記事一覧:企業・産業715

  • 三越伊勢丹ホールディングス

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    三越伊勢丹ホールディングス

    2018年10月13日号  

    2017年の電撃的な社長交代から1年半。杉江俊彦社長は構造改革が想定以上に進捗していると胸を張るが、いわゆる販管費の総額はほぼ一定、高コスト体質がさして変わるわけではなさそうだ。

  • マイクロソフト

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    マイクロソフト

    2018年10月6日号  

    グーグルなどのITジャイアントの陰に隠れ、成長が止まった企業と思われてきたマイクロソフトが、急速に変わっている。その勢いは、一時後塵を拝したライバルを凌駕しつつあるのだ。

  • ダイドーグループホールディングス

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    ダイドーグループホールディングス

    2018年9月29日号  

    自販機の衰退で、国内飲料の売り上げの8割を自販機チャネルに頼るダイドーが苦境にあえぐ。昨年度は増益となったが、全く安心はできない状況だ。

  • 住友生命保険

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    住友生命保険

    2018年9月22日号  

    国内大手4社の中で、唯一本業のもうけが伸び悩んでいる住友生命。その要因を細かく分析していくと、有価証券運用をはじめとして、保守的な財務運営の姿が見えてくる。

  • 日本製紙

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    日本製紙

    2018年9月15日号  

    2011年春の東日本大震災で、石巻工場が壊滅的な打撃を受けたにもかかわらず、奇跡の復活を遂げた日本製紙。だが、今では業界全体の地盤沈下が進む中で、業績回復と信用回復の二つの難題に直面する。

  • ホテルオークラ

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    ホテルオークラ

    2018年9月8日号  

    ホテルオークラは、1100億円を掛けて旗艦ホテルであるホテルオークラ東京の本館を建て替えており、2019年9月に営業を再開する予定だ。この費用負担は財務にどう影響するのか、検証した。

  • 技術革新もたらす設備投資低迷が低成長の根本要因に

    寄稿
    技術革新もたらす設備投資 低迷が低成長の根本要因に

    2018年9月8日号  

    現在の日本の設備投資は、他の先進国に比べて伸びが鈍い。設備投資は、単なる資本ストックの増加の要因ではなく、イノベーション(技術革新)の担い手でもある。日本企業が国内設備投資に消極的なままでいると、日本経済が縮小均衡に陥る可能性も否定できない。

  • 野村不動産ホールディングス

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    野村不動産ホールディングス

    2018年9月1日号  

    わが世の春を謳歌する大手不動産にあって、様相を異にするのが野村不動産ホールディングスだ。主力の分譲マンション事業における戦略が裏目に出て、収益力が伸び悩んでいる。

  • スズキ

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    スズキ

    2018年8月25日号  

    スズキの業績が好調だ。日本や欧州、アジアで四輪車販売を伸ばし、特にシェア50%を握るインドでは無類の強さを誇る。だが、その成長のひずみとして、完成検査の不正でずさんな管理体制が明るみに出た。

  • 東京ガス

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    東京ガス

    2018年8月11日号  

    都市ガス業界最大手の東京ガスは、中期経営計画で成長戦略の一つに海外事業の拡大を打ち出した。しかし、計画達成への道のりは険しい。

  • 日本取引所グループ

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    日本取引所グループ

    2018年8月4日号  

    株高基調の中で好業績が続く日本取引所グループ(JPX)。高い収益力の下でキャッシュが積み上がる中、世界の取引所と伍するためには、後れを取るデリバティブ強化をはじめ、「攻め」の姿勢が試される。

  • ANAホールディングス

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    ANAホールディングス

    2018年7月28日号  

    積極投資で規模を拡大してきたANAホールディングス。売上高はJALを凌駕して久しい。一方、直近ではROEが押し上げられるカラクリがあった。株主からの「真の」期待に、どのように応えていくのか。

  • みずほフィナンシャルグループ

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    みずほフィナンシャルグループ

    2018年7月21日号  

    みずほフィナンシャルグループは、前期に落ち込んだ業績を今期で回復させると打ち出した。来るシステムの減価償却費を補うには、新社長の下でさらなる収益力の強化が必要だ。

  • ドンキホーテホールディングス

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    ドンキホーテホールディングス

    2018年7月14日号  

    ドンキホーテホールディングスの業績が絶好調だ。今年6月期で29期連続の増収増益を見込む。2020年6月期に売上高1兆円を目標とするが、前倒しの可能性が高まってきた。

  • ツイッター

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    ツイッター

    2018年7月7日号  

    米ツイッターが2013年の上場以来、四半期ベースで初めて黒字に転換した。ただ、収益源だった米国での伸びは頭打ちになりつつある中で、成長領域として熱視線を送るのが日本市場だ。

  • 小林製薬

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    小林製薬

    2018年6月30日号  

    「あったらいいなをカタチにする」のキャッチフレーズ通り、ニッチな製品を続々と市場へ投入してきた日用品中堅の小林製薬。高収益体質を築きながらも、意外な自己変革が進んでいる。

  • 日立建機

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    日立建機

    2018年6月23日号  

    日立製作所に、有力グループ企業として一目置かれる日立建機。数年前の市況悪化で苦しんだが、キャタピラーなど、巨大企業が君臨する建機業界で存在感を示すための攻勢ステージにようやく転じている。

  • 東芝

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    東芝

    2018年6月16日号  

    債務超過に陥っていた東芝が一転、キャッシュリッチになった。増資に加え、半導体メモリー事業の売却益1兆円を得たからだが、一息つく余裕はない。資金の使い道を誤れば危機の再来もあり得る。

  • 日本電産

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    日本電産

    2018年6月9日号  

    2020年度の売上高2兆円、営業利益3000億円の計画にまい進する日本電産。果敢なM&Aを推進してきたが、今後も高水準の投資に耐えられる財務基盤を維持することができるか。

  • ローソン

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    ローソン

    2018年6月2日号  

    計画を下回る減益となったコンビニエンスストア業界3位のローソン。システム投資の方針転換による減損処理が響いた。市場の飽和が叫ばれる中で、規模と収益の両面での拡大を目指すのは容易ではない。

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記者の目

  • 編集部 宮原啓彰

    NHK大河ドラマ「光る君へ」ロスが深刻です……

     2024年最後の号、「総予測2025」をお手に取っていただきありがとうございます。そして、この一年、「週刊ダイヤモンド」をご愛読いただいた読者の皆さま、ならびに取材先、印刷、運搬、全国の書店の方々に感謝申し上げます。
     NHK大河ドラマ「光る君へ」最終話の放映翌日、彰子ロスの中で本特集における、この最終原稿を書いています。
    「嵐が来るわ」──。新時代の到来を予見させる武者たちの背に放たれた、まひろ(紫式部)の最後のセリフは、来る25年を目前に控えた心境と重なるのではないでしょうか。
     戦後80年の節目に、これまでの国際秩序が崩壊する「新時代」が幕を開けようとしています。本特集がその活路となれば幸いです。

  • 副編集長 大矢博之

    財務省が抵抗する所得税減税 インフレ“自動増税”放置させるな

     子供のころ、真剣に悩んでいたのはお小遣いの使い道。今お菓子を買うのか、数カ月分ためて漫画を買うのか。やりくりは重大事で、もっと自由に使えるお金が欲しいと思っていました。
     お金の使い道を決められることは権力です。自民党や財務省が給付金の支給は簡単に決めるのに、所得税の基礎控除引き上げには難癖をつけて抵抗するのは、税収減が権力の減少に直結するからでしょう。インフレに伴う〝自動増税〟を、30年近くにわたって放置させてはいけません。
     さて新年を前に、子供へのお年玉やお小遣いの額を決める時期になりました。自分が経験してきた過去の金額でいいのか。インフレ対応をすべきなのか。お金の使い道の悩みは尽きません。

最新号の案内2025年1月4日号

表紙

特集総予測2025

2025年、このくしくも戦後80年の節目の年に、日本と世界が新時代に突入する――。ダイヤモンド編集部の総力と国内外の超一流の専門家たちの英知を結集させた超人気企画「総予測」では、経済や景気、産業・企業の25年を予測するのみならず、トランプ・…

特集22024『ベスト経済書』

日本経済の長期停滞の要因を改めて考察し、停滞から脱出するための方策を検証する。それが2024年のベスト経済書の顔触れの根底にある。長期にわたる大規模な財政出動と金融緩和の総括、劣化が停滞の要因の一つとされる人的資本への投資の在り方などに関す…