記事一覧:DIAMOND REPORT75件
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DIAMOND REPORT
窮地の神戸製鋼 解体カウントダウン
2017年10月28日号名門・神戸製鋼所の信用不安が止まらない。不正の温床がアルミ・銅から鉄鋼製品へ広がり、巨額の損失リスクが日増しに高まっているのだ。神戸製鋼の独立路線に赤信号がともっている。
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遅過ぎた決着 東芝メモリ売却 買い手が二転三転した理由と代償
2017年10月7日号本命の買い手候補が二転三転した東芝の半導体子会社、東芝メモリの売却交渉が9月20日、ようやく決着した。売却先の選定が混迷した本当の理由を探ると、日本経済に共通する大きな課題が見えてきた。 本誌・千本木啓文/本誌委嘱記者・村井令二
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第2次世界大戦後最悪の危機! 北朝鮮の核保有に日本の対抗手段は無力
2017年9月16日号日本上空を通過した中距離弾道ミサイルの発射に続いて、「水爆製造成功」のニュースは、北朝鮮の「核保有国」化が現実になりつつあることを示す。ミサイル防衛やJアラートには限界があり、日本は第2次世界大戦後最悪の危機に直面しているといってよい。
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企業に忍び寄る負担増の足音 「こども保険」の財源争奪戦
2017年7月15日号自民党の若手議員たちが提唱した「こども保険」をめぐって、大きな議論が巻き起こっている。最大の焦点はその財源だが、安易に企業に求めようとする風が足元で吹き始めた。
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父と兄を排するも薄氷の上 ロッテ君主に新疑惑
2017年7月8日号ロッテホールディングスの株主総会で創業者が取締役を退任し、自身の取締役復帰を求めた長男も敗れたが、父と兄を排した次男も薄氷の上に立つ。骨肉の争いに新疑惑が浮上した。
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知られざる医師への抜け道 医学部「編入」と「転部」
2017年6月24日号憧れの東京医科歯科大学、大阪大学医学部へ行きたかった──。そんな願いを実現できる裏技が実はある。今、社会人を経て医師を目指す人の抜け道として注目されているのが「医学部編入」だ。
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【Column】 大西路線を否定し本業回帰か 新社長に突き付けられる難題
2017年3月18日号「クレバーで冷静沈着な理論派。先頭に立って皆を鼓舞するというよりも、社内調整に長けた策士タイプ」大西洋社長の後任として、4月1日付で三越伊勢丹ホールディングス(HD)の社長に昇格する杉江俊彦専務に対する業界での評判だ。
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大西洋社長痛恨の退任劇 迷走する三越伊勢丹HD
2017年3月18日号百貨店最大手、三越伊勢丹ホールディングス(HD)の大西洋社長が3月末に辞任する。改革の道半ばにしてのトップ交代で、社内外は大混乱に陥っている。“ミスター百貨店”と呼ばれた業界の旗手は、なぜつまずいたのか。
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トヨタだけじゃない! トランプが狙う日系企業
2017年1月28日号1月20日、トランプ氏が米大統領に就任した。就任後も、過激な発言で企業を狙い撃ちして批判する“口先介入”は続く見通しで、日系企業は戦々恐々としている。トヨタ自動車に続くターゲットはどの企業なのか。
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日銀“大株主化”のいびつ 1年後を初試算! 保有率上位30社
2016年12月10日号日本銀行が6年近く続けてきたETF(上場投資信託)の購入策。このほど、個別銘柄の間接保有状況と1年後の姿が試算で明らかになった。市場のゆがみが浮き彫りとなる中、日銀の出口戦略を見通すと、待ち受けるのはいばらの道だ。
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次の標的はホンダ トヨタ、日産「再編ドミノ」の衝撃
2016年11月5日号時を同じくして、トヨタ自動車がスズキと、日産自動車が三菱自動車とタッグを組んだ。二つの巨大連合がどのような陣容になるのか。地域別の販売・生産体制などにより、それぞれの連合の“完成形”を予想した。
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海運てんやわんや 船舶装置に5兆円特需 新条約で笑うのは誰?
2016年10月15日号9月8日、船に積む「バラスト水」なる海水の排出規制条約の発効日がようやく決定した。これで「バラスト水処理装置」という数兆円に上る新たな市場が顕在化したが、この巨大市場には複雑な事情が山積している。
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【祝!ノーベル生理学・医学賞】 大隅良典(東京工業大学栄誉教授)特別インタビュー
2016年10月15日号日本人4人目のノーベル生理学・医学賞を東京工業大学栄誉教授の大隅良典氏が受賞した。細胞内の不要なタンパク質を分解してリサイクルする「オートファジー」のメカニズムの解明が受賞理由だ。3日夜、大隅氏が本誌のインタビューに応じ、受賞の喜びを語るとともに、日本の基礎研究軽視の風潮に警鐘を鳴らした。
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量的緩和からの静かなる撤退へ 日銀の総括的な検証を“総括”する
2016年10月8日号9月の金融政策決定会合で、日本銀行は緩和政策の新しい枠組みとこれまでの金融政策の効果に対する“総括的な検証”を提示した。両者を分析することで見えてくるのは量的緩和の限界と効果の不確実さを認識しつつある日銀の姿だ。 本誌・竹田孝洋
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IoT、電力自由化で“2強”に出遅れ 三菱・日立「火力連合」の不協和音
2016年10月1日号三菱重工業と日立製作所が火力発電用ガスタービン事業などを統合してできた三菱日立パワーシステムズの成長戦略に黄色信号がともっている。発電の運用サービスで世界の“2強”に後れを取っているためだ。
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総括検証迫る! 拡大か、縮小か 日銀有力OB2人が明かす金融緩和の功罪
2016年9月10日号日本銀行が「異次元」の金融緩和に対する総括的な検証を9月下旬に公表する。この結論が日本の金融政策の大きな転換点になるのは間違いない。日銀の金融政策はどこに向かうのか。日銀の有力OB2人にインタビューし、再構成した。
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日本版「不動産テック」の隔靴掻痒 ヤフー・ソニー不動産連合がはまった隘路
2016年8月27日号既存の不動産流通に風穴を開けると宣言し、昨年11月にヤフーとソニー不動産がスタートさせたウェブ仲介サービス「おうちダイレクト」の伸び悩みが指摘される。日本では「不動産テック」は浸透しないのだろうか。
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任天堂復活なるか ポケモンGOの熱狂と次の一手
2016年8月6日号世界中で熱狂的な大ブームになっているスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」。このアプリの開発・配信元の米企業に一部出資する任天堂の時価総額は、わずか2週間で2兆5000億円押し上げられた。久々の大ヒットは、同社復活の予兆なのか。
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今こそ銀行の存在意義を問う 金融庁が投入する“質問状”の中身
2016年8月6日号不良債権問題や業界再編をめぐってバトルを繰り広げてきた銀行と監督官庁である金融庁。今夏その戦いは新たな章に突入する。金融庁が用意した50超の指標を前に、銀行は自らの存在意義を問いただされる。
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銀座ソニービル建て替え 50年史が示す苦悩と展望
2016年7月23日号創業者の一人、盛田昭夫氏の肝いりで東京・銀座にソニービルが誕生してから50年。2000年以降、ソニーの業績悪化を背景に売却話が持ち上がりながら、今回建て替えという決断に至ったその舞台裏を探った。