記事一覧:DIAMOND REPORT75件
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DIAMOND REPORT
流通のカリスマ ラストメッセージ 鈴木敏文(セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問)インタビュー
2016年7月16日号セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文氏が5月に会長兼CEOを退き、名誉顧問に就任した。そんな鈴木氏を直撃、これまでの流通人生、そしてグループの将来について聞いた。
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重工の弱みに付け入る日本郵船 客船「飛鳥3」をめぐり鞘当て
2016年7月16日号豪華客船「飛鳥2」の後継船の建造をめぐり、発注側の日本郵船と受注側の三菱重工業が神経戦を展開している。浅からぬ関係にある三菱グループ内の交渉が、なぜここまでもつれているのか。その真相に迫った。
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セブン-イレブン一本足から 脱却するグループ戦略が急務
2016年7月16日号「このままの計画で、本当に改革が進むと考えているのか」鈴木敏文氏がセブン&アイ・ホールディングス(HD)の会長を退いた翌日の5月27日以降、東京・四谷のセブン&アイ本社の役員室では、こんな言葉が飛び交うようになった。
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製紙業界再編のゲームチェンジ 頓挫した第三極の形成
2016年7月2日号三菱製紙と北越紀州製紙、大王製紙が第三極形成に向けた再編をめぐり、大もめしていた製紙業界。結局、どの統合も見通せず、ゲームチェンジのゴングが鳴った。三菱が業界首位の王子ホールディングスにラブコールを送っている。
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ロッテ非常事態 裏金疑惑浮上でお家騒動に新火種
2016年6月25日号韓国ロッテグループに裏金疑惑が浮上し、本社を含めた大規模な家宅捜索が行われた。疑惑に伴い、昨年から続くお家騒動はさらに荒れること必至。韓国ロッテは機能不全に陥っている。
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選挙対策で増税延期 リーマンショック並み危機のうそ
2016年6月11日号2017年4月に予定されていた消費税率10%への引き上げが19年10月に再延期されることになった。参議院選挙を控えた選挙対策でしかなく、日本経済の将来に禍根を残す愚策となる可能性すらある。
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「銀行人事」をぶち壊す DNAに刻まれた年功序列と減点主義との決別なるか
2016年6月11日号「人事が全て」といわれる銀行業界。入行年次で頭取以下、組織のピラミッドが形成され、人事評価には減点主義が今もはびこる。その変革を宣言した、みずほフィナンシャルグループの“総帥”、佐藤康博社長・グループCEOに決意の程を聞いた。
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燃費偽装で走りだした商事主導の救済シナリオ 三菱自、軽自動車撤退やむなし
2016年5月14日号燃費データの改ざんなどの不正が発覚し、3度目の経営危機に陥った三菱自動車。国内受注が半減するなど世間の風当たりが厳しさを増している。そんな中、鉄の結束を誇る三菱3社が水面下で救済に向けて動き始めた。
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津賀一宏(パナソニック社長)インタビュー
2016年4月30日号大胆な事業構造の改革を進め、成長軌道に乗ったはずのパナソニックが、連結売上高10兆円という2018年度の目標を、早々に撤回した。巨大組織のかじ取りを任され約4年がたった今、今後向かうべき方向性をどう見定めているのか。津賀一宏社長に聞いた。
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セブン 鈴木会長引退 後継人事 まさかの否決 カリスマ経営者の誤算
2016年4月23日号セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長の突然の引退表明で、流通業界最大手が大混乱に陥っている。カリスマ経営者に引退を決意させた理由はいったい何だったのか。
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鴻海、シャープ買収 100年企業を叩き売りした首脳陣の無為無策
2016年4月16日号1カ月以上にわたる契約延期を経て、ようやく台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業と正式調印に至ったシャープ。自らをたたき売りするように悲惨な支援条件を受け入れたにもかかわらず、出資が無事完了するかは、いまだ不透明な部分が残っている。
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業界3位から首位を狙え! ゼロからの大改革 新生ファミマの野望
2016年4月16日号ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングスが経営統合し、イオン、セブン&アイ・ホールディングスに次ぐ巨大流通グループの第三極が誕生する。統合新会社のトップに就任するファミマの上田準二会長に、勝算を聞いた。
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自由化で大競争時代へ 勝ちにこだわる! 電力首都決戦へ狼煙
2016年4月9日号4月1日、家庭向け電力市場が完全自由化され、電力業界は大競争時代に突入した。その主戦場は、東京電力の牙城である首都圏。電力各社はこの最も肥沃な市場への攻勢を強めている。過熱する電力首都決戦の真打ちが中部電力。同社の勝野哲社長に勝算を聞いた。
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水面下で進むトリプルタワー計画 新国立競技場利権の深層
2016年4月9日号物議を醸した国立競技場の建て替えで、ザハ案白紙撤回後の新デザイン案コンペに不透明な“黒塗り”が存在している。黒塗りの中身を明らかにするとともに、水面下で進む再開発プロジェクトとのつながりに迫った。
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金融業界だけじゃない 企業会計・財務を歪ませる マイナス金利の世界
2016年4月2日号3月18日に10年国債利回りが一時マイナス0.135%をつけ、史上最低を更新するなど、マイナス金利は深化するばかり。マイナス金利は金融商品の世界だけでなく、企業会計や財務にも大きなゆがみをもたらしている。
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ロッテ骨肉の争い 創業一族肉声データを入手! “絶対王政”崩壊の真実
2016年3月26日号兄弟げんかが勃発して1年3カ月。ロッテHDのお家騒動は収束する兆しすら見えない。本誌は、ロッテ関係者から創業一族が本音をぶちまけた録音データを独占入手した。当事者の肉声から浮かび上がる真実とは。
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日本ロッテが韓国ロッテを支配 複雑怪奇な資本構造を大解説
2016年3月26日号「ロッテは日本企業なのか、韓国企業なのか」──。お家騒動が過熱していた昨夏、韓国ではこんな議論が繰り広げられていた。昨夏といえば、日韓関係が急激に冷え込んでいた時期である。韓国国民の反日感情が、日韓の国境をまたいだ兄弟げんかに飛び火し、ロッテの“国籍論”に発展した。
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欠陥残しシステム稼働 綱渡りの電力自由化
2016年3月5日号4月の電力小売り完全自由化まで残り1カ月。だが、主戦場となる東京電力管内で、自由化に水を差す二つのリスクが浮上している。このリスクが解消されぬまま4月を迎えれば、消費者や他の新規参入企業を巻き込んで、大混乱に陥る可能性も否定できない。
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岡藤正広(伊藤忠商事社長)インタビュー
2016年2月27日号伊藤忠商事の岡藤正広社長が1月、慣例となっていた6年間の任期を超えての社長続投を宣言した。その決断の背景に何があったのか。そして今期、純利益で初の業界首位に立つ見通しの岡藤伊藤忠は何を目指すのか。異能の社長の胸中に迫った。 本誌・重石岳史
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我田引水がもたらした シャープ支援の迷走と混乱
2016年2月20日号経営再建中のシャープで、スポンサー選びが大詰めを迎えている。交渉の裏側を探る中で見えてきたのは、国や銀行団など利害関係者の間で繰り広げられているお粗末な綱引きだった。