記事一覧:ホリエモン的常識78

  • 仕事なんて別に選ぶものじゃない

    ホリエモン的常識
    仕事なんて別に選ぶものじゃない

    2015年6月13日号  

    Q 新著『あえて、レールから外れる。逆転の仕事論』(双葉社)からは、会社を辞めて活躍する人々へのインタビューを通じ、「没頭できる仕事を選べ」と伝えたかったように感じます。会社勤めの人にどのようなメッセージを届けたかったのでしょうか。

  • ポピュリズムに走らなかった橋下徹の潔さ

    ホリエモン的常識
    ポピュリズムに走らなかった 橋下徹の潔さ

    2015年6月6日号  

    現在、既得権益を得ている人たちにとっては「現状維持」がベストの選択肢ですから、全体の最適化や将来のベネフィットがどうなろうが、そんなことにはお構いなしに都構想反対に回ったのでしょう。さらに、反対派は、住民投票において判断力があまりない層を狙ってキャンペーンを展開しました。自民党と共産党の議員が同じ街宣車に乗って演説しているのが、まさにそれを象徴していました。

  • 大型バッテリーをめぐる米テスラの真の狙い

    ホリエモン的常識
    大型バッテリーをめぐる 米テスラの真の狙い

    2015年5月30日号  

    バッテリー、正確にいうとバッテリーのマネジメントシステムは、EVにおけるキーデバイスであることは間違いありません。今、最も実用的な高エネルギー密度のバッテリーはリチウムイオン電池ですが、過充電すると爆発してしまうという危険性があります。そうならないようにバッテリーのマネジメントをする必要があるのです。

  • アップル・ウォッチはまだ大したことない

    ホリエモン的常識
    アップル・ウォッチは まだ大したことない

    2015年5月23日号  

    私が注文した機種は、なぜか6月に届く予定になってしまっているので、他人が着けているものを少し触った感想になります。まあ「可もなく不可もなく」という感じでしょうか。そもそも私は腕時計をしない人間なので、取りあえず試してみるという目的で予約しています。

  • 日本だけ航空運賃が高止まりするでしょうね

    ホリエモン的常識
    日本だけ航空運賃が 高止まりするでしょうね

    2015年5月16日号  

    第三極がなくなることで日本の空は、実質的にJAL(日本航空)とANAの2社寡占体制に戻ります。1998年にスカイマークが航空業界に新規参入して以来、AIRDO(旧北海道国際航空)やスカイネットアジア航空などが参入してきましたが、経営不振になりANA傘下になりました。

  • 我慢と受容と努力が人間関係を築く

    ホリエモン的常識
    我慢と受容と努力が 人間関係を築く

    2015年5月2日号  

    工夫も何も、まずは我慢ですよ。刑務所生活を乗り切るのに大事なのは受刑者同士の付き合いです。言い争いをするだけで懲罰を受けることがあります。実際、懲罰の手前までいったこともありました。そのときは厳重注意で終わりましたが。

  • スマホに適したサクッと読める媒体が勝つ

    ホリエモン的常識
    スマホに適した サクッと読める媒体が勝つ

    2015年4月25日号  

    そもそも雑誌のフォーマット自体がスマートフォンの表示に合わなくなっています。漫画アプリが好調なのは、スマホの大型化によって、紙のフォーマットのままでもそんなに違和感なく読めるからでしょう。

  • 大塚家具は中国人観光客の取り込みが必須

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    大塚家具は中国人観光客の 取り込みが必須

    2015年4月18日号  

    彼女は真面目で勉強家で合理的な考えができる人ですから、大塚家具が再び成長軌道に乗る確率は高いと思います。ですが、再生となれば単純な話ではありません。まず、既存の大塚家具の伝統的高級志向ブランドの部分は、中国人を中心としたインバウンド観光に伴う消費に焦点を当てるべきです。

  • 国民の不寛容さが生んだ天才数学者の悲劇

    ホリエモン的常識
    国民の不寛容さが生んだ 天才数学者の悲劇

    2015年4月11日号  

     同性愛者自体はある一定の確率で存在するわけで、それはいつの時代も変わっていないと思います。彼が伝統的に性に寛容な日本に住んでいれば、その時代でも処罰されることはなかったでしょう。そういう意味では、英国に生まれたのは不幸だったのかもしれません。

  • 新人にやってはいけないたった一つのこと

    ホリエモン的常識
    新人にやってはいけない たった一つのこと

    2015年4月4日号  

    そもそも新卒社員を採用した経験がないので、未経験者に何を教えればいいのかとか、全然分からないという前提でお話しします。まず社内のルールや施設の説明、福利厚生制度、そして最低限の業務の説明をする。以上です。それ以上余計なことをする必要はないのではないか、というのが私の意見です。

  • 手書きの履歴書と真夏のスーツの共通点

    ホリエモン的常識
    手書きの履歴書と 真夏のスーツの共通点

    2015年3月28日号  

    正直、履歴書の手書きの作業は大変だと思います。みんなが手書きをやめたら採用応募者も楽になると思いませんか。本質的に履歴書が手書きである必然性はないですね。個人的には「内容そのもので勝負してくれ」という気持ちがあります。手書きだからといって中身がなければ評価されません。そういった本質的ではない部分でいくら頑張っても意味がないということなのです。

  • やる気のない部下は放置しておく方がマシ

    ホリエモン的常識
    やる気のない部下は放置しておく方がマシ

    2015年3月21日号  

    やりたくない仕事を無理やりやらせるには、例えば給料を上げるとかいろいろあるとは思います。ただし対症療法的なので長続きはしない。そんなことをあれこれと考えるよりも、放置しておく方がよっぽどマシですね。

  • 数枚でいいプレゼン資料に金を掛けるな!

    ホリエモン的常識
    数枚でいいプレゼン資料に金を掛けるな!

    2015年3月14日号  

    当然ですが、私の場合プレゼンテーションの良しあしで投資を決めたりすることはありません。資料がよくできていようがいまいが、その説明が滑らかであろうがなかろうが、良い事業だと思えば投資を行います。いくらプレゼンテーションが立派であっても、事業としてうまくいかない、もうからないと思うものには投資は行いません。

  • 上司が嫌だって?それなら辞めれば?

    ホリエモン的常識
    上司が嫌だって? それなら辞めれば?

    2015年3月7日号  

    その質問を私にしても、返ってくる答えは「嫌なら辞めれば?」ですね。短い人生なのによく数年も我慢できますね。私はそんなに時間を無駄に使えません。さっさと辞めて起業するなり、もっと楽しく働ける職場に転職するなりしてはどうでしょうか。

  • まだ暗記でノートなんか使っているの?

    ホリエモン的常識
    まだ暗記でノートなんか使っているの?

    2015年2月28日号  

    以前は私もノートを取っていました。でも、結局のところ先生の言っていることというのは、その先生の書いた参考書通りだったりします。過去のノートや参考書をコピーしておけば事足りることに気付いてからは、ばかばかしくなってやめました。

  • 堀江貴文が宇宙を目指す原点となった作品

    ホリエモン的常識
    堀江貴文が宇宙を目指す 原点となった作品

    2015年2月21日号  

    特定の作品に影響を受けて宇宙関連の事業をやっているのではありませんが、宇宙関連の名作はたくさん見ています。例えばアニメ「王立宇宙軍 オネアミスの翼」や映画「ガガーリン世界を変えた108分」「ライトスタッフ」は宇宙に挑んだパイオニアたちの感動の物語です。

  • グーグルの狙いは衛星通信の格安ネットか

    ホリエモン的常識
    グーグルの狙いは 衛星通信の格安ネットか

    2015年2月14日号  

    スペースXは、これまでの業者と比べ、半額程度の価格でロケットの打ち上げを可能にしました。今後、ロケット一段目の再利用事業がうまくいくと、さらにコストが下がるといわれています。またスペースXは、十分な需要をつくり出すために自ら衛星開発事業を立ち上げました。ロケットエンジンの量産化も成功させつつあります。

  • 仲間の裏切りを織り込むのも仕事

    ホリエモン的常識
    仲間の裏切りを織り込むのも仕事

    2015年2月7日号  

    絶対に裏切らない仲間を見つけるというのは、はっきり言って不可能です。そんなことを疑っていたらキリがありません。極論を言えば、どちらか一方しか生き残れないという極限下の状況で、自分が死ぬことを積極的に選ぶ人間を選ぶようなものですから、ナンセンスです。

  • マックは高価格帯に転換し勤労意欲を高めよ

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    マックは高価格帯に転換し 勤労意欲を高めよ

    2015年1月31日号  

    異物混入は、中国などで安い賃金で従業員を雇うことの限界を示していると思います。発展途上国に外注できた時代は価格で勝負できましたが、難しくなっているのです。

  • ピケティ本に意味なし!努力で成果は挙がる

    ホリエモン的常識
    ピケティ本に意味なし! 努力で成果は挙がる

    2015年1月24日号  

    私はトマ・ピケティの『21世紀の資本』を読んでいないし、特に読むつもりも予定もないので偉そうなことは言えないのですが、読んだ人の感想を聞く限りでは、貧しい人たちが「そうだ!」と言ってしまうような内容のようです。

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記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    農協から届いた「抗議文」を読んで、しばし感傷に浸る

     JA全中から毎年、抗議文をもらうのですが、今年は雑誌の発売前に届きました。特集の一部を「組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿」としてダイヤモンド・オンラインで先に配信したからです。
     抗議文は、「19万人の農協役職員の0.2%の意見で記事が構成されており、(中略)偏った先入観を植え付ける意図があった」として、続編の配信中止を求める内容でした。
     組合長ら幹部200人超を含む役職員434人の声には傾聴する価値があるはずです。抗議文を読み、自分は若いと思い込んでいる人が鏡に映った老いた姿を見て、こんなはずはないと怒っているような印象を持ちました。自戒を込めて、鏡のせいにしてはいけないと思いました。

  • 編集長 浅島亮子

    ロングセラー第9弾でも攻め続ける農業特集

     今年も人気企画「儲かる農業」特集の第9弾が刷り上がりました。身内ながら感心するのが、毎年新しいコンテンツを加えて特集構成を刷新していることです。今回の新ネタは農協役職員アンケート。ロングセラー企画の定番を変えるには勇気が必要ですが、果敢に新機軸を打ち出しているのです。
     昨年、千本木デスク率いる農協問題取材チームは、共済の自爆営業などJAグループの不正を暴いたことが評価され、報道実務家フォーラム「調査報道大賞」優秀賞を受賞しました。訴訟に屈することなく、問題の本質を突く取材活動を貫いた結果と受け止めています。今回の特集でも粘り強い取材は健在。取材チームの熱量を存分に感じていただければ幸いです。

最新号の案内2024年5月11日号

表紙

特集儲かる農業2024

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が”令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる”緊急事態…

特集2家計・住宅ローン・株が激変! 金利ある世界

日本銀行が17年ぶりの利上げで金融政策の正常化に踏み出した。”金利ゼロ”に慣れ切った家計や企業経営、財政はどうなるのか。日本は「成長期待が持てない経済」から抜け出せるのか。それとも低金利は続き、物や資本が余った経済への道を歩むのか。「金利あ…