記事一覧:コラム2379

  • 【音楽・演劇・演芸】チェッカーズが疾走した時代清志郎への思い溢れる証言集

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    【音楽・演劇・演芸】 チェッカーズが疾走した時代 清志郎への思い溢れる証言集

    2019年7月13日号  

    『チェッカーズの音楽とその時代』は、1983年から92年までのチェッカーズの音楽の素晴らしさを世に問い、彼らが駆け抜けた9年間の活動の軌跡と80年代という時代を振り返る構成で、年ごとにチェッカーズの名曲が紹介されている。

  • ビジネスマンの「脱人格化」

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    ビジネスマンの「脱人格化」

    2019年7月13日号  

    香山リカ著『オジサンはなぜカン違いするのか』においては、「燃え尽き症候群」について興味深い説明がなされている。〈ひとつは「感情の消耗」です。仕事のあいだに医師であれば患者や職員に対して心を寄せ、気持ちをくみ取り、感情的エネルギーをすべて使いきってしまった結果、「心からクタクタ、もう何も考えられない」という状態が繰り返し押し寄せるようになります。

  • From Readers From Editors

    From Readers From Editors
    From Readers From Editors

    2019年7月6日号  

    論文投稿を希望される方は、800字以内に論文の要旨をまとめ、冒頭に氏名(ふりがな)、略歴、住所、連絡先をお書き添えいただき、送付ください。編集部にて内容を検討し、採用した方にはあらためて連絡を差し上げます。要旨の返却は致しません。また、採用可否についてのお問い合わせには応じられませんのでご了承ください。

  • 売上げ急上昇のダイエット本ユダヤ商法ベストセラーの復刻

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    売上げ急上昇のダイエット本 ユダヤ商法ベストセラーの復刻

    2019年7月6日号  

    今ガッチリかつ断トツに売れているのが、『50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える 内臓脂肪を落とす最強メソッド』。

  • 【子育て・教育】公教育現場の迫力ある改革「教えない」による授業革命

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    【子育て・教育】 公教育現場の迫力ある改革 「教えない」による授業革命

    2019年7月6日号  

    公教育をより良くしようという運動には、私も長年関わってきたが、外部の人間である限界は何度か突き付けられた。本来先生たち自身の中から迫力ある改革の動きが起こるべきだと感じてきた。『「目的思考」で学びが変わる』の工藤校長の登場には、喝采を送りたい。

  • 今後の中国情勢と宗教要因

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    今後の中国情勢と宗教要因

    2019年7月6日号  

    物江潤著『ネトウヨとパヨク』は、ネトウヨ(ネット右翼)、パヨク(左翼)と互いに侮蔑し、憎悪し合う人々に通底する病理を解き明かそうとする意欲的作品だ。〈現実社会では無力に近かった対話不能な人たちは、ネット上では手が付けられない存在になっています。どれほど彼らが厄介なのか、ここまでの内容を振り返りたいと思います。/まず、彼らが及ぼす影響力は甚大です。

  • SNSなしでは生きられない現代人のための転ばぬ先のつえ

    Book Reviews 目利きのお気に入り
    SNSなしでは生きられない 現代人のための転ばぬ先のつえ

    2019年6月29日号  

    プライベートにしろ仕事にしろSNS活用は、ごくごく当たり前のものになりましたが、そこに潜んでいるリスクが「炎上」です。『そのツイート炎上します!』は、自身が携わった裁判をきっかけに炎上し、100万回の殺害予告を受けた現役弁護士がアドバイスするSNS危機管理術。

  • 【料理・食】「牡蠣と森」の30年の記録料理ドラマ主人公の筆頭候補

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    【料理・食】 「牡蠣と森」の30年の記録 料理ドラマ主人公の筆頭候補

    2019年6月29日号  

    2011年の東日本大震災で大きな被害に遭いながら、ルイ・ヴィトンなどの支援を受け、驚異的な立ち直りを見せた気仙沼「水山養殖場」の畠山重篤さんは、30年ほど前から「森は海の恋人」をキャッチフレーズに、森に木を植えながら牡蠣の養殖を続けてきた。

  • 太鼓持ちの技法に学ぶ

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    太鼓持ちの技法に学ぶ

    2019年6月29日号  

    門田隆将著『新聞という病』は、「週刊新潮」の記者を長く務め、現在はフリーランスとして活躍している著者による評論集だ。

  • From Readers From Editors

    From Readers From Editors
    From Readers From Editors

    2019年6月29日号  

    投稿(400字前後)、本誌に対するご意見・ご感想は「読者欄」係にお寄せください。 郵送:〒150-8409 東京都渋谷区神宮前6-12-17 「週刊ダイヤモンド」編集部 eメール:diamondweekly@diamond.co.jp FAX:03-5778-6614 いずれも受け付けております。 論文投稿を希望される方は、800字以内に論文の要旨をまとめ、冒頭に氏名(ふりがな)、略歴、住所、連絡先をお書き添えいただき、送付ください。編集部にて内容を検討し、採用した方にはあらためて連絡を差し上げます。要旨の返却は致しません。また、採用可否についてのお問い合わせには応じられませんのでご了承ください。

  • From Readers From Editors

    From Readers From Editors
    From Readers From Editors

    2019年6月22日号  

    論文投稿を希望される方は、800字以内に論文の要旨をまとめ、冒頭に氏名(ふりがな)、略歴、住所、連絡先をお書き添えいただき、送付ください。編集部にて内容を検討し、採用した方にはあらためて連絡を差し上げます。要旨の返却は致しません。また、採用可否についてのお問い合わせには応じられませんのでご了承ください。

  • 希代のイノベーターの生涯天才たちの挑戦と失敗に学ぶ

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    希代のイノベーターの生涯 天才たちの挑戦と失敗に学ぶ

    2019年6月22日号  

    S・ジョブズが「師」と仰いだ起業家、N・ブッシュネルは、「新たなビジネスを創造するには既成概念にとらわれない天才が必要だ」と言い、ジョブズもある種の天才でした。

  • 【健康・医療】症状を知ってしなやかに対症身近な病気うつ病の予習復習

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    【健康・医療】 症状を知ってしなやかに対症 身近な病気うつ病の予習復習

    2019年6月22日号  

    日本では中高年の自殺が増えており、うつ病が大きく関係していることが指摘されている。精神疾患は5大疾患の一つ。実際にうつ病の人で医療機関を受診したのは110万人を超えているほど多い。が、それでも受診者は4人に1人にすぎないのが現状である。

  • 元号を予測できなかったAI

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    元号を予測できなかったAI

    2019年6月22日号  

    池上彰著『知らないと恥をかく世界の大問題10』では、AI(人工知能)の限界について興味深い指摘がなされている。AIによる新元号予測プログラムが成功しなかった理由についてこう述べる。

  • From Readers From Editors

    From Readers From Editors
    From Readers From Editors

    2019年6月15日号  

    論文投稿を希望される方は、800字以内に論文の要旨をまとめ、冒頭に氏名(ふりがな)、略歴、住所、連絡先をお書き添えいただき、送付ください。編集部にて内容を検討し、採用した方にはあらためて連絡を差し上げます。要旨の返却は致しません。また、採用可否についてのお問い合わせには応じられませんのでご了承ください。

  • 演劇の興行システムに学ぶ持続的にもうかる仕組み

    Book Reviews 目利きのお気に入り
    演劇の興行システムに学ぶ 持続的にもうかる仕組み

    2019年6月15日号  

    一見、もうからないような商売でも持続的にもうけられるような仕組みがあるのではないか。書店経営もそう。ここ数年、そのヒントを求める書籍探索を続けています。

  • 【ミステリー】近未来東京のテロルの鮮烈驚異の名探偵が活躍する傑作

    Book Reviews オフタイムの楽しみ
    【ミステリー】 近未来東京のテロルの鮮烈 驚異の名探偵が活躍する傑作

    2019年6月15日号  

    吉上亮著『泥の銃弾』は、東京オリンピック・パラリンピックを見据えて難民の受け入れを決めた近未来の東京を舞台にした長編である。

  • 結婚できない状況の固定化

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    結婚できない状況の固定化

    2019年6月15日号  

    山田昌弘著『結婚不要社会』を読むと、現下の日本において、結婚の主たる動機が経済的安定になっていることがよく分かる。〈高収入を狙う人たちとは別に、安定した収入がないと生活できないと本気で思っている人たちもいます。つまり、「年収1000万円と言っているのではない。

  • From Readers From Editors

    From Readers From Editors
    From Readers From Editors

    2019年6月8日号  

    本誌に対するご意見・ご感想は「読者欄」係にお寄せください。論文投稿を希望される方は、800字以内に論文の要旨をまとめ、冒頭に氏名(ふりがな)、略歴、住所、連絡先をお書き添えいただき、送付ください。編集部にて内容を検討し、採用した方にはあらためて連絡を差し上げます。要旨の返却は致しません。また、採用可否についてのお問い合わせには応じられませんのでご了承ください。

  • 自らの未来を変える思考法厄介な世界を生きる指針

    Book Reviews 目利きのお気に入り
    自らの未来を変える思考法 厄介な世界を生きる指針

    2019年6月8日号  

    スイスの作家が、心理学やストア哲学、投資家の思想などをひもとき、未来を変える「52の考え方」を披歴します。例えば、「尊厳の輪」の項では、どんなことがあっても自分が妥協できないものはやらないことが、さまざまな社会的圧力から自分を守り、不安からの解放にもつながる。

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記者の目

  • 編集部 重石岳史

    富裕層は健康への投資も抜かりない

     今回の特集で、数年前に知り合った富裕層の方々と久しぶりに再会しました。コロナ禍を経て資産を減らした人もいれば増やした人もいて、不謹慎かもしれませんが、その各人各様のエピソードがなかなか興味深い。プライベートバンカーや税理士、資産家仲間など、彼らの周りにはさまざまなプロがおり、そこからもたらされる情報で「もうけた」「損した」と話題は尽きません。
     富裕層といっても資産の中身は千差万別ですし、お金の使い道も人それぞれ。ただし必ず共通の話題となるのが健康です。高額サプリメントなどに皆詳しく、健康への投資も抜かりないようです。数年後にまた再会したとき、その投資効果が分かるかもしれません。

  • 副編集長 大矢博之

    時代のトレンドを反映していた高額納税者公示制度

     かつて5月の風物詩といえば長者番付でした。高額納税者の氏名や住所が税務署に掲示されるという、個人情報保護の意識が浸透した今となっては信じられないような制度があったのです。
     子供の頃の私も、長者番付の記事はひそかな楽しみ。芸能人や文化人の番付を見て、とんねるずの2人で差があるのはなぜなんだろうと疑問に思ったり、「ドラゴンクエスト」生みの親の堀井雄二さんの番付入りに、「これからはゲームの時代だ」と想像を膨らませたりしていました。
     時代のトレンドを反映していた長者番付。今も存続していたならば、ユーチューバーなども番付入りしていたのでしょうか。絶対に無理だとは分かっていますが、復活してほしい制度です。

最新号の案内2024年5月25日号

表紙

特集億万長者 カネを生む知恵

日本国民の実質賃金がマイナスとなる中、純金融資産1億円以上の富裕層は約150万世帯に達するとされ、拡大を続けている。歴史的な円安や金利上昇局面において、彼らは資産をいかに生み出し、守っているのか。億万長者のお金事情に迫る。

特集2石油ムラ 大異変

2代続けてのセクハラでENEOSホールディングスは、旧日本石油出身者から旧東燃出身者へトップが代わった。出光興産のトップ人事では非主流派の起用も取り沙汰される。コスモエネルギーホールディングスは、異例の資本提携に踏み切った。石油元売り業界は…