記事一覧:ホリエモン的常識78

  • 苦しい道を進むのに「哲学」なんてくだらない

    ホリエモン的常識
    苦しい道を進むのに 「哲学」なんてくだらない

    2015年11月7日号  

    哲学とか、そんなくだらないことは考えたりしません。そもそもアイアンマンレースは、ダイエットの一環として始めたトライアスロンの延長線上ですし、友人との飲み会での話の勢いで出場を決めただけです。「途方もない」とかも基本的に考えません。ただただ今を一生懸命生きるだけです。

  • グローバル化狙う大学は院生にバイトさせるな

    ホリエモン的常識
    グローバル化狙う大学は 院生にバイトさせるな

    2015年10月31日号  

    あまり知られていないのは、多くの日本の大学院生は、研究に関係のないアルバイトなどに時間を取られていることです。一方、米国の大学院生は教授のやっている研究を有償で手伝っています。他のアルバイトをしなくていいような体制が整っているのです。

  • 橋下新党は組織の純化のため引退は揺るがない

    ホリエモン的常識
    橋下新党は組織の純化のため 引退は揺るがない

    2015年10月24日号  

    消費税というのは基本、軽減税率などもろもろの例外をつくるべきではありません。なぜなら一律課税ができることがメリットだからです。還付に関しては、「負の所得税」のような方式がベターだと思います。マイナンバーで所得を一律に管理できるようになれば、ある一定以下の所得の少ない人たちに対しては課税ではなく給付が可能になるからです。もちろん財源の問題はありますから、社会保障制度を一から見直す必要があります。

  • ウイルス・細菌性のがんは予防できる

    ホリエモン的常識
    ウイルス・細菌性のがんは 予防できる

    2015年10月17日号  

    なぜ大学発ベンチャーの企業価値の算定が難しいのか、私にはその理由が分かりません。普通に研究開発型ベンチャー企業の価格算定と同様にすればいいのではないでしょうか。例えば、私はライブドア時代にミドリムシの大量培養技術を持つユーグレナという会社に投資をしました。創業期に当たるシードラウンドで1000万円の投資をし、経営陣には4000万円を貸し付けました。

  • フジテレビを凋落させた「8」へのこだわり

    ホリエモン的常識
    フジテレビを凋落させた 「8」へのこだわり

    2015年10月10日号  

    私が一番の原因と考えているのは、地上デジタルテレビ放送へ移行した際に8チャンネルを選択したことです。地上波テレビ全体が凋落したとはいえ、いまだに高い収益力があるのはテレビの「リモコン利権」にほかなりません。それは、あの1~12という希少性のあるチャンネルを地上波テレビが押さえていることです。

  • iPhone新機能は新たなゲームアプリを生む

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    iPhone新機能は 新たなゲームアプリを生む

    2015年10月3日号  

    UI/UX(画面表示や操作感、利用者体験)の改善以外にもこの機能を利用した新しいカタチ、例えばゲームアプリなどが提供されていく可能性は十分あると思います。さらには考えもしなかったような用途にも使われるでしょう。

  • 東芝の上場維持は当然粉飾の責は経営陣にあり

    ホリエモン的常識
    東芝の上場維持は当然 粉飾の責は経営陣にあり

    2015年9月26日号  

    投資家保護の観点からすれば、東芝は十分な流動性だけでなく、事業の継続において問題ない財務体質であり、債務超過に至っていない状況なので上場維持をするのは当然だと思います。

  • 保険業界の未来?そもそも保険は要りません

    ホリエモン的常識
    保険業界の未来? そもそも保険は要りません

    2015年9月19日号  

    そもそも私は生命保険、特に死亡保険が世の中に必要だとは思っていません。自分が死んだ後のことは、知ったことではありませんからね。同じように思っている人も多いのではないでしょうか。

  • 相場は読めませんが備えはできます

    ホリエモン的常識
    相場は読めませんが 備えはできます

    2015年9月12日号  

    そもそも自分がやりたいことをする上でマクロ経済がそれほど制約条件になることはないと思いますから、実はあまり気にしていません。プロの経済評論家でも先行きの見通しは千差万別です。それぞれがそれぞれの見通しを持ち、あらかじめ損をしないようにリスクヘッジしていますから、先行きはますます読みにくくなっています。

  • 上場間近の郵政株を買わないこれだけの理由

    ホリエモン的常識
    上場間近の郵政株を買わないこれだけの理由

    2015年9月5日号  

    そもそも、最近私は上場株を買っていません。私にとって、スタートアップ投資の方が明らかにリターンも大きいし、自分で経営をコントロールできるので確実性も高いからです。それをおいたとしても、今回の上場株は特に興味がない方の銘柄ですね。

  • 税金を掛けずに新競技場は造れる

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    税金を掛けずに 新競技場は造れる

    2015年8月29日号  

    そもそも国立競技場のあるような超一等地にこのような施設を造る場合は、公共性のあるレギュレーションを決め、民間に全面委託して賃料収入を取るのが正解です。

  • アジアのマネーがJリーグの存在を輝かせる

    ホリエモン的常識
    アジアのマネーが Jリーグの存在を輝かせる

    2015年8月22日号  

    これから経済発展していく地域は、中国や東南アジア、インドなどでしょう。これらの国々でもサッカーは世界的なスポーツとして大人気なので、今後「アジア・チャンピオンズリーグ」は欧州に並ぶ、あるいは超える存在になるでしょう。

  • 日経FT買収で読むメディアに必要な三つの戦略

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    日経FT買収で読む メディアに必要な三つの戦略

    2015年8月8日号  

    今、メディアにとっての課題は、デジタル化です。その対応には個々の会社でやっていてもコストパフォーマンスが悪く、グローバルに開発予算を掛けることが必要です。

  • 不正会計を招く経営者の本音と建前

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    不正会計を招く経営者の本音と建前

    2015年8月1日号  

    現場の管理職というのは、自己評価を上げるために経営者の目標達成の指示に応じてしまうもの。経営者は「別に不正をしてまで達成しろ」と本音で思っていないはずなので、「無理なものは無理」と言うしかないでしょう。

  • 大阪都構想で解くと見えるギリシャ問題の本質

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    大阪都構想で解くと見える ギリシャ問題の本質

    2015年7月25日号  

    既にEUは通貨統合を実現しており、ギリシャは、主権国家といえどもEU内の地方自治体に近い位置付けです。これを日本に当てはめて考えると、大阪都構想が反対多数で否決されたことと似ています。前回の住民投票は、大阪市と大阪府の二重行政をなくし、財政健全化をするという都構想の提案に対し、放漫財政のおかげで得をしている既得権益の勢力が勝利しました。

  • トラブルに強いスペースXのアジャイル型開発

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    トラブルに強いスペースXのアジャイル型開発

    2015年7月18日号  

    Q 米宇宙ベンチャー、スペースXの無人ロケットが飛行中に爆発しました。3度の失敗に、民間の有人宇宙船の打ち上げ計画に悪影響を及ぼすという専門家もいますが、どうみていますか。

  • ヘッドハントは想定を超えるインパクトが吉

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    ヘッドハントは想定を超えるインパクトが吉

    2015年7月11日号  

    外部から招く経営者の報酬の決め方については、正直ケース・バイ・ケースだと思います。金額の上限を設けることは特にしませんが、ヘッドハンター経由の場合は、先方の希望額があらかじめ出ていることもあります。個別の交渉で決めていく形になると思います。

  • 元少年A本は金目当ての凶悪犯罪を助長するかも

    ホリエモン的常識
    元少年A本は金目当ての 凶悪犯罪を助長するかも

    2015年7月4日号  

    私は興味もないし読みたいとも思いませんけど、そもそも「元少年A」の手記を興味本位で読みたいと思ってしまう人が大勢いるからこそ、この手の出版が成立してしまうのだと思います。

  • 技術革新次第で、シベリアからの買電も?

    ホリエモン的常識
    技術革新次第で、 シベリアからの買電も?

    2015年6月27日号  

    そもそも30年度の日本の産業構造や人口構成などは、変数が多過ぎて予測するのが非常に難しいものです。それに伴い、電源構成の最適値というものを判断するのはやはり非常に困難なことでしょう。これには技術革新のスピードが関係します。例えば、高性能な超電導送電システムが開発され、長距離の超電導送電線が実現したら、ロシアのシベリアに設置した大量の原発から送電する、なんてことが可能になるかもしれません。

  • ドローンを安全に活用する規制策はこうだ

    ホリエモン的常識
    ドローンを安全に活用する 規制策はこうだ

    2015年6月20日号  

    規制をしなければどんどん普及していくことでしょうが、当然事故も増えてくるはずです。事故が増えてくると安全を声高に叫ぶ人たちが規制を求めてくるので、そのあたりはトレードオフの関係になると思われます。

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記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    農協から届いた「抗議文」を読んで、しばし感傷に浸る

     JA全中から毎年、抗議文をもらうのですが、今年は雑誌の発売前に届きました。特集の一部を「組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿」としてダイヤモンド・オンラインで先に配信したからです。
     抗議文は、「19万人の農協役職員の0.2%の意見で記事が構成されており、(中略)偏った先入観を植え付ける意図があった」として、続編の配信中止を求める内容でした。
     組合長ら幹部200人超を含む役職員434人の声には傾聴する価値があるはずです。抗議文を読み、自分は若いと思い込んでいる人が鏡に映った老いた姿を見て、こんなはずはないと怒っているような印象を持ちました。自戒を込めて、鏡のせいにしてはいけないと思いました。

  • 編集長 浅島亮子

    ロングセラー第9弾でも攻め続ける農業特集

     今年も人気企画「儲かる農業」特集の第9弾が刷り上がりました。身内ながら感心するのが、毎年新しいコンテンツを加えて特集構成を刷新していることです。今回の新ネタは農協役職員アンケート。ロングセラー企画の定番を変えるには勇気が必要ですが、果敢に新機軸を打ち出しているのです。
     昨年、千本木デスク率いる農協問題取材チームは、共済の自爆営業などJAグループの不正を暴いたことが評価され、報道実務家フォーラム「調査報道大賞」優秀賞を受賞しました。訴訟に屈することなく、問題の本質を突く取材活動を貫いた結果と受け止めています。今回の特集でも粘り強い取材は健在。取材チームの熱量を存分に感じていただければ幸いです。

最新号の案内2024年5月11日号

表紙

特集儲かる農業2024

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が”令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる”緊急事態…

特集2家計・住宅ローン・株が激変! 金利ある世界

日本銀行が17年ぶりの利上げで金融政策の正常化に踏み出した。”金利ゼロ”に慣れ切った家計や企業経営、財政はどうなるのか。日本は「成長期待が持てない経済」から抜け出せるのか。それとも低金利は続き、物や資本が余った経済への道を歩むのか。「金利あ…