記事一覧:夢の狭間で96件
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夢の狭間で
第100回の都市対抗に向け 乗り越えるべき高いハードル
2018年12月22日号今年は日本一に届かなかったが、ここ数年、顕著な実績を残しているトヨタ自動車の監督が、桑原大輔から藤原航平に交代した。企業チームでは、監督のキャリアが長い方がチームの成績が向上する傾向が強い。だが、トヨタ自動車は監督が3~4年のスパンで代わりながら、2007年以降に6回の日本一に輝いている。
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2018年シーズン終了も 来季に向けて早くも再始動
2018年12月15日号日本選手権大会の終了とともに、社会人野球の2018年シーズンは幕を閉じた。企業チームの選手たちは、野球から業務に軸足を移しており、12月の1カ月間は終日勤務で自主練習という企業も少なくない。
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“弟分”たちに先を越され続け 創部65年目に悲願の全国制覇
2018年12月8日号第44回社会人野球日本選手権大会を制した三菱重工名古屋は、1953年に創部した古豪ながら、これまで都市対抗、日本選手権とも準優勝が最高戦績だった。三菱重工では広島が79年の都市対抗、神戸・高砂が97年の日本選手権、長崎が2001年の日本選手権で頂点に立っており、名古屋も、ようやく65年目の悲願を達成したのである。
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今年の社会人日本選手権で 落合が感じたプロとの距離
2018年12月1日号補強選手なしの単独チームによる日本一決定戦、第44回社会人野球日本選手権大会が11月1日から京セラドーム大阪で開催された。連覇を狙うトヨタ自動車、投打に充実したHonda、近年の躍進が著しいNTT東日本と、優勝候補と目された強豪が一回戦で敗れたのをはじめ、波乱が続いた大会は、投打の歯車がかみ合った三菱重工名古屋とJFE西日本が決勝に進出した。
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人材流動の時代に求められる 社会人のドラフト改革とは
2018年11月24日号社会人野球とドラフトについて考える前に、日本の野球史におけるプロと社会人の関係を整理しておく。戦前、プロと社会人の間に資格に関する協約はなく、選手はプロと社会人を制限なく行き来することができた。
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ベテランスカウトが明かす ドラフト指名の"昭和回帰"
2018年11月17日号10月25日に実施されたプロ野球ドラフト会議では、育成を含む19人の社会人選手が指名された。毎年20人前後が指名されることを考えれば、今年も平均的な結果である。
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3年ぶりの都市対抗で惜敗も 悲願の黒獅子旗に向け再始動
2018年11月10日号2006年の日本選手権で2回目の優勝を果たした富士重工業硬式野球部は、08年の都市対抗でベスト4に進出。投打に安定した力を付けると、水久保国一がコーチから監督に就任した10年の東京スポニチ大会で初優勝を飾る。
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7回途中まで16奪三振── 新記録目前で投手交代の理由
2018年11月3日号32チームが日本一を目指す第44回社会人野球日本選手権大会は、11月1日に京セラドーム大阪で開幕するが、その地区予選で敗退したチームは、すでに来シーズンに向けて動きだしている。
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今シーズンを締めくくる 日本選手権大会の注目チーム
2018年10月27日号シーズンを締めくくる第44回社会人野球日本選手権大会が、11月1日から12日間、京セラドーム大阪で開催される。その組み合わせが決まった。創部13年目の宮崎梅田学園が初出場する。
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道内経済低迷でチーム激減 先進的な大会運営で活性化へ
2018年10月20日号日本野球連盟には、47の都道府県連盟、それを地区ごとにまとめる九つの地区連盟がある。加盟しているチーム数や開催する大会数はまちまちだが、野球界の変化に合わせて積極的な取り組みを続けているのが北海道地区連盟である。
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実力は企業チームにも並ぶ 関西の名門クラブチーム
2018年10月13日号クラブチームの日本一を決める第43回全日本クラブ野球選手権大会は、9月10日から4日間にわたって埼玉県所沢市のメットライフドームで開催された。連覇を目指す和歌山箕島球友会は、投手力を中心とした堅実な戦いぶりで決勝に進出したが、その背中をひたひたと追うように決勝に勝ち上がってきたのは大和高田クラブ。決勝が昨年と同一カードとなったように、両チームは近年のクラブ野球をけん引する存在だ。
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4年後の金メダルを目指し 社会人チームで打倒・韓国を
2018年10月6日号プロから小学生まで各カテゴリーで強化に取り組んでいる野球日本代表で、社会人選手が出場する最大の大会がアジア競技大会である。
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想定外のアクシデント続きも 3大会ぶり3度目の銀メダル
2018年9月29日号第18回アジア競技大会に出場した社会人選手による日本代表は、思わぬ番狂わせに難しい判断を迫られながらも、3大会ぶり3度目の銀メダルを手にした。
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大阪北部地震を乗り越え 「惟一心」で悲願の日本一
2018年9月22日号2015年の都市対抗で、日本生命と延長14回に及ぶ死闘を繰り広げて準優勝した大阪ガスは、昨年は一転して予選敗退。だが、橋口博一が今季から監督に就くと、機動力を駆使した攻撃で近畿二次予選を勝ち抜き、第二代表として東京ドームへの切符を手にする。
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銀メダル止まりのチームを 変えた「自分で考える野球」
2018年9月15日号今夏の都市対抗で大阪ガスが初優勝した直後、中継局のインタビューを受けた監督の橋口博一は、応援団が陣取る一塁側スタンドに向かって「ずっとお待たせしました」と頭を下げた。
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幾度もの低迷期を乗り越え 都市対抗史上初の100勝へ
2018年9月8日号日本石油時代の1950年に創部すると、67年に都市対抗で5回目の優勝。最多優勝を更新し、社会人野球をけん引する存在となる。その土台となったのは、専用グラウンドや寮など、プロ球団にもないような恵まれた環境。藤田元司(元・巨人監督)、佐々木吉郎、平松政次(共に元・大洋)らをプロに送り出し、野球は社内で「社技」と呼ばれるようになる。
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低迷期からの大復活を遂げ 社会人野球界のリーダーに
2018年9月1日号第18回アジア競技大会の野球が、インドネシアのジャカルタで開幕した。日本と金メダルを争うチャイニーズ・タイペイは、この大会直前に来日し、五つの企業チームとテストマッチを行った。
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ベスト4進出で見えた 都市対抗優勝への道筋
2018年8月25日号今夏の都市対抗で、目覚ましい活躍を見せた選手、監督、チームに与えられる小野賞を授与されたセガサミーは、創部13年目ながら早くも10回目の出場を果たし、ベスト4という最高戦績をマークした。
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創部13年で都市対抗10回 新進チームの快進撃の秘密
2018年8月11日号大阪ガスの初優勝で幕を閉じた今夏の都市対抗は、史上最多60回目の出場を目指した日本生命をはじめ、50回目のJX-ENEOS、40回目のヤマハと、優勝経験のある名門が区切りの出場を逃した。
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接戦に次ぐ接戦で都市対抗へ "住金"最後の勝利を飾る
2018年8月4日号新日鐵住金鹿島を指揮する中島彰一は、2002年から7年間チームを率い、07年からは日本代表コーチを務める。そして、16年に再び自チームの監督に就いたのだが、「現在の指導には、日本代表での経験が生きている」と語る。