記事一覧:ロングインタビュー167

  • ミヒャエル・ヴァインホルト(シーメンス エナジーセクターCTO)

    ロングインタビュー
    ミヒャエル・ヴァインホルト(シーメンス エナジーセクターCTO)

    2013年8月19日

    再生可能エネルギー導入の開拓者ドイツだが、国政を左右する選挙を9月に控え、再エネ政策は大きな曲がり角に差しかかっている。その背中を追いかける日本は、ドイツの経験から何を教訓とすべきか。ドイツの大手重電メーカー、シーメンスのエネルギー部門のCTO(最高技術責任者)に聞いた。

  • 山本良一(J.フロントリテイリング社長)

    ロングインタビュー
    山本良一(J.フロントリテイリング社長)

    2013年8月2日

    大手百貨店のJ. フロントリテイリングの業績が好調だ。従来の百貨店にはないテナントの導入などで客層を拡大。昨夏にパルコを子会社化したこともあり、今年度は過去最高益を更新する見込みだ。山本良一社長に足元の消費動向や事業の見通しなどを聞いた。

  • 三宅占二(キリンホールディングス社長)

    ロングインタビュー
    三宅占二(キリンホールディングス社長)

    2013年7月30日

    2000年代後半に総額で約1兆5000億円ものM&Aを立て続けに行ったキリンホールディングス(HD)。買収した海外事業と苦戦が続く国内事業の再建が喫緊の課題となっている。今年新長期経営計画をスタートさせた三宅占二社長に、キリングループの向かう先を聞いた。

  • 佐藤美樹(朝日生命保険社長)

    ロングインタビュー
    佐藤美樹(朝日生命保険社長)

    2013年7月30日

    総資産5兆6505億円(2013年3月末時点)と、大手生保とはいえない規模にまで縮小した朝日生命保険だが、いまだ保有契約高は30兆円を超え、営業職員数は約1万2000人を抱えるなど、一定規模の存在感を保っている。その朝日生命は、先駆けて介護保険に注力したり、新システムを構築することで保険ショップ向けの廉価な医療保険を開発するなど、新たな取り組みを始めている。一方で、基金の償還を先送りするなど、先行きに不透明感を残してもいる。

  • 窪田泰彦(ほけんの窓口グループ会長兼社長)

    ロングインタビュー
    窪田泰彦(ほけんの窓口グループ会長兼社長)

    2013年7月27日

    前社長の今野則夫氏が、元保険会社の社員(2011年1月〜5月末までほけんの窓口の子会社にも在籍)の指南によって自身の不動産取引で消費税を不正還付 し、在宅起訴にまで至ったほけんの窓口グループ。一連の事件の責任を取るかたちで今野氏は辞任し、替わって一昨年、今野氏に請われて最高顧問として入社し た窪田氏が、急きょ社長に就任した。前社長の不祥事が大きく取り上げられる中、新社長に緊急登板した窪田氏に今後の方針を聞いた。

  • 鳥井信宏(サントリー食品インターナショナル社長)

    ロングインタビュー
    鳥井信宏(サントリー食品インターナショナル社長)

    2013年7月23日

    今年最大の時価総額約1兆円規模の上場となったサントリー食品インターナショナル。2020年までに2兆円の連結売上高目標を掲げるが、上場により調達した資金の使途に注目が集まる。

  • ピーター・ジェニングス(ダウ・ケミカル日本社長)

    ロングインタビュー
    ピーター・ジェニングス(ダウ・ケミカル日本社長)

    2013年7月22日

    売上高5兆円、世界最大手の化学メーカーであるダウ・ケミカルは大きな転換点を迎えている。シェール革命が巻き起こる米国では、安価な原燃料を武器に複数の投資計画が進行中。サウジアラビアでも巨大な石油化学コンプレックスを建設する。一方、日本では工場閉鎖と輸入品の拡大を計画する。これからダウは日本でどのような事業展開を図るのか。

  • 二宮雅也(日本損害保険協会長、日本興亜損害保険社長)

    ロングインタビュー
    二宮雅也(日本損害保険協会長、日本興亜損害保険社長)

    2013年7月16日

    6月28日、日本損害保険協会の新会長に、日本興亜損害保険社長の二宮雅也氏が就任した。損保業界の前期決算は、自然災害によって発生した保険金の支払いが減少した半面、資産運用環境の好転により多くの会社が黒字転換となった。だが一方で、主力の自動車保険は度重なる値上げなどで改善の兆しを見せるが、依然として厳しい状況に変わりはない。その中で損保協会長に就任した二宮会長に、今後の取り組みを聞いた。

  • 足立吉正(JX日鉱日石金属代表取締役社長)

    ロングインタビュー
    足立吉正(JX日鉱日石金属代表取締役社長)

    2013年7月12日

    連結売上高9275億円。単体で見れば、国内の非鉄金属会社としてはナンバーワンだが、JXグループ傘下の非上場企業ゆえに知名度が低いJX日鉱日石金属(旧日本鉱業)。国内の銅鉱山開発が絶えて久しい中で、南米のチリで初となる日系企業100%出資の銅鉱山が生産を開始した。その意気込みを聞いた。

  • 加藤薰(NTTドコモ代表取締役社長)

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    加藤薰(NTTドコモ代表取締役社長)

    2013年7月11日

    夏の販売商戦を迎え、人気の2機種の価格を下げて攻勢をかけるNTTドコモ。いわゆる「ツートップ戦略」は、iPhone対抗になりうるのか。

  • 鳥居正男(ベーリンガーインゲルハイムジャパン社長、エスエス製薬会長)

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    鳥居正男(ベーリンガーインゲルハイムジャパン社長、エスエス製薬会長)

    2013年7月9日

    ドイツの大手製薬会社、ベーリンガーインゲルハイム(BI)は、2010年に株式の公開買い付け(TOB)でエスエス製薬を完全子会社化して、3年間が経過した。その後、BIグループ全体の経営はどうなったか。日本国内のホールディングカンパニーであるベーリンガーインゲルハイムジャパン社長で、エスエス製薬会長でもある鳥居正男氏に聞いた。

  • 鈴木雅哉(MonotaRO代表執行役社長)

    ロングインタビュー
    鈴木雅哉(MonotaRO代表執行役社長)

    2013年7月9日

    工場用の間接資材をインターネット販売し、好業績を維持しているモノタロウ。ネジやボルトなど一見地味な商品を扱っているものの、営業利益率は年々改善し、今や10%を超えている。この度、登録者100万人を突破した理由について37歳の鈴木雅哉社長に聞いた。

  • 矢野耕三(フォックスコン日本技研代表)

    ロングインタビュー
    矢野耕三(フォックスコン日本技研代表)

    2013年7月8日

    シャープとの出資交渉が頓挫していた台湾の電子機器受託製造(EMS)最大手、鴻海グループが5月下旬、独自に研究所「フォックスコン日本技研」を大阪に設立して波紋を呼んでいる。同研究所の代表を務める、元シャープの液晶開発幹部の矢野耕三氏が本誌のインタビューに応じ、今の心境を語った。

  • 池田育嗣(住友ゴム工業社長)

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    池田育嗣(住友ゴム工業社長)

    2013年7月2日

    「ダンロップ」や「ファルケン」といったブランドのタイヤを手がける住友ゴム工業。2020年に向け、売上高1兆2000億円、営業利益1500億円の「高収益・高成長の真のグローバルプレーヤーになる」というビジョンを掲げる。達成のための核となる、新興市場開拓をどうするのか、池田育嗣社長に迫った。

  • 田中久雄(東芝社長)

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    田中久雄(東芝社長)

    2013年6月26日

    2月の社長就任会見では、西田厚聰会長と佐々木則夫社長(当時。現副会長)という首脳級2人の経営をめぐる価値観のズレが明らかになった東芝。その中で田中新社長がいかに独自色を出せるか。

  • 石村和彦(旭硝子社長)

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    石村和彦(旭硝子社長)

    2013年6月25日

    今年スタートした中期経営計画では、FPD(フラットパネルディスプレイ)事業に依存した収益モデルから脱却することを明確に掲げた。新興市場と次世代商品の拡大で、業績を再び上昇軌道に乗せられるか。旭硝子(AGC)の石村和彦社長に聞く。

  • 月岡隆(出光興産次期社長、6月27日就任予定)

    ロングインタビュー
    月岡隆(出光興産次期社長、6月27日就任予定)

    2013年6月20日

    国内の燃料油需要が減少の一途をたどるなか、石油元売り各社は燃料油事業の構造改革と新たな収益源の確保に迫られている。2013~15年度の新中期経営計画のスタートと同時に社長に就任する月岡隆氏(6月27日付で就任)に、出光興産の経営戦略について話を聞いた。

  • 本山和夫(アサヒ飲料社長)

    ロングインタビュー
    本山和夫(アサヒ飲料社長)

    2013年6月19日

    激戦が続く清涼飲料業界で、カルピスの統合やハウス食品からの「六甲のおいしい水」ブランドの買収等により、グループ合計では伊藤園を抜き飲料業界で3位シェアに躍進したアサヒ飲料。売上高の延びに利益が伴わない現状を打開すべく、この3月からホールディングスの財務担当副社長からアサヒ飲料社長に転じた本山和夫氏に、今後の成長戦略を聞いた。

  • 山崎育邦(三菱日立製鉄機械社長)

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    山崎育邦(三菱日立製鉄機械社長)

    2013年6月13日

    三菱重工業の宮永俊一新社長の出身母体であることから、産業界での注目度が上がった三菱日立製鉄機械。2000年10月に三菱重工業と日立製作所の事業部門が統合して発足した第1号事例であり、世界の“鉄鋼メーカーに納める製鉄機械”に特化して事業を展開してきた。製鉄機械40年の山崎育邦社長が沈黙を破る。

  • 石川祝男(バンダイナムコホールディングス社長)

    ロングインタビュー
    石川祝男(バンダイナムコホールディングス社長)

    2013年6月12日

    ゲーム業界は家庭用パッケージゲームが低迷する一方、スマートフォンによる交流ゲームが急成長し、地殻変動が起きている。そんななかでも、13年3月期に売上高、営業利益ともに過去最高を更新したバンダイナムコホールディングスの石川祝男社長に、ゲーム業界をめぐる環境と成長を持続するためのマネジメント手法を聞いた。

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記者の目

  • 副編集長 千本木啓文

    農協から届いた「抗議文」を読んで、しばし感傷に浸る

     JA全中から毎年、抗議文をもらうのですが、今年は雑誌の発売前に届きました。特集の一部を「組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿」としてダイヤモンド・オンラインで先に配信したからです。
     抗議文は、「19万人の農協役職員の0.2%の意見で記事が構成されており、(中略)偏った先入観を植え付ける意図があった」として、続編の配信中止を求める内容でした。
     組合長ら幹部200人超を含む役職員434人の声には傾聴する価値があるはずです。抗議文を読み、自分は若いと思い込んでいる人が鏡に映った老いた姿を見て、こんなはずはないと怒っているような印象を持ちました。自戒を込めて、鏡のせいにしてはいけないと思いました。

  • 編集長 浅島亮子

    ロングセラー第9弾でも攻め続ける農業特集

     今年も人気企画「儲かる農業」特集の第9弾が刷り上がりました。身内ながら感心するのが、毎年新しいコンテンツを加えて特集構成を刷新していることです。今回の新ネタは農協役職員アンケート。ロングセラー企画の定番を変えるには勇気が必要ですが、果敢に新機軸を打ち出しているのです。
     昨年、千本木デスク率いる農協問題取材チームは、共済の自爆営業などJAグループの不正を暴いたことが評価され、報道実務家フォーラム「調査報道大賞」優秀賞を受賞しました。訴訟に屈することなく、問題の本質を突く取材活動を貫いた結果と受け止めています。今回の特集でも粘り強い取材は健在。取材チームの熱量を存分に感じていただければ幸いです。

最新号の案内2024年5月11日号

表紙

特集儲かる農業2024

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が”令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる”緊急事態…

特集2家計・住宅ローン・株が激変! 金利ある世界

日本銀行が17年ぶりの利上げで金融政策の正常化に踏み出した。”金利ゼロ”に慣れ切った家計や企業経営、財政はどうなるのか。日本は「成長期待が持てない経済」から抜け出せるのか。それとも低金利は続き、物や資本が余った経済への道を歩むのか。「金利あ…