをつくってしまうのは、避妊技術などが十分に周知されていなかった時代はともかくとして、現代ではあり得ないだろうと思うのです。

  • 堀江流 投資の鉄則とは

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    堀江流 投資の鉄則とは

    2014年12月6日号  

    海外投資はベンチャーキャピタルを通じて行っています。借り入れをしてレバレッジを利かせていますので、成功すれば相当なパフォーマンスを出すことになります。国内外の投資割合をきちんと計算したことはありませんが、正直言って、仮に円が半分の価値になったとしても、為替リスクなんて大したことはありませんね。この世界においてはどうでもいいことですよね。

  • 地銀は本当に必要とされているのか

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    地銀は本当に必要とされているのか

    2014年11月29日号  

    インターネット銀行やコンビニエンスストア銀行の登場で決済や預金業務などの面で地銀は実質的に必要なくなりつつあります。なので、地元企業への融資といった本来の役割を果たせるかが、鍵になってくるのではないでしょうか。

  • ディズニー「夢の国」が続く訳

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    ディズニー「夢の国」が続く訳

    2014年11月22日号  

    あれだけキャスト(臨時雇用者を中心とした従業員)が客を楽しませるために努力をしているのは並大抵のことではありません。そのようなモチベーションが上がる環境をつくってきたのでしょう。ただ、アトラクションの核となるAR/VR(拡張現実/仮想現実)技術がこれからコモディティ化することもあるため、「他では体験できないアトラクションやイベントに5000億円の投資をする」ということなのでしょう。

  • 投資は「面白い」か否かで即断即決

    ホリエモン的常識
    投資は「面白い」か否かで即断即決

    2014年11月15日号  

    実際に運営してみて感じたのですが、オンラインサロンは「バーチャルな青年会議所」というのが最も近い印象です。これまで何か事業やムーブメントを起こそうとすると、法人組織などをつくる必要や、物理的に近くなければ会って話せないという欠点がありました。しかし今はフェイスブックを利用すればよく、遠隔地にいても、スカイプで会議をするなどスピード感を持って対応することが可能です。

  • 今すぐにでも研究職との再契約を

    ホリエモン的常識
    今すぐにでも研究職との再契約を

    2014年11月8日号  

    Q 社員が発明した特許を「会社のもの」にする特許法改正議論が進んでいますが、社員個人と会社どちらに帰属させるべきとお考えですか。 A どちらに帰属させるかという、1か0かの議論がナンセンス。それは入社するときに契約で決めればいいことだと思います。

  • 政府の「地方創生」は自殺行為だ

    ホリエモン的常識
    政府の「地方創生」は自殺行為だ

    2014年11月1日号  

    基本的に政府が予算を掛けて地方創生などするべきではない。これは地方優位の選挙制度の弊害です。一票の格差が大き過ぎて地方を地盤とする議員が多いから、こんなことになってしまうのです。人口減の中、地方へのバラマキは自殺行為でしょう。それよりも都市部に偏重して投資をしていかないと国家としての競争力は失われるばかりです。

  • KADOKAWA・ドワンゴの高い親和性

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    KADOKAWA・ドワンゴの高い親和性

    2014年10月25日号  

    もともとサブカルチャーと呼ばれていたアニメや漫画、コンピュータ系のメディアに強かったKADOKAWAと、インターネットゲームで創業し着メロをヒットさせ、ニコニコ動画でサブカルチャー文化を広めてきたドワンゴは、互いに親和性が高いと判断し統合に至ったのでしょう。

  • 思考停止を防ぐためいろいろな人に会う

    ホリエモン的常識
    思考停止を防ぐためいろいろな人に会う

    2014年10月18日号  

    「会う人を制限しない」というのは「会う人のジャンルを制限しない」ということです。いつも同じ仲間や業界、人種の人ばかりとつるんでいると多様性がなくなり、発想が古くなり保守的になっていきます。常にイノベーティブでいたいと強く思っていますから、思考停止にならないようあえていろいろなジャンルの人と会うようにしているのです。

  • ソニーはエレキを捨てるのもアリ

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    ソニーはエレキを捨てるのもアリ

    2014年10月11日号  

    ソニーは、以前の経営陣がヒットさせたウォークマンのブランドを捨てることができず、グループ会社のソニー・ミュージックエンタテインメントに配慮して面倒くさい著作権管理システムを組み込んだフォーマットでしか曲を配布しませんでした。その辺りが、「MP3」を扱えるようにしたアップルのiPodとは大きな違いとなりました。グループ内にコンテンツホルダーを持つことがむしろ重荷になり、音楽配信業界を見てもアップルのように存在感を示すことができなかったのです。

  • 部品産業を“壊す”EVの潜在性

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    部品産業を“壊す”EVの潜在性

    2014年10月4日号  

    重要なのはソフトウエアのアップデートうんぬんよりもEVの秘めているポテンシャルでしょう。

  • ネットが朝日の“化粧”を剥がした

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    ネットが朝日の“化粧”を剥がした

    2014年9月27日号  

    そもそも新聞というのはうそばかり書いているし、社会面なんかは他人の不幸をネタに部数を稼ぐという、言ってみれば下衆な商売なわけです。「報道がうんぬん」というのは、単にマス媒体が新聞やその系列のテレビしかなかった時代に、自分たちの商売をまるで高貴なもののように“お化粧”していたにすぎません。

  • あいさつ回りは時間の無駄

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    あいさつ回りは時間の無駄

    2014年9月20日号  

    私は、あいさつ回りとか一度もやったことがありません。確かに証券会社といった古い業界の人たちはこういうのが好きですよね。赤文字で「ごあいさつ」と書いた名刺をたくさん頂きますが、はっきり言って全然覚えられませんし、時間の無駄であることが多いのでサクッと切り上げます。

  • アイデアは自然とあふれ出るもの

    ホリエモン的常識
    アイデアは自然とあふれ出るもの

    2014年9月13日号  

    皆さん「こつ」とか「楽してもうける法則」みたいなものだけを抜き出そうとしますけど、はっきり言ってそんな虫のいい話はないです。

  • 起業なんて「目指す」ものではない

    ホリエモン的常識
    起業なんて「目指す」ものではない

    2014年9月6日号  

    起業というのは目指すものではありません。私にしてみれば、起業準備中とか眠たいことを言っている神経が理解不能です。

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記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    農協から届いた「抗議文」を読んで、しばし感傷に浸る

     JA全中から毎年、抗議文をもらうのですが、今年は雑誌の発売前に届きました。特集の一部を「組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿」としてダイヤモンド・オンラインで先に配信したからです。
     抗議文は、「19万人の農協役職員の0.2%の意見で記事が構成されており、(中略)偏った先入観を植え付ける意図があった」として、続編の配信中止を求める内容でした。
     組合長ら幹部200人超を含む役職員434人の声には傾聴する価値があるはずです。抗議文を読み、自分は若いと思い込んでいる人が鏡に映った老いた姿を見て、こんなはずはないと怒っているような印象を持ちました。自戒を込めて、鏡のせいにしてはいけないと思いました。

  • 編集長 浅島亮子

    ロングセラー第9弾でも攻め続ける農業特集

     今年も人気企画「儲かる農業」特集の第9弾が刷り上がりました。身内ながら感心するのが、毎年新しいコンテンツを加えて特集構成を刷新していることです。今回の新ネタは農協役職員アンケート。ロングセラー企画の定番を変えるには勇気が必要ですが、果敢に新機軸を打ち出しているのです。
     昨年、千本木デスク率いる農協問題取材チームは、共済の自爆営業などJAグループの不正を暴いたことが評価され、報道実務家フォーラム「調査報道大賞」優秀賞を受賞しました。訴訟に屈することなく、問題の本質を突く取材活動を貫いた結果と受け止めています。今回の特集でも粘り強い取材は健在。取材チームの熱量を存分に感じていただければ幸いです。

最新号の案内2024年5月11日号

表紙

特集儲かる農業2024

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が”令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる”緊急事態…

特集2家計・住宅ローン・株が激変! 金利ある世界

日本銀行が17年ぶりの利上げで金融政策の正常化に踏み出した。”金利ゼロ”に慣れ切った家計や企業経営、財政はどうなるのか。日本は「成長期待が持てない経済」から抜け出せるのか。それとも低金利は続き、物や資本が余った経済への道を歩むのか。「金利あ…